
岸本貴信 / CONTAINER DESIGNが設計した、兵庫・宝塚市の住宅「売布山手の家」です。
土地探しから始まった今回の家づくり。夫婦共働きで平日の日常は慌ただしく、自分たちの時間が過ごせるのは週末のみ、その貴重な週末は家事などをしながら庭を見て、ゆっくり過ごせる家を望んでいた。
いくつかの候補地から当初選んだのはこの敷地から北側隣家を挟んだ道路向かいの南東角地。
南に面した角地は一見良さそうだが南に開きすぎている事と、前面道路がこの一帯の住宅地の入口に近い為、意外と交通量が多い事から、別の敷地を探す事にした。そこで以前より気になっていたと言うすぐ近くの今回の敷地を見る事に、ただ施主としては生垣と隣家に囲まれた雰囲気から候補として外していたのだが、見てすぐここなら施主の望む家が叶えれると判断しこの敷地で進める事となった。