
写真提供:北村直也建築設計事務所
北村直也 / 北村直也建築設計事務所が設計した、岐阜県関市の「作陶室のリノベーション」です。
敷地は岐阜県の山間部の集落にあり、築100年ほどの古民家の一室を陶芸家のためのアトリエとしてリノベーションする計画である。クライアントは遠くない先にこの場所を離れることや建物、周辺環境も共に風格があり、既存にはあまり手を加えたくないという要望があった。そのため既存部分は痛んでいる箇所を修繕し一部の壁を撤去する程度に留め、運搬可能な組立式の入れ子状の空間をつくる計画とした。入れ子の空間はポリプロピレンのハニカム板10枚を着脱可能な特殊なジッパーで連結することで構成され、骨組みのない2.4m四方、4畳半の部屋よりもひと回り小さい部屋となっている。部屋の外の時間や音を何となく感じながら、くぐもった光の中で集中して作陶を行える空間となっている。
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