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【ap job更新】 “デザイン×事業でまちを豊かに”をコンセプトに、地方からまちを変える建築設計事務所「L・P・D」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 “デザイン×事業でまちを豊かに”をコンセプトに、地方からまちを変える建築設計事務所「L・P・D」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 “デザイン×事業でまちを豊かに”をコンセプトに、地方からまちを変える建築設計事務所「L・P・D」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中自社物件「apartment BEAVER」

“デザイン×事業でまちを豊かに”をコンセプトに、地方からまちを変える建築設計事務所「L・P・D」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

株式会社L・P・Dでは、建築設計の実務経験のあるスタッフを募集いたします。

【地方からまちを変える建築設計事務所】
株式会社L・P・Dは、仙台駅から電車で20分の小さな地方都市である宮城県岩沼市館下エリアを拠点に活動する建築設計事務所です。
このエリアには、弊社運営のシェアオフィス「TateshitaShare」や自社のショールーム兼打合せスペースである「複合古民家実験住宅」、自社開発物件である「apartmentBEAVER」があります。
自社開発を基軸に培った企画力やデザイン・まちづくりの経験を、全国の地方都市に還元し、持続可能な地域をつくる設計事務所です。

【デザイン×事業でまちを豊かに】
私たちが活動する地方都市では、人口減少や地域経済の衰退が著しく、これからの日本の抱える課題と向き合う必要があります。私たちはこの「課題先進地域」において、「デザイン」と「事業」によって地域課題を解決し、それらを全国の地域へと展開していく設計事務所です。

【建築設計「+α」】
私たちは建築設計・デザインを主軸にしながら、自社が地域開発する自社物件の企画・設計・運営、そして、全国の様々な地域でのまちづくりのコンサルティングまで手掛ける設計事務所です。建築設計をベースに、その前後の企画・事業構想から運営段階まで、幅広く興味を持ち、「建築設計+α」で地域をリアルに変えていくことに動機がある方をお待ちしております。

【エリアでワクワク働き、暮らす会社】
持続的な地域の発展のためには、まずは自分たちが豊かな暮らしを実現することが大切であると思っています。そのため、自社物件併設のコミュニティサウナをはじめとし、複合古民家実験住宅(LIVING)での食事会や勉強会、自社物件の入居者を交えた交流会、自社のコモンスペースでのマルシェ開催等、自分たち自身が地域での暮らしを楽しむことを大切にしています。

長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」。企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂。様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案。角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出す
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」。企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂。様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案。角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出すエントランス photo©Nacasa&Partners
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」。企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂。様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案。角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出す三角形のテーブルを分割する前の状態 photo©Nacasa&Partners
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」。企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂。様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案。角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出す三角形のテーブルを分割した状態 photo©Nacasa&Partners

長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsが設計した、東京・渋谷区の、店舗「地下食堂DAGAYA」です。
企業の社屋内にある“地域に開く”社員食堂です。建築家は、様々な使い方に応える空間を目指し、分割してランダム配置も可能な“三角形のテーブル”を考案しました。また、角度のズレに起因する視線の交錯が“自由さ”と“心地よさ”を生み出します。店舗の公式サイトはこちら

千駄ヶ谷で約80年の歴史を持つ松田建設工業の地下を改修して、地域に開いた社員食堂スペースを計画しました。

この場所は平日の昼間は社員や地域の人々が利用できる食堂として使用され、それ以外の時間帯は社内ミーティングや地域のイベントスペースとして様々な人が利用できる場所となっています。

建築家によるテキストより

計画としては既存躯体の角度に呼応するようなとても大きな三角形のテーブルを考えました。
そのテーブルを細かい三角形に分割することで、座席をランダムに配置できるような仕組みとしました。

建築家によるテキストより

三角形のテーブルの特徴として、座ったときに対面に向き合う壁や人との正対関係が特有の角度を持ってズレるため、様々な視線の交錯が生じます。そこに座ったときに予期せぬ関係性が自由さを感じさせ、不思議と心地よさを作り出すことができたのは面白い発見でした。
家具としての機能を少しだけ拡張し、大きなスケール感やランダム感などを空間に取り込むことで空間全体の印象に彩りを生み出しました。

建築家によるテキストより
山設計工房による、大阪・吹田市の、集合住宅「千里グリーンヒルズ高野台101号棟」。賃貸団地の建替え事業の第一期。面影の継承・長大さの緩和・周辺との調和を目指し、既存建物や周辺環境から“抽出した色”で“細やかに塗り分ける”建築を考案。“地域の顔”として隣接交差点からの見え方も意識
山設計工房による、大阪・吹田市の、集合住宅「千里グリーンヒルズ高野台101号棟」。賃貸団地の建替え事業の第一期。面影の継承・長大さの緩和・周辺との調和を目指し、既存建物や周辺環境から“抽出した色”で“細やかに塗り分ける”建築を考案。“地域の顔”として隣接交差点からの見え方も意識南西側外観 photo©増田好郎
山設計工房による、大阪・吹田市の、集合住宅「千里グリーンヒルズ高野台101号棟」。賃貸団地の建替え事業の第一期。面影の継承・長大さの緩和・周辺との調和を目指し、既存建物や周辺環境から“抽出した色”で“細やかに塗り分ける”建築を考案。“地域の顔”として隣接交差点からの見え方も意識西側外観 photo©増田好郎
山設計工房による、大阪・吹田市の、集合住宅「千里グリーンヒルズ高野台101号棟」。賃貸団地の建替え事業の第一期。面影の継承・長大さの緩和・周辺との調和を目指し、既存建物や周辺環境から“抽出した色”で“細やかに塗り分ける”建築を考案。“地域の顔”として隣接交差点からの見え方も意識西側外観 photo©増田好郎
山設計工房による、大阪・吹田市の、集合住宅「千里グリーンヒルズ高野台101号棟」。賃貸団地の建替え事業の第一期。面影の継承・長大さの緩和・周辺との調和を目指し、既存建物や周辺環境から“抽出した色”で“細やかに塗り分ける”建築を考案。“地域の顔”として隣接交差点からの見え方も意識8階、共用廊下 photo©増田好郎

山設計工房が設計した、大阪・吹田市の、集合住宅「千里グリーンヒルズ高野台101号棟」です。色彩・サインデザインは、UMA / design farmが担当しています。
賃貸団地の建替え事業の第一期の計画です。建築家は、面影の継承・長大さの緩和・周辺との調和を目指し、既存建物や周辺環境から“抽出した色”で“細やかに塗り分ける”建築を考案しました。また、“地域の顔”として隣接交差点からの見え方も意識されました。

大阪府吹田市内千里ニュータウンに位置するUR都市機構が所有する賃貸住宅の建替え事業の第一期計画である。

千里ニュータウン高野台住区の入口として供給が開始された昭和48年より存在感を持つ2棟の住棟が配置されていた。集団規定の遵守や良好な住環境確保の観点から既存の住棟配置を基本骨格としながら計画は進められた。

従前戸数よりも多くの戸数を計画しなければならない計画・設計条件上、建物ボリュームはどうしても大きくなってしまう。そんな中、多様な建築・ランドスケープ的手法を組み合わせることで魅力ある団地空間の構築を試みた。

建築家によるテキストより

建物の色彩は、これまでの高野台団地の面影を少しでも残していくため、現在の建物が持っている色調から抽出した色と、高野台団地周辺の建物が持つ色調を組み合わせて外壁へと展開した。

妻壁は、ボリューム感を軽減するため、細やかな塗り分けによって軽やかさを、それと同時に、佐竹台二丁目の交差点からの見え方を一つの地域の顔となるように目指した。

建築家によるテキストより

千里丘陵の中にある吹田市周辺・南千里エリアは、現在も竹林が多く残っており、街を歩いていても目にし、今でも千里一帯の景観を大きく作る一部だと考えた。その古くから千里にある竹・竹林をモチーフとし、サイン計画や色彩計画に取り入れた。竹をモチーフに、長方形を斜めに「そぎ」という切り方で切ったかたちを一つのモジュールとして考えた。

バルコニー側は長大なボリューム感を軽減するために手摺の色を3種類使い分けながら、ラムダムパターンを展開した。大きな壁面の存在感が曖昧になり、歩行者や周囲の景観としてより自然な状態で馴染んでいくことを意図した。

建築家によるテキストより
トラフ建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「CABaN GINZA」。間口が広く奥行が浅い区画。既存店と異なるデザインコードの要望に、ブランドと呼応する色で縁取った店内を間接光が“ショーウインドウ”の様に浮上させる計画を考案。商品を美しく見せて街路との一体感も生み出す
トラフ建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「CABaN GINZA」。間口が広く奥行が浅い区画。既存店と異なるデザインコードの要望に、ブランドと呼応する色で縁取った店内を間接光が“ショーウインドウ”の様に浮上させる計画を考案。商品を美しく見せて街路との一体感も生み出す photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「CABaN GINZA」。間口が広く奥行が浅い区画。既存店と異なるデザインコードの要望に、ブランドと呼応する色で縁取った店内を間接光が“ショーウインドウ”の様に浮上させる計画を考案。商品を美しく見せて街路との一体感も生み出す photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「CABaN GINZA」。間口が広く奥行が浅い区画。既存店と異なるデザインコードの要望に、ブランドと呼応する色で縁取った店内を間接光が“ショーウインドウ”の様に浮上させる計画を考案。商品を美しく見せて街路との一体感も生み出す photo©阿野太一

トラフ建築設計事務所が設計した、東京・銀座の店舗「CABaN GINZA」です。
間口が広く奥行が浅い区画の衣料品店。建築家は、既存店と異なるデザインコードの要望に、ブランドと呼応する色で縁取った店内を間接光が“ショーウインドウ”の様に浮上させる計画を考案しました。また、商品を美しく見せて街路との一体感も生み出す事も意図されました。店舗の公式サイトはこちら

2018年にトゥモローランドより誕生したオリジナルブランドCABaNの新店の内外装を手掛けた。

敷地は銀座EXITMELSAの1階路面の角に位置し、奥行1.8m~2.6mx17mの細長い区画となる。上質さと遊び心を兼ね備える同ブランドの特徴を踏まえ、既存店とは異なる新たなデザインコードが求められた。

建築家によるテキストより

オーニングが印象的なファサードをブランドイメージと呼応する色で統一。
深緑色で縁取られた店内全体を、柔らかい間接光によってショーウインドウのように浮かび上がらせる計画とした。

メインエントランス側の正面には、アーチ型の木製フレームで切り取られたスペースにベンチとフィッティングルームを備え、レイヤー状に一段階奥行きを与えることで落ち着きのある空間で来客をもてなす。

建築家によるテキストより

メインエントランス側の正面には、アーチ型の木製フレームで切り取られたスペースにベンチとフィッティングルームを備え、レイヤー状に一段階奥行きを与えることで落ち着きのある空間で来客をもてなす。

両端にミラーを配して長手方向に広がりを与えた陳列エリアには、8m幅の棚下にウォームグレー色を背景に施し、一列に並ぶ色彩豊かなアパレルアイテムを際立たせた。アーチのフレームや棚板などにポイントで用いた、温かみのあるラワン材が空間に上質さを与える。

建築家によるテキストより
若松均建築設計事務所による、東京・世田谷区の、集合住宅「セタガヤテラス」。住宅街の角地のコーポラティブハウス。地域の環境維持を願う地主の想いに応え、部屋やテラス等を“筒”と捉え構成して“家”と“街”が繋がる様な状況を創出。生活の場を道路側に設ける計画で外との関係構築も促す
若松均建築設計事務所による、東京・世田谷区の、集合住宅「セタガヤテラス」。住宅街の角地のコーポラティブハウス。地域の環境維持を願う地主の想いに応え、部屋やテラス等を“筒”と捉え構成して“家”と“街”が繋がる様な状況を創出。生活の場を道路側に設ける計画で外との関係構築も促す外観 photo©鈴木研一
若松均建築設計事務所による、東京・世田谷区の、集合住宅「セタガヤテラス」。住宅街の角地のコーポラティブハウス。地域の環境維持を願う地主の想いに応え、部屋やテラス等を“筒”と捉え構成して“家”と“街”が繋がる様な状況を創出。生活の場を道路側に設ける計画で外との関係構築も促す1階、通り庭 photo©鈴木研一
若松均建築設計事務所による、東京・世田谷区の、集合住宅「セタガヤテラス」。住宅街の角地のコーポラティブハウス。地域の環境維持を願う地主の想いに応え、部屋やテラス等を“筒”と捉え構成して“家”と“街”が繋がる様な状況を創出。生活の場を道路側に設ける計画で外との関係構築も促すA住戸、1階 photo©鈴木研一

若松均建築設計事務所が設計した、東京・世田谷区の、集合住宅「セタガヤテラス」です。
住宅街の角地のコーポラティブハウスです。建築家は、地域の環境維持を願う地主の想いに応え、部屋やテラス等を“筒”と捉え構成して“家”と“街”が繋がる様な状況を創出しました。また、生活の場を道路側に設ける計画で外との関係構築も促す事も意図されました。

武家屋敷で有名なボロ市通り周辺には、大きなお屋敷や町家の面影がまだ残る。
敷地は車の往来、人通りの少ない静かな住宅地にあり、庭木や緑も多く北西方向に大きな保存樹木のケヤキを望む。一方で、近くに設計した「世田谷のコーポラティブハウス」があり、久しぶりに訪れたが、辺りは狭小住宅や分譲マンションなどに建て替わり、地域は徐々におおらかさを失いつつあるとも感じた。

建築家によるテキストより

以前は奥まった袋小路であったのに対し今回は東南の角地である。
同種企画の多くは引き込み通路の奥や旗竿敷地など接道距離が短いのがひとつの特徴だが、「いまの良好なまちの環境を保ちたい」という地主の強い想いで叶った稀有なコーナーといえる。周りとの関わりが大きい敷地形状に対し、環境を損なうことなくボリューム感を抑え、地域の形成要素としていかに「まちに住まう場」を設定できるかが主要なテーマである。

建築家によるテキストより

8戸全ての住戸が道に面するように「ロの字型のアパートメント形式」のコーポラティブハウスを計画した。
西側隣地にプロジェクト2の企画が進んでいた経緯から、互いに行き来できる路地的な場が残り、計3方向に抜けられる「みち」を有する「通り庭形式の中庭」を内側に据える。各住戸へはこの通り庭を通ってアクセスする。道路側に生活の場がある。道との僅かな凹凸の隙間に樹木を植え、テラス、ドライエリアなど道との距離を保つことで、外に対して積極的な関係を築こうとした。

建築家によるテキストより
松井大佑 / Atelier komaによる、熊本市の、映画館「gather」。駅前ビル内のシネマコンプレックス。来館者の“集い”をつくる空間の諸要素の“集い”に着目し、モノクロの色彩の下に“制御する”設計を志向。躯体・設備・広告等を“ダミー”の量塊を用いて整理し馴染ませる
松井大佑 / Atelier komaによる、熊本市の、映画館「gather」。駅前ビル内のシネマコンプレックス。来館者の“集い”をつくる空間の諸要素の“集い”に着目し、モノクロの色彩の下に“制御する”設計を志向。躯体・設備・広告等を“ダミー”の量塊を用いて整理し馴染ませるロビー photo©ikumasatoshi
松井大佑 / Atelier komaによる、熊本市の、映画館「gather」。駅前ビル内のシネマコンプレックス。来館者の“集い”をつくる空間の諸要素の“集い”に着目し、モノクロの色彩の下に“制御する”設計を志向。躯体・設備・広告等を“ダミー”の量塊を用いて整理し馴染ませるロビー photo©ikumasatoshi
松井大佑 / Atelier komaによる、熊本市の、映画館「gather」。駅前ビル内のシネマコンプレックス。来館者の“集い”をつくる空間の諸要素の“集い”に着目し、モノクロの色彩の下に“制御する”設計を志向。躯体・設備・広告等を“ダミー”の量塊を用いて整理し馴染ませるホワイエ photo©ikumasatoshi
松井大佑 / Atelier komaによる、熊本市の、映画館「gather」。駅前ビル内のシネマコンプレックス。来館者の“集い”をつくる空間の諸要素の“集い”に着目し、モノクロの色彩の下に“制御する”設計を志向。躯体・設備・広告等を“ダミー”の量塊を用いて整理し馴染ませるシアター入口 photo©ikumasatoshi

松井大佑 / Atelier komaが設計した、熊本市の、映画館「gather」です。
駅前ビル内のシネマコンプレックスの計画です。建築家は、来館者の“集い”をつくる空間の諸要素の“集い”に着目し、モノクロの色彩の下に“制御する”設計を志向しました。そして、躯体・設備・広告等を“ダミー”の量塊を用いて整理し馴染ませました。施設の公式サイトはこちら

映像を観るために集う場所。
これはJR熊本駅前に新築されるアミュプラザの7階につくられる映画館、熊本ピカデリーの共用スペース内装計画。コンペを経て紆余曲折、基本プランが成り立った2020年初頭、最終提案の最中にコロナ禍となった。集うことが制限され始め、映画館というプログラムそのものにも懐疑的な時代が到来した。

建築家によるテキストより

映画館は元来、のぞき込むように映像を観る木箱の機械「キネトスコープ」が陳列されている施設に起源し、人と映像が1対1という関係から始まる。技術の進化により大画面のスクリーンのなか、人と映像が1対多数という関係が主流となったが、コロナ禍により拍車がかったサブスクリプションが普及する2020年代、人と映像は改めて1対1の関係性を築きだしている。
そのような時代、映像を観るために集う場所についてどんな可能性があり、それをインテリアとしてどう解いてゆくべきか、ということがおおきな問いとなった。そうして「集い」について考えを巡らすようになった。

建築家によるテキストより

映画館に集う、建築躯体、設備、広告などの諸要素をインテリアと等価に扱うことを考えた。具体的にはブランドカラーである白と、熊本の風土の色である黒を挿し色として引用し、モノクロの色彩を軸に多彩な諸要素の集いかたを制御するインテリアとした。

建築家によるテキストより
藤本壮介・永山祐子・成瀬友梨が審査する、ケイミュー主催のアワード「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2023」が応募作品を募集中。ケイミュー商品使用物件を対象に“未来に残していきたい外装デザイン”を選定し表彰。受賞者には藤本作品の“白井屋ホテル”での表彰式と“総額185万”の商品券を用意
藤本壮介・永山祐子・成瀬友梨が審査する、ケイミュー主催のアワード「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2023」が応募作品を募集中。ケイミュー商品使用物件を対象に“未来に残していきたい外装デザイン”を選定し表彰。受賞者には藤本作品の“白井屋ホテル”での表彰式と“総額185万”の商品券を用意
藤本壮介・永山祐子・成瀬友梨が審査する、ケイミュー主催のアワード「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2023」が応募作品を募集中。ケイミュー商品使用物件を対象に“未来に残していきたい外装デザイン”を選定し表彰。受賞者には藤本作品の“白井屋ホテル”での表彰式と“総額185万”の商品券を用意

藤本壮介・永山祐子・成瀬友梨が審査する、ケイミュー主催のアワード「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2023」が応募作品を募集しています。ケイミュー商品を使用した物件を対象“未来に残していきたい外装デザイン”を選定し表彰します。受賞者には藤本壮介の作品でもある“白井屋ホテル”での表彰式と“総額185万”の商品券が用意されています(※表彰式の会場は予定です、表彰式の招待にケイミュー賞受賞者は含まれません)。応募受付期間は2023年8月31日(ケイミュー到着分まで)。WEB応募ページはこちら【ap・ad】

実施の背景

当社は2023年12月に設立20周年を迎え、次の30周年へのスタートを切ることになります。これを機に、今年3月には新企業タグライン「未来を、いま、選ぼう」を設定。新たな価値を創出し、社会貢献を果たす企業となるという決意でスタートしました。

商品をつくるだけでなく、街並みをつくり、都市をつくり、この社会の未来をつくっていく企業となることを目指し、施工事例コンテストも「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD」として、業界を代表するコンテストとなれるよう、装いも新たに新企画としてスタートします。

リリーステキストより

作品募集・審査
 
「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2023」は、2022年8月1日~2023年8月31日までに完工し、当社商品(カタログ掲載品)を使用した物件を対象に、2023年8月31日まで募集します。

審査基準は、建築デザインとしての美しさ・新しさが感じられること、街並みや景観に対して配慮された作品であること、の2点で、施工写真や設計要旨から総合的に判断していく予定です。

審査員は、国内外で活躍する建築家 藤本壮介氏、ドバイ国際博覧会日本館を手掛けた永山祐子氏、店舗・集合住宅などの設計を広く手掛ける成瀬友梨氏ら、建築家のトップランナー3名にご賛同いただき、お引き受けいただきました

さらに、表彰式は群馬県前橋市「白井屋ホテル」で開催予定。江戸時代に創業した歴史ある白井屋旅館が前身であり、藤本壮介氏を含む内外のトップクリエイターによるプロジェクトで再生されたデザイナーズホテルです。「未来に残す」という「ARCHITECTURAL DESIGN AWARD」のコンセプトの一環として選定しました。

当社では、こうした活動をさらに広げ、街や社会の美しい未来に貢献できるよう努めていく考えです。

リリーステキストより

より詳しい情報は以下に掲載します。

坂田裕貴 / a.d.pによる、東京・板橋区の、小屋「Backyard in field」。生産緑地に計画された農作業の為の建物。野菜の直売等に加え発信までも行う施主の為に、思想を体現する“多面的な振る舞い”を持つ存在を志向。畑と呼応する平側や街に開く妻側など建築に多様な性格を与える
坂田裕貴 / a.d.pによる、東京・板橋区の、小屋「Backyard in field」。生産緑地に計画された農作業の為の建物。野菜の直売等に加え発信までも行う施主の為に、思想を体現する“多面的な振る舞い”を持つ存在を志向。畑と呼応する平側や街に開く妻側など建築に多様な性格を与える畑側の外観 photo©Takuya Seki
坂田裕貴 / a.d.pによる、東京・板橋区の、小屋「Backyard in field」。生産緑地に計画された農作業の為の建物。野菜の直売等に加え発信までも行う施主の為に、思想を体現する“多面的な振る舞い”を持つ存在を志向。畑と呼応する平側や街に開く妻側など建築に多様な性格を与える道路側の外観 photo©Takuya Seki
坂田裕貴 / a.d.pによる、東京・板橋区の、小屋「Backyard in field」。生産緑地に計画された農作業の為の建物。野菜の直売等に加え発信までも行う施主の為に、思想を体現する“多面的な振る舞い”を持つ存在を志向。畑と呼応する平側や街に開く妻側など建築に多様な性格を与える農機具置場 photo©Takuya Seki

坂田裕貴 / a.d.pが設計した、東京・板橋区の、小屋「Backyard in field」です。
生産緑地に計画された農作業の為の建物です。建築家は、野菜の直売等に加え発信までも行う施主の為に、思想を体現する“多面的な振る舞い”を持つ建築を志向しました。そして、畑と呼応する平側や街に開く妻側など多様な性格を与える事が意図されました。

建売住宅群と隣接する東京都23区内の住宅地にある生産緑地に建つ小屋。

施主は都市部の農家として暮らしや飲食店との循環システムをつくり、畑で取れたオーガニック野菜を直売、近隣への提供。さらに廃棄を収集し自ら堆肥化し畑へ戻すという活動をしており、メディア掲載やSNSなど積極的に発信を行っている。そこで、畑・街・思想やメディアといった多面的な振る舞いをもつ小屋を計画した。

建築家によるテキストより

畑側の木ルーバー面は畑のアイデンティティーとしても意味を持つ。小径材の反復が同じ野菜が整然と並ぶ畑の風景に馴染みながら、木製でありながら品のよい佇まいを小屋に纏わせることで、畑の背景として凛と建つ。その反面、ルーバー面は扉を開いたとたん耐力壁を巻き込んで屏風のように軽やかな存在となる。

建築家によるテキストより

隣地への控えた主張や畑側のアイデンティティとしての主張、軽やかな振舞い。
がらんと開け放した農具器具置き場、そこに陽の光や隣家の影、法規、直売の店舗然とした振舞い。さまざまな局面と相対しそれぞれに分人化することで、所有者の思想を体現した小屋となる。また、その姿は相対するそれぞれの世界へ参加する、アバターのようでもある。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/7/17-7/23]
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/7/17-7/23]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/7/17-7/23)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る
  2. 牧戸奈須加 / 牧戸建築環境設計事務所による、島根・出雲市の「YT邸」。古くから葦が群落する小さな湖の近くの敷地。日本建築の与件と土地への応答を求め、イネ科植物が持つ固有の感覚を翻訳した“縦格子”で覆われた建築を考案。伝統民家を参照した高床は防湿等の機能的役割も果たす
  3. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・狛江市の、銭湯「狛江湯」。周辺に緑や空き地が残る地域のバー等も備えた施設。環境を取り込んだ“心地よい”建築を求め、親和性も意図して“緑のオリジナルタイル”の空間を考案。寸法の異なる三種のタイルの貼り分けで視覚的体験も生み出す
  4. 長坂大 / Megaによる、神奈川・平塚市の「おざわ歯科 お口のサロン」。設計者が過去に増築した歯科医院を再増築。不安を和らげる“ゆったりとした”空間を目指し、三角の敷地形状を活かして河川に向けて開く“放射状の診療室”を考案。新旧の建築の“造形原理”が共存する面白さも意図
  5. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・世田谷区の店舗「TODAY’S SPECIAL 二子玉川」。商業施設の中の雑貨店。期待感と“一期一会のワクワク感”を与える為に、変化のある什器群の使用に加え裏側の雑音を敢えて導入して“賑わい”と“活気”を創出。既存鉄骨の錆止塗装の色を基調として空間全体をまとめる
  6. 柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、福島・双葉郡の「楢葉町地域活動拠点施設『まざらっせ』」。元保育所の公民館を更に改修。避難解除後の住民と移住者が共に活動する場として、新設建具がもたらす“開放性”と家具類がつくる多様な“居場所”を備えた空間を考案。新たな交流を受入れ混ざり合う“舞台”を作る
  7. JAMZA / 長谷川駿+猪又直己による、東京・渋谷区の集合住宅「メトロステージ代々木上原」。鉄道会社の旧宿泊所を転用。既存の大小の部屋が混在し躯体壁の多い状態を活かし、各住戸が公と私の“中間的領域”となる前室をもつ構成を考案。余白としての空間が住人の“多様な活動の受け皿”として機能
  8. 真泉洋介 / プラスマイズミアーキテクトによる、千葉・松戸市の、集会所「紙敷あんど」。神社の境内に計画。伝統的な社会の枠組から現代に即した“地域扶助”の創出を目指し、テレワーク等の“日常的利用”も想定した多様に使える“コミュニティー”の場を志向。各箇所に様々な使い方のアイデアを込める
  9. 大嶋励+小阿瀬直+山田優 / SNARK Inc.による、東京・墨田区の、映画館「Stranger」。カフェ併設型として計画。“現代的にアップデートした鑑賞体験”を主題とし、動線上に境界線を無くした街を引き込む様な交流空間を考案。家具類の配置で“人だまり”を作り自然な歓談や情報交換を促す
  10. 吉村真基建築計画事務所|MYAOによる、愛知・名古屋市の、店舗「カレースパイス 八O吉」。SNSで集客する持帰り中心のカレー店への改修。写真1枚で行きたくなる存在を目指し、写真の面白さを“時間の凝縮”と解釈して設計方針を策定。既存の痕跡に新たなレイヤーを重ねて新旧の両義性を持つ建築を作る
  11. 塩塚隆生アトリエの会場構成による、大分県美術館での「朝倉文夫生誕140周年記念展」。近代彫刻家の作品を中心とする展示。作品を引立てる“デザインの一歩手前”の状態を求め、床パネルの割付に着目して個々が隆起し“台座”になる空間を考案。街並を想起させる台座の配置は地域の作品との連携も意図
  12. 山本健悟建築設計室による、愛知・蒲郡市の住宅「I邸」。分譲地の旗竿敷地に計画。周辺の日照への配慮と断面のプロポーションを考慮し、環境の中に埋まる様に存在する“慎ましさ”と“安心感”を持つ建築を設計。内部の高低差のある勾配天井は空間に“奥行”も与える
  13. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  14. 空間構想による、香川・高松市の「四国村ミウゼアム『おやねさん』」。屋外博物館の入口に建つチケット売場等を備えた施設。場の“潜在的価値”の現前を目指し、周辺の“資源”を繋ぐ様に地形の改変と新築を行い関係性を“空間的に”調停。屋根は表と裏の環境と呼応して“有機的”形状を描く
  15. noiz・豊田啓介による、twitter上での就職活動者に向けた厳しくも温かいポートフォリオ作成アドヴァイスが関心を集めています
  16. 山口誠デザインによる、東京・台東区の、オフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
  17. 前田建設工業とツバメアーキテクツによる、茨城・取手市の「ICI STUDIO 甚吉邸」と「ICI STUDIO W-ANNEX」。歴史的洋館の移築復原と別館新築。復元では価値の維持と継承を目指し、“伝統”と“最新”の技術を併用し実践。別館では二棟が補完し合う関係を目指し、洋館と対比的な“がらんどう”で“透明性”のある空間を構築
  18. 平手健一 / 寺田平手設計による、東京・新宿区の「武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス」。既存ビルを大学施設に改修。必須要件の耐震補強に起因する面積減少等に対し、ブレースを“天然木の棚”と一体化して収納や展示ができる“機能的”な存在に転換。地上階に入居する店舗でも展示棚として活用
  19. フランク・ロイド・ライトの設計で1923年に完成した「帝国ホテル」を再現した高クオリティなCG動画。ライトの財団が公開したもの
  20. 井上真彦 / MISTと高橋勝建築設計事務所による、大阪市の「β本町橋」。河川沿いのイベント開催等も行う公園施設。生活の延長にある“実験基地”の具現化を求め、周囲と連続する“動線”と“視線の抜け”で開かれた場を構築。架構操作で“汎用性”があり“想像の余地を残す”空間も意図

妹島和世と長谷川祐子の対談の動画。2023年4月にロサンゼルスで行われたもの

妹島和世長谷川祐子の対談の動画です。2023年4月14日にロサンゼルスで行われたもの。現地のJAPAN HOUSEで行われた展覧会「Symbiosis | Living Island」の関連企画として開催されました。

(翻訳)
JAPAN HOUSEロサンゼルスでの「Symbiosis(共生): Living Island」展のオープニングを記念して開催されたこのイベントは、展覧会の背景やコンセプト、そして日本と世界のアートと建築のこれからの関係性について、ゲストの方々に理解を深めていただく機会となりました。

このトークプログラムでは、本展のキュレーターである長谷川祐子氏(金沢21世紀美術館館長、犬島「アートハウス・プロジェクト」アーティスティック・ディレクター)と、国際的に活躍する建築家、妹島和世氏(SANAAオフィス創設メンバー、2010年プリツカー建築賞受賞)をお招きした。

(原文)
Held in celebration of the opening of the “Symbiosis: Living Island” exhibition at JAPAN HOUSE Los Angeles, this event presented the opportunity for guests to gain insight into the background of the exhibition and its concept, as well as its meaning for the future relationship of art & architecture in Japan and across the globe.

This talk program featured the exhibition’s curators: Yuko Hasegawa, Director of the 21st Century Museum of Contemporary Art in Kanazawa and Artistic Director of the Inujima “Art House Project,” and Kazuyo Sejima, internationally renowned architect, founding member of the SANAA office and winner of the Pritzker Architecture Prize in 2010.

藤本壮介へのインタビュー動画。2023年7月にドイツのメディアが公開したもの ノーマン・フォスターが、ポンピドゥー・センターでの自身の建築展「Norman Foster」を解説している動画。2023年7月に公開されたもの

ノーマン・フォスターが、ポンピドゥー・センターでの自身の建築展「Norman Foster」を解説している動画です。2023年7月に公開されたもの。展覧会の会期は、2023年8月7日まで。展覧会の公式ページはこちら

企画・設計・施工の3部門が連携し、古い建物や空間を再生させる「株式会社LOOPLACE」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
企画・設計・施工の3部門が連携し、古い建物や空間を再生させる「株式会社LOOPLACE」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
企画・設計・施工の3部門が連携し、古い建物や空間を再生させる「株式会社LOOPLACE」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中&PLACE(LOOPLACE OFFICE)

企画・設計・施工の3部門が連携し、古い建物や空間を再生させる「株式会社LOOPLACE」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

株式会社LOOPLACE(ループレイス)は、古い建物や空間を活かす、不動産再生カンパニーです。

築古ビル再生のセットアップオフィス「gran+シリーズ」をはじめ、役目を終えた場を壊さず、次の使い方を見出し、再び人が集まる場や空間を創造しています

私たちのビジョン「既存の場を、おもしろくする。」

老朽化した建物を壊さず、新たな付加価値をつくること、時代に取り残されてしまった建物に、一つでも多くの灯りを灯し人が集まる「場」をつくること。
不動産企画、デザイン設計、施工の3つの部門が連携し、物件取得から商品企画・設計デザイン、施工管理、売却、管理までを自社で手掛けることで、築古ビルの収益再生を行っています。
入居テナントのインサイトに寄り添う「はたらく場」の提供を通じて、新たに事業性を持ち、サスティナブル社会へ貢献することを目指し、商品化、設計施工を行っています。

この度、事業拡大のため、デザイン設計職を募集します。

大手デベロッパーや不動産会社からの依頼を受けて行うオフィスビルリノベーションや、収益向上に伴うバリューアップ設計並びに、自社で仕入・企画・販売を行う築古ビル再生事業gran+(グラン・プラス)の設計企画について、設計者という立場からプロジェクトを推進する仲間を募集します。

【仕事の内容】
収益ビル(オフィスビル中心)の付加価値向上のためのコンセプト立案、デザイン提案・設計業務・設計監理・品質管理・工事進捗確認等。

付加価値を高めるための内装デザインはもちろんのこと、遵法性・老朽化部分の修繕・各種設備関連等の改善や適正化に考慮しながらデザイン設計を進めます。場合によってはマーケテイング調査も行いながら、テナントニーズや地域性・収益性を含めたビルのポテンシャルを最大限まで高めていく視点で設計を行っていきます。

各プロジェクトは不動産仕入販売運営を担う部門や、商品企画・施工部門と連携を取りながら進めていくことが多く、各部署との連携や調整も行っていきます。gran+の実績を活かし、ビルオーナー様へ向けた事業も新たに進めており、ブランディング・築古再生事業強化に向けたコンサルティング事業の取組みも進めています。

平手健一 / 寺田平手設計による、東京・新宿区の「武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス」。既存ビルを大学施設に改修。必須要件の耐震補強に起因する面積減少等に対し、ブレースを“天然木の棚”と一体化して収納や展示ができる“機能的”な存在に転換。地上階に入居する店舗でも展示棚として活用
平手健一 / 寺田平手設計による、東京・新宿区の「武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス」。既存ビルを大学施設に改修。必須要件の耐震補強に起因する面積減少等に対し、ブレースを“天然木の棚”と一体化して収納や展示ができる“機能的”な存在に転換。地上階に入居する店舗でも展示棚として活用2階、共創スペース(1) photo©いしかわみちこ
平手健一 / 寺田平手設計による、東京・新宿区の「武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス」。既存ビルを大学施設に改修。必須要件の耐震補強に起因する面積減少等に対し、ブレースを“天然木の棚”と一体化して収納や展示ができる“機能的”な存在に転換。地上階に入居する店舗でも展示棚として活用4階、EVホール(1) photo©いしかわみちこ
平手健一 / 寺田平手設計による、東京・新宿区の「武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス」。既存ビルを大学施設に改修。必須要件の耐震補強に起因する面積減少等に対し、ブレースを“天然木の棚”と一体化して収納や展示ができる“機能的”な存在に転換。地上階に入居する店舗でも展示棚として活用5階、通路、左:ワークショップルーム(1)、右:事務室 photo©いしかわみちこ

平手健一 / 寺田平手設計が設計した、東京・新宿区の「武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス」です。
既存ビルを大学施設に改修する計画。建築家は、必須要件の耐震補強に起因する面積減少等に対し、ブレースを“天然木の棚”と一体化して収納や展示ができる“機能的”な存在に転換しました。また、地上階に入居する店舗でも展示棚として活用しています。

2019年より内装設計に取り組んできた武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパスが完工し、合わせて1階の産学共創店舗「MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス」がオープンしました。MUJI店舗も大学施設の一部としてデザイン・設計しています。

建築家によるテキストより

大学の授業と並行して工事を行う必要があったため、階ごとに耐震改修及び内装改修を段階的に行い、2021年3月に3・4階、2021年9月に5階、2022年5月に6・7階、B1・B2階、そして2022年12月に1・2階が完工しました。

建築家によるテキストより

1973年竣工の古いビルを大学施設にするには、非常に大きな耐震ブレースで補強する必要がありました。しかしブレースで空間が分断され、室内の面積も失われてしまいます。

そこで大きなブレースに国産天然木の棚を一体化して構成し、そのまま間仕切りとすることで、機能的なスペースとしてブレースを活用しました。ブレース棚は学生作品の展示棚であり、教授の本棚や、事務室の書類棚としても機能します。また、無印の店舗や、2階の社会に開かれた共創スペースの展示棚としても展開され、今後学生と社会を繋げる接点として活用します。

建築家によるテキストより
JAMZA / 長谷川駿+猪又直己による、東京・渋谷区の集合住宅「メトロステージ代々木上原」。鉄道会社の旧宿泊所を転用。既存の大小の部屋が混在し躯体壁の多い状態を活かし、各住戸が公と私の“中間的領域”となる前室をもつ構成を考案。余白としての空間が住人の“多様な活動の受け皿”として機能
JAMZA / 長谷川駿+猪又直己による、東京・渋谷区の集合住宅「メトロステージ代々木上原」。鉄道会社の旧宿泊所を転用。既存の大小の部屋が混在し躯体壁の多い状態を活かし、各住戸が公と私の“中間的領域”となる前室をもつ構成を考案。余白としての空間が住人の“多様な活動の受け皿”として機能外観 photo©楠瀬友将
JAMZA / 長谷川駿+猪又直己による、東京・渋谷区の集合住宅「メトロステージ代々木上原」。鉄道会社の旧宿泊所を転用。既存の大小の部屋が混在し躯体壁の多い状態を活かし、各住戸が公と私の“中間的領域”となる前室をもつ構成を考案。余白としての空間が住人の“多様な活動の受け皿”として機能1階、共用廊下 photo©楠瀬友将
JAMZA / 長谷川駿+猪又直己による、東京・渋谷区の集合住宅「メトロステージ代々木上原」。鉄道会社の旧宿泊所を転用。既存の大小の部屋が混在し躯体壁の多い状態を活かし、各住戸が公と私の“中間的領域”となる前室をもつ構成を考案。余白としての空間が住人の“多様な活動の受け皿”として機能1階、TYPE1 Basic、左:LDK、右:BUFFER photo©楠瀬友将
JAMZA / 長谷川駿+猪又直己による、東京・渋谷区の集合住宅「メトロステージ代々木上原」。鉄道会社の旧宿泊所を転用。既存の大小の部屋が混在し躯体壁の多い状態を活かし、各住戸が公と私の“中間的領域”となる前室をもつ構成を考案。余白としての空間が住人の“多様な活動の受け皿”として機能2階、TYPE4 Compact、左:BUFFER、右:LDK photo©楠瀬友将

JAMZA / 長谷川駿+猪又直己が設計した、東京・渋谷区の集合住宅「メトロステージ代々木上原」です。
鉄道会社である東京メトロの旧宿泊所を転用する計画です。建築家は、既存の大小の部屋が混在し躯体壁の多い状態を活かし、各住戸が公と私の“中間的領域”となる前室をもつ構成を考案しました。そして、余白としての空間が住人の“多様な活動の受け皿”として機能します。

築44年のRC二階建ての旧宿泊所を、5戸からなる共同住宅に改修したプロジェクトである。

鉄道保守部門の建物であったことから、駅徒歩2分の好立地に位置し、全体面積に対してゆとりのある階段室を中心に、RC躯体によって区画された大小異なる大きさの部屋が混じる構成となっていた。改修にあたり、躯体壁の多い既存構造を前提に、大きな間取り変更は避け、動線・避難上最も効果的な部分に開口を新設し、異なるプランの5つの住戸を計画した。

建築家によるテキストより

1階は共用トイレや休憩室だった小さな区画を活用するため、各住戸が前室のような小さな部屋を持つ構成とし、そこをパブリックとプライベートの中間的な領域「BUFFER」とすることで、仕事場や趣味の場など、入居者が思い思いに活用できる余白の空間とした。

BUFFERは、框戸を介して共用部から見通すことができ、活動が自然に外部へと表出する。内装仕上げを共用部から連続させ、躯体のムラのある雰囲気を残すことで、専有領域内でありながら共用部の一部のような中間的な設えとした。住室部分は、極力一体的な拡がりのある空間とし、仕上げ、照明、吊り収納、カーテンなどで段階的に領域を切り替え、奥へ行くに従って落ち着きを感じられる計画とした。

建築家によるテキストより

2階の住戸も同様に、BUFFERとなる土間空間を専有部に引き込み、道路やテラスに向けて開口を新設することで、外部を最大限取り込める計画としている。共用部の建具は前面道路からの視線の抜けを作るように新設し、日中はセキュリティを解除することで、来訪者が自由に共用部まで入ることができ、BUFFERの事務所・ギャラリー等での利用を促進している。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 “地域密着×先端技術”で中規模建築を手掛け、労務環境の向上にも取り組む「矢野青山建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)と 有給インターン等を募集中
【ap job更新】 “地域密着×先端技術”で中規模建築を手掛け、労務環境の向上にも取り組む「矢野青山建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)と 有給インターン等を募集中
【ap job更新】 “地域密着×先端技術”で中規模建築を手掛け、労務環境の向上にも取り組む「矢野青山建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)と 有給インターン等を募集中だんだんPARK

“地域密着×先端技術”で中規模建築を手掛け、労務環境の向上にも取り組む「矢野青山建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)と 有給インターン等募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

矢野青山建築設計事務所では、設計スタッフを募集します。

私達は愛媛県松山市と東京を拠点とした設計事務所で、公共から民間まで様々なプロジェクトが現在進行しています。J.spot今治や愛媛県歯科医師会館(新建築2022.4掲載)などが代表作品です。アトリエとも、組織設計とも、建築への向き合い方が異なる、地方での設計事務所の新しいあり方を模索し様々なチャレンジを行っています。

プロポーザルで選定された愛媛県伊方町の健康交流施設、協働して取り組んでいる松山市庁舎・新居浜市市民文化会館・今治ネウボラ拠点の基本計画、今治造船丸亀事業所の工作新社屋などのプロジェクトが進行しています。2023年1月にオープンした「だんだんPARK」はカーディーラーの複合施設で、デザイン面とプログラム面の両方でのチャレンジが結実した建築です。利用のされ方の幅広さが面白いので、興味がある方はインスタグラムで検索してみてください。

私達は、建築の使われ方や維持のされ方にも責任をもち、設計の前段階から竣工後まで関わり続けることが重要だと考えています。扱う用途・規模・関わり方が幅広いのが特徴で、プロポーザル・VRアプリの作成・ワークショップの実施・プログラム提案など設計業務に関連する様々な経験もできるので、将来の独立に有意義なスキルが身につくと思います。

事務所のある和光会館は幼稚園だった建物がコンバージョンされた建物で、複数の設計事務所や小劇場の入った施設です。松山城のすぐ脇の活気のある場所に位置しており、様々なコミュニティに加わることができると思います。

愛媛県松山市は温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、適度に都市化されており、温泉が多いとても暮らしやすい地域です。瀬戸内海に面した人口50万人の都市で、飲食店も多くコンパクトな街であることが魅力です。空港や港に近く、東京やその他大都市からのアクセスも便利です。

少人数の事務所ですが、ワークライフバランスを重視し、デザインを探求しながらも、様々な合理化によって勤務時間短縮に取り組んでいます。
一緒に働くことで刺激を与いあえるような人を求めています。向上心をもって建築に誠実に取り組み成長し続けたい、日常生活の豊かさも重視したいという人に向いていると思います。

地元の方も、遠方の方も等しく歓迎します。ZOOMまたは対面で面接を行います。遠方の方の試用期間中の滞在については、往復交通費として5万円を支給し、無料・格安の滞在場所を提供します。電話やメールでの質問や応募前の説明会希望も歓迎します。

今後も継続的に募集予定なので、現時点は在学(在職)中で将来的な選択肢として興味があるという方も気軽に連絡ください。オープンなスタンスの事務所なので、見学やVR体験希望も歓迎します。有給インターンも募集しています。

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