2025.1.29Wed
【ap job更新】 大阪と沖縄を中心に、様々な建物のリノベーションを行う「アートアンドクラフト」が、設計スタッフ(業務委託 / 正社員)を募集中
【ap job更新】 大阪と沖縄を中心に、様々な建物のリノベーションを行う「アートアンドクラフト」が、設計スタッフ(業務委託 / 正社員)を募集中
【ap job更新】 大阪と沖縄を中心に、様々な建物のリノベーションを行う「アートアンドクラフト」が、設計スタッフ(業務委託 / 正社員)を募集中1959年当時の姿を再現し、大阪R不動産でのリーシングまで実施した新桜川ビル。

大阪と沖縄を中心に、様々な建物のリノベーションを行う「アートアンドクラフト」の、設計スタッフ(業務委託 / 正社員)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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アートアンドクラフトは、大阪、沖縄を中心に建物を再生する会社です。
2024年9月に30周年の節目を迎えました。

創業当時はリノベーションという言葉すらなかった時代。自分たちが本当に良いと思うものを追い続け、今では個人住宅のほか、オフィス、収益物件、宿泊施設等の事業用不動産など、幅広い建物のリノベーションを手掛けています。



また、大阪R不動産の運営、沖縄での宿泊施設SPICEMOTEL OKINAWAの運営なども自社で手掛けています。

【私たちはこんな会社です】
・小規模(40名程)の割に、設計・施工・不動産・ホテルなど、業務が多岐にわたる会社です。
・規模の拡大よりも、仕事の「社会的影響」の大きさと、「楽しみ」を追求する会社です。
・東京からではなく、関西や沖縄などローカルからグローバルを考えて発信する会社です。
・不動産デベロッパー、宿泊業、設計事務所、ゲーム会社、メーカー、ハウスメーカー出身者、文系・理系・美術系の大学出身者など様々なバックグランドの人が活躍する会社です。

【こんな想いをもっている人が働いています】
・同じような新築を繰り返すことに疑問。自分に正直でいたい(デベロッパーやハウスメーカー出身者)
・作品ではなく、社会的で民主的なデザイン性のある建築をつくりたい。現場も知りたい(設計事務所出身者)
・持続可能で現実的なプロジェクトに関わりたい(まちづくり系出身者)
・リノベーションを軸にしている企業で「ピンとくる」会社を探していた(建築都市計画系の学生)
・人や街、建物が好き。人々の身近な暮らしに貢献する仕事がしたい
(文系の学生)

【アートアンドクラフトで働く魅力】
まずは働く自分達が心地よくたのしく。居心地の良いオフィスで、ご機嫌に働けるよう、早い段階からリモートワークや、裁量労働制を取り入れてきました。

リノベーション設計職では、営業担当と協業し、顧客との打合せだけでなく、設計監理から現場管理まで担当し、現場の職人と力を合わせて、施主や事業者の思いを形にします。設計のスタートから引渡しまで一貫して担当できるので、顧客の顔が見えるのが魅力です。

今回は、大阪・沖縄エリアで活躍していただけるプロジェクトメンバー(業務委託)及び社員を募集します。

プロジェクトメンバーは、案件ごとで設計を担当していただく働き方です。2拠点生活をしながら、子育てをしながら、ダブルワークをしながら、自身でも設計活動をしながらなど、ご自身のペースに合わせて活躍できます。
社員は設計業務を中心に幅広い仕事を経験することができます。個人住宅の設計のみでなく、事業用不動産の設計、不動産業務や広報業務などにも本人の希望次第で携わることが可能です。

リノベーション全般の経験をして自身の成長につなげたい方、ご応募をお待ちしています。

竹山聖 / 設計組織アモルフによる、長野の「Villa-M in Karuizawa」。豊かな緑に恵まれた地域に建つ別荘。敷地の“道路の軸”と“地形の傾斜の軸”に着目し、其々に合せた二つの平面系を重ねる計画を考案。軸と呼応させ“未完結な形”とした屋根で建築に“余白と余韻”をもたらす
竹山聖 / 設計組織アモルフによる、長野の「Villa-M in Karuizawa」。豊かな緑に恵まれた地域に建つ別荘。敷地の“道路の軸”と“地形の傾斜の軸”に着目し、其々に合せた二つの平面系を重ねる計画を考案。軸と呼応させ“未完結な形”とした屋根で建築に“余白と余韻”をもたらす外観、敷地内の北側より見る。 photo©Satoshi Asakawa ZOOM
竹山聖 / 設計組織アモルフによる、長野の「Villa-M in Karuizawa」。豊かな緑に恵まれた地域に建つ別荘。敷地の“道路の軸”と“地形の傾斜の軸”に着目し、其々に合せた二つの平面系を重ねる計画を考案。軸と呼応させ“未完結な形”とした屋根で建築に“余白と余韻”をもたらす外観、敷地内の南側より見る。 photo©Satoshi Asakawa ZOOM
竹山聖 / 設計組織アモルフによる、長野の「Villa-M in Karuizawa」。豊かな緑に恵まれた地域に建つ別荘。敷地の“道路の軸”と“地形の傾斜の軸”に着目し、其々に合せた二つの平面系を重ねる計画を考案。軸と呼応させ“未完結な形”とした屋根で建築に“余白と余韻”をもたらすリビングからキッチンとダイニングを見る。 photo©Satoshi Asakawa ZOOM
竹山聖 / 設計組織アモルフによる、長野の「Villa-M in Karuizawa」。豊かな緑に恵まれた地域に建つ別荘。敷地の“道路の軸”と“地形の傾斜の軸”に着目し、其々に合せた二つの平面系を重ねる計画を考案。軸と呼応させ“未完結な形”とした屋根で建築に“余白と余韻”をもたらすダイニングとリビング photo©Satoshi Asakawa ZOOM

竹山聖 / 設計組織アモルフが設計した、長野の「Villa-M in Karuizawa」です。
豊かな緑に恵まれた地域に建つ別荘です。建築家は、敷地の“道路の軸”と“地形の傾斜の軸”に着目し、其々に合せた二つの平面系を重ねる計画を考案しました。そして、軸と呼応させ“未完結な形”とした屋根で建築に“余白と余韻”をもたらしました。

国道18号線から千ヶ滝の方向に上って行き、いわゆる1000メートル道路(海抜1000メートルの位置を走っている)をさらに奥に入った別荘地にたつ別荘である。

この別荘地は、基本的にグリッド状に規則正しく区画されていて、豊かな緑に恵まれ、樹影も濃く境界を明示する障壁もないため、各々の別荘は自然の中に包みこまれるように佇んでいる。敷地には背の高いカラマツが林立し、道路沿いには秋にみごとな紅葉を見せる大きなカエデがいくつか植わっていて、建物をやさしく隠してくれる。

建築家によるテキストより

敷地の地形は、北側のアプローチ道路から南に向けて、緩やかに傾斜している。そこに地面から少し浮かせて生活の場をつくることにした。
湿度の高い軽井沢の大地から一旦縁を切るために、そして、心地よい光と風をエンジョイするために。

四季折々の風景を取り込みながら、この建築が周囲の風景になじみ、溶けこんでいくように、南側は大きく開放されている。そしてそこに、庭とも滑らかにつながるようにテラスが張り出される。

建築家によるテキストより

道路の走る方向と、地形の傾斜する方向が少しずれているので、道路の軸と地形の傾斜の軸に合わせた二つの平面系が重ね合わされている。屋根もまたこれに呼応して、広がりのある形を切断した、未完結な形となっている。あたかも空を切り取るように、そして内部空間を包みこむように、さらには外部空間に向かってのびやかに広がるように。
建築設計の仕事を始めて以来、いつも心がけ、めざしもしていることなのだが、このような未完結な形こそが余白と余韻をもたらしてくれる。

建築はそれ自体で完結する形態で閉じてしまうものでなく、周囲のコンテクストと応答を繰り返し、敏感に反応し、感応もする装置だ、と考えているからだ。

建築家によるテキストより
2025.1.28Tue
【ap job更新】 宿泊施設の設計と内装に特化し、週休3日の労働環境も整える「井上輝美建築事務所+都市開発研究所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 宿泊施設の設計と内装に特化し、週休3日の労働環境も整える「井上輝美建築事務所+都市開発研究所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 宿泊施設の設計と内装に特化し、週休3日の労働環境も整える「井上輝美建築事務所+都市開発研究所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中

宿泊施設の設計と内装に特化し、週休3日の労働環境も整える「井上輝美建築事務所+都市開発研究所」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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九州をメインにホテル旅館の宿泊施設設計及び内装デザインに特化した株式会社 井上輝美建築事務所プラス都市開発研究所

むかし夢をみた「建築作品を追求できる」設計環境も、「ゆとりをもって働ける環境」も、ここにはあります。

建築士を目指し、勉強に励んでいた学生時代。誰もが描いたであろう「手掛けたい建築物」。そこにはどんな想いを詰め込んでいましたか?

「コンセプトやデザインにこだわり印象に残る外観、非日常の空間」

それぞれたくさんの想いを込めた構想があったことでしょう。
しかし現実は法的規制や立地環境に左右されて実現が難しかったり、作業範囲が限定的で、自分が主体となって企画に関われなかったり、 「思い描いていた建築士の仕事と違う」そんな風に思ったことはありませんか?

そんな方はぜひ、当社へお越しください。

当社では、旅館やホテルといった宿泊施設を企画から細部まで施主と直接やり取りができる体制のもと、内部改修から数十億円規模の新築建物にトータルで関われる設計環境があります。

今よりもダイナミックかつ自分を大切にできる環境で、憧れた建築士となるべく当社で夢をかなえてみませんか?

この度、依頼物件の増加に伴い設計スタッフを募集いたします。
好奇心旺盛に取り組める方を歓迎します。

希望する設計スタッフは真摯に設計デザインに取り組み柔軟なコミュニケーションができる方を広く募集いたします。

やりがいと達成感、責任ある仕事、充実した職場環境と収入、さらに週休3日によるプライベ-トの充実これらのバランスの取れた新しい設計事務所を目指しています。

竹口健太郎+山本麻子 / アルファヴィルによる、京都・宇治市の店舗「TEA SQUARE MORIHAN 第二期工事」。増築が繰り返された茶問屋を改修してカフェ等の機能を加える計画。新旧の構法が入り混じる既存に対し、新設の中庭と回廊で既存の構造とプログラムを整理する計画を考案。伝統的な場所への更なる歴史の重層も意図
竹口健太郎+山本麻子 / アルファヴィルによる、京都・宇治市の店舗「TEA SQUARE MORIHAN 第二期工事」。増築が繰り返された茶問屋を改修してカフェ等の機能を加える計画。新旧の構法が入り混じる既存に対し、新設の中庭と回廊で既存の構造とプログラムを整理する計画を考案。伝統的な場所への更なる歴史の重層も意図外観、東側の道路から見る。 photo©大竹央祐
竹口健太郎+山本麻子 / アルファヴィルによる、京都・宇治市の店舗「TEA SQUARE MORIHAN 第二期工事」。増築が繰り返された茶問屋を改修してカフェ等の機能を加える計画。新旧の構法が入り混じる既存に対し、新設の中庭と回廊で既存の構造とプログラムを整理する計画を考案。伝統的な場所への更なる歴史の重層も意図中庭と回廊を見下ろす。 photo©大竹央祐
竹口健太郎+山本麻子 / アルファヴィルによる、京都・宇治市の店舗「TEA SQUARE MORIHAN 第二期工事」。増築が繰り返された茶問屋を改修してカフェ等の機能を加える計画。新旧の構法が入り混じる既存に対し、新設の中庭と回廊で既存の構造とプログラムを整理する計画を考案。伝統的な場所への更なる歴史の重層も意図回廊から中庭を見る。 photo©大竹央祐
竹口健太郎+山本麻子 / アルファヴィルによる、京都・宇治市の店舗「TEA SQUARE MORIHAN 第二期工事」。増築が繰り返された茶問屋を改修してカフェ等の機能を加える計画。新旧の構法が入り混じる既存に対し、新設の中庭と回廊で既存の構造とプログラムを整理する計画を考案。伝統的な場所への更なる歴史の重層も意図菓子工房から開口部越しに中庭を見る。 photo©大竹央祐

竹口健太郎+山本麻子 / アルファヴィルが設計した、京都・宇治市の「TEA SQUARE MORIHAN 第二期工事」です。
増築が繰り返された茶問屋を改修してカフェ等の機能を加えた施設です。建築家は、新旧の構法が入り混じる既存に対し、新設の中庭と回廊で既存の構造とプログラムを整理する計画を考案しました。また、伝統的な場所への更なる歴史の重層も意図されました。店舗の場所はこちら(Google Map)。
一期二期工事のコンストラクション・マネジメントを手掛けたのは、阪急コンストラクション・マネジメントです。一期工事の伝統構法の設計監修は京町家再生研究会で、設計は内田康博建築研究所が手掛けています。

江戸時代から六代にわたって宇治茶の問屋業を営んできた森半。

時代の移り変わりに伴い、大阪でのビジネス展開、近代的な工場の設立そして海外との取引と業態を変えながらも、宇治市小倉地区にある創業の地では街道に面した築100年以上の母家に創業家が住まい、奥の加工場で茶師によるお茶の審査や合組(ブレンド)が行われてきた。

この創業の地にたつ建物の全面改修を通じて、伝統的な職と住の場を、加工から消費まで広さと厚みのある茶文化を総合的に体験できる場へと変容させ、TEA SQUARE MORIHANとして開かれることとなった。

建築家によるテキストより

私たちは、まず解体調査から始めて、特に伝統的な様式でつくられた街道側の母家、店舗、蔵を一期工事として江戸時代の茶問屋建築の形式を取り戻すことを目指す一方で、木造トラスなど比較的新しい構法の見られる部分を二期工事として、カフェや抹茶を使ったスイーツの開発・販売といった新たな業態の場とするために、加工場の一部を減築し、シンボルとなる中庭を新しく設けることとした。

中庭部分を減築するにあたって、幾重にも重なりあって増築された建物群を切り離す必要があったため、中庭に面する継ぎはぎの多い既存構造体は一旦撤去し、新しく基礎、耐力壁、梁を中庭側にまわした。そして中庭側に新たな窓や出入口が設けられ、ガラスの庇がかけられたことで、様々な構法の既存建物が、構造的にも、プログラム的にも、この回廊によって整理され、繋ぎあわされることになった。

建築家によるテキストより

このようなスパンの長い改修を行うにあたって、一期二期工事を通じて阪急コンストラクション・マネジメントがCM(コンストラクション・マネジメント)を、京町家再生研究会が一期工事の伝統構法の設計監修を、内田康博建築研究所が一期工事の、株式会社アルファヴィルが二期工事の設計を担当するというように、伝統的なものに、新しいものを対比させるだけでない、常に革新が重ねられてきたこの場所の歴史を、再び重ねるようなリノベーションとなった。

建築家によるテキストより
2025.1.27Mon
藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅改修「吹田のリノベーション」。施主が生まれ育った建売住宅を刷新するプロジェクト。“土の質感に囲まれた”感覚を求める施主の為に、内部の床・壁・天井の質感を統一して外壁の一部も作り変える計画を考案。隣接する住宅との視線の関係も考慮
藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅改修「吹田のリノベーション」。施主が生まれ育った建売住宅を刷新するプロジェクト。“土の質感に囲まれた”感覚を求める施主の為に、内部の床・壁・天井の質感を統一して外壁の一部も作り変える計画を考案。隣接する住宅との視線の関係も考慮外観、南東側の道路より見る。 photo©平桂弥 studioREM
藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅改修「吹田のリノベーション」。施主が生まれ育った建売住宅を刷新するプロジェクト。“土の質感に囲まれた”感覚を求める施主の為に、内部の床・壁・天井の質感を統一して外壁の一部も作り変える計画を考案。隣接する住宅との視線の関係も考慮2階、左:リビング、正面:ダイニング、右:キッチン photo©平桂弥 studioREM
藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅改修「吹田のリノベーション」。施主が生まれ育った建売住宅を刷新するプロジェクト。“土の質感に囲まれた”感覚を求める施主の為に、内部の床・壁・天井の質感を統一して外壁の一部も作り変える計画を考案。隣接する住宅との視線の関係も考慮2階、リビングからダイニングとキッチンを見る。 photo©平桂弥 studioREM
藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅改修「吹田のリノベーション」。施主が生まれ育った建売住宅を刷新するプロジェクト。“土の質感に囲まれた”感覚を求める施主の為に、内部の床・壁・天井の質感を統一して外壁の一部も作り変える計画を考案。隣接する住宅との視線の関係も考慮2階、キッチンからリビングを見る。 photo©平桂弥 studioREM

藤原・室 建築設計事務所が設計した、大阪の住宅改修「吹田のリノベーション」です。
施主が生まれ育った建売住宅を刷新するプロジェクトです。建築家は、“土の質感に囲まれた”感覚を求める施主の為に、内部の床・壁・天井の質感を統一して外壁の一部も作り変える計画を考案しました。また、隣接する住宅との視線の関係も考慮されました。

生まれ育ったご自宅を全面的に改装する計画でした。
周辺は、同じような建売住宅が建ち並ぶ環境で、隣家との視線も配慮して計画を検討する必要がある立地でした。

建築家によるテキストより

クライアントは改装後のイメージを、何となく土の質感に囲まれたような感じを求めている印象があり、建売住宅のリノベーションにおいてどのようにご提案していくかが課題となりました。そのような意向を元に、LDKであるメインとなる2階を土の質感のような特徴的な空間とし、その存在を内外ともに感じられるように計画を進めました。

建築家によるテキストより

建築の機能は大きく変えず、1階の洗面や収納、2階にLDK、3階に個室がある構成となっています。 
キッチンダイニングテーブルとともに床、壁、天井等々を一様な質感でまとめているところが特徴のひとつです。

具体的な材料としては重量の問題から床には塩ビタイル、壁にはポーターズペイントを使い、調整を重ねて色を決定していきました。
2階の雰囲気をつくりあげるのに、外壁部分も形状の変更が必要と思い、既存の外壁やバルコニーを解体し新たに外壁を造り込みました。1階と3階は、シンプルに改装することになりましたが、それにより2階部分の特徴が内外共に印象的なリノベーションになったのではと思っています。

建築家によるテキストより
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、イタリアの宿泊施設「ホテル・ロメオ・ローマ」。増改築が繰返された16世紀のパラッツォを転用。歴史が積重なる既存に向き合い、ヴォールトを再解釈したコンセプトを空間から家具にまで通底させる計画を考案。修復には49の会社が関わり230の許可申請を提出
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、イタリアの宿泊施設「ホテル・ロメオ・ローマ」。増改築が繰返された16世紀のパラッツォを転用。歴史が積重なる既存に向き合い、ヴォールトを再解釈したコンセプトを空間から家具にまで通底させる計画を考案。修復には49の会社が関わり230の許可申請を提出パラッツォ・カッポーニの門構え photo by Jacopo Spilimbergo
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、イタリアの宿泊施設「ホテル・ロメオ・ローマ」。増改築が繰返された16世紀のパラッツォを転用。歴史が積重なる既存に向き合い、ヴォールトを再解釈したコンセプトを空間から家具にまで通底させる計画を考案。修復には49の会社が関わり230の許可申請を提出ビストロ photo by Chris Dalton, courtesy Romeo Collection
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、イタリアの宿泊施設「ホテル・ロメオ・ローマ」。増改築が繰返された16世紀のパラッツォを転用。歴史が積重なる既存に向き合い、ヴォールトを再解釈したコンセプトを空間から家具にまで通底させる計画を考案。修復には49の会社が関わり230の許可申請を提出フレスコスイート photo by Chris Dalton, courtesy Romeo Collection
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、イタリアの宿泊施設「ホテル・ロメオ・ローマ」。増改築が繰返された16世紀のパラッツォを転用。歴史が積重なる既存に向き合い、ヴォールトを再解釈したコンセプトを空間から家具にまで通底させる計画を考案。修復には49の会社が関わり230の許可申請を提出デラックスルーム photo by Chris Dalton, courtesy Romeo Collection

ザハ・ハディド・アーキテクツが設計した、イタリアの宿泊施設「ホテル・ロメオ・ローマ」です。
増改築が繰返された16世紀のパラッツォを転用しています。建築家は、歴史が積重なる既存に向き合い、ヴォールトを再解釈したコンセプトを空間から家具にまで通底させる計画を考案しました。また、修復には49の会社が関わり230の許可申請を提出しています。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

イタリアのホテル・ロメオ・ローマ:パラッツォ・カッポーニの修復と改修

バロック様式の建築物がルネサンスや中世の建造物の上にあり、それら自体がローマ時代の建造物の上に建っているというように、建築の層が重なり合うパリンプセスト(palimpsest)としてのローマという古典的な解釈には、最後の垂直の層が含まれています。それは、描かれただまし絵のアーチ、天上の丸天井、昇天する聖人や殉教者、プッティ(天使の子供)で満たされた天上の部屋の天井です。

彼女のキャリアの初期から、ザハ・ハディッドは建物を空中に配置し、影、光、そして空間の継ぎ目を利用して建物を浮かせ、地面からヴォリュームを持ち上げました。それによって、彼女の作品を別の伝統、すなわちローマの伝統と関連付けました。ハディド、そして彼女に先立つルネサンスやバロック期の都市建築家たちは、大気、空、そして天国を追い求めていました。

ポポロ広場から広がる都市のシスティーナ・トリデント支店のひとつであるリペッタ通りのパラッツォ・カッポーニのホテルへの転換を設計するにあたり、パオラ・カッタリン率いるザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)のハディド氏と彼女のチームは、バロック建築家たちがパリンプセスト(重ね書き)を終えた場所、すなわちヴォールト天井から着手しました。

ローマのピアッツァ・デル・ポポロから放射状に伸びるシスティーナの三叉路の一部であるヴィア・ディ・リペッタに位置するパラッツォ・カッポーニのホテル改装プロジェクトにおいて、ハディッドと彼女のチーム(ザハ・ハディッド・アーキテクツ、パオラ・カッタリンが率いる)は、バロック建築家たちがその層を重ねた設計の終着点とした場所、すなわちヴォールト天井から設計を始めました。

カッタリンが指摘するように、ローマの建築の歴史は、ローマ時代からルネサンス、バロック時代を経て18世紀に至るまで、石造りのヴォールトに読み取ることができます。「私たちはこのアイデアからインスピレーションを受け、ヴォールトとその交差部分を新しい解釈で表現しました。すべての異なる部屋、家具に至るまで、このコンセプトに基づいてデザインされています」

最も注目を集めたトピックス[期間:2025/1/20-1/26]
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/1/20-1/26]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/1/20-1/26)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「北向きに建つ保育園」。向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地。“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向。道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案
  2. 佐藤総合計画・青森建築家集団による「青森市新市庁舎」。既存庁舎の建替計画。機能の拡張性と市民協働の持続性の両立を求め、改修を想定した仕様の執務空間を持ち上げて地上部分を市民の為の広場とする建築を考案。外観の“ポツ窓”は気候への対応と増築時の施工性を考慮
  3. 空間構想と風景研究所による、神奈川の「湘南工科大学附属高校図書館」。図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場。皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案。立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作る
  4. 小野良輔と五十嵐理人による、鹿児島・奄美大島の「母子の家」。施主と母の二人家族の為の住まい。生活スタイルと呼応する在り方を求め、リビングに加え個室も中心になる“多中心な”建築を志向。大小の空間をずらして配置し“生活の中心と空間の機能の主従関係”を反転させる
  5. 山之内淡 / AWGLによる、東京・新宿区の住戸改修「Tokyo Clubhouse」。新宿御苑に近い集合住宅での計画。友人が頻繁に訪れる施主の生活に着目し、御苑の在り方と重なる“半プライベート / 半パブリック”な場を志向。天井の凹凸等で“居場所のグラデーション”がある一室空間を作る
  6. 湯谷紘介+湯谷麻衣 / 湯谷建築設計による、三重・多気郡の「明星の家」。風を伴う雨の多い地域の緑豊かな敷地。無柱のLDKを住居の中心とし、個室群との緩衝帯になり季節毎に表情も変える“L型の廊下を周囲に配置する構成を考案。風土に応える為に適切に軒を伸ばして地域材も使用する
  7. 荒尾宗平 / SIDES COREによる、奈良市の店舗「GIGI VERDE Nara」。イベントでのフラワーアレンジも行う生花店。小売・アトリエ・打合せの場を共存させる為に、床の“隆起”で用途に応えると共にスペースを緩やかに分節もする計画を考案。滑らかなカーブは周辺の“地形”もイメージ
  8. 吉村靖孝による、TOTOギャラリー・間での建築展「マンガアーキテクチャ――建築家の不在」。建築家の作家性を“不在”にして、7人の漫画家が吉村作品を主題に描いた“建築から発想される世界”を展示。コルシカ・川勝徳重・徳永葵・三池画丈・宇曽川正和・メグマイルランド・座二郎が手掛ける
  9. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「Marisfrolg ショールーム」。ファッション企業の施設内の約3,000㎡のスペース。本社建物で特徴的な“蝶の羽”構造との呼応も意図し、“ダイナミズム”という建築言語を体現する空間を志向。施主が手掛ける製品の特徴“タイムレス”も参照
  10. トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す
  11. 「ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965」展の会場写真。パナソニック汐留美術館で開催。円熟期の創作に注目した内容で、絵画・彫刻・素描に加えて建築作品も紹介。会場構成は“ウルトラスタジオ”が手掛ける
  12. 国立新美術館での展覧会「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s–1970s」の入場チケットをプレゼント。岸和郎が監修。コルビュジエ、アアルト、菊竹清訓、カーン、ゲーリーらによる14邸の住宅を中心に、20世紀の住宅の実験を豊富な資料で検証。ミースの未完のプロジェクトも原寸大で再現
  13. 元木大輔 / DDAAによる、東京・千代田区のオフィス「HAKUHODO Gravity」。新築ビルの二つの階での計画。現代の労働環境に求められる“複雑な状況”に応える為、多様な選択肢が“相互に関係しながら機能”する空間を志向。合理性も考慮して既存のフロア材を転用した家具等で場を作り上げる
  14. 妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、東京・渋谷区の店舗「無印良品 代官山」。商品そのものが“クローズアップ”され“インテリア”となるスペースを志向
  15. 今津康夫 / ninkipen!による、愛知の店舗「guji名古屋」。出入口が手前に1つしかない600㎡超のL型の区画。奥まで“いかに引き込むか”を課題とし、空間の折れ点に“島状のレジスペース”を据えて中継点とする構成を考案。床材の角度をつけた配置でも人の流れを誘う
  16. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(前編)。前編では、休憩所・ギャラリー・展示施設・ポップアップステージの10施設を紹介
  17. 鎌倉市の新庁舎等基本設計プロポーザルで、日建設計が最優秀者に選定。コンセプトは「ひとつながりの未来の庁舎『鎌倉ONE』」。提案のイメージも公開
  18. 大西麻貴+百田有希 / o+hによる講演会「生きた全体――A Living Whole」の動画。TOTOギャラリー・間での展覧会に合わせて2024年9月に行われたもの
  19. 馬場正尊+平岩祐季 / OpenAによる、広島・福山市の「iti SETOUCHI」。解体にも莫大な費用が掛かる元百貨店を改修した複合施設。放置状態からの転換を目指し、地上階のみを再生する等の“大きく割り切った”計画を考案。街の巨大なヴォイドを“セミパブリックスペース”へと変える
  20. マ・ヤンソン / MADによる、中国・広東省の「The Never Hut」。歴史ある村で行われる芸術祭での計画。かつての小学校の遊び場を敷地とし、集合的記憶に敬意を表しながら周囲に“新たな生命と目的”を与える存在を志向。地域の遺構や地形も参照した“円盤状”の建築を考案

2025.1.26Sun
西田司・藤村龍至・宇野常寛(評論家)による鼎談「東京開発の10年から都市の未来が見えてくる」の動画。2025年1月に公開されたもの

オンデザインの西田司RFAの藤村龍至評論家の宇野常寛による鼎談「東京開発の10年から都市の未来が見えてくる―私たちが目指すこれからの街づくり」の動画です。2025年1月に公開されたもの。

2025.1.25Sat
ビャルケ・インゲルスが率いるBIGの、ニューヨークオフィスの様子を紹介している動画。2025年1月に公開されたもの

ビャルケ・インゲルスが率いるBIGの、ニューヨークオフィスの様子を紹介している動画です。2025年1月に公開されたもの。アーキテクチャーフォトでは、彼ら自身の設計によるBIGのデンマーク本社も特集記事として紹介しています。

2025.1.24Fri
「ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965」展の会場写真。パナソニック汐留美術館で開催。円熟期の創作に注目した内容で、絵画・彫刻・素描に加えて建築作品も紹介。会場構成は“ウルトラスタジオ”が手掛ける
「ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965」展の会場写真。パナソニック汐留美術館で開催。円熟期の創作に注目した内容で、絵画・彫刻・素描に加えて建築作品も紹介。会場構成は“ウルトラスタジオ”が手掛ける第1章「浜辺の建築家」展示風景 photo courtesy of パナソニック汐留美術館、撮影:Yukie Mikawa
「ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965」展の会場写真。パナソニック汐留美術館で開催。円熟期の創作に注目した内容で、絵画・彫刻・素描に加えて建築作品も紹介。会場構成は“ウルトラスタジオ”が手掛ける第2章「諸芸術の綜合」展示風景 photo courtesy of パナソニック汐留美術館、撮影:Yukie Mikawa
「ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965」展の会場写真。パナソニック汐留美術館で開催。円熟期の創作に注目した内容で、絵画・彫刻・素描に加えて建築作品も紹介。会場構成は“ウルトラスタジオ”が手掛ける第3章「近代のミッション」展示風景 photo courtesy of パナソニック汐留美術館、撮影:Yukie Mikawa

「ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965」展の会場写真です。
パナソニック汐留美術館で開催されています。円熟期の創作に注目した内容で、絵画・彫刻・素描に加えて建築作品も紹介します。会場構成は“ウルトラスタジオ”が手掛けています。会期は、2025年3月23日まで。展覧会の公式ページはこちら

建築家ル・コルビュジエ(1887‒1965)は活動の後期において、建築の指揮のもとで絵画や彫刻をつなぐ試みを「諸芸術の綜合」と言い表しました。そしてそれ以上に、「諸芸術の綜合」とは統一、調和、普遍的法則の理想主義に導かれた彼の芸術観全体を示すスローガンでもありました。

ル・コルビュジエは近代建築の巨匠として世界的に知られていますが、視覚芸術の他分野においても革新をもたらしました。本展は1930年代以降に彼が手がけた絵画、彫刻、素描、タペストリーをご覧いただき、さらに彼が求め続けた新しい技術の芸術的利用にもスポットをあてます。そして後期の建築作品も併せて紹介することで、はるかに伝統的な枠組みを超えたル・コルビュジエの円熟期の芸術観を明らかにします。

楽観的で歓喜に満ちたこれらの作品は、「住宅は住む機械」という彼のよく知られた言葉に集約される機能主義者のイメージを超えた、あらたな像を結びます。また、レジェ、アルプ、カンディンスキーといった同時代を生きた先駆的な芸術家たちの作品を対峙させることで、当時の芸術潮流における彼の立ち位置も浮かび上がらせます。

本展はゲスト・キュレイターにドイツ人美術史家ロバート・ヴォイチュツケ氏を迎え、20世紀の革新的頭脳の創造の源泉に迫ります。

リリーステキストより
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【南青山を拠点とする会社】
事業主側で設計事務所と協力して夢をかたちにする仕事です

【弊社で働く魅力とやりがい】
当社は不動産を「まちを構成する大切な資産」として捉え、“社会”に“人”に貢献できる事業活動を展開しています。
今回、開発及び改修案件数の増加により、建築意匠設計/建築施工管理/プロジェクトマネージャーを募集します。

・社風
組織がフラットで経営陣や上司との距離も近く、自身の考えや意見を積極的に発信できる環境のため、やりがいを感じやすいです。
また、1人1人の社員が裁量をもって自由に仕事を進められる環境です。

・働き方
年休128日、土日祝休み、残業月20時間以内と非常に働きやすい環境です。
また、社員のほとんどが私服で勤務をしております。
会社として時差出勤を推進しており、出社時間や退社時間は柔軟に調整できます。
残業もほぼなく休日もしっかりと取れ、離職率も低く、好待遇な環境です。

・採用背景
2011年の創業から築き上げてきた信用力、多彩な経験と高い視座を持った人材による不動産仕入れ力、さらに他社に類を見ない圧倒的スピード感のある資金調達力により、不動産投資という分野で確実に成長をしてきました。

2024年2月に不動産投資クラウドファンディング「COZUCHI」を運営するLAETOLI株式会社、融資型クラウドファンディング「COMMOSUS」を運営する株式会社SOCIAL COMMON CAPITALと業務提携を行いました。
2026年度にはCOZUCHI・COMMOSUSの2サービスの累計調達実績1,500億円、累計投資家登録数15万人の到達を目標に掲げ、国内最大規模の資金調達力を有したクラウドファンディングサービスへ発展させていきます。

今後も安定的に事業を継続し、さらなる不動産投資の価値と可能性を高めていくために体制強化を図りたく、増員採用を行います。

【仕事内容】
有名建築家とコラボした新築案件や、改修案件におけるこだわりのデザイン監修など、不動産会社内で建築に特化した専門性の高い建築部門でのお仕事です。

デザイン・建築に、興味のある方はやりがいのあるお仕事になります。

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【デザイン・設計パートナー募集】

月1~2件のデザインを、コンスタントに。
「リノベる。」のお客様に向けた、オーダーメイドのリノベーションデザインを手がけて頂きます。

担当していただくのは、ご契約後のお客様のみ。
デザイナー自身が営業活動を行う必要はなく、お客様へのデザイン提案に集中頂けます。

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【ap job更新】 BIGと隈研吾に学び、国内外の様々な受賞歴を持つ神谷修平が主宰する「カミヤアーキテクツ」が設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中“THE CONE” photo©Takumi Ota

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カミヤアーキテクツ(KA)は建築・プロダクトデザイン・ムービーなどの「クリエーションを通じて世界に感動を揺り起こす」ことをビジョンとしています。
これまでに、日本建築学会、JIA、日本空間デザイン賞、iF DESIGN AWARD(独)などの国内外の賞を受賞しています。

「人材・ヒューマンリソースがクリエイティブ組織の唯一であり最高の武器」

これは神谷が師であるBjarke Ingelsから、修行時代に教えられたことです。
だからこそKAは人とともにさらに成長していきます。
KAの社員は、通常の設計監理を超えて、ヨーロッパ水準のデザインスキルの習得を通して、高い創造性と生産性が身に付きます。

【KA代表・神谷修平】
建築家・クリエイティブディレクター
2017:KA設立
2016-2017:BIG/BJARKE INGELS GROUP(デンマーク)/文化庁派遣芸術家
2007-2016:隈研吾建築都市設計事務所

主な受賞
日本建築学会・作品選集・新人賞
日本建築家協会・優秀建築選
iF DESIGN AWARD
日本空間デザイン賞:金賞
AACA賞
グッドデザイン賞
鹿島出版会SD レビュー・SD賞

佐藤総合計画・青森建築家集団による「青森市新市庁舎」。既存庁舎の建替計画。機能の拡張性と市民協働の持続性の両立を求め、改修を想定した仕様の執務空間を持ち上げて地上部分を市民の為の広場とする建築を考案。外観の“ポツ窓”は気候への対応と増築時の施工性を考慮
佐藤総合計画・青森建築家集団による「青森市新市庁舎」。既存庁舎の建替計画。機能の拡張性と市民協働の持続性の両立を求め、改修を想定した仕様の執務空間を持ち上げて地上部分を市民の為の広場とする建築を考案。外観の“ポツ窓”は気候への対応と増築時の施工性を考慮鳥瞰、南東側より見下ろす。 photo©船来洋志 川澄・小林研二写真事務所
佐藤総合計画・青森建築家集団による「青森市新市庁舎」。既存庁舎の建替計画。機能の拡張性と市民協働の持続性の両立を求め、改修を想定した仕様の執務空間を持ち上げて地上部分を市民の為の広場とする建築を考案。外観の“ポツ窓”は気候への対応と増築時の施工性を考慮外観、北側より見る。 photo©船来洋志 川澄・小林研二写真事務所
佐藤総合計画・青森建築家集団による「青森市新市庁舎」。既存庁舎の建替計画。機能の拡張性と市民協働の持続性の両立を求め、改修を想定した仕様の執務空間を持ち上げて地上部分を市民の為の広場とする建築を考案。外観の“ポツ窓”は気候への対応と増築時の施工性を考慮外観、敷地内の「青い森の広場」から見上げる。 photo©小寺亮
佐藤総合計画・青森建築家集団による「青森市新市庁舎」。既存庁舎の建替計画。機能の拡張性と市民協働の持続性の両立を求め、改修を想定した仕様の執務空間を持ち上げて地上部分を市民の為の広場とする建築を考案。外観の“ポツ窓”は気候への対応と増築時の施工性を考慮2階、左:事務室、正面:通路 photo©船来洋志 川澄・小林研二写真事務所

鳴海雅人+小寺亮+進藤勝人+福士晴也+福士譲 / 佐藤総合計画・青森建築家集団が設計した「青森市新市庁舎」です。
既存庁舎の建替計画です。建築家は、機能の拡張性と市民協働の持続性の両立を求め、改修を想定した仕様の執務空間を持ち上げて地上部分を市民の為の広場とする建築を考案しました。また、外観の“ポツ窓”は気候への対応と増築時の施工性を考慮しました。施設の場所はこちら(Google Map)。

青森市新市庁舎は既存庁舎の老朽化・耐震性能不足、分散された庁舎の集約化、ICT化への対応、東日本大震災を受けて防災拠点の整備が必要になったことによる建替え計画である。

ここまでは他の自治体でもよくある経緯ではあるが、このプロジェクトは一度設計が完了した後に社会状況の変化にともなって、窓口機能は青森駅前商業ビルへ集約、本計画地には防災機能を中心とした執務空間や市民スペースの新設、と大きな転換があったことが特徴である。

当初、庁舎機能をひとつに集約して青森の気候に配慮した3次曲面の特徴的な建築の提案は、「持続可能性」をテーマに青森の風土から導き出される環境のデザインであった。これに対して、変更後は既存施設を無駄なく活用しながら社会情勢や都市の状況をつぶさに把握して少しずつ更新していく変化を許容する建築が求められた。

建築家によるテキストより

計画地は、東西軸(機能)と南北軸(活動)の結節点に位置することから、ひとやものが集まる敷地特性を活かした庁舎のあり方、そして、庁舎の変化(改築、増築)に柔軟に対応しながらも、市民協働の場はその都度変わらない場所となることが大切だと考えた。

建築は都市構成を活かして、東西方向に長い雁行平面によって既存議会棟と執務機能を連続させた機能軸を形成し、将来的な増築の拠り所とした。グラウンドレベルは南北に通り抜け広場を設けることでまちの回遊性を高め、1階のほとんどを市民スペースとしたことと合わせて、市民の気軽な利用を促す活動軸とした。この2つの軸によって、庁舎機能の拡張性を高めつつ、市民協働の場としての持続性を両立させた。

建築家によるテキストより

1階のほとんどをひろばとともに市民スペース(サードプレイス)、上階は伸びやかに雁行する執務エリアとしている。

特に上階は高い環境性能を有した快適な空間であり、将来の変化(増築や改修)に対しても、窓際にできるだけ個室をつくらない平面構成、乾式・ユニット化による増築施工しやすいディテール、天井レスによる更新しやすい設備ルートとすることで、機能を維持しながら変化に柔軟に対応できる計画とした。こうした小さな工夫の積み重ねが、将来への選択性を高め、持続可能性へとつながっていく。

建築家によるテキストより
2025.1.23Thu
【ap job更新】 研究所やオフィス等の“イノベーション”に特化した「プラナス株式会社」が、意匠設計・内装設計・設備設計の正社員(既卒・経験者・新卒)を募集中
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『ひらめきの瞬間』をつくる仲間募集!

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■働き方のイメージ
社内のプランナー、エンジニアとチームを組み、プロジェクトに参画。ワークショップやヒアリングを通じてクライアントの研究所で実現したい「未来」を見据えた、設計を行います。企業、研究所のトップと直接話し合いながら、あるべき研究開発のカタチを問い、プログラミングから建築設計のみならずブランディング戦略まで研究所をゼロから創り上げていきます。自然と建築のみならずコンサル、CI・VI デザインの領域まで相談を受けることが多いです。単なる「箱」づくりではなくソフトの領域まで、専門設計事務所だからこそ、深い提案ができます。

国立新美術館での展覧会「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s–1970s」の入場チケットをプレゼント。岸和郎が監修。コルビュジエ、アアルト、菊竹清訓、カーン、ゲーリーらによる14邸の住宅を中心に、20世紀の住宅の実験を豊富な資料で検証。ミースの未完のプロジェクトも原寸大で再現
国立新美術館での展覧会「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s–1970s」の入場チケットをプレゼント。岸和郎が監修。コルビュジエ、アアルト、菊竹清訓、カーン、ゲーリーらによる14邸の住宅を中心に、20世紀の住宅の実験を豊富な資料で検証。ミースの未完のプロジェクトも原寸大で再現フランク・ゲーリー フランク&ベルタ・ゲーリー邸 1978年 ©Frank O. Gehry. Getty Research Institute, Los Angele(2017.M.66)

国立新美術館での展覧会「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s–1970s」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
岸和郎が監修を手掛けています。コルビュジエ、アアルト、菊竹清訓、カーン、ゲーリーらによる14邸の住宅を中心に、20世紀の住宅の実験を豊富な資料で検証する内容です。また、ミースの未完のプロジェクトも原寸大で再現されます。会期は、2025年3月19日~2025年6月30日まで。展覧会の公式サイトはこちら
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2025年3月7日(金)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

本展覧会では、20世紀にはじまった住宅をめぐる革新的な試みを、衛生、素材、窓、キッチン、調度、メディア、ランドスケープという、モダン・ハウスを特徴づける7つの観点から再考します。そして、特に力を入れてご紹介する傑作14邸を中心に、20世紀の住まいの実験を、写真や図面、スケッチ、模型、家具、テキスタイル、食器、雑誌やグラフィックなどを通じて多角的に検証します。

1920年代以降、ル・コルビュジエ(1887–1965年)やルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ(1886–1969年)といった多くの建築家が、時代とともに普及した新たな技術を用いて、機能的で快適な住まいを探求しました。その実験的なヴィジョンと革新的なアイデアは、やがて日常へと波及し、人々の暮らしを大きく変えていきました。

本展覧会は、当代の暮らしを根本から問い直し、快適性や機能性、そして芸術性の向上を目指した建築家たちが設計した、戸建ての住宅をご紹介するものです。1920年代から70年代にかけて建てられたそれらのモダン・ハウスは、国際的に隆盛したモダニズム建築の造形に呼応しつつも、時代や地域、気候風土、社会とも密接につながり、家族の属性や住まい手の個性をも色濃く反映しています。理想の生活を追い求めた建築家たちによる暮らしの革新は、それぞれの住宅に固有の文脈と切り離せない関係にあるのです。

一方、それらの住宅は、近代において浮上してきた普遍的な課題を解決するものでもありました。身体を清潔に保つための衛生設備、光や風を取り込む開放的なガラス窓、家事労働を軽減するキッチン、暮らしを彩る椅子や照明などの調度、そして住まいに取り込まれた豊かなランドスケープは、20世紀に入り、住宅建築のあり方を決定づける重要な要素となったのです。そして、こうした新しい住まいのイメージは、住宅展示や雑誌などを通じて視覚的に流布していきました。

今から100年ほど前、実験的な試みとして始まった住まいのモダニティは、人々の日常へと浸透し、今なお、かたちを変えて息づいています。本展覧会は、今日の私たちの暮らしそのものを見つめ直す機会にもなるでしょう。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

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