安田幸一と竹葉徹(編集者)によるトークイベント「土浦邸の近代住宅5原則」の動画です。2024年4月に行われたもの。
remarkable archive
フランシス・ケレ(Francis Kere)の講演「Bridging the Gap(気候、文化、マテリアル、そして建築)」の動画です。
ケレは、2022年のプリツカー賞受賞建築家です。建築家ゲストコメンテーターとして妹島和世、モデレーターとして長谷川祐子も参加。国際文化会館の主催で2024年11月に行われたものです。日本語字幕付です。
アーキテクチャーフォトでは、ケレのプリツカー賞受賞時に、その経歴や作品を特集記事として紹介しています。
ブルキナファソ出身で、2022年に建築界のノーベル賞と称されるプリツカー賞をアフリカ出身で初めて受賞したフランシス・ケレ氏を迎え、「建築」を通して現代社会について考えるArchitalk新エピソードを配信いたします。気候や風土に寄り添い、その土地の知恵や素材を生かしたサステナブルな建築様式が世界から評価されるケレ氏に作品やそのデザインの背景についてお話しいただき、同じくプリツカー賞を受賞したSANAAの妹島和世氏およびサーペンタイン・パヴィリオンをデザインした藤本壮介氏にコメントをいただきました。
2024年11月22日開催
スピーカー:フランシス・ケレ(建築家、Kere Architecture創始者)
ゲストコメンテーター:妹島和世(建築家・SANAA)
モデレーター:長谷川祐子(国際文化会館アート・デザイン部門アドバイザー)
言語:英語(日本語字幕付き)
主催:公益財団法人国際文化会館
助成:MRAハウス、住環境財団

篠原一男のTOTO出版による作品集『篠原一男』が、生誕100年を記念して復刊されます。
本記事では、中身のプレビュー画像も掲載します。上記のリンク先はamazonの予約ページです。発売日は、2025年4月18日を予定しています。また、英語版(※「日本語版(復刻)と別冊・英語版が化粧箱に入り、シュリンク掛けされます」)も同時発売されます。
本書は1996年に刊行した『篠原一男』を復刻したものです。
建築家・篠原一男自身の手によって編まれた作品集『篠原一男』(1996年発行)を、生誕100年となる2025年4月に復刻。篠原一男は、本書の刊行と一連の建築業績が評価され、第38回毎日芸術賞特別賞を受賞。アンビルトを含む全55作品と書下ろし論文を掲載。本書で初公開されたドローイングも必見。
以下に、中身の画像をプレビューします。
グラフィックデザイナーの菊地敦己による講演の動画です。自身の展覧会「グラフィックデザインのある空間」に合わせて2025年1月17日に行われたもの。青木淳をはじめとする建築家との協働でも知られる人物です。

妹島和世+西沢立衛 / SANAAが、国際文化会館の新西館に常設される「ロスコ・ルーム」の設計者になることが発表されました。
DICと国際文化会館の協業が決まり、千葉のDIC川村記念美術館が所蔵する、戦後アメリカ美術を中心とする20世紀美術品のコレクションを中核に、東京の国際文化会館に移転するとのこと。その一環として、DIC川村記念美術館からマーク・ロスコの絵画全7点も移設されます。なお、施設の竣工の予定時期などは発表されていません。
SANAAによるコメント
国際文化会館は日本モダニズム建築の代表作である本館と、七代目小川治兵衛による名勝の庭園が見事に調和した空間となっています。私どもが新西館を設計する上では、自然と建築の融合、歴史の継承と新しい風景、知的対話・文化交流を生み出す空間という3 つのコンセプトを建築として具現化できるよう設計してまいりました。この度、世界的な文化財である<シーグラム壁画>の「ロスコ・ルーム」を設計するという機会に巡り合う事ができ大変光栄に思います。
マーク・ロスコご遺族によるコメント
DIC 川村記念美術館とその象徴的なコレクションは、アート愛好家に長年愛されてきましたが、新たに東京に拠点を移しても、その価値観は受け継がれ、さらに多くの来館者が美を堪能できることでしょう。
なかでも、ロスコを象徴する<シーグラム壁画>7 点を展示するためのロスコ・ルームは魅力的な瞑想空間であり、新しい美術館で再現されることをとても喜んでおります。
DIC 株式会社 社長執行役員 池田尚志からのコメント
当社にとって美術館運営は、より多くの人々の心に「彩りと快適」を届ける機会として、また企業と社会の共生の在り方を体現するものとして、大切にしてきたものです。この度、国際社会において文化交流と知的協力の中心的な役割を担われてきた国際文化会館様と、より大きな理念の下でこの活動を発展させていく機会をいただけたことに、心から感謝しております。それぞれに培ってきた伝統を大切にしながら、民間企業と公益財団による新たな価値の創造に向けて鋭意努力してまいります。
公益財団法人国際文化会館 理事長 近藤正晃ジェームスによるコメント
国際秩序が揺らぎ、国家間の対立が深まる中で、民間外交や国際文化交流の重要性は一層高まります。
SANAA が設計する常設展示室「ロスコ・ルーム」が、対立する人々の心に静かな内省をもたらし、共感の輪を広げ、相互理解を深めることで、平和を生み出す場となるならば、それはまさに歴史的な意義を持つことでしょう。このような公益プログラムを DIC 様と共同運営できることに、心から感謝しています。
グラフィックデザイナーの佐藤卓を特集したテレビ番組「Style2030 賢者の映す未来」の動画です。2025年2月に放送されたもの。(YouTubeで公式アカウントが公開しています)


安藤忠雄建築研究所が設計した、香川の「直島新美術館」の新しいパースが公開されています。
開館は、2025年5月31日に決定されています。開館記念として、国内外のアーティスト12組の展覧会が開催されます。施設の公式ページはこちら。
ベネッセアートサイト直島で10番目となる安藤建築
直島新美術館の建築は、1992年開館のベネッセハウス ミュージアム以降、30年以上にわたり直島の数々の建物を手掛けてきた安藤忠雄氏が設計を担当します。丘の稜線をゆるやかにつなぐような大きな屋根が特徴的な建物は地下2階、地上1階建てです。トップライトから自然光が入る階段室は地上から地下まで直線状に続いており、階段の両側に4つのギャラリーが配置されています。地上フロアの北側にはカフェを併設し、瀬戸内海を臨むテラスから、豊島や行き交う漁船など、瀬戸内海らしい景観を眺めることができます。
外観は本村の集落の景観になじむよう、焼杉のイメージに合わせた黒漆喰の外壁や小石が積まれた塀などを予定しており、美術館までのアプローチや建築からも直島の歴史や人々の営みと体験が緩やかに繋がるようデザインされています。
以下に、その他のパースを掲載します。
吉村靖孝が、TOTOギャラリー・間での自身の展覧会「マンガアーキテクチャ――建築家の不在」を解説している動画です。2025年2月に公開されたもの。アーキテクチャーフォトでは、この展示の様子を特集記事として紹介しています。

西沢立衛建築設計事務所が、鹿児島の「古仁屋小学校」設計プロポーザルで最優秀提案者に選定されています。提案書も公開されています。また、次点者は、髙橋一平建築事務所。佳作に、濱田慎太建築事務所、保坂猛建築都市設計事務所、妹島和世建築設計事務所、武田建築事務所が名を連ねています。
古仁屋小学校建築基本設計公募型プロポーザルの審査講評及び提案書を公表いたします。
以下は、提案書へのリンクです。
最優秀提案者
西沢立衛建築設計事務所
優秀提案者(次点)
髙橋一平建築事務所
佳作
濱田慎太建築事務所
保坂猛建築都市設計事務所
妹島和世建築設計事務所
武田建築事務所
審査講評
ファラによる講演「Cheshire cats & Trojan horses」の動画。スイス連邦工科大学ローザンヌ校で2024年10月に行われたものです。
大西麻貴+百田有希 / o+hによる講演会「生きた全体――A Living Whole」の動画です。TOTOギャラリー・間での展覧会に合わせて2024年9月に行われたもの。2026年3月15日までの期間限定の公開(予定)。アーキテクチャーフォトでは、建築展「生きた全体――A Living Whole」を特集記事として紹介しています。
石上純也建築設計事務所が設計した、山口の「House & Restaurant」(maison owl) がレストランとしての一般予約受付を開始しています。これまでは全館貸切のみ一般受付をしていました。ダイニングエクスペリエンス(ディナー)の予約が3ヶ月先まで可能で、価格は¥55,000(税サ込)~となっています(※2025/1/7時点)。店舗の公式サイトはこちら。アーキテクチャーフォトでは、この建築を特集記事として紹介しています。
坂茂へのインタビュー動画「私は建築家に失望しています(I Am Disappointed in Architects)」です。動画内では、坂の国内外の代表作品も紹介されています。ルイジアナ美術館の制作で2025年1月に公開されたもの。
藤森照信によるトークイベント「土浦邸の魅力と歩み」の動画です。復元と移築が行われた“土浦亀城邸”の、歴史上の位置づけや建築的魅力について語る内容となっています。2024年12月に行われたもの。アーキテクチャーフォトでは、復原と移築がされた「土浦亀城邸」を特集記事で紹介しています。また、こちらのページから見学予約の申込を受け付けています(※毎月1日10時より当月分の発売を開始)。