T・W・ライアン・アーキテクチャー(T W Ryan Architecture)が設計した、アメリカ・ヴァージニア州の、3つの切妻と煙突が特徴的でミニマリズムを感じさせる住宅「 Three Chimney House」の写真と図面が16枚、dezeenに掲載されています。建築家のサイトには別カットの写真や模型なども掲載されています。
remarkable archive
アムステルダムとバーレーンを拠点とし、特異な作風で注目されるアンネ・ホルトロップに、オープンを控えるロンドンのマルジェラ新旗艦店の考え方や、教授を務めるETHZでの教育等について聞いているインタビューが、something curatedに掲載されています。画像も数枚掲載されています。過去の作品では2015年ミラノ万博のバーレーン館なども話題になりました。
以下が、ホルトロップのインスタアカウントに掲載された、マルジェラ新旗艦店の模型写真。
スイス連邦工科大学建築学科が、2020年春学期のバーチャル展示会として特設サイトを公開しています。各スタジオの作品写真や修士論文(設計)の作品画像を多数見ることができます。2020年5月29日までの期間限定公開だそう。
ヴァーチャル展示会にあたって、スイス連邦工科大学建築学科が掲載しているコメントは以下。
Virtual Exhibition, Spring Semester 2020
The D-ARCH’s shift to online research and teaching – due to the global pandemic situation – has turned out to be a significant success. Still, the confinement was far from easy. Many of us faced significant challenges, depending on the level of income and isolation, the living and working conditions at home, etc. If we were successful under the conditions, it is due to the engagement of entire D-ARCH community: the Students, Mittelbau, Professors and Staff who made it possible.
The online teaching mode (D-ARCH REMOTE) remains in place until the end of the Spring Semester 2020. The department therefore launched a digital platform bringing together, showing and archiving the results of the department’s manifold teaching and research activities from the past months, focusing on the Final Reviews of the current studio projects and a virtual exhibition of the Master’s Theses.
トゥニョン・アルキテクトスが既存建物の修復と増築を手掛けた、スペイン・カセレスの、アート収集家のヘルガ・デ・アルヴェアールの所蔵作品の美術館「Museum of Contemporary Art Helga de Alvear」の写真と図面が26枚、archdailyに掲載されています。美術館の公式サイトはこちら。
トゥニョン・アルキテクトスを主宰するエミリオ・トゥニョンは、マンシーリャ+トゥニョンとして『El Croquis 161』で特集されるなど活躍していましたが、2012年にパートナーのルイス・マンシーリャが亡くなったため自身の事務所名義で作品を発表しています。
ラファエル・モネオとカナルス・モネオ・アルキテクトス(Canals Moneo Arquitectos)が設計した、スペイン・マヨルカ島のワイナリーの増築「Ribas Winery Extension」の写真と図面が24枚、archdailyに掲載されています。
著名建築家に自作ではなく、自身について語ってもらうトークイベント「Architects, not Architecture」が、ホームエディションとして過去のアーカイブを公開しています。ダニエル・リベスキンド、ピーター・クック、ベン・ファン・ベルケル、マリオ・ボッタ、タチアナ・ビルバオなどの講演を聞くことができます。
オフィス・ケルステン・ゲールス・ダヴィッド・ファン・セーヴェレンが設計した、ベルギー・アントウェルペンのアートギャラリー「Tim Van Laere Gallery」の写真と図面が19枚、archdailyに掲載されています。
ネリ&フーの設計で建設が進められる、中国・四川省峨眉山市の、フランス企業出資による中国初のウイスキー蒸留所の画像などが19枚、archdailyに掲載されています。こちらに日本語での施設建設やその背景を伝えるニュース記事があります。観光施設も併設されているそう。
カラムク・クオ・アーキテクツ(karamuk kuo architects)が設計した、スイス・ローザンヌ大学の、ボックス型の外観と内部空間に立体的に広がるオープンスペースが特徴的なスポーツ科学に関する施設「International Sports Sciences Institute」の写真と図面がdesignboomに掲載されています。建築家のサイトにもその他の写真やコンセプト模型の写真などが掲載されています。彼らの仕事は『El Croquis 196』でも特集されています。
ルーラル・アーバン・ネットワークによる、モンゴル・ウランバートルの、元遊牧民の人々の問題を解決する事を目的とし、地域の伝統住居“ゲル”にインスパイアされて設計された建築「GER INNOVATION HUB」の写真と図面がdesignboomに掲載されています。
以下はプロジェクトの背景もまとめられた動画です。
中国の、中庭を囲むように居室が配置される伝統的な集合住宅“客家土楼”を、ルーラル・アーバン・フレームワーク(rural urban framework)が木造構築物を付加することで現代的な生活への対応を実現した建築プロジェクト「RETHINKING THE COLLECTIVE」の写真と図面が20枚、designboomに掲載されています。
以下は、プロジェクトの概要が分かりやすくまとめられた動画。
途上国を中心に世界の、社会的・環境的・経済的な問題の解決に建築視点で取り組むCAUKIN・スタジオが手掛けた、フィジー共和国・ナディのコミュニティホールの写真などが25枚、建築家のサイトに掲載されています。designboomにはより建築の様子が分かる写真と図面が19枚掲載されています。
彼らのプロジェクトページからはその他のプロジェクトの写真も多数見ることができます。
以下は同建築の動画。
乾久美子・青木淳・中川エリカ・長谷川豪・福島加津也が審査した、東京建築士会の「住宅建築賞2020」の結果と、審査建築家による率直で興味深い講評が掲載されたPDFが公開されています。
審査結果は以下。
「住宅建築賞2020」入賞者発表
この度、本会主催による「住宅建築賞」の受賞が下記の通り決定しましたのでお知らせいたします。住宅建築賞2020 審査結果(応募点数74点)
入賞4点(内金賞1点)、奨励賞1点
【審査員】
審査員長:乾久美子/審査員:青木淳 中川エリカ 長谷川豪 福島加津也<住宅建築賞 金賞>
●武蔵野の戸建(東京都)
設計者 小坂怜+森中康彰(一級建築士事務所小坂森中建築)
建築主 坂井啓吾+坂井むつみ
施工者 株式会社山菱工務店
【建物構造:木造】<住宅建築賞> (受付順)
●daita2019(東京都)
設計者 山田紗子(山田紗子建築設計事務所)
建築主 山田良明
施工者 株式会社ビルドラボ
【建物構造:木造軸組構造〔外部のみ鉄骨造〕】●北小金のいえ(千葉県)
設計者 白石圭(S設計室)+中島壮(中島壮設計一級建築士事務所)+橋本圭央(日本福祉大学)
建築主 白石明子
施工者 S設計室
【建物構造:木造在来工法】●古澤邸(東京都)
設計者 古澤大輔(リライト_D/日本大学理工学部)+坪井宏嗣(株式会社坪井宏嗣構造設計事務所)
建築主 古澤大輔
施工者 株式会社TH-1
【建物構造:RC造〔純ラーメン構造〕】<住宅建築賞 奨励賞> (受付順)
●朝霞の3棟再整備計画(埼玉県)
設計者 荒木源希+佐々木高之+佐々木珠穂+青木昂志良(株式会社アラキ ササキアーキテクツ)
建築主 石嶋幹夫
施工者 トータルリフォーム丸川株式会社
【建物構造:木造一部S造】
ヘルツォーグ&ド・ムーロンのジャック・ヘルツォーグに、パンデミック後の都市デザインと管理や、田舎への回帰等を含む様々な話題について聞いているインタビュー動画です。スイス建築博物館が企画して、インスタグラムのライブストリーミング機能を使って実施されたものです。聞き手はスイス建築博物館のディレクターのアンドレアス・ルビー。2020年5月15日に行われたものです。
«S AM Calls» is a series of Instagram Live conversations with practitioners and thinkers from the world of architecture on the pressing questions driving the built environment today.
For the first installment of the series, S AM Director Andreas Ruby spoke with Jacques Herzog, Founding Partner of Herzog & de Meuron. The conversation touched on topics such as genericism versus specificity, the possibility of a “rural turn” following the COVID-19 crisis, and the ways in which the design and management of cities might change after the current pandemic.
スペースワーカーズのウェブサイトに、彼らが2016年に完成させた、ポルトガル・パレーデスの、中庭を中心とした回遊性があり有機的なプランが特徴的な住宅「Cabo de Vila House」の写真と図面が14枚掲載されています。
以下の動画は、この建築を三輪車に乗る子ども目線で紹介するもの。
スペースワーカーズ(Spaceworkers)が設計した、ポルトガル・ルサダの、ヴォリュームを分散配置しガラス屋根で繋ぐ構成の、ポルトガル北部のロマネスク建築を紹介する施設「Interpretation Centre of Romanesque」の写真と図面が、dezeenに掲載されています。建築家のサイトにも現場写真を含む別の写真などが掲載されています。