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アトリエ・ワン パートナーの玉井洋一による、長谷川豪の上賀茂神社・休憩所のレビュー

アトリエ・ワン パートナーの玉井洋一による、長谷川豪の上賀茂神社・休憩所のレビューがinstagramに掲載されています。写真も8枚見ることができます。

市原湖畔美術館等の施設のサインの実物が多数展示される、デザイナー・色部義昭の展覧会「目印と矢印」が開催中

市原湖畔美術館・須賀川市民交流センターtette等の建築業界でも知られた施設のサインの実物が多数展示される、デザイナー・色部義昭の展覧会「目印と矢印」が開催されています。会場は東京・銀座の「クリエイションギャラリーG8」です。
こちらのページこちらのページに会場写真が掲載されています。色部は、長谷川豪の書籍に多数関わっていることでも知られています。最新のサイン計画のプロジェクトにはスキーマと組んだ東京都現代美術館のリニューアルなどがあります。

1997年に急逝したグラフィックデザイナー亀倉雄策の生前の業績をたたえ、グラフィックデザイン界の発展に寄与することを目的として、1999年、亀倉雄策賞が設立されました。この賞の運営と選考は公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が行い、毎年、年鑑『Graphic Design in Japan』出品作品の中から、最も優れた作品とその制作者に対して贈られます。

第21回は、色部義昭氏の、地下鉄のCI計画「Osaka Metro」に決定しました。色部氏は、日本デザインセンター入社後、原デザイン研究所の勤務を経て、2011年より色部デザイン研究所を開設。DIC川村記念美術館や市原湖畔美術館、国立公園や須賀川市民交流センター tetteといった、美術館や公共施設のブランディング、サイン計画をはじめ、「naturaglacé」や「Liquitex」などのパッケージデザイン、「TAKEO PAPER SHOW 2011−本」や「富山県美術館の目印と矢印」の会場構成など、グラフィックデザインをベースに、平面、立体、空間を横断し、幅広くデザインを展開してきました。必要なものは何か、使用される条件や背景を的確に判断し、心地よく印象的なデザインで、社会とデザインの接点を考える数々のプロジェクトを手がけています。

今回の受賞作品は、公営から民営の地下鉄として開業した「Osaka Metro」のCI計画。Metroの「M」の中にOsakaの「O」を内包した、立体的で螺旋状に動きのあるシンボルを中心に、エネルギッシュな大阪の町や走り続ける活力を表現したこの計画は、「プライベートな作品、表現が多い中、公共性の高い仕事」、「堂々たるデザインであり、亀倉雄策賞に相応しい」と高く評価されました。この受賞を記念して個展を開催いたします。

小堀哲夫による、山口・下関の、梅光学院大学新校舎「The Learning Station CROSSLIGHT」の写真
小堀哲夫による、山口・下関の、梅光学院大学新校舎「The Learning Station CROSSLIGHT」の写真 photo©japan-architects.com

小堀哲夫による、山口・下関の、梅光学院大学新校舎「The Learning Station CROSSLIGHT」の写真がjapan-architects.comに掲載されています

小堀哲夫建築設計事務所が設計した、山口・下関の、梅光学院大学新校舎「The Learning Station CROSSLIGHT」の写真が44枚、japan-architects.comに掲載されています。
以下は小堀による公式のプロジェクトに関するテキストです。

都市の延長である三次元網目構造

梅光学院大学新校舎「The Learning Station CROSSLIGHT」は、学生が世界で活躍できる人材となるべく、”考える力”“生きる力”が培われる場を目指している。山口県下関市のキャンパスは、襞状の複雑な地形に道路が入り組む、密集した市街地にある。学校や市体育館、住宅などさまざまな要素が周囲を囲んでいることから、新校舎はこれらの中心的な場となるよう、キャンパスと街との境界をなくし、建物へ多方向からアクセスできる出入口を持たせた。点在した立体ヴォイドによる動線や視線が複雑につながる三次元網目構造の概念によってつくられたアクティブラーニング空間は、学びの空間そのものが都市構造(社会の縮図)と連続し、まったく新しい学びのシーンをつくり出していく。

坂倉準三の「旧神奈川県立近代美術館 鎌倉」がリニューアルされ4/20から建築公開。改修過程の展示も開催。

坂倉準三の「旧神奈川県立近代美術館 鎌倉」がリニューアルされ4/20から建築公開、改修過程を紹介する展示「新しい時代のはじまり」も行われているようです。建築公開の会期は2019年4月20日~5月6日。公開の詳細はこちらのPDFで

2019年6月8日(土)の開館に先駆けて、4月20日(土)から5月6日(月・祝)までの間、建築を公開し、「新しい時代のはじまり」展を開催いたします。本展は、建築家・坂倉準三によって設計された「旧神奈川県立近代美術館 鎌倉」の歴史的建築の意匠を保ちつつ、最新の技術によって補強、復原、機能を向上させた本改修工事の過程を、図面や模型、記録映像、写真などで紹介するものです。皆様のご来館を心よりお待ちしております。

ヴォ・チョン・ギア・アーキテクツによる、ベトナム・ホーチミン市の、緑あふれる立体的な外部空間が組み込まれた住宅「Ha House」の写真

ヴォ・チョン・ギア・アーキテクツが設計した、ベトナム・ホーチミン市の、緑あふれる立体的な外部空間が組み込まれた住宅「Ha House」の写真と図面が29枚、archdailyに掲載されています。

BIGによる、パリ・シャンゼリゼ通りの老舗デパート ギャラリー・ラファイエットの新旗艦店の写真

BIGによる、パリ・シャンゼリゼ通りの老舗デパート ギャラリー・ラファイエットの新旗艦店の写真が21枚、designboomに掲載されています。1930年代のアールデコ様式の元銀行を改修したそう。

ヴァレリオ・オルジアティによる、バーレーンの、ユネスコ世界遺産登録された真珠採取業の遺構の為のヴィジターセンターの新しい写真

ヴァレリオ・オルジアティによる、バーレーンの、ユネスコ世界遺産登録された真珠採取業の遺構の為のヴィジターセンターの新しい写真が16枚、designboomに掲載されています。恐らくオルジアティ公式の写真で、内部空間の様子が紹介されたのは初ではないかと。

「建築家の青木淳さんが新館長に 京都市美術館」(共同通信)

「建築家の青木淳さんが新館長に 京都市美術館」という記事が、共同通信に掲載されています。
2015年8月に、青木淳・西澤徹夫設計共同体が、京都市美術館再整備設計プロポーザルで受託候補者に選ばれていて現在改修が進められています。
以下は、青木が就任に関してtwitterに投稿したコメントです。

元木大輔 / DDAAが設計して、創造系不動産がコンサルした、東京・青山の小さな私道の改修プロジェクトの写真

元木大輔 / DDAAが設計して、創造系不動産がコンサルした、東京・青山の小さな私道の改修プロジェクトの写真が6枚、創造系不動産のサイトに掲載されています。元木のサイトではより多くの写真を見ることができます

固定資産は建築や土地だけではありません。住宅地の小路や階段の中には、個人(民間)が所有している固定資産としての道があります。そのほとんどは所有者の通行に供するために存在していますが、中には公道と変わりなく不特定多数の人が自由に利用するような、扱いとして限りなく「公道」に近い「私道」も存在しています。建築・不動産はそこにどのようにアプローチできるでしょうか。

南青山のブティックなどが並ぶ通りを脇に入った小道に、長い年月で擦り減った小さな大矢石の階段があります。
それは近隣の住民の生活の一部であり、通り抜けでき、裏道として多くの人が利用している「私道」の一部です。

フェイルデン・ファウルズによる、イギリスのヨークシャー彫像公園に新築された、ギャラリー・ショップ・飲食施設のあるヴィジターセンターの写真

フェイルデン・ファウルズ(Feilden Fowles)が設計した、イギリスのヨークシャー彫像公園に新築された、ギャラリー・ショップ・飲食施設のあるヴィジターセンターの写真が12枚、dezeenに掲載されています。

オープン・アーキテクチャーが、上海の旧竜華空港の航空燃料タンクをコンバージョンしたアート施設「Tank Shanghai」の写真

オープン・アーキテクチャーが、上海の旧竜華空港の航空燃料タンクをコンバージョンしたアート施設「Tank Shanghai」の写真が8枚、dezeenに掲載されています。こちらのブログに当該施設完成前の旧空港の様子が日本語で紹介されていて敷地の歴史を知ることができます。オープン・アーキテクチャーは地中に埋設された洞窟のような美術館「UCCA Dune Art Museum(2018)」が話題になったりもしていました。

フリーダ・エスコベドによる、ニューヨーク・ブルックリンの、メキシコの土で作られた煉瓦を使用したイソップの店舗の写真

フリーダ・エスコベドによる、ニューヨーク・ブルックリンの、メキシコの土で作られた煉瓦を使用したイソップの店舗の写真が5枚、dezeenに掲載されています。フリーダはメキシコを拠点とする建築家で2018年のサーペンタンパヴィリオンの設計者に選定され世界的に注目を集めました。過去の作品も興味深いです。

スノヘッタが計画している、上海の、地上から屋上までが巨大な階段で連続するオペラハウスの画像

スノヘッタが計画している、上海の、地上から屋上までが巨大な階段で連続するオペラハウスの画像が6枚、dezeenに掲載されています。
以下はCG動画です。

トラフによる、東京・千代田区のフィットネスジム「BODY DIRECTOR 平河町店」の写真

トラフのウェブサイトに、東京・千代田区のフィットネスジム「BODY DIRECTOR 平河町店」の写真が12枚掲載されています。

15年以上に渡り、独自のメソッドで取り組んできたプライベートジムBODY DIRECTORの内装計画。 千代田区平河町に新築された THE KITANO HOTEL TOKYO の地下1階に位置する60m2に満たない場所を、効率的に使いながらも、ゆったりと落ち着いて利用できる空間が求められた。

間口6m、奥行9.8mの空間を2つに割り、半分をフィットネススタジオ、もう半分に諸機能の個室を集め、内装の雰囲気も対照的なゾーニングとした。
縦長のフィットネススタジオの壁2面には、体育館でも使われる吸音性を持つ木毛セメント板を配し、カラーのパターンを描きながら、スタジオ内に躍動感を生み出す。
対角の2面は、高さ2.5mの鏡で覆い、トレーニング中の姿を映しながら、空間に広がりを加えている。トレーニング備品は、ベンチなどの家具と共に壁面の開口に埋め込み、スペースを確保した。
スタジオにはリノリウム、受付や個室には、温かみあるナラ材のヘリンボーンや、サイザル麻を敷き、自然素材の床が、空間に異なる趣を与えている。

フィットネスジムという躍動的なイメージと高級ホテルに相応しいホスピタリティを融合させる、両義的な空間を目指した。

ジャン・ヌーベルの設計で完成した「カタール国立博物館」の内外の様子を伝える動画 アーティストのクリストが、パリの凱旋門を梱包するインスタレーションの計画を公開

アーティストのクリストが、パリの凱旋門を梱包するインスタレーションの計画を公開したそうです。実施されるのは2020年4月6日~19日だそう。リンク先にドローイングの画像が7枚掲載されています。近年も意欲的に活動を続けており、2018年にはドラム缶7000個を池に浮かべるプロジェクトを、2016年にはイタリアの湖に巨大な桟橋を架けるプロジェクトを実現しています。

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