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大野友資に、六本木ヒルズでのクリスマスインスタレーション「MY DEAR CHUNKY」の設計プロセスと背景について聞いているインタビュー

大野友資 / DOMINO ARCHITECTSに、六本木ヒルズでのクリスマスインスタレーション「MY DEAR CHUNKY」の設計プロセスと背景について聞いているインタビューが、ヒルズライフに掲載されています。
「MY DEAR CHUNKY」はアーキテクチャーフォトでも特集記事として紹介しています

ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、香港の元中央警察署を改修増築した美術館「タイ・クゥン」のイワン・バーンが撮影した写真

ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、香港の元中央警察署を改修増築した美術館「タイ・クゥン」のイワン・バーンが撮影した写真が11枚、dezeenに掲載されています。

イギリスの新聞ガーディアンによる2018年の建築ベスト10の1番に、石上純也のカルティエ財団での展示が紹介

イギリスの新聞ガーディアンによる2018年の建築ベスト10の1番に、石上純也のカルティエ財団での展示が紹介されています。日本の建築家では10番に隈研吾によるヴィクトリア&アルバート博物館ダンディーもランクインしています。石上純也のカルティエ財団美術館での建築展の会場写真はこちらで閲覧可能です。

トラフによる、東京の「イソップ 渋谷店」の写真

トラフのウェブサイトに、東京の「イソップ 渋谷店」の写真が8枚掲載されています。

オーストラリアのスキンケアブランドであるイソップの、新しく渋谷にオープンする路面店の内外装計画。明治通り沿いにあるビルの1階で、面積としては4倍ほど広い、間口7m、奥行き12mの空間である。

日々変わり続け、新旧が入り混じる渋谷の様子を手がかりに、下地の状態と、仕上がった状態とが共存する空間を考えた。
元の内装を解体して現れたのは、度重なる改修の跡が刻まれたコンクリートのスケルトン空間。その空間をそのまま活かしながら、大きなシンクを中心とした回遊的なプランとし、売り場の広さを利用して雛壇状に構成された壁側の商品棚が、店内を包み込む。これら什器の木部には全て国産のクリ材が使われており、質の高い家具のような仕上がりを目指して、家具メーカーのカリモクに製作を依頼した。人の手に触れる部分は、思わず撫でたくなる滑らかなディティールで仕上げられているのとは対比的に、人の手に触れない部分は、仕上げられていない製作途中の家具のように構造が露出している。構造を含め、シンクやファサードなど、今回使われる鋼材は耐食性のある溶融亜鉛メッキ仕上げとし、金物の素材感を統一した。床は、既存のコンクリート床に対し、人が歩行する場所のみ、カシミア混紡のカーペットを敷くことで、硬い路面から店舗へ入る際に柔らかな印象を足元からも与えられるようにした。
窓際のコーナーをなでるようにカーブさせたベンチは、その脇に置かれたシンクとともに、親密な空間をつくりあげている。
路面店としての顔となるファサードは、その横にある建物のエントランスに施されたアーチ状のゲートを反復したような庇をつけることで、既存環境を引き受けてデザインした。

新陳代謝をし続ける渋谷に呼応するように、新旧のダイナミックなコントラストを持つ店舗空間を目指した。

6a・アーキテクツによる、ロンドンの、使用される素材・色・寸法等の組み合わせによって、他にない独特の空気感が生まれているコンセプトショップ「Blue Mountain School」の写真

6a・アーキテクツのウェブサイトに、ロンドンの、使用される素材・色・寸法等の組み合わせによって、他にない独特の空気感が生まれているコンセプトショップ「Blue Mountain School」の写真が29枚掲載されています。

「安藤忠雄氏の風の教会を多目的ホールに再生/19年5月から事業スタート/神戸市が賑わい創出事業に選定 」(建設ニュース)

「安藤忠雄氏の風の教会を多目的ホールに再生/19年5月から事業スタート/神戸市が賑わい創出事業に選定 」という記事が、建設ニュースに掲載されています。リンク先ニュースによれば増築も行われる計画との事ですが、安藤事務所が手掛けるのかどうかは明らかになっていません。

川久保玲への、ニューヨーク・タイムズ社のTマガジン日本版によるインタビュー記事「ファッションの偉大なる解放者」

コムデギャルソンのデザイナーで経営者の川久保玲への、ニューヨーク・タイムズ社のTマガジン日本版によるインタビュー記事「ファッションの偉大なる解放者」が公開されています。様々なエピソードとともに川久保の思想や発言が紹介されています。

チッパーフィールドによる、ロンドンの、六角形平面で仕上げによるマッシブな表情が特徴的な2本の高層集合住宅「Hoxton Press」の写真

デイビッド・チッパーフィールドのウェブサイトに、ロンドンの、六角形平面で仕上げによるマッシブな表情が特徴的な2本の高層集合住宅「Hoxton Press」の写真と図面が10枚掲載されています。

チッパーフィールドによる、ドイツのベルリン博物館島の5つの施設を連結する機能も担う「ジェームズ・サイモン・ギャラリー」の写真

デイビッド・チッパーフィールドによる、ドイツのベルリン博物館島の5つの施設を連結する機能も担う「ジェームズ・サイモン・ギャラリー」の写真と図面が20枚、designboomに掲載されています。オープンは2019年夏を予定しているそう。こちらに2007年6月時点での日本語で計画概要を読めるニュース記事があるのですが、そこには「完成は2012年を見込んでいる」とあるので、計画・建設が長期化された末に完成したことが伺えます。

スタジオ・カデナによる、コロンビアの、店舗名のイニシャルのMをモチーフとしているファサードの開口部の形状が特徴的なベーカリー「Masa bakery」の写真

スタジオ・カデナ(Studio Cadena)が設計した、コロンビアの、店舗名のイニシャルのMをモチーフとしているファサードの開口部の形状が特徴的なベーカリー「Masa bakery」の写真が16枚、dezeenに掲載されています。単純なアイデアにも思えますが、各所に丁寧な設計が為されていることで、単なるアイデアだけでないクオリティをもった建築になっています。

隈研吾による、台湾の、屋根のみが地面に置かれたような形状の廟「TAO」の写真

隈研吾のウェブサイトに、台湾の、屋根のみが地面に置かれたような形状の廟「TAO」の写真と図面が10枚掲載されています。廟とは「祖先の霊をまつる建物」のこと

台北の南70kmの新埔の山中に計画された、道教の神、鬼谷子をまつる道教の廟。
箱の上に屋根が乗るのではなく、オルガニックな形状の屋根だけを、大地の上に直接置いた。
屋根の端部にソリを与えて地面からめくりあげることによって、妻入りでも平入りでもない、寄棟屋根のコーナーから入るという、ユニークな形状が可能となった。
柱や梁がないように、屋根にもフレームがなく、ジョイストと野地板のみで剛性を獲得する木造ドーム構造とした。ジョイストには50mm厚の集成材を使用し、500mmピッチで配置することによって、かつてアジアの木造建築の屋根を支えていた、斗栱と同じようなリズム感を与えることが可能となった。

イシダアーキテクツスタジオによる、長野・軽井沢の別荘「積葉の家」の写真

イシダアーキテクツスタジオが設計した、長野・軽井沢の別荘「積葉の家」の写真が13枚、designboomに掲載されています。

オラファー・エリアソンとゼバスティアン・べーマンが主宰するスタジオ・アザー・スペーシズによる、グリーンランドの、その場の氷を型枠として利用して内部空間を作っている、災害調査・ビジターセンター設計コンペの応募案の画像

アーティストのオラファー・エリアソンと建築家のゼバスティアン・べーマン(Sebastian Behmann)主宰するスタジオ・アザー・スペーシズによる、グリーンランドの、その場の氷を型枠として利用して内部空間を作っている、災害調査・ビジターセンター設計コンペの応募案の画像が公開されています。「projects」→「Ilulissat Icefjord Park, Greenland」の順にクリックしていくと画像が8枚見られます。この提案は、設計コンペの最終候補に残っていいました。コンペで設計者に選ばれたのはドルテ・マンドルップでした(画像も掲載されています)

ハーバード大学GSDの、インスタグラムアカウントの運用が緻密で驚かされます

ハーバード大学グラデュエイト・スクール・オブ・デザインの、インスタグラムアカウントの運用が緻密で驚かされます。現在約8万人がフォローしているアカウントでは、大学での講評などの様子が、ほぼリアルタイムで更新され続けています。
特にストーリーと呼ばれる24時間で消滅するコーナー(リンク先の円形で虹色で囲まれているアイコン画像をクリックすると閲覧可能)の運用が凄く、講評会の様子の動画には、その学生のアカウントのリンクが張られていたり、講評する講師陣のアカウントもリンクされています。
つまり、大学のアカウント自体が、多くのフォロワーを抱えるインフルエンサーのような状態になっているので、そこをハブとして、所属学生や教授陣の活動をPRする役割も担っているという事です。
教育機関のアカウントして、これほど踏み込んで運用を行っていることにも驚きを感じます。
また、ハーバード大学GDSはyoutubeも使用しており、こちらでは度々おこなわれる世界的建築家の講演の動画を、開催数日後にUPするというスピード感で運用されています。
ネットの普及した現代の教育機関のSNS活用事例、プロモーション事例として閲覧しておく価値はあると思います。

アイレス・マテウスが増築を計画している、フランス・トゥールーズの「オーギュスタン美術館」の画像

アイレス・マテウスが増築を計画している、フランス・トゥールーズの「オーギュスタン美術館」の画像が9枚、archdailyに掲載されています。オーギュスタン美術館は元修道院を改修した美術館です。公式サイトはこちら

藤本壮介らによる、フランス・モンペリエの、大きく張り出したベルコニーの連なりが特徴的な集合住宅・オフィス・ギャラリーなどの複合施設の、ほぼ完成した外観写真

藤本壮介らによる、フランス・モンペリエの、大きく張り出したベルコニーの連なりが特徴的な集合住宅・オフィス・ギャラリーなどの複合施設の、ほぼ完成した外観写真が12枚designboomに掲載されています。共同設計者には、ニコラス・レネ・アーキテクツ(nicolas laisné architectes)ドリームOXO・アーキテクツが名を連ねています。
上階に行くほど、バルコニーの面積が大きくなるデザインが、外観全体の印象に大きく寄与していることが良くわかります。また層が異なるバルコニー同士を結ぶ階段の存在も、内部の構成を想像させる要因となっています。
写真を撮影したビンセント・エシテ のサイトでは、バルコニーからの眺めなどの別カットの写真も掲載されています。
2014年3月の計画案公開当時のCG画像、図面はこちらで閲覧可能です。

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