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菊竹清訓の「旧都城市民会館」を3次元スキャンしたデータから制作したモデルを、ARでリアルタイムに切断して断面表示する様子の動画が、twitterに投稿され2000以上のいいねが付くほど話題に

菊竹清訓の「旧都城市民会館」を3次元スキャンしたデータから制作したモデルを、ARでリアルタイムに切断して断面表示する様子の動画が、twitterに投稿され2000以上のいいねが付くほど話題になっています。藤原龍が投稿したものです。この試みは、弊サイトでも紹介したgluonによる、「旧都城市民会館」を3次元スキャンで記録するプロジェクトを発展させたものと思われます。デジタルでの保存観点のみならず、建築を伝える新たな方法としても興味深いテクノロジーと言えるでしょう。

また、こちらのページでは、同モデルの内装情報込みのARの3Dモデルが新規に公開されていて、スマートフォンを使って、旧都城市民会館の内部の様子も閲覧できます

構造家の大野博史(オーノJAPAN)へのインタビュー動画 坂茂が、大分県立美術館での自身の建築展の為に、ネットを使って遠隔地から収録したギャラリートークの動画

坂茂が、大分県立美術館での自身の建築展「仮設住宅から美術館まで」の為に、ネットを使って遠隔地から収録したギャラリートークの動画です。展示会場の様子も同時紹介されています。

大分県立美術館で開催する「坂茂建築展-仮設住宅から美術館まで」のギャラリートークを坂 茂氏自らが行いました。ぜひ、ご覧ください。
「坂茂建築展-仮設住宅から美術館まで」(大分県立美術館、2020年5月11日(月)~7月5日(日))

隈研吾の建築が6つある高知・梼原町に「隈研吾の小さなミュージアム」が設立。公式サイトではインタビュー動画なども閲覧可能

隈研吾の建築が6つある高知・梼原町に「隈研吾の小さなミュージアム」が設立されていて、公式サイトではインタビュー動画なども閲覧可能です。こちらによれば、開館は2020年5月11日に延期されているとこのこと(その後の情報は不明なので、直接ご確認ください)。サイトのドメインを見る限り梼原町が運営しているようです。

世界的建築家・隈研吾 木造建築の物語はこの小さな町からはじまりました。

高知県梼原町にある古い芝居小屋ゆすはら座と出逢った隈研吾。
そこから隈研吾氏と梼原町との長い交流が続き、その縁がきっかけで多くの隈研吾作品が梼原町には存在します。
梼原町内5箇所6つの隈研吾作品が集まる、世界でも類をみない梼原町は町全体がミュージアムと言えます。
木橋ギャラリーの一画にある「隈研吾の小さなミュージアム」を拠点に隈研吾作品に触れる梼原町の町歩きをお楽しみください。

以下に、youtubeにも公開されている同ミュージアム制作の5つの動画を掲載します。

隈研吾が、新型コロナウイルスと建築・都市について関して語っている動画(20/4/23放送分)

隈研吾が、新型コロナウイルスと建築・都市について関して語っている動画です。テレビ東京で2020年4月23日に放送されたものがyoutubeでも公開されました。

4月23日(木)放送 各界で活躍する人によるリレーメッセージ「コロナに思う」。今夜は東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の設計を手掛けた建築家の隈研吾さんです。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけにこれまで大都市に集まろうとしてきた私たちの生活が大きく変わるといいます。

美術家の森村泰昌が、自身がキュレートした富山県美術館での展示が休館したことを受けて制作した展覧会解説動画を公開

美術家の森村泰昌が、自身がキュレートした富山県美術館での展示「森村泰昌のあそぶ美術史―ほんきであそぶとせかいはかわる」が休館したことを受けて制作した展覧会解説動画を公開しています。動画のタイトルは「森村泰昌のあそび術―世界をかえる方法おしえます」です。同展は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため会期途中で休館となっていました。

以前に公開されていた同展の会場を森村自身が解説した動画は以下。
(会場施工監修は日埜直彦が務めています)

オラファー・エリアソンとキュレーターの長谷川祐子がオンラインで行ったトークセッションの動画(同時通訳付)

アーティストのオラファー・エリアソンとキュレーターの長谷川祐子がオンラインで行ったトークセッションの動画です。2020年4月24日に行われたもの。同時通訳付です。
長谷川祐子が参事を務める東京都現代美術館でオラファー・エリアソン展が行われている予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で休館状態になっているという背景があります。

ライゾマティクス主催のStaying TOKYOにアーティストのオラファー・エリアソン氏とキュレーターの長谷川祐子氏が出演したスペシャルトークセッションの収録動画です。

エリアソン氏は、東京都現代美術館で個展「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」​を3月14日から開催予定でしたが、展覧会の開幕が延期となっています(2020年4月28日現在)。
今回は、お二人をお招きし「アート」を取り巻く現在の状況についてディスカッションいただきました。

▼出演者
オラファー・エリアソン氏(アーティスト)
長谷川祐子氏(キュレーター)

通訳:田村かのこ(Art Translators Collective)

以下は音声のコントロール方法。

構造家の佐々木睦朗へのインタビュー動画 妹島和世が自身への篠原一男の影響について語った、歴史家のセン・クアンが聞き手となりハーバード大学で2019年に行われた対話の動画

妹島和世が自身への篠原一男の影響について語った、歴史家のセン・クアンが聞き手となりハーバード大学で2019年9月に行われた対話の動画です。2019年10月頃ハーバード大学で行われた篠原の建築展に合わせて行われたものが、公開されました。
セン・クアンは現在東京大学の助教を務めています。その際の会場写真はこちらのページに。その展示のキュレーター3人による鼎談の動画はこちらに。

In conversation with Seng Kuan, Kazuyo Sejima of SANAA reflects on Shinohara Kazuo’s influence on her and her generation, especially on the formative years of her practice and situated in the Tokyo architecture community in the 1980’s. This is a rare opportunity to hear Sejima speak about this period of her career. A reception to celebrate the opening of the exhibition “Shinohara Kazuo ModernNext” will take place in the Druker Design Gallery immediately following the conversation.

坂茂の大分県立美術館での建築展「仮設住宅から美術館まで」が、開幕延期に伴い設営の様子を伝える動画を公開

坂茂の大分県立美術館での建築展「仮設住宅から美術館まで」が、開幕延期に伴い設営の様子を伝える動画を5つ公開しています。

こちらは展覧会公式の概要。

大分県立美術館では、開館5周年を記念し、当館の設計者である世界的建築家、坂 茂氏の展覧会を開催します。
坂氏は、中国の伝統的な竹編み帽子から発想を得た屋根の構造を持つ「ポンピドー・センター-メス」(2010年、フランス)や、パリ郊外セガン島の音楽ホールを中心とした複合音楽施設「ラ・セーヌ・ミュジカル」(2017年、フランス)など、世界中で建築設計に携わっています。その一方で、1995年の阪神淡路大震災の「紙のログハウス」や「紙の教会」、2011年の東日本大震災に活用された「避難所用間仕切りシステム」、2008年の中国・四川大地震の復興支援では「成都市華林小学校紙管仮設校舎」を建てるなど、災害支援活動も続けられています。これら多方面に及ぶ活動が高く評価され、2014年に建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を受賞されました。
本展は、坂 茂氏自らが設計した美術館での大規模個展です。坂氏が35年に渡りおこなってきた設計活動を、写真や図面、映像だけでなく、多数の実物大モックアップ(模型)でご紹介します。離れた場所にある建築を臨場案あふれるダイナミックな展示で、子どもから大人まで楽しんでいただける内容です。また25年に渡り世界各地で行ってきた災害支援活動についてもご紹介します。
その多角的な創作や活動とあわせて、当館を設計する中で考えた建物のフレキシビリティや、街に開かれた美術館への構想など、当館のコンセプトを体験できる会場構成もご覧いただけます。

その他の4つの動画は以下に掲載します。

BIGのビャルケ・インゲルスを特集した、Netflixによる約44分のドキュメンタリーが期間限定で無料公開(日本語字幕あり)

BIGのビャルケ・インゲルスを特集した、Netflixによる約44分のドキュメンタリーが期間限定で無料公開しています。下部の操作バーから日本語字幕を表示させられます。2017年に公開されたものです。Netflixは教師に対し教室でのドキュメンタリー上映を許可していたそうですが、ロックダウン等でそれが難しくなったことを受け、一部の動画を期間限定で公開を開始したそうです。こちらのページで現在無料で全編が公開されている動画のリストを見ることができます

アンサンブル・スタジオが、2018年に行った講演の動画を、アフリカを拠点とするデザインメディア Design Indabaが公開

マドリッドを拠点とするアンサンブル・スタジオが、2018年に行った講演の動画を、アフリカを拠点とするデザインメディア Design Indabaが公開しています。毎年カンファレンスを開いておりその2018年に行われた際の動画が、2020年4月19日に公開されました。
彼らの作品はこちらから閲覧可能。大胆な構造体や素材の扱いが特徴的な建築を作り続けています。

スティーブン・ホールの、2020年1月まで建築倉庫ミュージアムで行われた建築展「Steven Holl:Making Architecture」の会場動画

スティーブン・ホールの、2020年1月まで建築倉庫ミュージアムで行われた建築展「Steven Holl:Making Architecture」の会場動画です。2020年4月4日に公開されたものです。

以下は展覧会公式の概要。

アメリカを代表する建築家、スティーブン・ホールは72歳になった現在も、
ニューヨークと北京にオフィスを構えながら精力的に活動を続けており、
世界中で多くのプロジェクトが進行しています。
ホールの設計の源は、毎朝描かれる水彩画であり、
愛用する5”x7”(約12.7cm×17.8cm)のスケッチブックに描かれた水彩画はのべ3万枚を超えます。
水彩画のイメージを基にし、3Dモデリングツールによってスタディされ、模型が制作され、またスケッチに戻る。
原初的なアプローチと最先端デジタルツールの双方を駆使し、
検討を繰り返すというプロセスからホール独自の建築が生み出されてきました。
この展覧会では、上海展から追加された6作品を含め、ホールの近作17作品を中心に、
100点を超えるドローイングのほか、スタディ模型、プレゼンテーション模型、建築図面や映像など、のべ150点が日本初展示されます。
模型とドローイングによるスタディを繰り返し、
ホールがどのようにアイデアから実作に進めていくかのメイキング(プロセス)を垣間見ることができます。
『Making Architecture』、建築をつくる、そのシンプルかつ信念に溢れるホールの手法と、
建築家がこだわり続ける創作の姿勢を是非ご覧ください。

乾久美子による、2020年日本建築学会賞(作品)を受賞した「延岡駅周辺整備プロジェクト」を解説する動画

乾久美子が設計した、2020年日本建築学会賞(作品)を受賞した「延岡駅周辺整備プロジェクト」を解説する動画です。乾のサイトにも写真が6枚掲載されています。竣工は2018年3月。受賞にあたっての業績紹介として作られた動画です。2020年は3作品の受賞があり、竹中工務店による「パナソニックスタジアム吹田」、MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOによる「道の駅 ましこ」が同時受賞しています。2020年日本建築学会賞の各賞についてはこちらで閲覧可能

ゲルハルト・リヒターの、メトロポリタン美術館での回顧展の様子が動画で公開。長編ドキュメンタリーも閲覧可能

著名アーティストのゲルハルト・リヒターの、メトロポリタン美術館での回顧展の様子が動画で公開されています。また、リヒターの長編ドキュメンタリーも同美術館のウェブサイトで閲覧可能です。なお美術館は新型コロナウイルスにより休館中です。

以下は、会場の様子を伝える動画。

西田司も出演して、オンデザインが子ども向けにミニチュア模型の作り方を紹介する動画を作成しyoutubeに公開

西田司も出演して、オンデザインが子ども向けにミニチュア模型の作り方を紹介する動画を作成しyoutubeに公開しています。こちらの動画以外にも子ども向けの動画が、オンデザインのチャンネルにアップされています。新型コロナウイルスの自宅待機を受けてスタートしたのだと思います。

【建築家が教える秘伝】秘密基地をつくろう!
今回のミニチュア模型づくりは、秘密基地です。

こちらの企画の経緯は以下。

「模型づくり」紹介動画は、オンデザインが開設したYoutubeチャンネルで2020年3月よりスタートしました。新型コロナウィルスの感染症対策で子どもたちの登校や外出が難しくなる中、代表の西田司さんが「このタイミングだからこそ、クリエーターができることもあるのでは?」と発案しました。「北欧で家具づくりが有名なのは、長い冬にずっと家にいるからだと言われています。家の中からでも、ものづくりの欲求や妄想を膨らませながら、新しい世界を広げていけるきっかけを提供できれば」と思いを語ります。

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