槇文彦が、2018年3月に、香港中文大学建築学院で行ったレクチャーの動画です。
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マイケル・ビエルートによるTEDでのトーク「ロンドン地下鉄路線図は何がすごいのか?」の動画です。日本語字幕付。
デザインの伝説的人物マイケル・ビエルートは、偶然の成功によって生まれた、世界で最も有名な地図の一つであるロンドン地下鉄路線図について話します。
SUEP. / 末光弘和+末光陽子+田中建蔵が設計した、兵庫の「淡路島の住宅」を建築家自身が解説している動画です。
三分一博志に、ヨーン・ウツソンについて聞いているインタビュー動画です。制作はルイジアナ美術館。
内部が再生され公開が始まった、岡本太郎の「太陽の塔」の、再生前の様子を紹介する360°VR動画が公式サイトに掲載されています
内部が再生され公開が始まった、岡本太郎の「太陽の塔」の、再生前の様子を紹介する360°VR動画が公式サイトに掲載されています。
予約はこちらのページから。
オーレ・シェーレンの設計で完成したシンガポールの高層ビルを、イワン・バーンがドローンで撮影した動画です。オーレのサイトでは、写真も見ることができます。
BIGのビャルケ・インゲルスに、ヨーン・ウツソンについて聞いているインタビュー動画です。制作はルイジアナ美術館。
ジェイン・ジェイコブズのドキュメンタリー「ニューヨーク都市計画革命」の予告動画が公開されています。概要などが掲載された公式ページはこちら。
以下は公式の概要です。
1961 に出版された「アメリカ大都市の死と生」は、近代都市計画への痛烈な批判とまったく新しい都市論を展開し、世界に大きな衝撃を与えた。今や都市論のバイブルとなったこの本の著者は、NY のダウンタウンに住む主婦、ジェイン・ジェイコブズ。建築においては一介の素人に過ぎなかった彼女の武器は、その天才的な洞察力と行動力だった。本作は、当時の貴重な記録映像や肉声を織り交ぜ、“常識の天才”ジェイコブズに迫った初の映画。都市は誰がつくり、誰のためにあるのか? 私たちが暮らす街の未来を照らす建築ドキュメンタリー。
丹下健三が設計した「東京カテドラル聖マリア大聖堂(1964年)」の内外部をドローンで撮影した動画です。
槇文彦による連続講義の1回目「漂うモダニズムと共生のヒューマニズム」の動画です。
仲俊治+宇野悠里 / 仲建築設計スタジオが設計した、群馬の「写真家のスタジオ付き住宅」の解説動画です。住宅特集 2018年3月号の掲載作品です。
仲建築設計スタジオのウェブサイトにも写真が13枚掲載されています。
ネリ&フーが完成させた、中国・揚州市の、外部空間の作り方と素材の使い方が印象的なホテル「YANGHOU RESORT」の動画です。こちらのページには写真が18枚掲載されています。
ギャラリー間での、ヴェネチアビエンナーレ国際建築展日本館の帰国展のガイド動画です。展覧会を監修した山名善之が展示内容を解説しています。
第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展(2016年5月28日 ~ 11月27日)において日本館の展示「en[ 縁]:アート・オブ・ネクサス」は1975年以降生まれの建築家12 組に光を当て、困難な時代の中で建築に取り組む彼らの実践を「人の縁」「モノの縁」「地域の縁」という3つのテーマで鮮やかに提示。日本国内のみならず世界中の人びとの共感を獲得し、「特別表彰」を受賞しました。
進歩と信じ、西洋社会の後を追いかけるように近代化の道を突き進んできた日本社会は、高度経済の終焉や3.11を経たいま大きな転換期を迎え、現代社会において建築が何を実現すべきなのか、改めて建築家ひとりひとりに問われています。本展で着目した建築家たちは、人びとのつながりや地域との連関といった小さな物語を丁寧に形に起こすことで、建築の新たな価値を創出してきました。その背景には、モダニズムが生まれたヨーロッパ社会がもつリジットな石造文化とは異なる、アジア特有の柔軟な木造文化が強く関与しており、そこからは建築のもつ可能性をさらに押し広げ、独自の立ち居地を確立しようとする現代の建築家たちのしなやかな強さが感じられます。
アルヴァロ・シザによる1998年に竣工した、スペインの「アリカンテ大学管理・教室棟」の動画です。制作はArcdog。
東京藝大の持田敦子が制作した、既存住宅の一部を円形にカットし回転できるようにしたインスタレーション「T家の転回」の動画です。twitterなどのメディアに動画が投稿され非常に話題となっています。2018年4月28日~5月6日の期間公開される予定もあるそうです。
本作は持田の建築物に介入するインスタレーション作品や、パブリックとプライベートというトピックへの長期にわたる実践をベースとして作られたサイトスペシフィック作品である。主要なテーマは、血縁関係とその変化をもとにしたアイデンティティーについての問題、建築と人の重層的な関わり、そして開かれた場所/閉じられた場所への介入である。
本作のサイトは、水戸市・偕楽園からほど近い路地裏にある、10年以上放置されていた木造家屋だ。持田はここで1年以上にわたり本作品のリサーチと実践を行った。
作者はこの家の中央部分を直径5mの円形に切りとり、回転する構造上に再構築を行った。鑑賞者の手動により行われる回転運動によって、軸を中心に家の内部と外部が入れ替わる。 このとき鑑賞者は能動的に家を動かすパフォーマーとなる。
この家は、作者の祖父母が新婚時から暮らし、母が生まれた家である。プロジェクトのため、1年以上に渡る祖母との共同生活を通して行った家の歴史のリサーチから、家をひとつの肉体として、また社会的制度の現れとして捉えることとした。それらは、作者から見た祖母のリアリティの隠喩としてプロジェクトの中で機能している。
祖母の出産にあわせて増築を繰り返したこの家は、生命体として成長してくような有機的プロセスを持っており、現在は老いて崩れかかっている。
また家はフィジカルな居住空間としてだけではなく、私(プライベート)を公共(パブリック)から隔離する機能をもち、土地と血縁をベースとした「家族」そして「一族」という濃密な人間関係に個人を絡めとっていくものの象徴として捉えられる。
木造の建築物の構造で、部材と部材を切り離すことを、「縁を切る」という。 家の構造を支えた上で、入り組んだ縁を解き、切り離す。そしてそれを他者(パブリック)が押すことで、家はきしみながらも回転をはじめ、淀んだ空気をかき回し、新たな機能と空間をつくりだす。