伊東豊雄へのインタビュー動画です。2023年9月に芝浦工業大学豊洲キャンパスで行われた展覧会「伊東豊雄の挑戦 1971-1986」に合わせて収録されたものです。この展覧会については、アーキテクチャーフォトで特集記事として紹介しています。
2023年9月28日から10月29日に「伊東豊雄の挑戦 1971-1986」展が芝浦工業大学豊洲キャンパスで開催されました。
展覧会に際して、世界的な建築家である伊東豊雄氏に建築に対する考え方や未来の建築家となる学生への思いを伺いました。
伊東豊雄へのインタビュー動画です。2023年9月に芝浦工業大学豊洲キャンパスで行われた展覧会「伊東豊雄の挑戦 1971-1986」に合わせて収録されたものです。この展覧会については、アーキテクチャーフォトで特集記事として紹介しています。
2023年9月28日から10月29日に「伊東豊雄の挑戦 1971-1986」展が芝浦工業大学豊洲キャンパスで開催されました。
展覧会に際して、世界的な建築家である伊東豊雄氏に建築に対する考え方や未来の建築家となる学生への思いを伺いました。
青木淳へのインタビュー動画がyoutubeに掲載されています。2020年に国立近現代建築資料館で行われた「ミュージアム1940年代-1980年代:始原からの軌跡」展の為に収録されたものです。
安藤忠雄が設計した、1981年竣工の「小篠邸」の現在の様子を伝える動画です。メキシコの建築家のCOTAPAREDES Arquitectosが訪問し収録して公開したものです。小篠邸は現在「KHギャラリー芦屋」として一般公開されています。
OMAのエレン・ヴァン・ルーンによる講演「architecture for expression」の動画です。自身が手掛けたイギリス・マンチェスターの文化施設“Aviva Studios”について語る内容で2023年11月に行われたものです。このイベント自体もAviva Studiosで行われました。アーキテクチャーフォトでは、Aviva Studiosを特集記事として紹介しています。
(翻訳)
建築家エレン・ヴァン・ルーンからAviva Studiosの創作について聞く。このファクトリーインターナショナルの新しい常設施設は、マンチェスターの中心部にある画期的な新しい文化スペースで、アート、音楽、文化のグローバルな目的地を作り出しています。これは、2023年11月29日にマンチェスターのAviva Studiosで開催されたライブイベントを収録したものです。
この建物の設計の鍵はその柔軟性にあり、新しいタイプのパフォーマンス・スペースを提供する。固定された劇場と開放的な倉庫のセッティングを掛け合わせたユニークなもので、複数の機会と無限の構成や環境を生み出すように考えられています。
街路レベルでは、デザインによってアーウェル川沿いの重要な公共スペースが作られました。建物のコンクリートと波型の金属のファサードは、周囲の改装されたレンガ造りの建物やオフィス、スタジオスペースに映え、新しいセント・ジョンズ地区を作り上げています。
(原文)
Hear from architect Ellen van Loon about the creation of Aviva Studios. This new permanent home of Factory International is the landmark new cultural space in the heart of Manchester, creating a global destination for arts, music, and culture.This is a recording of a live event held on 29 November 2023 at Aviva Studios in Manchester.
The key to the design of the building is its flexibility, offering a new type of performance space; a unique crossover between a fixed theatre and an open warehouse setting, conceived to create multiple opportunities and limitless configurations and environments.
At street level, the design has created a significant area of public space along the River Irwell. The building’s concrete and corrugated metal facades stand against the surrounding refurbished brick buildings, offices, and studio spaces that make up the new St John’s neighbourhood.
西沢立衛が、建築家を目指す人に向けたアドバイスを語っている動画です。動画の後編にはo+hの大西麻貴の講演のダイジェストも収録されています。
西沢 立衛 建築家
横浜国立大学大学院建築都市スクールY-GSA教授。1966年東京都生まれ。1990年横浜国立大学大学院修士課程修了、妹島和世建築設計事務所入所。1995年妹島和世と共にSANAA 設立。1997年西沢立衛建築設計事務所設立。主な受賞に日本建築学会賞、村野藤吾賞、藝術文化勲章オフィシエ、吉阪隆正賞、ベルリン芸術賞*、プリツカー賞*、高松宮殿下記念世界文化賞*。主な作品に、金沢21世紀美術館*、十和田市現代美術館、ROLEXラーニングセンター*、豊島美術館、軽井沢千住博美術館、ルーヴル・ランス*、済寧市美術館、ボッコーニ大学新キャンパス*、ラ・サマリテーヌ* シドニー・モダン・プロジェクト* 等。(*はSANAAとして妹島和世との共同設計及び受賞)大西 麻貴 建築家
1983年生まれ 。 2006 年 京都大学工学部建築学科卒業 。 2008 年 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了 。 2008 年から大西麻貴+百田有希/o+h を共同主宰。 2016 年~京都大学非常勤講師 、 2022 年~横浜国立大学大学院 Y-GSA 教授 。シェルターインクルーシブプレイスコパル(2022年)、Good Job!Center KASHIBA(2016年)、二重螺旋の家(2011年)ほか。2019年日本建築学会作品選奨・新人賞、2018年度JIA新人賞ほか。
内藤廣へのインタビュー「菊竹清訓建築設計事務所の実践と方法」の動画です。菊竹清訓研究会の主催で2023年10月に行われたもの。
2023年10月14日に菊竹清訓設計の東光園(1964)にて行われた内藤廣氏へのインタビュー
内藤廣氏 略歴
建築家・東京大学名誉教授。
1950年生まれ。1976年早稲田大学大学院修士課程修了後、フェルナンド・イゲーラス建築設計事務所 (スペイン・マドリッド)、菊竹消訓建築設計事務所を経て、1981年に内藤廣建築設計事務所を設立。2001~11年東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻にて教授、同大学にて副学長を歴任。 2011年~同大学名営教授。また、2007~09年度にはグッドデザイン賞審森委員長、2022年4月から 公益財団法人日本デザイン振腺会会長。2023年4月から多摩美術大学学長。 主な建築作品に、海の博物館、牧野面太郎記念館、倫理研究所富士高原研修所、島根県芸術文化センター、 虎屋京都店、静岡県草薙総合運動場体育館、富山県美術館、とらや赤坂店、高田松原津波復興祈念公園 国立追悼・祈念施設、東京メトロ銀座線渋谷駅、京都鳩居堂、紀尾井消堂など。 近著に『内藤廣と若者たち人生をめぐる一八の対話』(鹿島出版会)、『内藤廣の頭と手』(彰国社)、 『検証平成建築史』(共著・日経BP社)、『クロノデザイン』(共著・彰国社)、『内藤廣設計図集』(オーム社)、 『空間のちから』(王国社)、『建築の難問~新しい凡聞さのために』(みすず書房)などがある。菊竹清訓研究会
島根大学、米子工業高等専門学校、早稲田大学、東京理科大学の有志による菊竹清訓氏の研究会。
具体的な活動は菊竹氏に関する書籍の輪読、菊竹清訓建築設計事務所元所員の方々へのインタビュー等。
三重大学教授の富岡義人による講演「ライトの建築ーその造形と思想のありか」の動画です。豊田市美術館でのフランク・ロイド・ライト展の関連イベントとして2023年12月に行われたものです。
「フランク・ロイド・ライト−世界を結ぶ建築」関連イベントとして、三重大学教授で、フランク・ロイド・ライトの主著『自然の家』の訳者でもある富岡義人氏による講演会を開催します。
ライトが近現代の建築に及ぼしたもの、その本当の価値を、造形と思想の両面から解説していただきます。
建築写真家のイワン・バーンの講演の動画です。自身のヴィトラ・ミュージアムでの展覧会のオープニングイベントとして2023年10月に行われたもの。後半には、建築家のリナ・ゴッドメとマニュエル・ヘルツが参加した鼎談も収録されています。
アーキテクチャーフォトでは、バーンの展覧会を特集記事として掲載しています。
(翻訳)
イワン・バーンは、今日の建築と建設環境を撮影する写真家の第一人者の一人です。展覧会「Iwan Baan: Moments in Architecture」展のオープニングでは、彼の創作過程についての洞察が披露されました。建築家のリナ・ゴッドメ、マニュエル・ヘルツとともに、激動する世界における建築とアーバニズムについて、そして写真がこの世界をどのように描き、影響を与えることができるかについて議論しました。このトークは、展覧会のキュレーターであるメア・ホフマンがホスト役を務めました。(原文)
Iwan Baan is one of today’s leading photographers of architecture and the built environment. During the opening of the exhibition “Iwan Baan: Moments in Architecture”, he offered insights into his creative process. Together with architects Lina Ghotmeh and Manuel Herz, he discussed architecture and urbanism in a world in upheaval – and about how photography can depict and influence this world. The talk was hosted by Mea Hoffmann, curator of the exhibition.
バルクリシュナ・ドーシへのインタビュー動画「What is Architecture?」です。2018年のプリツカー賞受賞建築家にコルビュジエの話や自作について聞いた内容です。M+の制作で2023年12月に公開されたものです。ドーシは、2023年1月に95歳で亡くなりました。動画は英語字幕付です。
(翻訳)
故バルクリシュナ・ヴィタルダス・ドーシ(1927-2023)は、20世紀を代表するインド人建築家のひとりです。2018年プリツカー建築賞を受賞したドーシは、建築をダイナミックに進化する実践として捉え、生活を豊かにし、変革する可能性を持ち、物理的な形だけでなく、その中に埋め込まれた根本的なアイデア、意図、意味についても表現する手段を提供しました。スイス系フランス人の建築家、都市計画家、デザイナーであるル・コルビュジエの指導を受け、ドーシは自分の建築活動に対する緻密なアプローチを培いました。2人はアーメダバードのミルオーナー協会のプロジェクトや、インドのチャンディーガルの都市計画と設計で協力することになりました。
ドーシが手がけた注目すべき設計のひとつに、アーメダバードにある学術機関CEPTのキャンパスがあります。キャンパスは、自然換気を促進し、堂々としたドアのない自由な空間を作ることで交流を育むように設計されました。キャンパスデザインに自然を取り入れるというドーシの献身は、敷地内の隅々まで樹木を配置したことに示されています。このキャンパスについて、ドーシはこう語っています。「敷地内には30~40本のマンゴーの木がありましたが、ニームの木に植え替えました。グアバの木もありました。私は、学生たちが昼食にその果物を食べることを想像していました。庭にいるような気分になるべきです。人々は木に登るべきです」
ドーシのデザインに対するユニークなアプローチは、芸術家M.F.フセインの作品を収めた地下ギャラリー、アムダバド・ニ・グーファにも表れています。このプロジェクトで、ドーシは伝統を否定し、流動性を受け入れ、光、形、構造が融合する体験的空間を作り出しました。アムダバド・ニ・グーファのデザインは、地下の洞窟や階段井戸からインスピレーションを得ており、ドーシはここで反射光を用いてソフトで優美な輝きを生み出し、彼のデザインにおいて光が中心的な役割を担っていることを強調しています。
ドーシは、建築とは単なる厳格な定義以上のものだと考えています。彼の考えでは、建築とは空間、光、ボリュームを混ぜ合わせたシンフォニーなのです。そのデザインの方法によって、彼は自然と建築の間につながりを築き、生命そのものとのつながりを表現し、人間の経験の媒体としての役割を果たしているのです。
デヴィッド・チッパーフィールドのプリツカー賞(2023年)授賞式の動画です。2023年5月にギリシャ・アテネで行われたものです。アーキテクチャーフォトでは、チッパーフィールドの代表作品の写真と受賞時のリリーステキストを特集記事として紹介しています。
(翻訳)
プリツカー賞45周年を記念したこのドキュメンタリービデオには、5月24日にアテネの古代アゴラで開催された授賞式で、2023年受賞者のデイヴィッド・チッパーフィールド、マレヴァ・グラボウスキー、ハイアット財団会長のトム・プリツカー、審査委員長で2016年受賞者のアレハンドロ・アラヴェナが行ったスピーチが収録されています。ビデオには、過去にプリツカー賞を受賞したラファエル・モネオ(1996年)、ノーマン・フォスター(1999年)、ラファエル・アランダ、カルメ・ピジェム、ラモン・ヴィラルタ(2017年)、イヴォンヌ・ファレルとシェリー・マクナマラ(2020年)、アンヌ・ラカトンとジャン=フィリップ・ヴァッサル(2021年)、フランシス・ケレ(2022年)と、審査員のバリー・バーグドール、デボラ・バーク、スティーブン・ブレイヤー、アンドレ・コレア・ド・ラゴ、妹島和世(2010年受賞者)、ベネデッタ・タリアブーエ、ワン・シュウ(2012年受賞者)、そしてマヌエラ・ルカ=ダジオ事務局長のコメントが収録されています。
デヴィッド・チッパーフィールドはこう述べています。
「より良く、より美しい世界は、環境と平等という課題に焦点を当てなければならない。 これらの課題とは無関係に達成された建築は、あまり意味を持たなくなり、何をもって私たちが美しいと判断するかという感覚そのものに影響を与えることになるだろう」
また、セレモニーのハイライト版も公開されており、こちらは記事末尾に掲載します。
建築家の千葉学と西澤徹夫の対談「穴が開くほど見る―建築写真から読み解く暮らしとその先 第9回」の動画がLIXILのサイトで期間限定で無料配信されています。
其々が選んだ、アルド・ファン・アイク、吉村順三、OMA、香山アトリエ/環境造形研究所の作品の写真を題材に、建築と写真の関係性や可能性を議論しています。視聴申込期間は、2024年1月15日(月)まで。また、本記事では、テーマとなった写真と語られた内容のキーワードも掲載します。【ap・ad】
LIXILと「新建築住宅特集」は、これまで「穴が開くほど見る──建築写真から読み解く暮らしとその先」と題し、名作住宅の建築写真を隅々まで掘り下げて読み取る企画を展開してきました。
1枚の写真から時代背景、社会状況、暮らし、建築家の思いなど、読み取る側の想像も交えながら細部まで紐解くことで、時代を超えた大切なものを見つめ直し、未来に向けた建築のあり方を探ります。
今回は、「新建築住宅特集」23年12月号に掲載された、本企画 第9回目の千葉学氏と西澤徹夫氏の対談動画を、期間限定で配信いたします。ぜひご登録のうえ、ご視聴ください。
(2023年10月23日 東京都港区 堀ビルにて収録)
千葉学が語る自身の学生時代(アーキテクチャーフォト編集部が抜粋)
1982年に建築学科に入学 / 入学時はポストモダンの全盛期の頃 / ポストモダンの建築には心が動かなかった / 雑誌を読み込むというより実際に見に行っていた / 写真と体験した空間が大きく違っていた / 写真は信用できないとおもっていた / 建築を理解する為に図面のトレースを行っていた / その他
西澤徹夫が語る自身の学生時代(アーキテクチャーフォト編集部が抜粋)
課題と課題の合間に図書館で雑誌のバックナンバーを見ていた。 / ぼくらの世代はナチュラルボーンポストモダニスト / 理論から入るというよりも新しい表現を探していた / レファレンスを探す為にひたすら見ていた / 図面を読む訓練を意識的にしていた / 図面を見てパースをスケッチしていた / その他
豊田市美術館でのフランク・ロイド・ライト展の記念講演会の動画です。監修者でワシントン大学教授のケン・タダシ・オオシマと、特別アドバイザーでライト財団副代表のジェニファー・グレイが登壇しています。2023年10月21日に行われたもの。
「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」展、監修者ケン・タダシ・オオシマ氏と特別アドヴァイザーのジェニファー・グレイ氏による記念講演会を開催します。
講師:
ケン・タダシ・オオシマ氏(ワシントン大学建築学部教授 )
ジェニファー・グレイ氏 (フランク・ロイド・ライト財団副代表、タリアセン・インスティテュート・ディレクター)
*使用言語: 英語(逐次通訳あり)
MVRDVのヴィニー・マースの講演の動画です。RIBAとVitrAの主催で2023年6月に行われたもの。
(翻訳)
今年の講演は、国際的に著名な建築家、都市計画家、ランドスケープアーキテクトであり、オランダのプラクティスMVRDVの共同設立者でもあるウィニー・マース氏によるもの。これは、2023年6月22日にロンドンのポートランド・プレイス66で開催されたライブイベントの録画です。
講演の中でマースは、建築がいかに物理的な形を超え、人々の間に新たなつながりや相互作用を生み出すツールとなるかを探求し、デザインの選択がいかに私たちの空間体験を形成し、私たちの振る舞いに影響を与えるかを掘り下げ、思慮深い建築がいかにコミュニティ、コミュニケーション、創造性を育むことができるかを示した。
(原文)
This year’s talk was given by internationally renowned architect, urbanist, landscape architect, and co-founder of the Dutch practice MVRDV, Winy Maas.This is a recording of a live event that took place at 66 Portland Place, London on 22 June 2023.
In his lecture, Maas explores how architecture transcends physical forms and becomes a tool for creating new connections and interactions between people, delving into the ways in which design choices can shape our experiences of space and influence our behaviours, showing how thoughtful architecture can foster community, communication, and creativity.
内藤廣の講演会の動画です。自身の建築展「建築家・内藤廣/BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」の開催に合わせて2023年9月に行われたもの。
青木淳と西澤徹夫らが登場する動画「京都市美術館リニューアル事業記録映像」です。設計プロセス等の解説に加えて施工現場と竣工後の様子等も紹介されています。
京都市美術館では、2020年に国内の文化施設では他に例の無い大規模改修が行われました。本映像は3年間のリニューアル工事期間中の様子と共に、新しい建物の構想と設計過程について、設計者の青木淳、西澤徹夫が語り、さらに89年に及ぶ当館の歴史の紹介、そこから影響を受けた現代の作家たちへのインタビューにより構成されています。
「京都市美術館リニューアル事業記録映像」
収録期間:2017-2020年
出演:中谷至宏、潮江宏三、青木淳、西澤徹夫、森口邦彦、植松奎二、森村泰昌、児玉靖枝、やなぎみわ
インタビュアー:中谷至宏、岸本康
映像制作:Ufer! Art Documentary
監督:岸本康
メールマガジンでも最新の更新情報を配信中