阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・神戸の住宅+アトリエ「Hat house」

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阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・神戸の住宅+アトリエ「Hat house」

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all photos©小川重雄

阿曽芙実建築設計事務所が設計した、兵庫・神戸の住宅+アトリエ「Hat house」です。

構造は空間をふんわりと包み込む外壁と屋根を基本的な構造として建物を覆った。大断面になりがちな大屋根の梁を30×60mmの小径部材で構成したトラス構造とすることで、内部の暮らしのスケールに似合った軽やかさを実現できた。
仕上げ材として、光を優しく透過する半透明のポリカーボネイト波板を使用した壁や、空間に奥行きをもたせるためにぼんやりと空間を写し込む遮熱シートを貼って仕上げた壁、子どもの名前にちなんだりんごのツキ板を使用した壁などがある。また、仕上げ材を必要としない壁は間柱やブレースを露出させ、見せることを基本とした。床には、六甲山のヒノキや神戸で輸入されている合板を多く採用し、できるだけ身近で顔の見える材料を用いて暮らしの中にたくさんの人の関わりをもつ住まいを目指した。

※以下の写真はクリックで拡大します

以下、建築家によるテキストです。

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敷地は六甲山脈の麓、昔は段々畑であった石積み擁壁を基盤に六甲山に向かって住宅が積層している景色の途中にある。
日当りが良く、南面(海側)に開いた形状の住居が多いため、ある種の均質さがある。
計画では、内壁を南面の光に対し斜に構え、壁の軸を45度傾けた。外観は45度に行き交う壁に敷地の形状に沿った東西に細長い長方形(間口5.8m、奥行き13m)の外形をした帽子(Hat)をそっとかぶせることで、一旦囲い取った形とした。これにより、南側の開口に対して5.8mしかなかった奥行きが斜めに約8.2mとなり、光のグラデーションがより明解に現れる。また、どの部屋にいても均質であった南からの採光を奥行きや素材の違いによって変化させ、空間に個性を持たせた。
次に、住居とアトリエとの距離感に配慮し、内部に半公共空間としての路地を設けた。外部のアプローチから通り土間、中庭そしてテラスへとつながる立体的な路地空間が、公と私の空間のバランスを保っている。
構造は空間をふんわりと包み込む外壁と屋根を基本的な構造として建物を覆った。大断面になりがちな大屋根の梁を30×60mmの小径部材で構成したトラス構造とすることで、内部の暮らしのスケールに似合った軽やかさを実現できた。
仕上げ材として、光を優しく透過する半透明のポリカーボネイト波板を使用した壁や、空間に奥行きをもたせるためにぼんやりと空間を写し込む遮熱シートを貼って仕上げた壁、子どもの名前にちなんだりんごのツキ板を使用した壁などがある。また、仕上げ材を必要としない壁は間柱やブレースを露出させ、見せることを基本とした。床には、六甲山のヒノキや神戸で輸入されている合板を多く採用し、できるだけ身近で顔の見える材料を用いて暮らしの中にたくさんの人の関わりをもつ住まいを目指した。

■建築概要
建築概要
名称:Hat house
竣工:2017年9月
所在地:兵庫県神戸市
主要用途:住宅+アトリエ
主体構造:木造在来工法
面積:建築面積80.98㎡/延べ床面積165.71㎡
設計:阿曽芙実建築設計事務所
構造:エス・キューブ・アソシエイツ
施工:大垣林業株式会社
撮影:小川重雄


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