多田正治アトリエ+近畿大学佐野こずえ研究室による、イベントのための会場構成『「貸本+茶屋」@神川桜覧会2018』

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多田正治アトリエ+近畿大学佐野こずえ研究室による、イベントのための会場構成『「貸本+茶屋」@神川桜覧会2018』

architecture, culture

all photos©多田正治+富田彩夏(近畿大学)

多田正治アトリエ+近畿大学佐野こずえ研究室による、イベントのための会場構成『「貸本+茶屋」@神川桜覧会2018』です。

旧・神上中学校の教室内に桜覧会(*)のイベント「貸本+茶屋(**)」のための空間をつくった。
木造校舎のノスタルジックな雰囲気を塗りつぶすことなく、いかに新しい空間をつくるかということがテーマのひとつだった。
そこで、床にかわる6mx3.3mの大きさのもうひとつの水平面をつくることで、古い教室そのままに様々なアクティビティが生じるよう試みた。
水平面には、一部高くなっていたり長方形平面で凹んでいるところをつくっており、それにより座卓や椅子、机、本棚、舞台などとして使われる曖昧で多様な水平面となった。

※以下の写真はクリックで拡大します

以下、建築家によるテキストです。

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旧・神上中学校の教室内に桜覧会(*)のイベント「貸本+茶屋(**)」のための空間をつくった。
木造校舎のノスタルジックな雰囲気を塗りつぶすことなく、いかに新しい空間をつくるかということがテーマのひとつだった。
そこで、床にかわる6mx3.3mの大きさのもうひとつの水平面をつくることで、古い教室そのままに様々なアクティビティが生じるよう試みた。
水平面には、一部高くなっていたり長方形平面で凹んでいるところをつくっており、それにより座卓や椅子、机、本棚、舞台などとして使われる曖昧で多様な水平面となった。
実際に多くの人により、それぞれの使い方が発見された。
水平面を支える脚の材料は、近隣の製材所よりで出たフローリングの端材を活用。
教室には暖かな春の日差しが入り、窓の向こうで桜が咲きほこる。
そんな陽気な1日、この新しい水平面で「貸本+茶屋」が営まれた。

※「神川・桜覧会2018」
神川町では毎年「神川桜まつり」が開催されていたが、町民の負担を理由に30周年を迎えた2017年に終了した。
多田と佐野ゼミは、神川町で新たに立ち上げた「神川企画」とともに、「桜まつり」にかわる催しを企画した。
規模が大きかったまつりを見直し、「花見をする」ということを改めてコンセプトとして据え、規模を縮小し手作りで行えることを模索した。
タイトル、コンセプトの提案、ビジュアルデザインを行った。

※※茶屋として振る舞ったのはよもぎ餅、茶粥、番茶。
よもぎ餅は、神川町民の手で摘まれたよもぎと、町民と学生がついた餅でつくった。
茶粥は熊野山間部の郷土料理。神川町民手製の桜の塩漬けを添えた。高菜漬け、わさび菜漬け、小松菜漬けも一緒に提供。
番茶の茶葉も神川町内で採れたもの。学生が淹れた。

■建築概要
クライアント:熊野市神川町
会期:2018.4.1
竣工年月日:2018.3.31
施工期間:2018.3.29〜3.31
設計:多田正治アトリエ+近畿大学佐野こずえ研究室
施工:多田正治アトリエ+近畿大学佐野こずえ研究室
(多田正治 佐野こずえ 北岡優樹 小林奈那子 富田彩夏 古川拓実 渡辺瑞生 大塚瑠花 清水海 米田奈央)
協力:神川町のみなさん
   野地木材工業
撮影:多田正治+富田彩夏(近畿大学)


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