architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2020.11.13Fri
2020.11.12Thu
2020.11.14Sat
長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」
photo©太田拓実

SHARE 長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」

architecture|feature
店舗横浜長坂常神奈川太田拓実TANK図面ありホシザキ遠藤照明BOOTLEGスキーマ建築計画WHITELIGHT.Ltd

長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」 photo©太田拓実

長坂常 / スキーマ建築計画
が設計した、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」です。店舗の公式ページはこちら。

横浜駅西口NEWoMan1階、バスターミナル側を向いた、細長い25㎡のわずかなスペースの敷地は、目の前を激しく人が行き交う。

店内スペースを一切持たず、テイクアウトのみのスタンド形式だが、内外を間仕切る折れ戸の畳み代が1.2mほどあり、開店時にはそこが人の佇む場所となり、そこにカウンター内で余った体積を利用して、コンディメント台、MD台、そして少し腰掛けられるベンチが内包され、それが飛び出すことでその機能を満たすようになっている。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」 image©スキーマ建築計画

長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」 image©スキーマ建築計画

長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」 image©スキーマ建築計画

長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」 image©スキーマ建築計画

長坂常 / スキーマ建築計画
による、神奈川・横浜市の店舗「ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド」 image©スキーマ建築計画

■建築概要

題名:ブルーボトルコーヒー NEWoMan YOKOHAMA カフェスタンド

設計:長坂常 / スキーマ建築計画

担当:内間絢美
所在地:神奈川県横浜市南幸1-1-1 NEWoMan YOKOHAMA 1F
主用途:飲食店(テイクアウト)

施工:TANK

協力:
ホシザキ東京 (厨房)

ホワイトライト (音響)

ブートレグ (サイン計画)

遠藤照明 (照明)

階数 : 地上1階

敷地面積: 24.94㎡

構造:鉄骨、一部鉄骨鉄筋コンクリート

竣工:2020年6月
オープン:2020年6月
撮影:太田拓実

※建材情報は追加される可能性があります

Blue Bottle Coffee NEWoMan YOKOHAMA Cafe Stand

This cafe stand is located on the first floor of the shopping center NEWoMan next to the west exit of Yokohama Station, and occupies a long and narrow 25-square meter site on a street busy with heavy pedestrian traffic in front of the bus terminal. The shop offers takeaway service only and consists entirely of a takeaway cafe stand enclosed by outswing folding glass doors with no seating areas.When folded open, the folding doors gather into bundles projecting outwards by 1.2 meters, creating small corners for people to linger for a while. We made use of leftover spaces under the counter to store various pieces of furniture including a small condiment station, merchandise display table, and bench, which can be pulled out of the wall to create a small space for customers to enjoy their coffee moments.

Blue Bottle Coffee NEWoMan YOKOHAMA Cafe Stand
Architect:Jo Nagasaka / Schemata Architects

Project team:Ayami Uchima
Location:NEWoMan YOKOHAMA 1F,1-1-1 Minamisaiwai, Yokohama, Kanagawa
Usage:Cafe stand
Construction : TANK
Collaboration:
HOSHIZAKI TOKYO CO.,LTD. (kitchen)

WHITELIGHT,Ltd (sound plan)

BOOTLEG Ltd. (sign)

ENDO Lighting Corporation (Lighting)
Number of stories : 1 floors above ground

Shop floor area : 24.94㎡
Type of structure:Steel, SRC
Completion:June / 2020
Open:June / 2020

Photo:Takumi Ota

あわせて読みたい

サムネイル:コー・アーキテクチャー・インターナショナルによる、東京都世田谷区のスパ「Aqua Sports & Spa」
コー・アーキテクチャー・インターナショナルによる、東京都世田谷区のスパ「Aqua Sports & Spa」
  • SHARE
店舗横浜長坂常神奈川太田拓実TANK図面ありホシザキ遠藤照明BOOTLEGスキーマ建築計画WHITELIGHT.Ltd

2020.11.13 Fri 15:00
0
permalink

#BOOTLEGの関連記事

  • 2024.4.19Fri
    二俣公一 / ケース・リアルによる、福岡市の「ブルーボトルコーヒー 福岡天神カフェ」。“大通り”と“神社の境内”に面する区画。街と神社を繋ぐ“結節点”となる存在を目指し、機能を中央集約して通りから参道へと“視線が抜ける”構成を考案。既存レベル差も活かして其々の側で客席の雰囲気を変える
  • 2023.3.09Thu
    二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・調布市の「深大寺の家」。隣地の木々が特徴的な敷地。“赤土”をイメージした家の要望に、“ベンガラ”を用いて環境と対比させ“場所”への“意味合いを強める”設計を志向。バイヤーの施主の活動拠点にもなる“ギャラリーの様な”空間も内包
  • 2023.1.24Tue
    二俣公一 / ケース・リアルによる、兵庫・豊岡市の「玄武洞公園整備計画」。景勝地として親しまれる場の再整備計画。自然の彫刻と呼ばれる“柱状節理”の見せ方を主題として、様々な要素の形と色彩や素材を考慮。“再編集”の整備で自然の迫力を体感できる環境を作る
  • 2020.11.13Fri
    長坂常 / スキーマ建築計画による、京都市の店舗「ブルーボトルコーヒー京都木屋町カフェ」
  • view all
view all

#遠藤照明の関連記事

  • 2023.3.28Tue
    坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、東京・港区の「OVERCOAT TOKYO」。衣料品ブランドの直営店併設のスタジオ。技術に定評がある同社の“素の現場”に価値を見出し、“直接作り手から話を聞いて服を買う”空間を志向。“商業的な顔”の作り込みではなく“即興的”な設計も意図
  • 2022.11.08Tue
    田所裕樹建築設計事務所による、東京・渋谷区の店舗「DOLCE TACUBO」。素材の魅力を活かす洋菓子店の為に計画。商品の特徴に“ふさわしい”意匠を目指し、要素を削ぎ落して色や素材に変化を付けた空間を構築。人々の印象に残り風景を取り込む“木のフレーム”も考案
  • 2022.9.22Thu
    トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作る
  • 2022.5.26Thu
    ツバメアーキテクツによる、東京の「目黒川沿いのクリニック」。川を見下ろす場にあるMRI検査施設の計画、立地を活かした開放性を目指して風景を取り込み外からの視点にも応える“川面の様に波打つ天井”を考案、全体も天井のリズムに合わせ都市と内装を結び付ける
  • 2022.5.20Fri
    ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「ペデストリアンデッキ沿いの保育園」。駅前の高架歩道と繋がるビルの地上階フロアに計画、歩道高さから生まれた気積を活かし都市スケールの事物が集まる風景を取り込む事を目指し設計、環境を参照した様々な要素で“小さな都市”を作り出す
  • 2021.4.07Wed
    二俣公一 / ケース・リアルによる、福岡市の、オフィスづくりをサポートする企業のショールーム「CREATORE with PLUS 福岡店」
  • 2020.12.16Wed
    長坂常 / スキーマ建築計画による、北海道・札幌市の、ショッピングモール内の店舗「DESCENTE BLANC 札幌」
  • 2020.10.15Thu
    長坂常 / スキーマ建築計画+オンデザインパートナーズによる、東京・日本橋の、古い蔵を移動させ再構築したニューバランスの店舗「T-HOUSE New Balance」
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    今津康夫 / ninkipen!による、京都市の医療施設「京都御池メディカルクリニック」
    photo©河田弘樹

    SHARE 今津康夫 / ninkipen!による、京都市の医療施設「京都御池メディカルクリニック」

    architecture|feature
    京都今津康夫河田弘樹医療施設建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・建具)NEW LIGHT POTTERYハタノワタルninkipen!
    今津康夫 / ninkipen!による、京都市の医療施設「京都御池メディカルクリニック」 photo©河田弘樹
    今津康夫 / ninkipen!による、京都市の医療施設「京都御池メディカルクリニック」 photo©河田弘樹
    今津康夫 / ninkipen!による、京都市の医療施設「京都御池メディカルクリニック」 photo©河田弘樹
    今津康夫 / ninkipen!による、京都市の医療施設「京都御池メディカルクリニック」 photo©河田弘樹

    今津康夫 / ninkipen!が設計した、京都市の医療施設「京都御池メディカルクリニック」です。施設の公式サイトはこちら。

    京都市役所のほど近く、御池通りに面するクリニックのインテリアデザインである。

    東山を一望できる窓からは、清水寺、大文字、八坂神社など京都を代表する名所が点在する景色を見渡すことができる。

    何よりも患者がリラックスできる環境を目指し、クリーンルーム以外は石油製品ではなく、檜・栗・石・しっくい・ウールカーペットなど自然素材を多く用い、何度も通院する患者の為に部屋毎に和紙の張り方や色に変化を与え、病室やカウンセリング室など長時間を過ごす部屋を窓側に配置して明るさと眺望を確保した。

    市街地の喧騒を足早に通り抜け治療に訪れた人々が、期せずして美しい京都の風景に出会い、心身ともに癒されることを願っている。

    建築家によるテキストより
    • 残り17枚の写真を見る
    • SHARE
    京都今津康夫河田弘樹医療施設建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・建具)NEW LIGHT POTTERYハタノワタルninkipen!
    2020.11.13 Fri 17:01
    0
    permalink
    長坂常 / スキーマ建築計画による、京都市の店舗「ブルーボトルコーヒー京都木屋町カフェ」
    photo©太田拓実

    SHARE 長坂常 / スキーマ建築計画による、京都市の店舗「ブルーボトルコーヒー京都木屋町カフェ」

    architecture|feature
    ホシザキ電機WHITELIGHT.LtdBOOTLEGスキーマ建築計画図面あり店舗京都長坂常TANK太田拓実
    長坂常 / スキーマ建築計画による、京都市の店舗「ブルーボトルコーヒー京都木屋町カフェ」 photo©太田拓実
    長坂常 / スキーマ建築計画による、京都市の店舗「ブルーボトルコーヒー京都木屋町カフェ」 photo©太田拓実
    長坂常 / スキーマ建築計画による、京都市の店舗「ブルーボトルコーヒー京都木屋町カフェ」 photo©太田拓実

    長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、京都市の店舗「ブルーボトルコーヒー京都木屋町カフェ」です。店舗の公式ページはこちら。

    京都の木屋町高瀬川沿いに1927年に建った元立誠小学校があり、それがホテルやお店など複合施設に全面改修され、そのホテルへのエントランスも兼ねた正面入口付近を借り、この京都3店舗目のブルーボトルコーヒーはある。

    改修後の共用部の壁が白く、サッシが黒く、もともと色数を多くつかわない傾向にあるブルーボトルコーヒーの特徴を考えると白黒で構成されることになるが、それはさすがにブルーボトルコーヒーのブランドイメージに沿わないため、高瀬川沿いに建つ桜の木である緑、そしてもともと小学校であったことから黒板の緑を白と黒の間に取り込み、その緑を広く室内に展開することを考えた。

    その結果、様々な色の緑が室内に現れ、それに家具も合わせあらゆる緑色の素材を取り込んで構成した。また今回、コーヒーの入れ方講習会などが行える排水設備付きのアイランド式のグリッドワークショップカウンターをデザインし、新たなブルーボトルコーヒーのMDの展開を考えた什器を提案した。

    建築家によるテキストより
    • 残り25枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    ホシザキ電機WHITELIGHT.LtdBOOTLEGスキーマ建築計画図面あり店舗京都長坂常TANK太田拓実
    2020.11.13 Fri 14:13
    0
    permalink
    安藤忠雄への、テレビ朝日による約15分のインタビュー動画「安藤忠雄が語る未来 この世界をどう生きぬくか」

    SHARE 安藤忠雄への、テレビ朝日による約15分のインタビュー動画「安藤忠雄が語る未来 この世界をどう生きぬくか」

    architecture|culture|video
    インタビュー安藤忠雄

    安藤忠雄への、テレビ朝日による約15分のインタビュー動画「安藤忠雄が語る未来 この世界をどう生きぬくか」です。番組公式アカウントがyoutubeにアップしたものです。

    日本を代表する建築家、安藤忠雄さん。
    世界中で数々の名建築を世に送り出してきました。
    今年7月に開館した、「子ども本の森 中之島」は、安藤さんが設計し寄付したことで話題になりました。
    児童書から漫画、小説、哲学書など、さまざまなジャンルの書籍、約1万8千冊の本が収蔵されています。
    「世界に通用する子どもを育てるため感性を育てたい」という安藤さんの思いが込められているというこの場所で、安藤さんが見る未来について聞きました。
    報ステ「未来を人から プロジェクト」のインタビュー完全版です。

    youtube.com
    • SHARE
    インタビュー安藤忠雄
    2020.11.13 Fri 07:05
    0
    permalink
    杉山幸一郎による連載エッセイ “For The Architectural Innocent” 第7回「光の空気層 / 丸い教会」

    SHARE 杉山幸一郎による連載エッセイ “For The Architectural Innocent” 第7回「光の空気層 / 丸い教会」

    architecture|feature
    杉山幸一郎ピーター・ズントー論考For The Architectural Innocent
    杉山幸一郎による連載エッセイ “For The Architectural Innocent” 第7回「光の空気層 / 丸い教会」

     
    ※このエッセイは、杉山幸一郎個人の見解を記すもので、ピーター・ズントー事務所のオフィシャルブログという位置づけではありません。

     


     
    光の空気層 / 丸い教会

    text:杉山幸一郎

     
    今回は、Caplutta Sogn Benedetg (以下、聖ベネディクト教会)について綴りたいと思います。

    以下の写真はクリックで拡大します

    杉山幸一郎による連載エッセイ “For The Architectural Innocent” 第7回「光の空気層 / 丸い教会」 photo©杉山幸一郎

    ピーターズントーと聞いて、聖ベネディクト教会を思い浮かべた人は多いのではないでしょうか。これまで紹介してきた木造アトリエ、ローマ遺跡のためのシェルターとともに、彼の出世作としてよく知られているプロジェクトです。

    建築雑誌 a+u の臨時増刊号ズントー特集の表紙にもなっている、霧がかかった緩やかな傾斜の上に立ちそびえる教会のモノクロ写真。Hans Danuserという彼の友人でもあるアーティストが撮ったものだと聞いています。この写真によって、教会とズントーの名前が世界に知られていったと言っても過言ではありません。


    教会はグラウビュンデン州のクール市から電車で1時間ほど西へ移動したところにあるSumvigt-Cumpadialsという駅から、さらに1時間弱歩いたところにあります。(この駅に停車するには、車内にある停車ボタンを押して意志表示しなければ止まってくれません。注意してくださいね)
    この辺りはスイスの公用語の一つ、ロマンシュ語が話されている地域で、電車に揺られている時に、周りからそれらしい言葉での会話が聞こえてくるにつれて、目的地に近づいてきたことに気がつきました。

    以下の写真はクリックで拡大します

    杉山幸一郎による連載エッセイ “For The Architectural Innocent” 第7回「光の空気層 / 丸い教会」 photo©杉山幸一郎

    一度も乗り換えることなく、駅に着きます。駅前であっても特にお店があるわけではなく、乗車したのは僕一人でした。このあたりは山に囲まれ、谷に沿って線路がひかれ、小さな集落がポツポツとあります。目的の教会へは、ここから山の上へ向かって登っていきます。

    目の前に広がっている緩やかな斜面の牧草地を横切っていくと、車道に突き当たりました。その道に沿って歩いていくのが一番簡単な行き方です。途中で森の中に入っていくハイキングコースもあるのですが、初めて訪れる際は迷うことのないこの車道を歩いていくことをお勧めします。車道といってもローカルな道なので、車の行き来はそう多くありません。

    聖ベネディクト教会については、既に数えきれないメディアが取り上げ、出版もされ、そして多くのことが語られています。それだけに、何か新しい発見はないかと、逆にワクワクしながら向かいました。

    • 残り9枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    杉山幸一郎ピーター・ズントー論考For The Architectural Innocent
    2020.11.13 Fri 06:40
    0
    permalink
    2020.11.12Thu
    • nevertheless / 佐河雄介建築事務所による、福島・いわき市の住宅「斜材の家」
    • 【ap job更新】 照明デザインの会社「合同会社チップス」が、アシスタントデザイナーを募集中
    • 岸本貴信 / CONTAINER DESIGNによる、愛知・名古屋市の住宅「天白区梅が丘の家」
    • VUILDの秋吉浩気が、お菓子メーカーの企画で考案した「ポテロングのおかしのいえ」
    2020.11.14Sat
    • 東日本旅客鉄道+JR東日本建築設計による、神奈川の横浜駅西口駅ビル「JR横浜タワー」

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white