SHARE アルヴァロ・シザ+カルロス・カスタニェイラが完成させた、中国・寧波市のミュージアム「MoAE – Huamao Museum of Art Education」の写真と図面
アルヴァロ・シザ+カルロス・カスタニェイラが完成させた、中国・寧波市のミュージアム「MoAE – Huamao Museum of Art Education」の写真と図面が45枚、archdailyに掲載されています。
アルヴァロ・シザ+カルロス・カスタニェイラが完成させた、中国・寧波市のミュージアム「MoAE – Huamao Museum of Art Education」の写真と図面が45枚、archdailyに掲載されています。
ギャラリー・間での次回の建築展「中川エリカ展 JOY in Architecture」の概要が公開されています。会期は2021年1月21日~3月21日。新型コロナウイルス感染拡大防止の為、事前予約制ので開催になるとの事です(12月下旬より予約できるようになるそう)。こちらのページに、展覧会と連動企画の中川エリカを紹介するテキストも掲載されています。
TOTOギャラリー・間では、中川エリカの個展「JOY in Architecture」を開催いたします。
中川エリカ氏は、初期の代表作「ヨコハマアパートメント※」、「桃山ハウス」で数々の賞を受賞するなど、今まさにエネルギッシュな活動を続けている若手建築家です。
中川氏の原点は、「新しい建築の表現を追求したい」という、飽くなき探求心にあります。「新しい組み立て方」や「街の細部の法則をヒントにした材料の発見」、「内と外の関係」といったさまざまな課題に取り組み、周囲の環境や人びとの営みを巻き込みながら、生き生きとした建築の表現を生み出し続けています。
中川氏は、街と建築が相互に補い合い連続する場を生み出すべく、街のリサーチを徹底的に行うことからスタートします。そして「建築を身体的に考える」ために、暮らしぶりまで表現した精緻で巨大な模型をのぞきこみ、思考と検証を上書きしていくことで、現実の建築体験へと展開していきます。こうした探求行為とそこから生まれる発見が、中川氏のよろこびと新たなエネルギーとなっています。本展覧会では、設計の現場で活用されてきたさまざまなスケールの模型を一挙に公開し、中川氏が考える建築の「よろこび(JOY)」が躍動感いっぱいに展示されます。また、これからの建築の生きた発見につなげるため、南米チリで行った、小さな什器とともに現れる人びとの屋外での居場所のリサーチとその模型を展示します。
展覧会を、建築そのものとして実現しようとする中川氏の挑戦を、ぜひご覧ください。
※西田司/オンデザインと共同設計
藤原・室 建築設計事務所が設計した、奈良市の「学園前の店舗+住宅」です。
敷地は、交通量の多い道路に面した、傾斜のある変形地でした。
建築主は、店舗と住宅部分の動線を分けること、住宅としての気配感を抑え、店舗建築として見えるようにとの希望でした。
住宅街にある店舗ということで、奇抜な色彩や形態を採用するのは控えつつ、店舗の存在感を、通り過ぎる車に対して感じさせる必要もあるということが、デザインとしての検討事項でした。
スケール感を住宅街に合わせるよう、道路側は店舗、中央は階段室とホール、後方は住宅と3つのブロックに分けています。前後のエリアの仕上げを、同じにすることで、店舗が道路側からは、実際の3倍ほど大きく見えるようにしています。
IKAWAYA建築設計が設計した、東京の住宅「Concrete Shell House」です。
東京都心にある敷地は、間口9mに対して奥行き26mと長く、前面道路が走る北側以外、3方を隣地の建物に囲まれている。建て主はここに、コンクリート打ち放しの家族を守る堅牢な家を希望した。
そこで、斜線制限や高さ制限内で最大気積を確保した「殻」(=コンクリート)を作り、風通しや光、眺望を取り込みたいところに「孔」(=庭)を開けることにした。防火壁となる殻で囲むことで、孔に向けて非防火設備の大開口サッシで開くことができる。
孔には、隣接する室に関係した性格の違う庭を設けた。地階には光と風を取り込む庭、1階にはどんぐりや茶花が咲く庭、2階には野菜、果物、ハーブなど収穫できる庭と和庭、屋上には殻を破ることで生まれた眺望を得られる庭を配置した。そして、それぞれの庭を外部階段で繋いでいく。内部と外部を交互に移動できる動線によって、庭と室内が4フロアに渡って立体的に混ざり合い、生活と庭の密接な関係性をつくり出した。
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