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2021.12.17Fri
2021.12.16Thu
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フロリアン・ブッシュ建築設計事務所による、静岡・伊東市の「伊豆高原のI邸」。典型的な別荘用地と捉えた場所の茂みの中に建てられ、建築により風景を“濾過”し遠方の自然という資産を視界に取り込んだ、家族が週末を過ごす小さなシェルター
photo©Florian Busch Architects

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architecture|feature
住宅静岡別荘フロリアン・ブッシュ図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)川田知典構造設計大同工務店
フロリアン・ブッシュ建築設計事務所による、静岡・伊東市の「伊豆高原のI邸」。典型的な別荘用地と捉えた場所の茂みの中に建てられ、建築により風景を“濾過”し遠方の自然という資産を視界に取り込んだ、家族が週末を過ごす小さなシェルター photo©Florian Busch Architects
フロリアン・ブッシュ建築設計事務所による、静岡・伊東市の「伊豆高原のI邸」。典型的な別荘用地と捉えた場所の茂みの中に建てられ、建築により風景を“濾過”し遠方の自然という資産を視界に取り込んだ、家族が週末を過ごす小さなシェルター photo©Florian Busch Architects
フロリアン・ブッシュ建築設計事務所による、静岡・伊東市の「伊豆高原のI邸」。典型的な別荘用地と捉えた場所の茂みの中に建てられ、建築により風景を“濾過”し遠方の自然という資産を視界に取り込んだ、家族が週末を過ごす小さなシェルター photo©Florian Busch Architects

フロリアン・ブッシュ建築設計事務所が設計した、静岡・伊東市の「伊豆高原のI邸」です。典型的な別荘用地と捉えた場所の茂みの中に建てられ、建築により風景を“濾過”し遠方の自然という資産を視界に取り込んだ、家族が週末を過ごす小さなシェルターとして設計された住宅です。

様々な用途を盛り込んだが故に、逃避するはずの日常生活のレプリカを作ってしまうという落とし穴に陥ることがしばしばあるが、このプロジェクトの意向は「都会の家族が週末を過ごすための小さなシェルター」という、立地同様にシンプルで慎ましいものだった。

建築家によるテキストより

この敷地を最初に訪れた時、なぜ景観について概要に触れられていなかったのかが分かった。事前分析から推測した通り、実際に茂みの奥深くに埋もれていた。それでも、それがこの別荘の重要な要素になり得るし、そうであるべきだと考えた。

建築家によるテキストより

急勾配の幅の狭い階段で道から敷地へのアクセスを確保。そこから家の中心部に据えた柱を旋回する螺旋階段を次々に登っていく形で家が展開する。この柱の行き着く先はパッと開かれたパラソルを彷彿させる屋根。

グラウンドレベルでは、屋内の床が、外の広々としたテラスとその先の庭へとつながっていく。家の中心の螺旋階段を登っていくと、途中で足を休めて寛ぐための場に出会す。天然の温泉が湧き出るお風呂場が唯一の閉じられたスペースだ。家全体は一つの空間で、それを取り囲む四つの壁には幾つもの窓が慎重に配置されている。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

フロリアン・ブッシュ建築設計事務所による、静岡・伊東市の「伊豆高原のI邸」。典型的な別荘用地と捉えた場所の茂みの中に建てられ、建築により風景を“濾過”し遠方の自然という資産を視界に取り込んだ、家族が週末を過ごす小さなシェルター photo©Florian Busch Architects
フロリアン・ブッシュ建築設計事務所による、静岡・伊東市の「伊豆高原のI邸」。典型的な別荘用地と捉えた場所の茂みの中に建てられ、建築により風景を“濾過”し遠方の自然という資産を視界に取り込んだ、家族が週末を過ごす小さなシェルター photo©Florian Busch Architects
フロリアン・ブッシュ建築設計事務所による、静岡・伊東市の「伊豆高原のI邸」。典型的な別荘用地と捉えた場所の茂みの中に建てられ、建築により風景を“濾過”し遠方の自然という資産を視界に取り込んだ、家族が週末を過ごす小さなシェルター photo©Florian Busch Architects
フロリアン・ブッシュ建築設計事務所による、静岡・伊東市の「伊豆高原のI邸」。典型的な別荘用地と捉えた場所の茂みの中に建てられ、建築により風景を“濾過”し遠方の自然という資産を視界に取り込んだ、家族が週末を過ごす小さなシェルター photo©Florian Busch Architects
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フロリアン・ブッシュ建築設計事務所による、静岡・伊東市の「伊豆高原のI邸」。典型的な別荘用地と捉えた場所の茂みの中に建てられ、建築により風景を“濾過”し遠方の自然という資産を視界に取り込んだ、家族が週末を過ごす小さなシェルター photo©Florian Busch Architects
フロリアン・ブッシュ建築設計事務所による、静岡・伊東市の「伊豆高原のI邸」。典型的な別荘用地と捉えた場所の茂みの中に建てられ、建築により風景を“濾過”し遠方の自然という資産を視界に取り込んだ、家族が週末を過ごす小さなシェルター photo©Florian Busch Architects
フロリアン・ブッシュ建築設計事務所による、静岡・伊東市の「伊豆高原のI邸」。典型的な別荘用地と捉えた場所の茂みの中に建てられ、建築により風景を“濾過”し遠方の自然という資産を視界に取り込んだ、家族が週末を過ごす小さなシェルター photo©Florian Busch Architects

以下、建築家によるテキストです。


伊豆高原のI邸

様々な用途を盛り込んだが故に、逃避するはずの日常生活のレプリカを作ってしまうという落とし穴に陥ることがしばしばあるが、このプロジェクトの意向は「都会の家族が週末を過ごすための小さなシェルター」という、立地同様にシンプルで慎ましいものだった。

近隣環境
この敷地を最初に訪れた時、なぜ景観について概要に触れられていなかったのかが分かった。事前分析から推測した通り、実際に茂みの奥深くに埋もれていた。それでも、それがこの別荘の重要な要素になり得るし、そうであるべきだと考えた。

景色は、どれも例外なく冒険のない近隣の建物によって隠されている。周囲の環境を考慮して家を設計するという考えが、なぜ誰の頭にもほんの一寸でも浮かばないのか理解に苦しむ。労力がかかり過ぎるのだろうか?無視するには明白すぎるポイントだと思わざるを得ない。善意と表面的思考がマンセル表と屋根の勾配に焦点をあてた規則とガイドラインを作り出し、本質が忘れられている。

妥協とフィルター
敷地のサイズは、この辺りでは典型的な土地の大きさだ。600平方メートルという広さが与えてくれる緑の量は、逃げ出してきた都会の窮屈さを忘れるには十分だが、周囲の事物を全て忘れ去るには不十分だ。

典型的な「別荘」用地であるこの場所で出会う「自然」は「妥協」を意味する。実際、ここで目にする自然も近隣の家々も、「隠遁」と言うには程遠く、「郊外」を彷彿させる。

家々の合間に見え隠れするのは割と近くにある山と彼方の海。(景色の焦点である大室山は、実際北へ2.5キロほどのところに位置する。毎年枯れた草を焼いて新しい緑を育てるという700年も昔から続く伝統行事の山焼きが有名。)この領域内で幸せを手にするには「濾過(フィルター)」が必要だ。

見え隠れの仕掛け(台地から台地から台地へ)
この別荘エリアが開発された時に、斜面に切り取られた数々の小道がある。それにくっついてきたのが、その道を見下ろす形で切り取られたアクセスの悪い台地の数々だ。敷地から道までは悠に5メートルの高低差があるが、近隣の家々も同じ高さだ。道に面した側の景色こそ保護されているものの、反対側の景色は隠す手立てが必要だ。同様に重要なのが、離れたところに待機している自然という資産を視界に取り込む仕掛けだ。

短期滞在
別荘で家族が過ごす日数が短いことが、我々に自由を与えてくれる。つまり、続けての滞在日数が多くて数日であるため、日常生活でこそ不便と感じられることでさえ、当たり前に我慢できる程度のこと、もっと踏み込んで言えば「好ましい」状況と捉えることが可能になる。

傘の下に階段
急勾配の幅の狭い階段で道から敷地へのアクセスを確保。そこから家の中心部に据えた柱を旋回する螺旋階段を次々に登っていく形で家が展開する。この柱の行き着く先はパッと開かれたパラソルを彷彿させる屋根。

グラウンドレベルでは、屋内の床が、外の広々としたテラスとその先の庭へとつながっていく。家の中心の螺旋階段を登っていくと、途中で足を休めて寛ぐための場に出会す。天然の温泉が湧き出るお風呂場が唯一の閉じられたスペースだ。家全体は一つの空間で、それを取り囲む四つの壁には幾つもの窓が慎重に配置されている。

ギャラリー
周りの壁は、境界線ではなく、慎重に配置された窓によりフレームと捉える。ここはギャラリーなのだ。屋外の景色が生けるアートに生まれ変わる。上へ登るにつれ、複数の視線が交差する格好で洗練された視界が広がるとともに屋内空間が広がっていく。小さなシェルターがどんどん大きくなっていく。

(翻訳:山尾暢子)

■建築概要

伊豆高原のI邸
所在地:静岡県伊東市
用途:住宅
チーム:フロリアン ブッシュ, 宮崎佐知子, 重村茉代, 大澤祐太朗, 山野友嵩, ジェイミー エデン
構造:川田知典構造設計(川田知典)
施工:大同工務店
面積:延床面積: 77 m²
構造:木造、中心の柱+螺旋階段・床スラブは鉄骨
竣工:2021年

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁壁

杉板+防腐塗装

外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板

内装・床床

オークフローリング オイル仕上げ

内装・壁壁

AEP塗装
ウレタン塗装

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


Where too much intention often leads to unnecessary replicas of the everyday life we try to escape from, the brief for this project was, like the site, encouragingly modest: A small shelter for an urban family to spend their weekends.

Neighbours
When we went there for the first time, we understood why the brief had not mentioned the views. They were as hidden in reality as they had appeared obvious in the preliminary analysis. And yet, they can and should be defining holiday life here.

The views are obstructed by neighbouring buildings, which are —with hardly any exception— without adventure. Why is no one interested, even faintly, in an architecture exploring the surroundings? Is it too much effort? It seems too obvious to ignore. Good intentions and superficiality have led to guidelines and rules focussed on Munsell charts and roof angles instead of substance.

Compromise and Filter
The size of the site is typical of the area: Some 600 m² will give you just enough green to contrast the density of the city you leave behind. But not enough to forget anything around you. It is the typical 別荘 (‘*besso*’) development: Here, any encounter with ‘nature’ means compromise. In fact, one is reminded more of suburbia than of a recluse. While lush vegetation is never far away, so are the neighbouring houses; between them: hidden views to the ocean and some not too distant mountains. (Only 2.5 km to the north is the most prominent: Mt Omuro, a mountain famous for getting its annual ‘shave’ by the 700-year-old ritual of burning down the dried grass to make room for the new.) In order to find happiness in these confines one must filter.

Hide and See (from plateau to plateau to plateau)
When the area was turned into a residential resort, the developers cut tiny roads into the mountain. And with it created hard-to-access sites throning on plateaus above the roads. The site is on one of those plateaus. We are perched a nice five metres above the road, and yet so are the houses behind us. While protected from views on the side facing the road, we need to devise ways to hide on the other sides, and equally important, to see the natural assets waiting in the distance.

Short Stays
The anticipated brevity of each stay gives us freedom. We are only here for a couple of days in a row. This means that things which would normally be considered inconvenient can become completely plausible, maybe even desirable.

Steps under an Umbrella
Continuing the steep and narrow stairs which have elevated us from the street, the house unfolds as a series of steps around a central column. At the end of this column, the roof feels like an open umbrella. At ground level, the inside extends on a large terrace and the land around it. As we walk up, some of the steps extend into planes on which we can rest. The bath with its hot spring water is the only enclosed space: we step into a box placed inside the house, itself one continuous space, wrapped by four walls with carefully placed windows.

Gallery
These walls around us are not enclosure but frames. We are in a gallery. The outside has been selected in living pictures. As we climb up, a multitude of cross-views keeps redefining our vision and with it the extents of the house. A small shelter is becoming larger and larger.

I House in Izu-Kogen
Izu-Kogen, Shizuoka, Japan, 2019—2021
TYPE: Residential
STATUS: Completed
TEAM: Florian Busch, Sachiko Miyazaki, Mayo Shigemura, Yutaro Osawa, Tomotaka Yamano, Jamie Eden
Structural Engineering: Kawata Tomonori Structural Engineers (Tomonori Kawata)
Contractor: Daido Corporation
SIZE
GFA: 77 m²
STRUCTURE: Timber
Central column with steps and floor plates in steel.

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2021.12.17 Fri 15:36
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    今津康夫 / ninkipen!による、奈良市の、照明器具メーカー“NEW LIGHT POTTERY”のオフィス兼ファクトリー「trophy」。既存ペンシルビルを改修した施設で、小さな面積が積み重なる特徴を生かしフロア毎に用途と仕上げを変えた、ローカルで生まれ全国に広がる照明器具の製作発信拠点
    photo©河田弘樹

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    architecture|feature
    fabricscapeninkipen!&S建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)NEW LIGHT POTTERY事務所奈良工場今津康夫河田弘樹
    今津康夫 / ninkipen!による、奈良市の、照明器具メーカー“NEW LIGHT POTTERY”のオフィス兼ファクトリー「trophy」。既存ペンシルビルを改修した施設で、小さな面積が積み重なる特徴を生かしフロア毎に用途と仕上げを変えた、ローカルで生まれ全国に広がる照明器具の製作発信拠点 photo©河田弘樹
    今津康夫 / ninkipen!による、奈良市の、照明器具メーカー“NEW LIGHT POTTERY”のオフィス兼ファクトリー「trophy」。既存ペンシルビルを改修した施設で、小さな面積が積み重なる特徴を生かしフロア毎に用途と仕上げを変えた、ローカルで生まれ全国に広がる照明器具の製作発信拠点 photo©河田弘樹
    今津康夫 / ninkipen!による、奈良市の、照明器具メーカー“NEW LIGHT POTTERY”のオフィス兼ファクトリー「trophy」。既存ペンシルビルを改修した施設で、小さな面積が積み重なる特徴を生かしフロア毎に用途と仕上げを変えた、ローカルで生まれ全国に広がる照明器具の製作発信拠点 photo©河田弘樹
    今津康夫 / ninkipen!による、奈良市の、照明器具メーカー“NEW LIGHT POTTERY”のオフィス兼ファクトリー「trophy」。既存ペンシルビルを改修した施設で、小さな面積が積み重なる特徴を生かしフロア毎に用途と仕上げを変えた、ローカルで生まれ全国に広がる照明器具の製作発信拠点 photo©河田弘樹

    今津康夫 / ninkipen!が設計した、奈良市の、照明器具メーカー“NEW LIGHT POTTERY”のオフィス兼ファクトリー「trophy」です。既存ペンシルビルを改修した施設で、小さな面積が積み重なる特徴を生かしフロア毎に用途と仕上げを変えた、ローカルで生まれ全国に広がる照明器具の製作発信拠点です。クライアントの公式サイトはこちら。

    奈良を拠点とする照明器具メーカー、NEW LIGHT POTTERYのオフィス兼ファクトリーである。
    周辺には江戸から明治にかけての町屋が多く立ち並ぶ「ならまち」に建つ5階建てのペンシルビルを改修した。

    建築家によるテキストより

    小さな面積が積み重なるビルの特徴を生かしてフロア毎に用途を変え、1階を荷解き場、2階にオフィスと作業場、3・4階は倉庫、5階をフォトスタジオとし、屋上にはデッキを敷きルーフトップテラスを設けた。

    建築家によるテキストより

    1階には階段を増設して動線を強化し、隣に浮かぶアルミの照明器具とシンクロするように側桁を溶融亜鉛メッキとした。2階は杉の棚板に合わせて躯体をアイボリーに塗装し、エントランスホールを兼ねたガラスの階段室にはネオンサインを掲げた。3・4階はスチール素地の支柱を効率よく並べ、5階はそれぞれの壁に異なった左官仕上げを与えることで、様々な印象の写真を取ることを可能とした。

    建築家によるテキストより
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    fabricscapeninkipen!&S建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)NEW LIGHT POTTERY事務所奈良工場今津康夫河田弘樹
    2021.12.17 Fri 16:11
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    ヨコミゾ・鈴木伸幸事務所JVが最優秀者に選ばれた、「福島県郡山合同庁舎」設計プロポの提案書が公開

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    architecture|competition
    ヨコミゾマコト庁舎福島鈴木伸幸事務所

    ヨコミゾ・鈴木伸幸事務所設計共同体が最優秀者に選ばれた、「福島県郡山合同庁舎」設計プロポーザルの提案書が公開されています。

    福島県郡山合同庁舎の整備に係る基本設計・実施設計業務について、公募型プロポーザル審査委員会による審査の結果、最優秀者及び次点者を決定し、最優秀者と契約を締結しましたので、次のとおりお知らせします。

    pref.fukushima.lg.jp

    以下は、2次審査に残っていた5組の提案書のPDFです。

    • 【最優秀者】ヨコミゾ・鈴木伸幸事務所設計共同体
    • 【次点】槇総合計画事務所
    • 香山建築研究所
    • 横河建築設計事務所
    • 久米設計東北支社

    こちらは審査講評のPDFです。

    • 審査講評
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    ヨコミゾマコト庁舎福島鈴木伸幸事務所
    2021.12.17 Fri 09:40
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    中川宏文 / O.F.D.A.と山本稜 / Spicy Architectsによる、山梨・富士吉田市の飲食店「喫茶檸檬」。商店街活性化として計画され、運営者の地域資源と東京の創造性が混ざり合う場という思いに、人々の日常風景と非日常風景を引き立たせる舞台装置としての建築で応える
    photo©楠瀬友将

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    architecture|feature
    外川左官平林建築アオイネオンえびす明治屋渡一塗装辻拓也勝俣木工山光電器高野熱設備渡辺板金加工所志村鉄工Tan米田工業富士エコトープミレニアム永谷亜矢子れもんらいふSpicy Architects山本稜楠瀬友将O.F.D.A.中川宏文中島盛夫建材(外装・床)建材(外装・壁)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(内装・造作家具)店舗山梨
    中川宏文 / O.F.D.A.と山本稜 / Spicy Architectsによる、山梨・富士吉田市の飲食店「喫茶檸檬」。商店街活性化として計画され、運営者の地域資源と東京の創造性が混ざり合う場という思いに、人々の日常風景と非日常風景を引き立たせる舞台装置としての建築で応える photo©楠瀬友将
    中川宏文 / O.F.D.A.と山本稜 / Spicy Architectsによる、山梨・富士吉田市の飲食店「喫茶檸檬」。商店街活性化として計画され、運営者の地域資源と東京の創造性が混ざり合う場という思いに、人々の日常風景と非日常風景を引き立たせる舞台装置としての建築で応える photo©楠瀬友将
    中川宏文 / O.F.D.A.と山本稜 / Spicy Architectsによる、山梨・富士吉田市の飲食店「喫茶檸檬」。商店街活性化として計画され、運営者の地域資源と東京の創造性が混ざり合う場という思いに、人々の日常風景と非日常風景を引き立たせる舞台装置としての建築で応える photo©楠瀬友将

    中川宏文 / O.F.D.A.と山本稜 / Spicy Architectsが設計した、山梨・富士吉田市の飲食店「喫茶檸檬」です。商店街活性化として計画され、運営者の地域資源と東京の創造性が混ざり合う場という思いに、人々の日常風景と非日常風景を引き立たせる舞台装置としての建築で応えようとする計画です。店舗の公式サイトはこちら。

    喫茶檸檬は富士吉田市の、「富士吉田市本町通り活性化プロジェクト」としてつくられた。

    富士山に日本一近いと言われる山梨県富士吉田市。市内の至るところから大迫力の富士山を望むことができ、中でも「富士山がきれいに見える商店街」として、富士吉田市本町通りはメディアからも注目されている。1000年以上続く繊維のまちとしても知られファッションブランドの産地として活気溢れるまちとして発展した。しかし、昭和50年代に入ると経済はグローバル化し、低廉な製品が国内に流通し衰退。通り自体は閑散とし空き家や空き店舗が増え、シャッター商店街と化しているのが現状だ。

    建築家によるテキストより

    本プロジェクトは、この本町通りを起点に地域の伝統産業を活用した事業と、地産地消を目指し地元の農作物を使用した運営を行い、空き家や空き店舗を活用し、内装のリノベーション、コンテンツ制作、PR力のあるクリエイターを誘致した長期運営を行い地域の更なる活性化を目的としたプロジェクトである。本プロジェクトを、地域の空き家等活用のモデルケースとしてPRすることで、新たな出店や移住、2拠点居住、ワーケーションの場所として、内外からのニーズや投資を増やしていくことで更なる地域の活性化を目指している。

    建築家によるテキストより

    同店を運営・プロデュースする、東京のデザイン事務所(株)れもんらいふは、富士吉田の資源と東京のクリエイティブが混ざり合う場所にしたいという思いがあった。

    そこで我々は、ここに来る多様な人々の活動が街の日常の風景の一部として切り取られ、またある時には映画のワンシーンのような非日常の瞬間として映えるように、2つの舞台を設えることにした。

    建築家によるテキストより
    • 残り20枚の写真と建築家によるテキスト
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    外川左官平林建築アオイネオンえびす明治屋渡一塗装辻拓也勝俣木工山光電器高野熱設備渡辺板金加工所志村鉄工Tan米田工業富士エコトープミレニアム永谷亜矢子れもんらいふSpicy Architects山本稜楠瀬友将O.F.D.A.中川宏文中島盛夫建材(外装・床)建材(外装・壁)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(内装・造作家具)店舗山梨
    2021.12.17 Fri 08:39
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    2021.12.16Thu
    • 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・銀座の、レストラン兼ショップ「ギンザ・イニット」。レトルト食品を食事として提供し販売もする店舗で、レトルトとの共通性をダイノックフィルムに見出し全面的に使用、内装制限もクリアしフィルムだからこその木目表現を追求
    • 玉上貴人 / タカトタマガミデザインによる、東京・江東区の「つくりおき.jp 清澄白河キッチン休憩室」。就業環境の快適化の為のスペースで、緊張感ある仕事から開放される“ひとやすみ”の空間を、円弧を重ねた柔らかな形状・有機的な左官仕上げ・天然木の使用によって生み出す
    • 五十嵐敏恭 / STUDIO COCHI ARCHITECTSによる、沖縄・南城市の「百名のゲストハウス」。自然と暮らしの日常を感じる敷地に、4棟の宿泊室を分棟的に配置し建物までの小道を内部に引込むことで、集落と建築体験が連続する“暮らすように旅を楽しめる”施設を構想
    • ネリ&フーの、イタリア国立21世紀美術館での建築展「Traversing Thresholds」。施設に収蔵されるスカルパ作品と向き合い、内外と公私を調停する“閾値”の観点から読み解き、そのヴィジョンを再解釈して制作されたインスタレーション
    2021.12.18Sat
    • SANAAの設計で2022年末の完成を目指す、オーストラリアの、美術館の増築計画「シドニー・モダン・プロジェクト」の2021年11月までの建設の様子を伝えるタイムラプス動画
    • CAtの赤松佳珠子が、自身が設計に関わった「渋谷ストリーム」について解説している動画。カナダ建築センターが制作したもので、検討模型や建築の様子も紹介されている約9分の動画
    • 藤本壮介の設計で完成した、ハンガリー・ブダペストの音楽施設「ハンガリー音楽の家」の動画

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