SHARE 伊東豊雄と西沢大良を迎え、中川エリカと浅子佳英が聞き手を務めるウェビナー座談会「コロナ禍以降に再考する、建築の生と美と死」が開催。伊東が子ども時代を過ごした長野県諏訪や東京中野の風景、コロナ禍での住空間や暮らし方の新たな発見や変化、近年語られる建築哲学に迫る
- 日程
- 2021年12月24日(金)
伊東豊雄と西沢大良を迎え、中川エリカと浅子佳英が聞き手を務めるウェビナー座談会「コロナ禍以降に再考する、建築の生と美と死」が開催されます。開催日時は2021年12月24日(金)18:00 ~ 19:30。オンラインでの開催で参加費無料、要事前申し込み。伊東が子ども時代を過ごした長野県諏訪や東京中野の風景、コロナ禍での住空間や暮らし方の新たな発見や変化、近年語られる建築哲学に迫る内容との事。
住まいやパブリック・スペースのあり方、働き方のさまざまな事例を通して社会と住まいの未来を考えるコラム「これからの社会、これからの住まい 2」。2021年は、監修者の浅子佳英氏(建築家、プリントアンドビルド)、中川エリカ氏(建築家、中川エリカ建築設計事務所)が、コラムと連動して交互にゲストを迎え、インタビューを企画していきます。第5回目は中川氏と浅子氏が建築家の伊東豊雄氏と西沢大良氏をお迎えし、12月24日に収録するインタビューを、ウェビナーにてライブ配信いたします。ぜひご登録のうえ、ご視聴ください。
インタビュー・シリーズ第4回目では、西沢大良氏をお迎えして「コロナ禍以降に再考する、健康な住まい」と題するインタビューを行いました。近代の産物である住まいにおける機能的な場所は、コロナ禍において危険な場所となってしまったと西沢氏は語りました。家はそこに居るだけで体が恢復し、健康になれる場所であるべきだという西沢氏の提唱は、コロナ禍以降大きな意味を持つようになりました。伊東豊雄氏をお迎えする第5回目は、伊東氏が幼少期を過ごした長野県諏訪、その後の東京中野の風景、コロナ禍における住空間や暮らし方についての新たな発見や変化、近年語られる「美しい建築」への信念、そして作品のなかにある「死」とのさまざまな関係性など、建築の生と美と死について、いま思うことを伺います。
伊東豊雄(いとう・とよお)
1941年生まれ。伊東豊雄建築設計事務所代表。2013年度プリツカー賞受賞。2021年旭日重光章受章。《White U》(1976)、《シルバーハット》(1984)、《八代市立博物館・未来の森ミュージアム》(1991)、《せんだいメディアテーク》(2000)、《多摩美術大学図書館》(2007)、《台中国家歌劇院》(2016)ほか。著書=『風の変様体 建築クロニクル』(青土社、1989)、『透層する建築』(青土社、 2000)、『みんなの家、その先へ』(LIXIL出版、2018)、『伊東豊雄 自選作品集』(平凡社、2020)ほか。西沢大良(にしざわ・たいら)
1964年東京都生まれ。1987年東京工業大学建築学科卒業。1992年西沢大良建築設計事務所設立。2013年より芝浦工業大学教授。作品=《宇都宮のハウス》(2008)、《駿府教会》(2008)、《今治みなと駐輪施設》(2016)など。中川エリカ(なかがわ・えりか)
1983年生まれ。建築家。中川エリカ建築設計事務所代表。2007~14年オンデザイン勤務。2014年中川エリカ建築設計事務所設立。主な作品=《ヨコハマアパートメント》(2009)、《コーポラティブガーデン》(2015、以上オンデザインと共同設)、《株式会社ライゾマティクス オフィス 2015-2019》(2015)、《桃山ハウス》(2016)ほか。著書=『中川エリカ 建築スタディ集 2007-2020』(TOTO出版、2021)。浅子佳英(あさこ・よしひで)
1972年生まれ。建築家、ライター。2010年東浩紀とともにコンテクスチュアズ設立、2012年退社。2021年出版社機能を持った設計事務所PRINT&BUILD設立。作品=《gray》(2015)、《八戸市美術館》(2021)(共同設計=西澤徹夫)ほか。共著=『TOKYOインテリアツアー』(LIXIL出版、2016)。