#ヨコミゾマコトの関連記事
-
2017.12.12Tue/
-
2016.9.30Fri/
-
2007.10.12Fri//
#福島の関連記事
-
2024.1.24Wed
-
2024.1.05Fri
-
2023.9.18Mon
-
2023.7.19Wed
-
2022.1.26Wed
-
2022.1.19Wed
-
2021.12.26Sun/
-
2021.10.03Sun/
-
2021.3.31Wed
-
2020.7.14Tue
この日更新したその他の記事
今津康夫 / ninkipen!が設計した、奈良市の、照明器具メーカー“NEW LIGHT POTTERY”のオフィス兼ファクトリー「trophy」です。既存ペンシルビルを改修した施設で、小さな面積が積み重なる特徴を生かしフロア毎に用途と仕上げを変えた、ローカルで生まれ全国に広がる照明器具の製作発信拠点です。クライアントの公式サイトはこちら。
奈良を拠点とする照明器具メーカー、NEW LIGHT POTTERYのオフィス兼ファクトリーである。
周辺には江戸から明治にかけての町屋が多く立ち並ぶ「ならまち」に建つ5階建てのペンシルビルを改修した。
小さな面積が積み重なるビルの特徴を生かしてフロア毎に用途を変え、1階を荷解き場、2階にオフィスと作業場、3・4階は倉庫、5階をフォトスタジオとし、屋上にはデッキを敷きルーフトップテラスを設けた。
1階には階段を増設して動線を強化し、隣に浮かぶアルミの照明器具とシンクロするように側桁を溶融亜鉛メッキとした。2階は杉の棚板に合わせて躯体をアイボリーに塗装し、エントランスホールを兼ねたガラスの階段室にはネオンサインを掲げた。3・4階はスチール素地の支柱を効率よく並べ、5階はそれぞれの壁に異なった左官仕上げを与えることで、様々な印象の写真を取ることを可能とした。
フロリアン・ブッシュ建築設計事務所が設計した、静岡・伊東市の「伊豆高原のI邸」です。典型的な別荘用地と捉えた場所の茂みの中に建てられ、建築により風景を“濾過”し遠方の自然という資産を視界に取り込んだ、家族が週末を過ごす小さなシェルターとして設計された住宅です。
様々な用途を盛り込んだが故に、逃避するはずの日常生活のレプリカを作ってしまうという落とし穴に陥ることがしばしばあるが、このプロジェクトの意向は「都会の家族が週末を過ごすための小さなシェルター」という、立地同様にシンプルで慎ましいものだった。
この敷地を最初に訪れた時、なぜ景観について概要に触れられていなかったのかが分かった。事前分析から推測した通り、実際に茂みの奥深くに埋もれていた。それでも、それがこの別荘の重要な要素になり得るし、そうであるべきだと考えた。
急勾配の幅の狭い階段で道から敷地へのアクセスを確保。そこから家の中心部に据えた柱を旋回する螺旋階段を次々に登っていく形で家が展開する。この柱の行き着く先はパッと開かれたパラソルを彷彿させる屋根。
グラウンドレベルでは、屋内の床が、外の広々としたテラスとその先の庭へとつながっていく。家の中心の螺旋階段を登っていくと、途中で足を休めて寛ぐための場に出会す。天然の温泉が湧き出るお風呂場が唯一の閉じられたスペースだ。家全体は一つの空間で、それを取り囲む四つの壁には幾つもの窓が慎重に配置されている。
中川宏文 / O.F.D.A.と山本稜 / Spicy Architectsが設計した、山梨・富士吉田市の飲食店「喫茶檸檬」です。商店街活性化として計画され、運営者の地域資源と東京の創造性が混ざり合う場という思いに、人々の日常風景と非日常風景を引き立たせる舞台装置としての建築で応えようとする計画です。店舗の公式サイトはこちら。
喫茶檸檬は富士吉田市の、「富士吉田市本町通り活性化プロジェクト」としてつくられた。
富士山に日本一近いと言われる山梨県富士吉田市。市内の至るところから大迫力の富士山を望むことができ、中でも「富士山がきれいに見える商店街」として、富士吉田市本町通りはメディアからも注目されている。1000年以上続く繊維のまちとしても知られファッションブランドの産地として活気溢れるまちとして発展した。しかし、昭和50年代に入ると経済はグローバル化し、低廉な製品が国内に流通し衰退。通り自体は閑散とし空き家や空き店舗が増え、シャッター商店街と化しているのが現状だ。
本プロジェクトは、この本町通りを起点に地域の伝統産業を活用した事業と、地産地消を目指し地元の農作物を使用した運営を行い、空き家や空き店舗を活用し、内装のリノベーション、コンテンツ制作、PR力のあるクリエイターを誘致した長期運営を行い地域の更なる活性化を目的としたプロジェクトである。本プロジェクトを、地域の空き家等活用のモデルケースとしてPRすることで、新たな出店や移住、2拠点居住、ワーケーションの場所として、内外からのニーズや投資を増やしていくことで更なる地域の活性化を目指している。
同店を運営・プロデュースする、東京のデザイン事務所(株)れもんらいふは、富士吉田の資源と東京のクリエイティブが混ざり合う場所にしたいという思いがあった。
そこで我々は、ここに来る多様な人々の活動が街の日常の風景の一部として切り取られ、またある時には映画のワンシーンのような非日常の瞬間として映えるように、2つの舞台を設えることにした。
- 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・銀座の、レストラン兼ショップ「ギンザ・イニット」。レトルト食品を食事として提供し販売もする店舗で、レトルトとの共通性をダイノックフィルムに見出し全面的に使用、内装制限もクリアしフィルムだからこその木目表現を追求
- 玉上貴人 / タカトタマガミデザインによる、東京・江東区の「つくりおき.jp 清澄白河キッチン休憩室」。就業環境の快適化の為のスペースで、緊張感ある仕事から開放される“ひとやすみ”の空間を、円弧を重ねた柔らかな形状・有機的な左官仕上げ・天然木の使用によって生み出す
- 五十嵐敏恭 / STUDIO COCHI ARCHITECTSによる、沖縄・南城市の「百名のゲストハウス」。自然と暮らしの日常を感じる敷地に、4棟の宿泊室を分棟的に配置し建物までの小道を内部に引込むことで、集落と建築体験が連続する“暮らすように旅を楽しめる”施設を構想
- ネリ&フーの、イタリア国立21世紀美術館での建築展「Traversing Thresholds」。施設に収蔵されるスカルパ作品と向き合い、内外と公私を調停する“閾値”の観点から読み解き、そのヴィジョンを再解釈して制作されたインスタレーション
- SANAAの設計で2022年末の完成を目指す、オーストラリアの、美術館の増築計画「シドニー・モダン・プロジェクト」の2021年11月までの建設の様子を伝えるタイムラプス動画
- CAtの赤松佳珠子が、自身が設計に関わった「渋谷ストリーム」について解説している動画。カナダ建築センターが制作したもので、検討模型や建築の様子も紹介されている約9分の動画
- 藤本壮介の設計で完成した、ハンガリー・ブダペストの音楽施設「ハンガリー音楽の家」の動画