architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 動画
  • 展覧会
  • コンペ
  • 書籍
  • 建築求人
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2021.12.23Thu
2021.12.22Wed
2021.12.24Fri
スノヘッタ+竹中工務店による、東京・渋谷の、コワーキングスペース「Pangea Digital Garage」。筆の跡から着想を得た“スーパーファニチャー”を中心に据え、この家具が施設の諸機能や個々の作業空間を包含、日常の交流を通じ大きなヴィジョンへとユーザーを導く
photo©Nacasa & Partners

SHARE スノヘッタ+竹中工務店による、東京・渋谷の、コワーキングスペース「Pangea Digital Garage」。筆の跡から着想を得た“スーパーファニチャー”を中心に据え、この家具が施設の諸機能や個々の作業空間を包含、日常の交流を通じ大きなヴィジョンへとユーザーを導く

architecture|feature
渋谷区東京スノヘッタ竹中工務店渋谷シェアオフィスナカサ&パートナーズ
スノヘッタ+竹中工務店による、東京・渋谷の、コワーキングスペース「Pangea Digital Garage」。筆の跡から着想を得た“スーパーファニチャー”を中心に据え、この家具が施設の諸機能や個々の作業空間を包含、日常の交流を通じ大きなヴィジョンへとユーザーを導く photo©Nacasa & Partners
スノヘッタ+竹中工務店による、東京・渋谷の、コワーキングスペース「Pangea Digital Garage」。筆の跡から着想を得た“スーパーファニチャー”を中心に据え、この家具が施設の諸機能や個々の作業空間を包含、日常の交流を通じ大きなヴィジョンへとユーザーを導く photo©Nacasa & Partners
スノヘッタ+竹中工務店による、東京・渋谷の、コワーキングスペース「Pangea Digital Garage」。筆の跡から着想を得た“スーパーファニチャー”を中心に据え、この家具が施設の諸機能や個々の作業空間を包含、日常の交流を通じ大きなヴィジョンへとユーザーを導く photo©Nacasa & Partners

スノヘッタ+竹中工務店による、東京・渋谷の、コワーキングスペース「Pangea Digital Garage」。筆の跡から着想を得た“スーパーファニチャー”を中心に据え、この家具が施設の諸機能や個々の作業空間を包含、日常の交流を通じ大きなヴィジョンへとユーザーを導くことが構想されました。

こちらは建築家によるテキストの翻訳

東京・渋谷の全く新しい複合ビル内にあるデジタルガレージの静かなコワーキングスペースは、10階下の賑やかな地域と対照的なサンクチュアリを作り出しています。この新しいコワーキングスペースは、デジタルガレージの世界中の他のオフィス拠点における将来のコワーキングスペースのインスピレーションとなるような場所として作られました。

かつて一つの大陸だったパンゲアは、コンセプトの出発点であり、デジタルガレージの新しいコワーキングスペースの名前にもなっています。デジタルノマドのためのブティックオフィススペースとして、地理的、政治的、国家的な構成が障害とならなかった時代と場所を記念しているのです。

会社の名前の由来はデジタルでありながら、ドライバーと協力者は物理的な空間に住み、有形なフォームと相互作用しているのです。このコワーキングスペースは、デジタルワークと、喚起的でインタラクティブな物理的形状を一体化させることを目的としています。筆の跡から着想を得た「スーパーファニチャー」が、オフィススペースの中心を構成しています。触覚と流動性のメタファーとして構築されたこの家具は、コワーキングスペースの中核となるすべての機能、受付、円形劇場、電話ボックス、ミーティングスペース、個々のワークスペースを包含しています。また、この家具は、コワーキングスペースや他のユーザーとの日常的な交流を通じて、より大きなヴィジョンへとユーザーを導きます。

杉の木で作られた家具は、スパイシーで心地よい自然の香りを空間に残します。キャビネットはリノリウムで、壁はアコースティックバックのウールテキスタイルで、富士山のピクセルのように組み合わされています。晴れた日には、建物の中から地平線上にある象徴的な富士山を見ることができます。

暗い壁や床に暖かみを与える光のスカイドームは、534個の電球が組み合わされ、天井に曲線を描いています。電球は一定の高さに配置され、人が集まりやすい場所は天井が高く、より集中できるワークスペースがある場所は低く感じられるように工夫されています。また、電球だけでなく、会場のいたるところに隠蔽型の照明が設置されています。

渋谷のデジタルガレージは、デジタルノマドのための触覚的でソーシャルな空間を作り出し、デジタルとフィジカルな世界を結びつけるワークスペースとして、国境や文化の違いを超えて人々を結びつけています。

スノヘッタは、統一感のあるスーパーファニチャーと、すべてをひとつにつなぐというアイデアに触発され、パンゲアのロゴもデザインしました。メインロゴは、ファサード、ビル内のサインや案内板、ホームページのレターヘッドなどに使用されています。このロゴは、広いビジュアル・ユニバースに貢献するものなのです。


以下の写真はクリックで拡大します

スノヘッタ+竹中工務店による、東京・渋谷の、コワーキングスペース「Pangea Digital Garage」。筆の跡から着想を得た“スーパーファニチャー”を中心に据え、この家具が施設の諸機能や個々の作業空間を包含、日常の交流を通じ大きなヴィジョンへとユーザーを導く photo©Nacasa & Partners
スノヘッタ+竹中工務店による、東京・渋谷の、コワーキングスペース「Pangea Digital Garage」。筆の跡から着想を得た“スーパーファニチャー”を中心に据え、この家具が施設の諸機能や個々の作業空間を包含、日常の交流を通じ大きなヴィジョンへとユーザーを導く photo©Nacasa & Partners
スノヘッタ+竹中工務店による、東京・渋谷の、コワーキングスペース「Pangea Digital Garage」。筆の跡から着想を得た“スーパーファニチャー”を中心に据え、この家具が施設の諸機能や個々の作業空間を包含、日常の交流を通じ大きなヴィジョンへとユーザーを導く photo©Nacasa & Partners
スノヘッタ+竹中工務店による、東京・渋谷の、コワーキングスペース「Pangea Digital Garage」。筆の跡から着想を得た“スーパーファニチャー”を中心に据え、この家具が施設の諸機能や個々の作業空間を包含、日常の交流を通じ大きなヴィジョンへとユーザーを導く photo©Nacasa & Partners
スノヘッタ+竹中工務店による、東京・渋谷の、コワーキングスペース「Pangea Digital Garage」。筆の跡から着想を得た“スーパーファニチャー”を中心に据え、この家具が施設の諸機能や個々の作業空間を包含、日常の交流を通じ大きなヴィジョンへとユーザーを導く photo©Nacasa & Partners
スノヘッタ+竹中工務店による、東京・渋谷の、コワーキングスペース「Pangea Digital Garage」。筆の跡から着想を得た“スーパーファニチャー”を中心に据え、この家具が施設の諸機能や個々の作業空間を包含、日常の交流を通じ大きなヴィジョンへとユーザーを導く photo©Nacasa & Partners
スノヘッタ+竹中工務店による、東京・渋谷の、コワーキングスペース「Pangea Digital Garage」。筆の跡から着想を得た“スーパーファニチャー”を中心に据え、この家具が施設の諸機能や個々の作業空間を包含、日常の交流を通じ大きなヴィジョンへとユーザーを導く photo©Nacasa & Partners
スノヘッタ+竹中工務店による、東京・渋谷の、コワーキングスペース「Pangea Digital Garage」。筆の跡から着想を得た“スーパーファニチャー”を中心に据え、この家具が施設の諸機能や個々の作業空間を包含、日常の交流を通じ大きなヴィジョンへとユーザーを導く photo©Nacasa & Partners
スノヘッタ+竹中工務店による、東京・渋谷の、コワーキングスペース「Pangea Digital Garage」。筆の跡から着想を得た“スーパーファニチャー”を中心に据え、この家具が施設の諸機能や個々の作業空間を包含、日常の交流を通じ大きなヴィジョンへとユーザーを導く photo©Nacasa & Partners

以下、建築家によるテキストです。


Snøhetta Unites Digital Nomads in Tokyo’s New Digital Garage

Thursday, September 30, 2021 — Situated in an entirely new building complex in Shibuya, Tokyo, Digital Garage’s tranquil co-working space creates a sanctuary contrasting the busy neighborhood ten floors down. The new co-working space is created as an inspiration for future co-working spaces in other Digital Garage office locations around the world.

Once circumscribed as one continuous landmass, the supercontinent Pangaea acted as the conceptual starting point and also became the name of for the new Digital Garage co-working space. As a boutique office space for digital nomads, the space commemorates a time and place where geographical, political, and national constructs were not an obstacle.

While the eponymous output of the company is digital, the drivers and contributors inhabit physical space and interact with tangible forms. The co-working space aims to unite digital work with an evocative and interactive physical shape. A “super furniture” inspired by a brush stroke makes up the heart of the office space. Constructed as a metaphor for both tactility and fluidity, it encompasses all core functions of a co-working space, a reception, an amphitheater, phone booths, meeting spaces and individual workspaces. The furniture also prompts its users towards a greater vision through daily interactions with the co-working space and one another.

Carved from Japanese cedar wood, the furniture leaves an enchanting spicy-resinous natural scent in the venue. The cabinets are in linoleum and walls are dressed in woolen textile fronts with acoustic backing, assembled as a pixelated portrayal of Mount Fuji. On a clear day, you can see the iconic Mountain on the horizon from inside the building.

A sky dome of light gives warmth to the dark walls and floors, with 534 individual light bulbs assembled to create curved lines across the ceiling. The light bulbs are positioned at certain set heights, with the ceiling being perceived as higher where people tend to congregate and lower where the more focused workspaces are located. In addition to the bulbs concealed lightning is set up throughout the venue.

Shibuya’s Digital Garage creates a tactile and social space for digital nomads, bringing people across borders and cultures together in a workspace that unites the digital and physical world.

Inspired by the uniting super furniture and the idea of connecting all as one, Snøhetta also designed a set of logos for Pangaea. The main logo is used on the facade, in signage and wayfinding inside the building, letterhead on the homepage and more. The logo is a contributor to the wide visual universe.

■建築概要

Status: Completed
Location: Tokyo, Japan
Client: Digital Garage, Inc.
Size: 188 m2
Collaborators: TAKENAKA corporation, Arup, Shelter Co., Ltd
Timeline: 2018 – 2021

あわせて読みたい

サムネイル:迫慶一郎/SAKO建築設計工社
迫慶一郎/SAKO建築設計工社”杭州ロマンティシズム2”
  • SHARE
渋谷区東京スノヘッタ竹中工務店渋谷シェアオフィスナカサ&パートナーズ
2021.12.23 Thu 07:00
0
permalink

#シェアオフィスの関連記事

  • 2024.10.09Wed
    大野力 / sinatoによる、東京・千代田区の「12 KANDA」。パブリックな用途も含むシェアオフィス。個室群の“街への対峙”も意図し、屋外避難階段を表側でバルコニーと繋げて“日常動線”にする構成を考案。基準階の反復ではなく異なる“形と機能”が積層する建築を造る
  • 2024.5.21Tue
    HUNE Architectsが共用部の内装設計を手掛けた、東京・北区の集合住宅「HAUN TABATA」。居住と作業空間を併せ持つ“コリビング賃貸”。様々な行為が重なる場として、箇所毎に異なる役割を果たす“センターテーブル”を据えた空間を考案。再生材料の特徴を活かして家具類に“鉱物”の様な質感も与える
  • 2024.3.29Fri
    石飛亮 / WANKARASHINによる、長崎・福江島のシェアスペース「knit.」。“無いものは作る”精神を持つ人々が多い地域での計画。用途と建築形式が“画一的”な街の状況に対し、島民の多様性に応える“包括的”な建築を志向。既存の形状を活かした“長いカウンター”が貫通する空間を考案
  • 2023.12.22Fri
    徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、宮城・仙台市のシェアオフィス「STUDIO 080 [extend]」。旧工場の未着手の大空間に施設を拡張する計画。巨大機械が主役だった場に対し、“人のための空間”へ転用する設計を志向。既存の中に執務機能を収めた箱を“入れ子状”に配置する構成とし効率的に必要性能も確保
  • 2023.7.04Tue
    studioSHUWARIによる、富山・射水市の、創業支援施設「HIBARI NEST」。テナント空間も備えた民営施設。入居者の“新たな交流”を生む場を目指し、一室空間の中に段差を設けて“一体感”と“心地よい距離感”を両立する構成を考案。天井の構造体は施設の“象徴”でもあり在来工法で実現
  • 2022.12.01Thu
    山家明 / マウンテンハウスアーキテクツによる、東京・西多摩郡の、サテライトオフィス兼宿泊施設「Village Hinohara」。都心から行き来し易く自然豊かな場に計画。環境を享受し地域と関る建築を目指し、地形に沿って重ねた“3つの直方体”の中に仕事や交流の為の様々な空間を配置。都市部と山間地の“新たな循環”を志す
  • 2022.11.07Mon
    SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、福岡市のコワーキングスペース「Mol.t」。小規模グループの複数利用を想定した施設。限られた場を最大限機能的に使う計画を求め、個室状の執務エリアの下に収納空間を設ける構成を考案。“ラウンジ”等の多様な働き方を支える機能も備える
  • 2022.9.02Fri
    篠﨑竜大+篠﨑千恵美 / LIGHTHOUSE設計による、長崎・壱岐島のシェアオフィス「ACB Living」。オフサイト研修も行う施設の一棟。“まちと共に成長する”建築を目指して、様々な機能を与えた小さなスケールの建物を街中に分散配置する方法を考案。本棟には屋外空間を最大化した周辺と緩やかに繋がる“広場”を配備
  • 2021.10.06Wed
    高橋勝建築設計事務所による、京都市の、既存倉庫を改修したコワーキング等施設「太秦トキワ荘」。主宰者のテーマに応え、創作者のための空間に求められる設えや交流のきっかけが生まれる仕掛けを、地域産の木材を用いてつくりだす
  • 2021.5.18Tue
    野村大輔 / dada+徳野由美子建築設計事務所が全体空間デザイン等を手掛けた、宮城・石巻市の「ワーキングステージ / Third Selfワーキングスペース」
  • view all
view all

#竹中工務店の関連記事

  • 2025.6.25Wed
    竹中工務店による、VS.での「たてものめがね まちめがね展」。建築や街への人々の関心の向上も意図した展覧会。面白さの“理解しやすい形での発信”を目指し、“縮尺:スケール”を切口とする計画を考案。“一間ブロック”で日常を切り取った“等身大になる部屋”などを作る
  • 2025.1.30Thu
    ゲンスラーと竹中工務店による、愛知の「MARUWA 瀬戸工場」。郊外に建つセラミック素材メーカーの新工場。目指すべき企業像の表現も目指し、企業と世界・敷地と地域・伝統と未来を繋ぐ“架け橋”となる存在を志向。水平方向に伸びるテラスと屋根を特徴とする建築を考案
  • 2025.1.16Thu
    元木大輔 / DDAAによる、東京・千代田区のオフィス「HAKUHODO Gravity」。新築ビルの二つの階での計画。現代の労働環境に求められる“複雑な状況”に応える為、多様な選択肢が“相互に関係しながら機能”する空間を志向。合理性も考慮して既存のフロア材を転用した家具等で場を作り上げる
  • 2024.9.06Fri
    オンデザインの内装デザインによる、大阪市の「QUINTBRIDGE」。交流と共創を促すオープンイノベーション施設。協働の場に必要な“オープンでフレキシブル”に応えつつ、集団の中でも“緊張せず過ごせる”場を志向。距離や視線を什器等で細かく“チューニング”して空間を作る
  • 2022.8.27Sat
    安藤忠雄・柳宗悦(+降幡設計)・内藤廣・谷口吉生+高宮眞介・遠藤克彦・竹中工務店による美術館を紹介するシリーズ「デザインを新しい視点から発信する美術館」の動画
  • 2022.6.23Thu
    ツバメアーキテクツによる、長野・塩尻市の宿泊施設「上原屋 BYAKU Narai」。古い街並みが残る“奈良井宿”の町屋改修。地域の建築保存のロールモデルを目指して、参照可能な施策を積み重ねる設計を志向。追加要素を空間の主題に昇華する“金継ぎ”の態度を実践
  • 2022.6.15Wed
    竹中工務店による、大阪の「Innovation Garden Osaka Center」。開発と事業創出の中核となる施設。現代オフィスに必要な“非均質”を目指して、平面をずらし積層させ動線機能を散逸配置し偶発性のある空間を構築。短工期で理想実現を求め“改修するように新築する”方法を実践
  • 2022.5.27Fri
    竹中工務店による、長野・塩尻市の宿泊施設「歳吉屋 BYAKU Narai」。古い町並みが残る“奈良井宿”の重要伝統建築の再生計画、潜在価値の掘り起こしを課題として古民家の歴史や背景と対話し文脈を引継いだ新旧が交わる空間を考案、歴史を継承し町に開かれた施設のモデルを目指す
  • 2022.4.07Thu
    竹中工務店による、東京・新宿区の「スガ試験機 本社ビル」。物性の経年変化を再現する試験機等をつくる企業の社屋で、その製品を“時間の移ろい”として解釈、各素材の選択や旧社屋の素材転用を通して企業アイデンティティの表現と豊かな空間体験を目指す
  • 2022.2.10Thu
    中村拓志&NAP建築設計事務所と竹中工務店による、千葉市の「ZOZO本社屋」。諸機能を街にアウトソースし街と共に成長するオフィスを目指し設計、吊屋根で天井高の変化する空間が公と私をグラデーション状に生み、自由な居場所の選択と共に一体感を生み出す
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    61,002
    • Follow
    83,553
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    藤田時彦 / atelier umiによる、滋賀・高島市の、築100年の古民家を改修した「umi」。設計者の自邸と事務所とイベント空間を兼ねた建築で、景色の良い琵琶湖沿いを敷地とし、職住分離ではなく職住一体とすることで新たな出会いを期待し計画
    photo©貝出翔太郎

    SHARE 藤田時彦 / atelier umiによる、滋賀・高島市の、築100年の古民家を改修した「umi」。設計者の自邸と事務所とイベント空間を兼ねた建築で、景色の良い琵琶湖沿いを敷地とし、職住分離ではなく職住一体とすることで新たな出会いを期待し計画

    architecture|feature
    藤田時彦建材(外構・床)建材(内装・水廻り)建材(外装・建具)建材(内装・造作家具)建材(外装・照明)建材(外装・その他)建材(内装・設備)ハタノワタル建材(内装・浴室)atelier umi藤田由佳Blue Wood WorkHALOHACOMIDORI鶴園外構店貝出翔太郎建材(内装・天井)住宅リノベーション店舗兼住宅事務所滋賀建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・建具)建材(内装・照明)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)建材(内装・金物)建材(内装・キッチン)建材(外構・植栽)
    藤田時彦 / atelier umiによる、滋賀・高島市の、築100年の古民家を改修した「umi」。設計者の自邸と事務所とイベント空間を兼ねた建築で、景色の良い琵琶湖沿いを敷地とし、職住分離ではなく職住一体とすることで新たな出会いを期待し計画 photo©貝出翔太郎
    藤田時彦 / atelier umiによる、滋賀・高島市の、築100年の古民家を改修した「umi」。設計者の自邸と事務所とイベント空間を兼ねた建築で、景色の良い琵琶湖沿いを敷地とし、職住分離ではなく職住一体とすることで新たな出会いを期待し計画 photo©貝出翔太郎
    藤田時彦 / atelier umiによる、滋賀・高島市の、築100年の古民家を改修した「umi」。設計者の自邸と事務所とイベント空間を兼ねた建築で、景色の良い琵琶湖沿いを敷地とし、職住分離ではなく職住一体とすることで新たな出会いを期待し計画 photo©貝出翔太郎

    藤田時彦 / atelier umiが設計した、滋賀・高島市の、築100年の古民家を改修した「umi」です。設計者の自邸と事務所とイベント空間を兼ねた建築で、景色の良い琵琶湖沿いを敷地とし、職住分離ではなく職住一体とすることで新たな出会いを期待し計画されました

    場所に縛られず様々なことが出来る時代。
    景色の良い琵琶湖沿いの土地を探し始めて3年ほど経った時、築100年の空き家と出会い、私たちの住宅兼アトリエ・イベントスペースにリノベーションした。

    建築家によるテキストより

    玄関の大きな引き戸を開けると琵琶湖の景色が飛び込んでくる。訪れる人たちの視界から一旦琵琶湖を遮るように道路側の開口をあえて少なくし閉じることで生まれた情景。
    一方で閉じるだけでは閉鎖感が出てしまうので、道路側の建物一部を減築し、縁側のような部分をつくることで街行く人が座ったり、コーヒーを淹れたりできるようなカウンターを設置し、家を街に開くような計画もしている。

    建築家によるテキストより

    延べ床面積28坪のスペース。ここに居住空間、事務所、イベントスペースを確保することは単純に考えると無理があった。しかしそれらの振り分ける空間をシェアすることとした。一階には普段居住空間であるフリースペースとキッチンスペースがある。それらのスペースを打合せやイベント時に使用することにより、限られたスペースでも全ての機能を満たす空間になると考えた。

    建築家によるテキストより
    • 残り49枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    藤田時彦建材(外構・床)建材(内装・水廻り)建材(外装・建具)建材(内装・造作家具)建材(外装・照明)建材(外装・その他)建材(内装・設備)ハタノワタル建材(内装・浴室)atelier umi藤田由佳Blue Wood WorkHALOHACOMIDORI鶴園外構店貝出翔太郎建材(内装・天井)住宅リノベーション店舗兼住宅事務所滋賀建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・建具)建材(内装・照明)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)建材(内装・金物)建材(内装・キッチン)建材(外構・植栽)
    2021.12.23 Thu 15:15
    0
    permalink
    【ap job更新】 “居心地が良く静けさのある空間”を心がける「遊空間設計室」が、設計スタッフ(経験者・新卒既卒)を募集中

    ap job 【ap job更新】 “居心地が良く静けさのある空間”を心がける「遊空間設計室」が、設計スタッフ(経験者・新卒既卒)を募集中

    architecture|job
    建築求人情報
    【ap job更新】 “居心地が良く静けさのある空間”を心がける「遊空間設計室」が、設計スタッフ(経験者・新卒既卒)を募集中
    【ap job更新】 “居心地が良く静けさのある空間”を心がける「遊空間設計室」が、設計スタッフ(経験者・新卒既卒)を募集中土太郎の家
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    “居心地が良く静けさのある空間”を心がける「遊空間設計室」の、設計スタッフ(経験者・新卒既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    現在、当事務所では個人住宅の他、別荘のリノベーション等のプロジェクトが進行中です。

    1、2級建築士の有資格者、設計・監理の実務経験のある方はもちろん、資格取得予定者や将来独立を考えている方、建築大好きな方、特に住宅設計に関心のある方を広く募集しています。

    当事務所が心がけている「居心地が良く静けさのある空間」、「美しく豊かな居住空間」、敷地全体、室内外を丁寧にデザインし、その一軒から街並をより良くしていこうとする建築創りに共感していただける方、共に設計活動を楽しめる方の応募をお待ちしております。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2021.12.23 Thu 13:11
    0
    permalink
    ギゴン / ゴヤーによる、スイス・キュスナハトの集合住宅。1階に商業テナント上4層に住戸という構成で、施主の要望に応える突き出たバルコニーを外観の特徴とする、旧建物のキャラクターを反映したアルミニウム波板ファサードの建築
    photo©Seraina Wirz

    SHARE ギゴン / ゴヤーによる、スイス・キュスナハトの集合住宅。1階に商業テナント上4層に住戸という構成で、施主の要望に応える突き出たバルコニーを外観の特徴とする、旧建物のキャラクターを反映したアルミニウム波板ファサードの建築

    architecture|feature
    スイス集合住宅ギゴン&ゴヤー図面あり
    ギゴン / ゴヤーによる、スイス・キュスナハトの集合住宅。1階に商業テナント上4層に住戸という構成で、施主の要望に応える突き出たバルコニーを外観の特徴とする、旧建物のキャラクターを反映したアルミニウム波板ファサードの建築 photo©Seraina Wirz
    ギゴン / ゴヤーによる、スイス・キュスナハトの集合住宅。1階に商業テナント上4層に住戸という構成で、施主の要望に応える突き出たバルコニーを外観の特徴とする、旧建物のキャラクターを反映したアルミニウム波板ファサードの建築 photo©Seraina Wirz
    ギゴン / ゴヤーによる、スイス・キュスナハトの集合住宅。1階に商業テナント上4層に住戸という構成で、施主の要望に応える突き出たバルコニーを外観の特徴とする、旧建物のキャラクターを反映したアルミニウム波板ファサードの建築 photo©Seraina Wirz

    ギゴン / ゴヤーが設計した、スイス・キュスナハトの集合住宅「Residential Building in Küsnacht, Switzerland」。1階に商業テナント上4層に住戸という構成で、施主の要望に応える突き出たバルコニーを外観の特徴とする、旧建物のキャラクターを反映したアルミニウム波板ファサードの建築です。

    こちらは建築家によるテキストの翻訳

    スイスのキュスナハトの中心部にある、20世紀初頭の金属工場に隣接した住宅の相続人は、新しい居住用建物を建てることにしました。

    5階建ての建物に、平屋建ての別棟が隣接しており、狭い敷地を最大限に利用しています。正面の道路に面した部分には樹木を植え、駐車スペースも緑化しています。1階は柔軟な商業用途に対応し、公共スペースに面しています。奥にある共有の庭には、上の階からの階段とアネックスのテラスからアクセスできるようになっています。地上3階には2.5LDKと3.5LDKのユニットを配置。最上階の広々とした住戸は、セットバックしており、前後3.5室で構成されています。中央の階段の吹き抜けに加え、エレベーターで直接フラットにアクセスすることができます。地下1階には、居住者と商業テナントのための収納スペース、共用のランドリールーム、ゲスト用の小フラットがあります。

    高齢者向けであること、チューリッヒ湖の眺望に加え、共有スペース、フラットの屋外スペース、庭への直接アクセスなどが、クライアントにとって重要な要素でした。長方形の建物は、片側に別棟、南側と西側に風車のように突き出たバルコニーを配置することで、その特徴的な形状を表現しています。
    広々とした空間を確保するために、グランドプランは開放的にデザインされています。ファサードに沿った各部屋は、フルハイトのスライディングドアで結ばれ、それぞれ違った表情を見せます。また、センターキッチンとウォールクローゼットを間仕切りのように配置し、間取りを構成しています。床はオーク材、天井はコンクリート打ち放しで、ロフトのような雰囲気を演出しています。

    角の丸い建物を覆うのは、繊細な構造のアルミニウム波板のファサードです。バルコニー、階段、床から天井まであるオーク材の窓の翼には、穴のあいた手すりが取り付けられています。波板は階数に応じて縦に分割され、バルコニーをボリュームと一体化させ、スチール階段から庭へと導くようなデザインになっています。ファサードの素材は、住居と作業場が混在する旧建物の特徴を反映しています。

    • 残り19枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    スイス集合住宅ギゴン&ゴヤー図面あり
    2021.12.23 Thu 08:11
    0
    permalink
    2021.12.22Wed
    • 【ap job更新】 用途種別や建築形式を問わず設計に取り組む「鹿嶌信哉+佐藤文/K+Sアーキテクツ」が、設計スタッフを募集中
    • 【ap job更新】 株式会社 北園空間設計が、設計スタッフ(新卒・既卒・実務経験者)の正社員を募集中
    • 五十嵐敏恭 / STUDIO COCHI ARCHITECTSによる、沖縄・南城市の住宅兼工房「真謝原の家」。豊かな自然の中の開放的な住まいの要望に、必要諸室の機能と面積を決め“開放的な広間”と“シェルター”の空間に分け計画、自然から身を守り風土に寄り添い暮らせる建築をつくる
    • ギゴン / ゴヤーによる、スイス・チューリッヒの、複合ビル「Hotel and Office Building Greencity」。工業団地の開発の一環として計画、ホテルとオフィスをプログラムとし、ファサードの構成要素の意匠で両方に適した印象を与える
    2021.12.24Fri
    • 【ap job更新】 らいおん建築事務所が、建築設計技術専門職スタッフとまちづくり専門職スタッフを募集中
    • 岡山泰士+森田修平+仲本兼一郎 / STUDIO MONAKAによる、京都市の、設計者の自邸「森田邸」。将来的に“小商い”を行いたいとの要望に、建物をほぼ中央配置することで敷地内に“余白”を確保、平面計画にも将来を見越した空間を組み込む
    • TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図
    • 【ap job更新】 BIG・隈研吾事務所出⾝の神⾕修平 率いる「カミヤアーキテクツ」が、社員および有給インターンを募集中
    • ギゴン / ゴヤーによる、スイス・チューリッヒの「ローザウ・オフィスビル」と「ヴィラ・ローザウの改修」。隣接した二棟の建築で、新築オフィスビルは都市構造を意識した量塊と庭園の既存フェンスデザインを参照したファサードを特徴とし、19世紀築のヴィラは外観の保存修復と内部の刷新が行われる

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    61,002
    • Follow
    83,553
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 動画
    • 展覧会
    • コンペ
    • 書籍
    • 建築求人
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white