SHARE 京都大学建築系教室によるメディア『traverse 新建築学研究』に、アーキテクチャーフォト®代表 後藤連平のインタビューが掲載
京都大学建築系教室によるメディア『traverse 新建築学研究』に、アーキテクチャーフォト®代表 後藤連平のインタビュー「今、建築をいかに伝えるか」が掲載されています。traverseは、2000年に創刊され2017年にウェブに移行したメディアです。同号では、藤江和子山岸剛のインタビューの他に、岸和郎と平田晃久の対談、竹山聖と小見山陽介の対談等が順次公開されます。
『traverse 新建築学研究 – Kyoto university architectural journal』は京都大学建築系教室が編集・発行している機関誌です。1927 年から1950 年まで発行された『建築学研究』の伝統を引き継ぎたいという思いのもと、2000 年に創刊され、現在は22号まで発行されています。近年は大学院生が中心となり、企画から編集までを行っており、2021年度は小椋・伊庭研究室、金多・西野研究室、神吉研究室、小林・落合研究室、小見山研究室、高野・大谷研究室、竹脇・藤田研究室、ダニエル研究室、冨島研究室、西山・谷研究室、平田研究室の学生が担当しています。
<『traverseー新建築学研究』創刊の辞>より
京都大学「建築系教室」を中心とするメンバーを母胎とし、その多彩な活動を支え、表現するメディアとして『traverseー新建築学研究』を創刊します。『新建築学研究』を唱うのは、言うまでもなく、かつての『建築学研究』の伝統を引き継ぎたいという思いを込めてのことです。『建築学研究』は、1927(昭和2)年5月に創刊され、形態を変えながらも1944(昭和19)年の129号まで出されます。そして戦後1946(昭和21)年に復刊されて、1950(昭和25)年156号まで発行されます。数々の優れた論考が掲載され、京都大学建築学教室の創刊期より、その核として、極めて大きな役割を担ってきました。この新しいメディアも、21世紀へ向けて、京都大学「建築系教室」の活動の核となることが期待されます。あらかじめ限定された専門分野に囚われず、自由で横断的な議論の場を目指したいと思います。「traverse」という命名にその素朴な初心が示されています。