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長坂常 / スキーマ建築計画による、三重・多気郡の、店舗「尾粂」。地方再生を目的とする施設の中に計画された築地老舗卸の店舗で、“賑わいのデザイン”を意図して近隣の人流を読み配置等を決定、更に建物内の厨房や棚等の配置でもお客の購買行動を促進
photo©長谷川健太

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architecture|feature
店舗長坂常三重長谷川健太図面ありスキーマ建築計画サン・アド三愛岐
長坂常 / スキーマ建築計画による、三重・多気郡の、店舗「尾粂」。地方再生を目的とする施設の中に計画された築地老舗卸の店舗で、“賑わいのデザイン”を意図して近隣の人流を読み配置等を決定、更に建物内の厨房や棚等の配置でもお客の購買行動を促進 photo©長谷川健太
長坂常 / スキーマ建築計画による、三重・多気郡の、店舗「尾粂」。地方再生を目的とする施設の中に計画された築地老舗卸の店舗で、“賑わいのデザイン”を意図して近隣の人流を読み配置等を決定、更に建物内の厨房や棚等の配置でもお客の購買行動を促進 photo©長谷川健太
長坂常 / スキーマ建築計画による、三重・多気郡の、店舗「尾粂」。地方再生を目的とする施設の中に計画された築地老舗卸の店舗で、“賑わいのデザイン”を意図して近隣の人流を読み配置等を決定、更に建物内の厨房や棚等の配置でもお客の購買行動を促進 photo©長谷川健太
長坂常 / スキーマ建築計画による、三重・多気郡の、店舗「尾粂」。地方再生を目的とする施設の中に計画された築地老舗卸の店舗で、“賑わいのデザイン”を意図して近隣の人流を読み配置等を決定、更に建物内の厨房や棚等の配置でもお客の購買行動を促進 photo©長谷川健太

長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、三重・多気郡の、店舗「尾粂」です。地方再生を目的とする施設「VISON」の中に計画された築地老舗卸の店舗で、“賑わいのデザイン”を意図して近隣の人流を読み配置等を決定、更に建物内の厨房や棚等の配置でもお客の購買行動を促進します。施設の公式ページはこちら。

日本を誇る食文化を集結させるために生まれた地方再生プロジェクトである三重県多気に誕生した大型施設VISONの一角にこの尾粂はある。

もともと築地の場内市場で150年以上続く老舗水産加工卸屋として続いてきた尾粂。
それは日本の台所を担ってきた築地の中核とも言える存在である。そんな尾粂を少しでもその新しい場所で再現できたらと思って計画した。

建築家によるテキストより

そこでまず近隣の人の流れを読み建物の形と配置を決め、入り口を設定し近隣を通る人を捕まえるよう計画した。その上、近づいてきた人を繋ぎ止めるために内外の境界を消し、入りやすいように屋外にも陳列台と飲食用のベンチテーブルを設置し人と商品の染み出しを行った。

建築家によるテキストより

その上、中も賑わいを生み出すために、自ら店舗側としても活動の場である厨房と出汁工房を両端に置いて室内全体に活発なノイズが響き渡るようにし、お客様にとって長居しやすい場所を作った。その上、できるだけ什器の高さや配置をランダムにし、つい余分に多く回遊しいつの間にか余分に商品を手に取ってしまう環境を作った。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

長坂常 / スキーマ建築計画による、三重・多気郡の、店舗「尾粂」。地方再生を目的とする施設の中に計画された築地老舗卸の店舗で、“賑わいのデザイン”を意図して近隣の人流を読み配置等を決定、更に建物内の厨房や棚等の配置でもお客の購買行動を促進 photo©長谷川健太
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長坂常 / スキーマ建築計画による、三重・多気郡の、店舗「尾粂」。地方再生を目的とする施設の中に計画された築地老舗卸の店舗で、“賑わいのデザイン”を意図して近隣の人流を読み配置等を決定、更に建物内の厨房や棚等の配置でもお客の購買行動を促進 image©スキーマ建築計画

以下、建築家によるテキストです。


賑わいをデザインする。

日本を誇る食文化を集結させるために生まれた地方再生プロジェクトである三重県多気に誕生した大型施設VISONの一角にこの尾粂はある。

もともと築地の場内市場で150年以上続く老舗水産加工卸屋として続いてきた尾粂。
それは日本の台所を担ってきた築地の中核とも言える存在である。そんな尾粂を少しでもその新しい場所で再現できたらと思って計画した。

そこでまず近隣の人の流れを読み建物の形と配置を決め、入り口を設定し近隣を通る人を捕まえるよう計画した。その上、近づいてきた人を繋ぎ止めるために内外の境界を消し、入りやすいように屋外にも陳列台と飲食用のベンチテーブルを設置し人と商品の染み出しを行った。

その上、中も賑わいを生み出すために、自ら店舗側としても活動の場である厨房と出汁工房を両端に置いて室内全体に活発なノイズが響き渡るようにし、お客様にとって長居しやすい場所を作った。その上、できるだけ什器の高さや配置をランダムにし、つい余分に多く回遊しいつの間にか余分に商品を手に取ってしまう環境を作った。

その賑わいの様子を見てより多くの人がまた中に入りたくなるような透明な建築で覆った。

■建築概要

題名:尾粂
所在地:三重県多気郡多気町 ヴィソン672-1 食祭1
設計:長坂常/スキーマ建築計画
担当:河野誠、大澤さな子、上野黄
主用途:物販店
施工:三愛岐株式会社
協力:株式会社サン・アド(サイン・POPデザイン)
延床面積:192.13m²
引渡日:2021年7月15日
オープン日:2021年7月20日
写真:長谷川健太


Designing a Lively Atmosphere

The Ogume store is located in a newly built large-scale commercial facility called Vision in Taki, Mie prefecture. Ogume is originally a long-established seafood processing wholesaler with a history of over 150 years in the Tsukiji market. It has served as the core of the Tsukiji market, the kitchen of Japan. This project was designed to recreate the essence of Ogume in the new location as much as possible. First, we studied the flow of pedestrians in the neighborhood, determined the shape and layout of the building, and placed entrances to draw in people passing through the neighborhood. To retain those who approached the store and make it easier for them to enter, we erased the boundary between inside and outside, installed display stands, benches and tables for eating and drinking outside the building, and let merchandise and people seep out. In addition, to create a lively atmosphere inside as well, the kitchen and dashi (soup stock) workshop, which are the store’s main activity areas, were placed at both ends so that a lively noise would echo throughout the space, creating a lively place for customers to linger. The height and placement of the fixtures were varied as much as possible to create an environment that encourages people to actively walk around and pick up products at random. We enveloped the lively atmosphere in a transparent architecture so that people see it and feel like going back inside.

Okume
Architects: Jo Nagasaka/Schemata Architects
Project team: Makoto Kohno, Sanako Osawa, Ou Ueno
Address: Vison Shokusai 1, 672-1 Taki Machi, Taki Gun, Mie
Usage: Grocery store
Constraction: Miagi
Collaboration: SUN-AD(Sign・POP design)
Total floor area: 192.13m²
Completion: 2021/7/15
Open: 2021/7/20
Photo: Kenta Hasegawa

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    (原文)
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    岡田宰 / 2id Architectsによる、福岡の店舗「JINS 宗像店」。国道沿いのロードサイド店舗で、屋外空間の取込みを意図し屋外風景と床壁の素材色が連続するよう設計、外観は車からの視線を意識し“看板的”である事と“居心地良い風景”の同居を目指す
    photo©志摩大輔 / adhoc

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    商業施設福岡岡田宰志摩大輔建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・壁)大光電機2id Architects緑演舎adhocK’s Project
    岡田宰 / 2id Architectsによる、福岡の店舗「JINS 宗像店」。国道沿いのロードサイド店舗で、屋外空間の取込みを意図し屋外風景と床壁の素材色が連続するよう設計、外観は車からの視線を意識し“看板的”である事と“居心地良い風景”の同居を目指す photo©志摩大輔 / adhoc
    岡田宰 / 2id Architectsによる、福岡の店舗「JINS 宗像店」。国道沿いのロードサイド店舗で、屋外空間の取込みを意図し屋外風景と床壁の素材色が連続するよう設計、外観は車からの視線を意識し“看板的”である事と“居心地良い風景”の同居を目指す photo©志摩大輔 / adhoc
    岡田宰 / 2id Architectsによる、福岡の店舗「JINS 宗像店」。国道沿いのロードサイド店舗で、屋外空間の取込みを意図し屋外風景と床壁の素材色が連続するよう設計、外観は車からの視線を意識し“看板的”である事と“居心地良い風景”の同居を目指す photo©志摩大輔 / adhoc

    岡田宰 / 2id Architectsが設計した、福岡の店舗「JINS 宗像店」です。国道沿いのロードサイド店舗で、屋外空間の取込みを意図し屋外風景と床壁の素材色が連続するよう設計、外観は車からの視線を意識し“看板的”である事と“居心地良い風景”の同居が目指されました。店舗の公式ページはこちら。

    世界遺産に登録された宗像大社から車で15分ほど離れた、九州を繋ぐ国道3号線に面する形で建てられた、アイウエアブランドJINSのロードサイド店舗の計画である。

    建築家によるテキストより

    本計画では、ロードサイド店舗の特性を生かし、屋外の空間体験を取り込むことで、インショップ形態にはなかった購買体験を提供できないかと考えた。具体的には、屋外の風景(植栽)を取り込み、床素材や壁面の色に屋外との連続性を持たせた。

    建築家によるテキストより

    また、ロードサイドにおける建築として、車に乗りながらでもパッと目に留まり、印象に残る「看板的」な役割と、ふと立ち寄りたくなるような、居心地の良い「風景づくり」の同居を目指した。

    建築家によるテキストより
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    商業施設福岡岡田宰志摩大輔建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・壁)大光電機2id Architects緑演舎adhocK’s Project
    2022.02.25 Fri 14:41
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    【ap job更新】 白川在+寺嶋利治の新事務所が、名古屋での設計スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中

    ap job 【ap job更新】 白川在+寺嶋利治の新事務所が、名古屋での設計スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中

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    建築求人情報
    【ap job更新】 白川在+寺嶋利治の新事務所が、名古屋での設計スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中
    【ap job更新】 白川在+寺嶋利治の新事務所が、名古屋での設計スタッフ(新卒既卒・経験者)を募集中N VILLAGE(集落の集会場)/ グッドデザイン賞受賞 / 設計:白川在建築設計事務所
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    白川在+寺嶋利治の新事務所の、名古屋での設計スタッフ(新卒既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    合同会社白川在建築設計事務所は、寺嶋利治をパートナーに迎えて新しい体制で活動しております。

    白川は2006年に伊東豊雄建築設計事務所を退所後、住宅から公共施設、寺院施設、店舗内装、リノベーション等、多くのビルディングタイプにわたり設計を進め、国内外で多くの賞を受賞してきました。寺嶋は2016年にアトリエ・天工人を退所後、名古屋市立大学で教鞭をとりながら、歴史や構法を踏まえた設計活動を積極的に行っています。

    現在は事務所において、住宅、コミュニティカフェ、福祉施設、リノベーションなどの仕事を進めております。新しい環境の中で、前向きに頑張ってくれるスタッフを募集します。

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    建築求人情報
    2022.02.25 Fri 09:51
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    ミースが1952年に計画して頓挫したインディアナ大学の施設が70年の時を経て完成。2013年に眠っていた設計図が発見され、寄付を資金に建設計画が開始、トーマス・ファイファー事務所が現代用途に合うようアレンジし設計
    Image courtesy the Eskenazi School of Art, Architecture + Design, Indiana University. © Hadley Fruits

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    アメリカミース保存関連トーマス・ファイファー
    ミースが1952年に計画して頓挫したインディアナ大学の施設が70年の時を経て完成。2013年に眠っていた設計図が発見され、寄付を資金に建設計画が開始、トーマス・ファイファー事務所が現代用途に合うようアレンジし設計 Image courtesy the Eskenazi School of Art, Architecture + Design, Indiana University. © Hadley Fruits
    ミースが1952年に計画して頓挫したインディアナ大学の施設が70年の時を経て完成。2013年に眠っていた設計図が発見され、寄付を資金に建設計画が開始、トーマス・ファイファー事務所が現代用途に合うようアレンジし設計 Image courtesy the Eskenazi School of Art, Architecture + Design, Indiana University. © Hadley Fruits
    ミースが1952年に計画して頓挫したインディアナ大学の施設が70年の時を経て完成。2013年に眠っていた設計図が発見され、寄付を資金に建設計画が開始、トーマス・ファイファー事務所が現代用途に合うようアレンジし設計 Image courtesy the Eskenazi School of Art, Architecture + Design, Indiana University. © Hadley Fruits

    ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエが1952年に計画して頓挫した、アメリカのインディアナ大学の施設が70年の時を経て完成しました。2013年に眠っていた設計図が発見され、寄付を資金に建設計画が開始、トーマス・ファイファー・アンド・パートナーズが現代用途に合うようアレンジした設計を手掛けました。アーキテクチャーフォトでは2021年6月に建設時の様子を紹介していました。

    こちらはリリーステキストの翻訳

    インディアナ大学、エスケナージ・美術・建築・デザイン学部のミース・ファン・デル・ローエ校舎を開設
    70年の時を経て再発見されたミースのデザイン、2022年春学期スタートで教員と学生を迎え入れる
    2022年4月8日にオープンハウスとレセプションを開催予定

    インディアナ大学エスケナージ・美術・建築・デザイン学部のペグ・ファイモン学部長は、本日、同校のミース・ファン・デル・ローエ館が春学期の学生、教員、一般に開放されたことを発表しました。この建物は、ミースがブルーミントン・キャンパスのために1952年に設計したものが、最近になって再発見されたもので、同校の共有施設として使用されます。この設計は、トーマス・ファイファー・アンド・パートナーズの建築チームによって、現代の用途に合うように繊細にアレンジされています。講義、ワークショップ、学生の共同作業、事務、オフィスなどのスペースが含まれています。

    元々はIU(インディアナ大学)の友愛団体パイ・ラムダ・ファイの支部に依頼されたもので、その後、支部に放棄され、約60年間、ミースのデザインは忘れ去られていました。2013年、旧支部のメンバーであるシドニー・エスケナージが、IUのマイケル・A・マクロビー学長(当時)に、この建物のミースの設計図が存在することを知らせたことで、再びその存在が明らかになりました。再発見の軌跡をたどり、IUはシカゴ美術館とニューヨーク近代美術館のアーカイブからプロジェクトの資料を発見しました。2019年、IUは1万平方フィート(約930㎡)の2階建て建物を実現すると発表し、シドニー&ロイス・エスケナージ夫妻からの2000万ドルの寄付の一部で建設費をまかなうことになりました。

    幅60フィート(約18m)、長さ140フィート(約42)の建物は、主に白く塗られた薄い鉄と、10フィート(約3m)四方の窓ガラスでできており、厳選されたグレーの石灰岩と白いエポキシテラゾが使用されています。2階は床から天井までの窓で覆われ、中央には正方形のアトリウムがあり、建物全体が透明であるかのような印象を与えます。低層部の大部分は空気に開放され、2階またはメイン階は地上面より優雅に持ち上がっています。建築的には、同時代のファンズワース邸や、ミースの初期のコンセプトであるイリノイ工科大学の多くの建築物の質量や形態と強い関連性を持っています。また、ミースとフローレンス・ノールがそれぞれデザインした家具は、建物のデザインと時代を引き立たせるために選ばれています。

    • 残り9枚の写真と建築家によるテキスト
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    アメリカミース保存関連トーマス・ファイファー
    2022.02.25 Fri 06:55
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    2022.2.24Thu
    • 【ap job更新】 沖縄を拠点とし企画・設計・施工・販売まで手掛ける事を目指す「株式会社ISSHO建築設計事務所」が、設計監理と現場管理のスタッフを募集中
    • 赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、広島・因島の「土生公民館」。少子高齢化が進む町で旧小学校跡地に公民館を移転する計画、周辺民家に溶け込むよう建物スケールを分節し素材も町並みからサンプリングし設計、ささやかな日常を支える集いの場を目指す
    • 伊東豊雄・西沢大良・中川エリカ・浅子佳英が参加した座談会「コロナ禍以降に再考する、建築の美と生と死」の内容が公開
    • 肥前浜駅デザイン検討プロジェクトチームの設計監修による、佐賀・鹿島市の「JR肥前浜駅交流拠点施設」。1930年竣工駅舎を復原し交流拠点の増築も行う公共事業、計画は痕跡調査等の歴史的考証を踏まえ行われ、増築部では既存の素材参照等により調和を意識しつつも模造的である事を回避する繊細な設計が行われる
    • 萬代基介建築設計事務所による、京都の、築100年の住宅の改修増築「椎葉邸」の写真と図面
    2022.2.26Sat
    • スイスを拠点とする建築設計事務所 E2Aの展覧会「スイス建築の方法論」が、東京都内の4カ所の会場で分散開催

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