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2022.8.15Mon
2022.8.14Sun
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山下竜二建築設計事務所による、北海道・上ノ国町の住宅「子と子と子と子と」。夫婦と子供4人の為の住まい。其々に個室を作る要望と家族の繋がりの両立を求め、“プレイルーム”を中心とした各部屋の配置と両者を接続する開口を考案。ガラス床等の発想でも“繋がり”を促進
photo©佐々木育弥

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architecture|feature
住宅北海道佐々木育弥図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・建具)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)建材(内装・その他)建材(外装・建具)山下竜二小林商店
山下竜二建築設計事務所による、北海道・上ノ国町の住宅「子と子と子と子と」。夫婦と子供4人の為の住まい。其々に個室を作る要望と家族の繋がりの両立を求め、“プレイルーム”を中心とした各部屋の配置と両者を接続する開口を考案。ガラス床等の発想でも“繋がり”を促進 photo©佐々木育弥
山下竜二建築設計事務所による、北海道・上ノ国町の住宅「子と子と子と子と」。夫婦と子供4人の為の住まい。其々に個室を作る要望と家族の繋がりの両立を求め、“プレイルーム”を中心とした各部屋の配置と両者を接続する開口を考案。ガラス床等の発想でも“繋がり”を促進 photo©佐々木育弥
山下竜二建築設計事務所による、北海道・上ノ国町の住宅「子と子と子と子と」。夫婦と子供4人の為の住まい。其々に個室を作る要望と家族の繋がりの両立を求め、“プレイルーム”を中心とした各部屋の配置と両者を接続する開口を考案。ガラス床等の発想でも“繋がり”を促進 photo©佐々木育弥

山下竜二建築設計事務所が設計した、北海道・上ノ国町の住宅「子と子と子と子と」です。
夫婦と子供4人の為の住まいです。建築家は、其々に個室を作る要望と家族の繋がりの両立を求め、“プレイルーム”を中心とした各部屋の配置と両者を接続する開口を考案しました。また、ガラス床等の発想でも“繋がり”の促進を意図しました。

設計者の兄である夫婦と子供4人の6人家族の家である。
施主の要望として、延床面積を40坪以内にすることと、子供それぞれに個室を与えてあげたいということだった。

建築家によるテキストより

4人の子供は年が近く、いつも一緒に遊んでいる仲の良い兄弟である。
個室が出来ることによって家族の仲が分断されることを懸念し、個室に居ても繋がりを感じられる空間を考えた。

建築家によるテキストより

家の中心にプレイルームを設け、対面する形で4つの子供部屋を配置し、プレイルームと子供部屋の間には700mmの段差と窓を設けた。窓を開けることでプレイルームの床は大きな机になり、4人が顔を合わせて勉強することが出来る。
プレイルームと子供部屋は一連なりの空間となり、遊び場は拡張される。机の天板をガラスにすることで1階から覗くことが出来るため、宿題をしている姿をチェックしたりと勉強の孤独感から開放される。

建築家によるテキストより

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山下竜二建築設計事務所による、北海道・上ノ国町の住宅「子と子と子と子と」。夫婦と子供4人の為の住まい。其々に個室を作る要望と家族の繋がりの両立を求め、“プレイルーム”を中心とした各部屋の配置と両者を接続する開口を考案。ガラス床等の発想でも“繋がり”を促進 photo©佐々木育弥
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以下、建築家によるテキストです。


設計者の兄である夫婦と子供4人の6人家族の家である。
施主の要望として、延床面積を40坪以内にすることと、子供それぞれに個室を与えてあげたいということだった。

4人の子供は年が近く、いつも一緒に遊んでいる仲の良い兄弟である。
個室が出来ることによって家族の仲が分断されることを懸念し、個室に居ても繋がりを感じられる空間を考えた。

家の中心にプレイルームを設け、対面する形で4つの子供部屋を配置し、プレイルームと子供部屋の間には700mmの段差と窓を設けた。窓を開けることでプレイルームの床は大きな机になり、4人が顔を合わせて勉強することが出来る。
プレイルームと子供部屋は一連なりの空間となり、遊び場は拡張される。机の天板をガラスにすることで1階から覗くことが出来るため、宿題をしている姿をチェックしたりと勉強の孤独感から開放される。

騒がしく遊んでいても、1階では喧騒から離れつつも様子を見守ることが出来る。窓を閉めてもガラス越しに気配を感じられ、カーテンを閉めることで気配を絶つことも出来る。個室と大部屋、一人と大勢という二極の関係性ではなく、様々な距離感によって家族と繋がれる空間を目指した。

~勉強机という名の足枷~
この家は机について考えるきっかけとなった。

私は子供のころ勉強机を買ってもらった。
様々な機能があり、扉によって箱から机に変形するもので、その面白さが気に入ってとても高価なものだったが親にお願いして買ってもらった。しかしその机を使うことはほとんど無かった。居間のテーブルか自室の折り畳みのテーブルで勉強することがほとんどだった。

今にして思えば、壁に向かって勉強することが耐えられなかったのだろう。その窮屈なスペースは物を置く場所も限られるし、紙を拡げることも出来ない。何を書くかも制限される。勉強机が足枷となり、様々な可能性を閉ざしてしまうような気がした。

この家では床が机になる。空間全体が大きなテーブルだ。机に座っても良いし、走り回っても良い。大きな絵を書くことも出来るし、どこまでも続く数式を解くことも出来る。空間の拡がりが子供の可能性を拡げる。「床」や「机」という既製概念に囚われることなく、自由に育って欲しいと思っている。

■建築概要

名称:子と子と子と子と
所在地:北海道上ノ国町
主要用途:専用住宅
規模構造:木造在来工法地上2階建
設計監理:山下竜二建築設計事務所 / 山下竜二
施工:株式会社小林商店 / 宮本明仁
敷地面積:300.38㎡
延床面積:125.65㎡
設計期間:2020年8月~2021年6月
竣工:2021年10月
写真:佐々木育弥

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁木壁

道南杉 ガードラック塗装LX-10 マーロン(和信化学工業)

外装・壁金属壁

JFE鋼板 スチールブラックNC

外装・屋根屋根

JFE鋼板 スチールブラックNC

外装・建具樹脂窓

APW330(YKKAP)

外装・建具玄関ドア

VenatoD30 C07 D2手動錠 K5カームブラック(YKKAP)

内装・床複合フローリング床

Canvas ボタニカルバーチ柄(TOYOTEX)

内装・床ビニル床シート床

PM20191(サンゲツ)

内装・壁ビニル壁紙壁

SP9528(サンゲツ)

内装・壁木壁

針葉樹合板

内装・天井ビニル壁紙天井

SP9528(サンゲツ)

内装・建具室内ドア

ラフォレスタ(YKKAP)

内装・その他巾木

スタイル巾木 STH112(東リ)

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2022.08.15 Mon 08:41
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    尾崎泰永 / 尾崎建築事務所による、東京・中野区の「Room E」。都市部で典型の細長い住戸の改修。形状を活かす設計を追求し、角度を微細に調整できる“屏風壁”を考案して施主の価値観に沿った様々な居場所を構築。内部に表と裏を作る事で回遊性と奥行も生み出す photo©永井杏奈
    尾崎泰永 / 尾崎建築事務所による、東京・中野区の「Room E」。都市部で典型の細長い住戸の改修。形状を活かす設計を追求し、角度を微細に調整できる“屏風壁”を考案して施主の価値観に沿った様々な居場所を構築。内部に表と裏を作る事で回遊性と奥行も生み出す photo©松浦範子
    尾崎泰永 / 尾崎建築事務所による、東京・中野区の「Room E」。都市部で典型の細長い住戸の改修。形状を活かす設計を追求し、角度を微細に調整できる“屏風壁”を考案して施主の価値観に沿った様々な居場所を構築。内部に表と裏を作る事で回遊性と奥行も生み出す photo©永井杏奈

    尾崎泰永 / 尾崎建築事務所が設計した、東京・中野区の「Room E」です。
    都市部で典型の細長い住戸の改修です。建築家は、その形状を活かす設計を追求し、角度を微細に調整できる“屏風壁”を考案して施主の価値観に沿った様々な居場所を構築しました。また、内部に表と裏を作る事で回遊性と奥行も生み出す事も意図しました。

    都市部の中規模マンションは画一的な環境になりがちである。
    限られた敷地に、効率的にひとつでも多く戸数を確保したい、どの住戸へも等しく採光は必要だ。結果、細長く区切られた住戸が昔も今も建てられている。今プロジェクトもそういった思想で作られた都市部のマンション1室の改修プロジェクトだった。

    建築家によるテキストより

    細長い空間。まず「長い」ということは2人で住むと距離が取り合えるということだ。自宅で過ごす時間が多いクライアントにとってもそれは重要だろう。一方「細い」空間と既存間取りの組み合わせが問題だった。数珠つなぎにしたリビング―部屋―バルコニーの並びが、閉じたリビングと画一的な住み方を助長していた。

    建築家によるテキストより

    そこで、スケルトンにした住戸に「屏風壁」を挿入した。
    各屏風は扉1〜2枚の長さごとに向きを変えられる。部屋単位で立てる通常のパーティションをもう少し短い単位で調整していくようなイメージだ。浴室の浴槽スペースだけを削ったり、廊下を不整形にしたことでむしろ動線がスムーズになったり、壁掛けTVの為だけに壁の向きを変えたり、クライアントの断片的な価値を壁の折り合いに反映させた。
    一方、全体では屏風のようにつながってS字を描く。仕上げを木板張で統一し、木に包まれた実感と共に住戸の長さ、のびやかさを感じとれる。 

    建築家によるテキストより
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    2022.08.15 Mon 11:36
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    最も注目を集めたトピックス[期間:2022/8/8-8/14]

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    architecture|feature
    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス[期間:2022/8/8-8/14]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2022/8/8-8/14)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. 若手建築家を対象とした、大阪・関西万博の休憩所等設計コンペの結果が発表
    2. 青木淳・平田晃久・隈研吾・SANAA・藤森照信・谷口吉生が、自身が設計した美術館について解説している動画「建築家が自作を語る美術館」
    3. 熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JVによる「徳島文化芸術ホール(仮称)」の基本設計概要が公開。花弁を想起させるテラスの連なりが特徴的な建築。テラスからの新しい鑑賞体験や壁面を活用した映像発信も計画。“ホールの新たなあり方”や街に開き人を引き込む事も追求
    4. スノヘッタのデザインアーキテクトによる、東京・渋谷区の複合施設「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト」。現在の東急百貨店の場所に2027年の開業を目指し計画。都市が持つ現代と伝統の二面性を表現する建築を志向。エグゼクティブアーキテクトとして日建設計と東急設計コンサルタントが参画
    5. nendoによる、長野・御代田町の「土管のゲストハウス」。宿泊機能を備えた芸術作品等を収蔵する保管庫。インフラに用いられる“ボックス・カルバート”の考え方を応用し、土管を井桁状に積み重ねた様な建築を考案。保管物の増加に伴い“土管”の追加も想定
    6. 伯耆原洋太+伯耆原智世 / HAMS and, Studioによる、東京・世田谷区の住戸改修「切断の諸相02 Ring on the Green」。高密度地に建つ集住内の設計者の自邸。多様な活動を許容する拠点を目指し、“住宅らしさ”を排した空間に照明も兼ねた鉄のフレームが横断する構成を考案。全ての開口部に設けた緑の層が近隣との関係を調整
    7. 小林玲子 / kitokino architectureによる、大阪市の住宅「新森の四辻」。幹線道路の交差点に接する音楽室のある住居。最大限の自然採光と内外の適切な接続を目指し、多様に外部と面する“L型”平面を組み合わせる構成を考案。音楽が溢れ庭が道と繋がり街に彩りを添える
    8. OMAによる「台北パフォーミングアーツセンター」が開館して新しい写真が公開。約14年の歳月を経て完成した舞台芸術の為の施設。中央のキューブに球や直方体の形をした3つの劇場が貫入した構成が特徴。“パブリック・ループ”が市民を内部に招き入れ様々な体験を提供
    9. 宇野享 / CAnによる、兵庫の「加東みらいこども園」。雄大な敷地に計画。子供達が走り回る姿を想像して、大地に屋根だけが浮かぶ様な開放的な建築を志向。機能毎の分棟での合理性確保と性格の異なる庭での創造性喚起も意図
    10. 武田清明建築設計事務所による、東京・練馬区の住宅「鶴岡邸」のレポート。周辺環境の自然と対話する建築の在り方を躯体のもつ質感で実現
    11. ツバメアーキテクツによる、東京・浅草の、飲食店「仲見世通り隣のごはん屋 梅と星」。著名な観光客地に計画。都市とインテリアの繋がりを意識し、路地を引き込む“開放性”と距離を取り居心地を向上する“奥性”の均衡を取る設計を志向。建具や素材等の操作により内外の関係性を作る
    12. 後藤周平建築設計事務所による、静岡市のオフィス「CODO」。本社講堂の事務所への改修計画。新しい働き方を実験し発見する場を目指し、“積層と差異”の手法で複数の箱を重ねて水平方向にずらし空間を構成。通常とは異なる距離感や使い方を生み創造性を引き出す
    13. MASS & HACHI と まほろば設計による、東京・世田谷区の店舗「かきゴオリ八家」。高級かき氷を提供する店。制作過程を客席から楽しめる空間を目指して、“氷削り機”を中心とした円を補助線に各要素の配置や形状を決定。職人を起点とした求心性と包容感のある空間を作る
    14. 山本嘉寛建築設計事務所による、大阪市の「岡山ビル」。相続された複合ビルの改修。思い入れある建物の活用を模索して、不動産会社と組んで訴求する用途構成を考案。残す素材の選定と修繕を積み重ねつつ構造や設備と法規もケアし、様々な入居者が集まる活気ある施設に転換
    15. 渡辺裕貴+鹿内健 / Sデザインファームによる、東京・大田区の住宅「村越邸」。人通りがあり浸水予測される五角形角地に計画。状況への対応と生活の豊かさを求めて、“開かれた車庫”の上に吹抜から採光する“閉ざされた居間”が重なる構成を考案。これからの都市型住宅の在り方も追求
    16. 北海道を拠点とする“アトリエブンク”の建築展「Compounds – これからの地域の拠点 -」が開催。1970年創業の建築設計事務所で、日本建築学会や公共建築協会等のアワードを多数受賞
    17. 仙田満の環境デザイン研究所が、新石川県立図書館設計プロポで、設計候補者に選定
    18. 石上純也のチームが「徳島文化芸術ホール(仮称)」設計プロポで、優先交渉権者に選定。技術提案書や公開プレゼンテーションの動画も公開
    19. 竹中工務店による、長野・塩尻市の宿泊施設「歳吉屋 BYAKU Narai」。古い町並みが残る“奈良井宿”の重要伝統建築の再生計画、潜在価値の掘り起こしを課題として古民家の歴史や背景と対話し文脈を引継いだ新旧が交わる空間を考案、歴史を継承し町に開かれた施設のモデルを目指す
    20. ベカ&ルモワンヌに、西沢立衛の森山邸について聞いているインタビュー(日本語)。西沢を特集したドキュメンタリー『TOKYO RIDE』や、OMAの住宅の家政婦に注目した映像で知られる

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    最も注目を集めたトピックス
    2022.08.15 Mon 06:45
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    2022.8.14Sun
    • MADアーキテクツによる、イタリア・ミラノの複合施設「MoLo」。イノベーション地区に計画され駐車場と店舗等を内包。車を置いて街の革新的交通技術を体験する為の入口となり教育の役割も担う施設。立面の植栽は周囲の緑豊かな景観とも呼応
    2022.8.16Tue
    • 【ap job更新】 住居系と事業系の建築をバランスよく手掛け、アワードも受賞する「川久保智康建築設計事務所」が、設計スタッフ(既卒・経験者)とアルバイトを募集中
    • 坂口舞+井佐子恵也 / 設計機構ワークスによる、長崎・波佐見町の店舗「花西海」。生花店の建替え計画。働き易く地域に愛される職人技術を活かした建築の要望に、地元産の“茅・土・石”を用いた手仕事が断面方向に重なる空間を考案。伝統の更新と未来への接続も意図
    • 北野慶 / KKAAと八木貴伸 / YTAAによる、三重・志摩市の「合歓の家」。国立公園指定のエリアに建つ週末住宅。様々な捉え方や周辺環境を許容する建築を求め、普遍的形態と既視感ある材料を意図的に選択した設計を志向。柔軟性と包容力を生み出し自然と街並みの融和を促す
    • MVRDVによる、中国・南京の「オアシス・タワーズ」。金融街に計画された基壇部の商業と高層部の住居からなる複合施設。地層状のバルコニーは緑化され敷地の中央の緑豊かな環境を強化。建物外周には周辺ビルと呼応するグリッドファサードを採用

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