architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2022.11.15Tue
2022.11.14Mon
2022.11.16Wed
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る
photo©中村絵

SHARE ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る

architecture|feature
建材(内装・床)山菱工務店オーノJAPANen景観設計建材(内装・造作家具)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・建具)建材(内装・天井)建材(内装・壁)西川日満里千葉元生山道拓人中村絵ツバメアーキテクツ神奈川横浜住宅
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵

ツバメアーキテクツが設計した、神奈川の「横浜の住宅」です。
地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地に計画されました。建築家は、家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案しました。そして、変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る事が意図されました。

この住宅の敷地は、宅地開発されたエリアを抜けた丘の際、谷戸と呼ばれる谷状の地形との境界に位置する。
谷戸底へ繋がる傾斜に公園が広がる敷地南側は、里山の風景を臨み、眺望がよい。ここに夫婦、祖母、子供3人が暮らすのだが、6人には窮屈なサイズで、形状も地形に削られ変形している。加えて、夫は都内で働く生地貼り職人で、個人で仕事を受けるためのアトリエも求めていた。

建築家によるテキストより

敷地形状に沿って雁行した建物を北側に寄せて配置し、南側にできた空地に、公園側からの階段を引き込むようにテラスをつくる。プラン中央には階段と水回りを設け、テラスも含めた回遊性のあるプランニングとし、立体的にさまざまなプロポーションの場所をつくる。
窓はこうしてできた場所を特徴づけることを意識して、南側に大きく開くことを基本としながら、街との繋がりも感じられるよう全方位に異なるサイズで設ける。

建築家によるテキストより

全体は壁による分節が少なく、ズルズルと繋がっていく構成で、明確に使い方を固定することを避けている。代わりに窓やその先の風景、天高の変化、布による仕上げなどによって、特徴の異なる小さな居場所を散りばめた。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、神奈川の「横浜の住宅」。地域の特徴的な地形“谷戸”に面する敷地。家族構成と周辺環境への応答を求め、“ズルズルと繋がる”回遊性と“特徴の異なる”多様な居場所を持つ建築を考案。変化する暮らしを“仮固定”する拠り所を作る photo©中村絵

以下、建築家によるテキストです。


暮らしを仮固定する小さな居場所の連なり

敷地のある十日市場は、江戸時代、十の日に市を開いていたことが地名の由来とされる。
高度経済成長期に丘陵地を切り開いて宅地開発され、丘の上に高層団地が建ち並ぶ、スプロールの風景が広がった。

この住宅の敷地は、宅地開発されたエリアを抜けた丘の際、谷戸と呼ばれる谷状の地形との境界に位置する。
谷戸底へ繋がる傾斜に公園が広がる敷地南側は、里山の風景を臨み、眺望がよい。ここに夫婦、祖母、子供3人が暮らすのだが、6人には窮屈なサイズで、形状も地形に削られ変形している。加えて、夫は都内で働く生地貼り職人で、個人で仕事を受けるためのアトリエも求めていた。

アトリエを街に開き、働く風景を住宅街に生み出すことも検討したが、家族の場所を優先させること、街に近い場所は将来祖母の部屋とすることなどから、現時点では見送りになった。こうした敷地条件と要望のアンバランスさ、暮らし方の変化に対応できる住宅のあり方を考えた。

敷地形状に沿って雁行した建物を北側に寄せて配置し、南側にできた空地に、公園側からの階段を引き込むようにテラスをつくる。プラン中央には階段と水回りを設け、テラスも含めた回遊性のあるプランニングとし、立体的にさまざまなプロポーションの場所をつくる。
窓はこうしてできた場所を特徴づけることを意識して、南側に大きく開くことを基本としながら、街との繋がりも感じられるよう全方位に異なるサイズで設ける。さらに、下地のままで残した壁や建具を用意し、夫が暮らしながら生地を貼り、生活に合わせ仕上げを選べるようにした。

全体は壁による分節が少なく、ズルズルと繋がっていく構成で、明確に使い方を固定することを避けている。代わりに窓やその先の風景、天高の変化、布による仕上げなどによって、特徴の異なる小さな居場所を散りばめた。

建物ができてから訪れると、子供たちが自分のスペースを発見的に見出して、使いこなしている。時間が経てば街も暮らしも変化する。であれば、竣工は暮らしを暫定的に定着させるきっかけにすぎない。小さな居場所の連なりが、そのときどきで暮らしを仮固定するための拠りどころになればよい。

■建築概要

所在地:神奈川県横浜市
用途:住宅(新築)
規模:木造+RC造 地下1階 地上2階
設計:千葉元生、山道拓人、西川日満里、櫻田康太 / ツバメアーキテクツ
構造:オーノJAPAN
外構:en景観設計
施工:山菱工務店
延床面積:91.21㎡
竣工:2021年7月
写真:中村絵

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外壁

ジョリパット(アイカ)

外装・屋根屋根

アスファルトシングル(田島ルーフィング)

内装・床室1・2床

タイルカーペット(東リ)
青森ヒバフローリング

内装・壁室1・2壁

PB t=12.5mm AEP

内装・天井室1・2天井

構造用合板 現し

内装・造作家具室1・2家具

出窓ベンチ(施主施工)

内装・建具室1・2建具

収納扉(施主施工)

内装・床室3〜6床

ラーチ合板 t=6mm OSUC塗装

内装・壁室3〜6壁

PB t=12.5mm AEP

内装・天井室3〜6天井

構造用合板 現し

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

あわせて読みたい

サムネイル:西澤俊理 / NISHIZAWAARCHITECTSによる、ベトナムの多世帯住宅「チャウドックの家」
西澤俊理 / NISHIZAWAARCHITECTSによる、ベトナムの多世帯住宅「チャウドックの家」
  • SHARE
建材(内装・床)山菱工務店オーノJAPANen景観設計建材(内装・造作家具)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・建具)建材(内装・天井)建材(内装・壁)西川日満里千葉元生山道拓人中村絵ツバメアーキテクツ神奈川横浜住宅
2022.11.15 Tue 07:20
0
permalink

#山菱工務店の関連記事

  • 2025.3.27Thu
    黒川智之建築設計事務所による、東京のコーポラティブハウス「国立テラス」。大きな庭が点在する歴史ある住宅街での計画。多世帯が集まって暮らす積極的意味を追求し、“生きたコモン”としての豊かな庭を備えた建築を志向。通路や屋上などに様々なタイプの庭を設けて周辺環境とも呼応させる
  • 2025.2.05Wed
    ツバメアーキテクツによる、東京の「分岐の家」。コロナ禍が落ち着いた時期に計画を開始。先々の変化の想定が難しい社会状況において、様々な選択を可能にする“未来の分岐点”が多数ある建築を志向。母屋と離れの二棟を切断も可能な“ブリッジ”で繋ぐ構成を考案
  • 2023.4.05Wed
    ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示
  • 2023.3.14Tue
    原田将史+谷口真依子 / ニジアーキテクツによる、東京の「段庭の家」。都心の旗竿地に計画。建て込む環境下で“陽の光を目一杯浴びる家”を目指し、建物を徐々に後退させ“階段状のヴォリューム”として“全てが庭となる”構成を考案。家全体で受けた日光が室内の下階まで降り注ぐ
  • 2022.12.05Mon
    塚越智之+宮下淳平 / 塚越宮下設計による、東京の「アパートメントS」。都内の小規模な集合住宅。各階住戸の環境を向上させる為に、其々のスラブを折曲げて採光と通風の偏りを調整。切実さが生んだ個性的な空間が“集まって暮らすことの豊かさ”を表す
  • 2022.2.11Fri
    小坂森中建築 / 小坂怜+森中康彰による、東京の住宅「武蔵野の戸建」。郊外のゆったりと家が建ち並ぶ街で敷地固有の在り方を目指し計画、周辺と呼応する建物の配置と構えを意図し、内部では空間分節で内外風景が同時に見える体験を生みこの土地を親密に感じさせる
  • 2021.5.06Thu
    廣部剛司建築研究所による、東京・三鷹市の住宅「U・T」
  • view all
view all

#en景観設計の関連記事

  • 2025.2.05Wed
    ツバメアーキテクツによる、東京の「分岐の家」。コロナ禍が落ち着いた時期に計画を開始。先々の変化の想定が難しい社会状況において、様々な選択を可能にする“未来の分岐点”が多数ある建築を志向。母屋と離れの二棟を切断も可能な“ブリッジ”で繋ぐ構成を考案
  • 2025.1.22Wed
    ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「北向きに建つ保育園」。向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地。“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向。道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案
  • 2022.11.08Tue
    田所裕樹建築設計事務所による、東京・渋谷区の店舗「DOLCE TACUBO」。素材の魅力を活かす洋菓子店の為に計画。商品の特徴に“ふさわしい”意匠を目指し、要素を削ぎ落して色や素材に変化を付けた空間を構築。人々の印象に残り風景を取り込む“木のフレーム”も考案
  • 2022.6.23Thu
    ツバメアーキテクツによる、長野・塩尻市の宿泊施設「上原屋 BYAKU Narai」。古い街並みが残る“奈良井宿”の町屋改修。地域の建築保存のロールモデルを目指して、参照可能な施策を積み重ねる設計を志向。追加要素を空間の主題に昇華する“金継ぎ”の態度を実践
  • 2021.8.03Tue
    田中亮平 / G ARCHITECTS STUDIOによる、東京・港区の、ルーフトップ住居のリノベーション「麻布のペントハウス」
  • 2021.1.19Tue
    住吉正文+野本陽+森政巳 / ファロ・デザインによる、東京・福生市の住宅「武蔵野台の家」
  • 2020.8.25Tue
    ツバメアーキテクツによる、兵庫・神戸市の「神戸のアトリエ付き住居」
  • 2020.8.04Tue
    向山博 / 向山建築設計事務所による、東京の「江東区の医院併用住宅」
  • 2020.6.29Mon
    佐久間悠 / 建築再構企画が、法適合調査・耐震補強・権利調整・設計を行った、東京・文京区の、既存銭湯の複合施設への改修プロジェクト「宮の湯」
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,858
    • Follow
    82,002
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    遠藤克彦建築研究所による、茨城・久慈郡の「茨城県大子町新庁舎」。台風被害を受けて高台への建替を計画。地域産材の多用と組織改編への可変性を求め、110m超の大屋根の下に木架構が林立する空間を考案。燃え代設計や設備配備で“木の現し”と“風景の連続”を実現
    photo©上田宏

    SHARE 遠藤克彦建築研究所による、茨城・久慈郡の「茨城県大子町新庁舎」。台風被害を受けて高台への建替を計画。地域産材の多用と組織改編への可変性を求め、110m超の大屋根の下に木架構が林立する空間を考案。燃え代設計や設備配備で“木の現し”と“風景の連続”を実現

    architecture|feature
    建材(外装・屋根)株木建設フジキ建築事務所川村設備研究所EOS plus知久設備計画研究所建材(外装・建具)建材(内装・その他)建材(外装・壁)建材(内装・床)図面あり佐藤淳遠藤克彦茨城上田宏庁舎
    遠藤克彦建築研究所による、茨城・久慈郡の「茨城県大子町新庁舎」。台風被害を受けて高台への建替を計画。地域産材の多用と組織改編への可変性を求め、110m超の大屋根の下に木架構が林立する空間を考案。燃え代設計や設備配備で“木の現し”と“風景の連続”を実現 photo©上田宏
    遠藤克彦建築研究所による、茨城・久慈郡の「茨城県大子町新庁舎」。台風被害を受けて高台への建替を計画。地域産材の多用と組織改編への可変性を求め、110m超の大屋根の下に木架構が林立する空間を考案。燃え代設計や設備配備で“木の現し”と“風景の連続”を実現 photo©上田宏
    遠藤克彦建築研究所による、茨城・久慈郡の「茨城県大子町新庁舎」。台風被害を受けて高台への建替を計画。地域産材の多用と組織改編への可変性を求め、110m超の大屋根の下に木架構が林立する空間を考案。燃え代設計や設備配備で“木の現し”と“風景の連続”を実現 photo©上田宏
    遠藤克彦建築研究所による、茨城・久慈郡の「茨城県大子町新庁舎」。台風被害を受けて高台への建替を計画。地域産材の多用と組織改編への可変性を求め、110m超の大屋根の下に木架構が林立する空間を考案。燃え代設計や設備配備で“木の現し”と“風景の連続”を実現 photo©上田宏

    遠藤克彦建築研究所が設計した、茨城・久慈郡の「茨城県大子町新庁舎」です。
    台風被害を受けて高台への建替が計画されました。建築家は、地域産材の多用と組織改編への可変性を求め、110m超の大屋根の下に木架構が林立する空間を考案しました。また、燃え代設計や設備配備で“木の現し”と“風景の連続”が実現されています。行政の公式サイトはこちら。

    敷地は周囲を八溝山系の山に囲まれた高台にあり、大子町の中心市街地を視認できる場所に位置している。中心市街地での旧計画では浸水対策として鉄骨造にて計画されていたが、2019年10月の台風第19号による被災を受けて新敷地への移転となった。

    建築家によるテキストより

    新たな敷地では純木造を採用、大子町周辺に広がる八溝山系のスギやヒノキなどの地域産材を多用する計画としている。また日射負荷低減や風雨による影響を考慮した大きな軒面を持つ大屋根の庁舎として、また内部は将来の組織改編に応えられる可変性と更新性を担保できるよう大きな一室空間として、大子町の自然と呼応する新たな風景の創出を試みている。

    建築家によるテキストより

    具体的な計画としては、建物高さを9メートル以下に抑え、桁行方向113.7メートルで水平に伸びる大屋根の下に、製材、集成材、BP材(接着重ね材)の三種の木材による架構を林立させた計画とした。材積900㎥程ある材料を、地産地消の観点から地域産材にて確保することを設計時点から検討して進めた。

    建築家によるテキストより
    • 残り29枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    建材(外装・屋根)株木建設フジキ建築事務所川村設備研究所EOS plus知久設備計画研究所建材(外装・建具)建材(内装・その他)建材(外装・壁)建材(内装・床)図面あり佐藤淳遠藤克彦茨城上田宏庁舎
    2022.11.15 Tue 11:17
    0
    permalink
    2022.11.14Mon
    • 湯浅良介による、富山・氷見市の住宅改修「となりはランデヴー」。移住した施主と機能や在り方を数年話し合い計画。街の奥行きとなる“秘密”の生成を求め、“落書き”の様な断熱建具を考案し開口に設置。シェードやデスクは“秘密の中身”の意味も重ねて設計
    • 今津康夫 / ninkipen!による、長野の週末住宅「林荘」。山裾の閑かな林に計画。木々の隙間の緩やかに傾斜する場に“屋根を置き”、その下に五感での“場所の美点の享受”を意図したテラスを配置。室内は高窓から“緑のシャワー”が注ぎ自然光に包まれる
    • 最も注目を集めたトピックス[期間:2022/11/7-11/13]
    2022.11.16Wed
    • トラフ建築設計事務所による、岐阜のショールーム「関ヶ原石材 Strad. Stone Gallery」。石材企業の為の天然石の展示施設。多彩な表情を持つ石を“鑑賞”する場として、体験の中で“原石から製品へと加工される過程”を想起させる空間を考案。加工場と直結し調達・加工・施工も集約
    • ファラによる、ポルトガル・ポルトのオフィス「dim cloud」。無頓着な空間を生れ変らせる計画。既存を解体して柱の仕上げを剥がし、新たな壁と天井として“複雑な面”を導入。引用された“水無瀬のランプ”が等間隔に配置され空間にきらめきを与える

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,858
    • Follow
    82,002
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white