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2022.12.23Fri
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2022.12.24Sat
東海林健建築設計事務所による、新潟の「komi house / 胎内の家」。村落の“茫漠”な場に計画。来客に応え皆で遊べる“多様な居場所”を目指し、敷地両端に“玄関棟”と“住居棟”を配置して領域を形成する構成を考案。中央の空間“間の間”は開放性と居住性にも貢献
photo©鶴見哲也

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architecture|feature
住宅新潟図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)建材(外構・床)鶴見哲也田中哲也建築構造計画東海林健小形工務店
東海林健建築設計事務所による、新潟の「komi house / 胎内の家」。村落の“茫漠”な場に計画。来客に応え皆で遊べる“多様な居場所”を目指し、敷地両端に“玄関棟”と“住居棟”を配置して領域を形成する構成を考案。中央の空間“間の間”は開放性と居住性にも貢献 photo©鶴見哲也
東海林健建築設計事務所による、新潟の「komi house / 胎内の家」。村落の“茫漠”な場に計画。来客に応え皆で遊べる“多様な居場所”を目指し、敷地両端に“玄関棟”と“住居棟”を配置して領域を形成する構成を考案。中央の空間“間の間”は開放性と居住性にも貢献 photo©鶴見哲也
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東海林健建築設計事務所による、新潟の「komi house / 胎内の家」。村落の“茫漠”な場に計画。来客に応え皆で遊べる“多様な居場所”を目指し、敷地両端に“玄関棟”と“住居棟”を配置して領域を形成する構成を考案。中央の空間“間の間”は開放性と居住性にも貢献 photo©鶴見哲也

東海林健建築設計事務所が設計した、新潟の「komi house / 胎内の家」です。
村落の“茫漠”な場に計画されました。建築家は、来客に応え皆で遊べる“多様な居場所”を目指し、敷地両端に“玄関棟”と“住居棟”を配置して領域を形成する構成を考案しました。そして、中央の空間“間の間”は開放性と居住性にも貢献します。

敷地は新潟県胎内市下高田。
市街地から少し離れ、海岸線に近い、農村集落内にある畑の一部を農地転用した100坪である。その土地に夫婦と子供2人が暮らす住宅を計画した。

建築家によるテキストより

求められたことは、
沢山の来客に応えられ、みんなで遊べる環境の整備。
サッカーやテニスなど子供たちがスポーツを存分に楽しめるグランドの整備。
そして家族それぞれが思い思いに過ごせる多様な居場所の整備。

建築家によるテキストより

畑に囲まれて明確な境界が無く、風雨や視線に晒されてしまうこの茫漠な敷地状況において、沢山の友人を迎えるに相応しい開放性と同時に、家族という小さな集団にとっての守られた居住性の獲得が課題であった。

そこで、このどこまでも続きそうな大きな敷地の両端に玄関棟と住居棟という二つの棟を配置し、それにより敷地を切り取り、柔らかく囲い込むことを計画した。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

東海林健建築設計事務所による、新潟の「komi house / 胎内の家」。村落の“茫漠”な場に計画。来客に応え皆で遊べる“多様な居場所”を目指し、敷地両端に“玄関棟”と“住居棟”を配置して領域を形成する構成を考案。中央の空間“間の間”は開放性と居住性にも貢献 photo©鶴見哲也
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東海林健建築設計事務所による、新潟の「komi house / 胎内の家」。村落の“茫漠”な場に計画。来客に応え皆で遊べる“多様な居場所”を目指し、敷地両端に“玄関棟”と“住居棟”を配置して領域を形成する構成を考案。中央の空間“間の間”は開放性と居住性にも貢献 image©東海林健建築設計事務所
東海林健建築設計事務所による、新潟の「komi house / 胎内の家」。村落の“茫漠”な場に計画。来客に応え皆で遊べる“多様な居場所”を目指し、敷地両端に“玄関棟”と“住居棟”を配置して領域を形成する構成を考案。中央の空間“間の間”は開放性と居住性にも貢献 image©東海林健建築設計事務所
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東海林健建築設計事務所による、新潟の「komi house / 胎内の家」。村落の“茫漠”な場に計画。来客に応え皆で遊べる“多様な居場所”を目指し、敷地両端に“玄関棟”と“住居棟”を配置して領域を形成する構成を考案。中央の空間“間の間”は開放性と居住性にも貢献 image©東海林健建築設計事務所
東海林健建築設計事務所による、新潟の「komi house / 胎内の家」。村落の“茫漠”な場に計画。来客に応え皆で遊べる“多様な居場所”を目指し、敷地両端に“玄関棟”と“住居棟”を配置して領域を形成する構成を考案。中央の空間“間の間”は開放性と居住性にも貢献 image©東海林健建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


敷地は新潟県胎内市下高田。
市街地から少し離れ、海岸線に近い、農村集落内にある畑の一部を農地転用した100坪である。その土地に夫婦と子供2人が暮らす住宅を計画した。

求められたことは、
沢山の来客に応えられ、みんなで遊べる環境の整備。
サッカーやテニスなど子供たちがスポーツを存分に楽しめるグランドの整備。
そして家族それぞれが思い思いに過ごせる多様な居場所の整備。

畑に囲まれて明確な境界が無く、風雨や視線に晒されてしまうこの茫漠な敷地状況において、沢山の友人を迎えるに相応しい開放性と同時に、家族という小さな集団にとっての守られた居住性の獲得が課題であった。

そこで、このどこまでも続きそうな大きな敷地の両端に玄関棟と住居棟という二つの棟を配置し、それにより敷地を切り取り、柔らかく囲い込むことを計画した。
二つの棟の「間の間(アイダノマ)」は色々な活動を受容れる大きな遊び場であり庭となる。「間の間(アイダノマ)」は住居棟の居心地を補完し、同時に外部(友人ではない他者)との高い敷居として機能する。

玄関棟はテニスの壁打ちやサッカーのゴールとしても使われ、また大きな庇下はここでのアクティビティを支える道具置き場ともなっている。居住棟から眺める玄関棟は小さな居住棟をあたかも拡張し、大きく感じさせてくれる。また日々の暮らしの中、常に見えるもう一つの建物はこの茫漠な敷地にて、小さな集落性やご近所感とも言える安心感を生んでくれている。

住居棟は木造二階建て、一階の階高を4.0mと高く確保し、それにより出来る大きな気積の中に、中間梁の上部空間をロフトも含む「間の階」として計画した。「間の階」を抜けた二階には大きなワンルームの子供室と主寝室、バスルームをシンプルに配置した。
「間の階」は色々なインテリアやハンモックが吊るされたり、ロフトは子供達の籠もる場となったり、一階と二階からハミ出す活動や物を支えている。

住居棟の屋外との境界には特徴的な筋交いの採用により全面開口と浮遊感のある縁側空間を実現。ここもまた屋外と屋内の「間の間」として屋外での活動と屋内での活動を緩やかに繋いでいる。

この茫漠な敷地の中、通常よりも厚く計画された境界「間の間(アイダノマ)」「間の階」は適度なプライバシーを保ちながら、隔たりではなく繋がりをもたらしてくれているようだ。

■建築概要

名称:komi house/胎内の家
所在:新潟県胎内市
用途:専用住宅
設計:東海林健建築設計事務所 担当/間遼一
構造設計:田中哲也建築構造計画 担当/田中哲也
施工:小形工務店 担当/小形義晴
種別:新築
構造:木造
規模:100㎡
竣工:2020年11月
撮影:鶴見哲也

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

カラーGL鋼板 t=0.40 縦ハゼ葺き(セキノ興産)

外装・壁外壁

カラーGL鋼板 t=0.35 角スパンドレル(セキノ興産)

内装・床リビング・ダイニング・キッチン床

フローリング(WOODPRO)

内装・壁リビング・ダイニング・キッチン壁

ラーチ合板 t=12

内装・天井リビング・ダイニング・キッチン天井

ラーチ合板 t=9

外構・床アプローチ床

砕石t=100転圧の上、コンクリート平板

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2022.12.23 Fri 15:33
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    ピーター・ズントーとトッド・ウィリアムズ&ビリー・チェンによる、2022年10月に行われた鼎談イベントの動画

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    architecture|video|remarkable
    ピーター・ズントー講演録トッド・ウィリアムズビリー・チェン

    ピーター・ズントーとトッド・ウィリアムズ&ビリー・チェンによる鼎談イベントの動画です。2022年10月28日に、ルイス・カーンが設計したイェール・センター・フォーブリティッシュ・アートで行われたものです。イベントの公式ページはこちら。
    ※動画を2022年12月21日に公開された音声が鮮明なものに差し替えました(2022年12月23日)

    (翻訳)
    建築家ピーター・ズントーと建築家ビリー・チェン、トッド・ウィリアムズとの対談。

    ピーター・ズントーについて
    1943年、スイスのバーゼルに生まれたツムトールは、スイスのハルデンシュタインという高山地帯で約30人のスタッフとともに、クンストハウス・ブレゲンツ(オーストリア)、テルメ・ヴァルス(スイス)、コロンバ美術館(ドイツ)、ステイルネセット記念館(ノルウェー)などのオリジナルな建築物を制作しています。1963年、バーゼルの美術工芸学校Kunstgewerbeschuleで学び始め、1966年にはニューヨークのプラット・インスティテュートに交換留学生として留学し、工業デザインと建築を学びました。

    1979年、アトリエ・ピーター・ズントーを設立。建築は実際に体験してみないとわからないという考えから、彼の作品は大部分が出版されていない。1999年にEU現代建築賞ミース・ファン・デル・ローエ賞、2008年に高松宮殿下記念世界文化賞、2009年にプリツカー建築賞など、数々の賞を受賞している。2012年、RIBAロイヤルゴールドメダル受賞。現在、ロサンゼルス郡立美術館のデヴィッド・ゲフィン・ギャラリーの設計を担当。

    ビリー・チェン&トッド・ウィリアムズについて
    トッド・ウィリアムズとビリー・チェンの夫妻による建築事務所は、1986年にニューヨークで設立されました。ウィリアムズとチェンは1977年に一緒に仕事をするようになりました。最近のプロジェクトとしては、オバマ大統領記念センター(シカゴ)、バーンズ財団(フィラデルフィア)、フェニックス美術館(フェニックス)、アメリカ民俗芸術博物館(ニューヨーク)、ダートマス大学フード博物館(ニューハンプシャー州ハノーファー)などがあります。

    (原文)
    Peter Zumthor, architect, in conversation with architects Billie Tsien and Tod Williams.

    About Peter Zumthor
    Born in 1943 in Basel, Switzerland, Zumthor works with around three dozen people in the alpine setting of Haldenstein, Switzerland, producing architecture originals like Kunsthaus Bregenz, Bregenz, Austria; Therme Vals, Vals, Switzerland; Kolumba Museum, Cologne, Germany; and the Steilneset Memorial, Vardo, Norway. In 1963, he began studies at the Kunstgewerbeschule, an arts and crafts school in Basel, and studied industrial design and architecture as an exchange student at Pratt Institute in New York in 1966.

    Zumthor founded Atelier Peter Zumthor in 1979. His work is largely unpublished because he believes that architecture must be experienced first-hand. He is the recipient of numerous awards including the European Union Prize for Contemporary Architecture—Mies van der Rohe Award (1999); the Praemium Imperiale (2008); and the Pritzker Architecture Prize (2009). In 2012, he was awarded the RIBA Royal Gold Medal. He is currently designing the David Geffen Galleries at the Los Angeles County Museum of Art, Los Angeles.

    About Billie Tsien and Tod Williams
    Husband-and-wife architecture firm Tod Williams Billie Tsien Architects | Partners, was founded in 1986 in New York City. Williams and Tsien began working together in 1977. Their firm focuses on institutions such as museums, schools, and nonprofit organizations, including the following recent projects: the Obama Presidential Center, Chicago; Barnes Foundation, Philadelphia; Phoenix Art Museum, Phoenix; American Folk Art Museum, New York; and the Hood Museum, Dartmouth College, Hanover, New Hampshire.

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    ピーター・ズントー講演録トッド・ウィリアムズビリー・チェン
    2022.12.23 Fri 21:35
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    トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「AAのクリスマスツリー」。槇文彦のスパイラルでのイベントの為に計画。特徴的な円型ホールを舞台に、自身が設計したスツールを組み合わせて“7m”のシンボルツリーを構築。様々な素材や仕上げの製品を用いて空間全体も作る
    photo©小川真輝

    SHARE トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「AAのクリスマスツリー」。槇文彦のスパイラルでのイベントの為に計画。特徴的な円型ホールを舞台に、自身が設計したスツールを組み合わせて“7m”のシンボルツリーを構築。様々な素材や仕上げの製品を用いて空間全体も作る

    日程
    2022年12月10日(土)
    –
    12月25日(日)
    architecture|exhibition|feature
    インスタレーショントラフ建築設計事務所鈴野浩一禿真哉小川真輝カリモク家具
    トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「AAのクリスマスツリー」。槇文彦のスパイラルでのイベントの為に計画。特徴的な円型ホールを舞台に、自身が設計したスツールを組み合わせて“7m”のシンボルツリーを構築。様々な素材や仕上げの製品を用いて空間全体も作る photo©小川真輝
    トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「AAのクリスマスツリー」。槇文彦のスパイラルでのイベントの為に計画。特徴的な円型ホールを舞台に、自身が設計したスツールを組み合わせて“7m”のシンボルツリーを構築。様々な素材や仕上げの製品を用いて空間全体も作る photo©小川真輝
    トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「AAのクリスマスツリー」。槇文彦のスパイラルでのイベントの為に計画。特徴的な円型ホールを舞台に、自身が設計したスツールを組み合わせて“7m”のシンボルツリーを構築。様々な素材や仕上げの製品を用いて空間全体も作る photo©小川真輝

    トラフ建築設計事務所が設計した、東京・港区の「AAのクリスマスツリー」です。
    槇文彦のスパイラルでのイベントの為に計画されました。建築家は、特徴的な円型ホールを舞台に、自身が設計したスツールを組み合わせて“7m”のシンボルツリーを構築しました。また、様々な素材や仕上げの製品を用いて空間全体も作る事が意図されました。イベントの公式ページはこちら。

    クリエイターアイテムと、多彩なアートが並ぶSpiral Xmas Marketのためのシンボルツリーをデザインした。
    カリモクとの協同でAA STOOL by Karimokuを組み上げた高さ7mにおよぶツリーが会場にそびえる。

    建築家によるテキストより

    「AA STOOL」は石巻工房のためにデザインした26x86x3050mmの規格寸法材を無駄なく使用したシンプルなスツールで、横から見ると「A」にも見え、重ね合わせても、ばらして使うこともできる。 開発されて10年、近年は「メイド・イン・ローカル」プロジェクトを通じて地場特有の材料を活用した製品が各地の協業先で製作されるようになった。

    建築家によるテキストより

    家具材としては適格では無い、国産の未利用材、工場で使われていたパレットを活用したアップサイクルモデルや、木目を残す目はじき塗装をかけたスペシャルカラーモデルで作った、メッセージ性のあるツリーを空間の中央に配置した。

    建築家によるテキストより
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    インスタレーショントラフ建築設計事務所鈴野浩一禿真哉小川真輝カリモク家具
    2022.12.23 Fri 06:53
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    2022.12.22Thu
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    2022.12.24Sat
    • 隈研吾が、子ども達に向けて「夢や目標に向き合うこと」について語っている動画

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