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2023.1.23Mon
2023.1.22Sun
2023.1.24Tue
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求
photo©梅原悟

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ladderup architectsUME architects幹建設ハシゴタカ建築設計事務所建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(内装・その他)建材(外構・床)住宅図面あり豊島区東京梅原悟
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求外観 photo©梅原悟
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求2階、リビング・ダイニング photo©梅原悟
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求2階、リビング・ダイニング photo©梅原悟

梅原悟 / UME architectsが設計した、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」です。
“木密地域”の角地の狭小敷地に計画されました。建築家は、立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計しました。また、階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”も追求されました。

敷地は狭あい道路の多く残る木密地域にありながら、T字路の北東角地にあり、南側向かいの建物がセットバックしているため、かなり先からも見通すことができる。

そのような狭小地に建つこの住宅は、白い直方体の上に折れ曲がった黒い屋根が浮いたように載り、2方向の道路にヴォリュームが突出するアイコニックな印象を外観に持つ。

建築家によるテキストより

内部の構成もシンプルで、接道する2方向道路からの視線が気にならないようメインとなるLDKを2階にすることで自然光が入りとても明るい。そして1階に閉じた寝室や水回り、3階にオープンなロフトとバルコニーを配している。

中心となるLDKは限られた床面積を少しでも広げるべく階段を取り込み、壁と天井を押し出している。また立地の特性を活かし、その開口から視界が遠くに伸び、狭いながらも快適に過ごせるようになっている。

建築家によるテキストより

仕上げ素材の種類や色をできるだけ少なくすることで内・外ともに統一感を与え、かつローコストに繋がっている。
特に内観の壁・天井と家具は白で明るい空間とし、カラフルなオブジェやアート作品などを飾ったりできる。間仕切の代わりに透けたカーテンを用いることで奥を感じ、また窓も同じカーテンにすることで向こうにある空間の領域意識も曖昧になり、感覚的な広がりを得られるように工夫している。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求外観 photo©梅原悟
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求外観 photo©梅原悟
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求外観 photo©梅原悟
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求1階、廊下 photo©梅原悟
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求1階、寝室から廊下を見る。 photo©梅原悟
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求2階、リビング・ダイニング photo©梅原悟
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求2階、リビング・ダイニング photo©梅原悟
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求2階、リビング・ダイニング photo©梅原悟
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求2階、リビング・ダイニング photo©梅原悟
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求2階から3階への階段 photo©梅原悟
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求2階から3階への階段 photo©梅原悟
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求3階、ロフト photo©梅原悟
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求3階、バルコニー photo©梅原悟
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求 image©UME architects
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求 image©UME architects
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求 image©UME architects
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求 image©UME architects
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求 image©UME architects
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求 image©UME architects
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求 image©UME architects
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求 image©UME architects
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求 image©UME architects
梅原悟 / UME architectsによる、東京・豊島区の住宅「駒込の角家」。“木密地域”の角地の狭小敷地。立地特性を活かした快適な空間を目指し、LDKを2階に配置して“視界が遠くに伸びる”開口部を設計。階段を取り込み壁と天井を押し出して限られた中で“広さ”を追求 image©UME architects

以下、建築家によるテキストです。


敷地は狭あい道路の多く残る木密地域にありながら、T字路の北東角地にあり、南側向かいの建物がセットバックしているため、かなり先からも見通すことができる。

そのような狭小地に建つこの住宅は、白い直方体の上に折れ曲がった黒い屋根が浮いたように載り、2方向の道路にヴォリュームが突出するアイコニックな印象を外観に持つ。

内部の構成もシンプルで、接道する2方向道路からの視線が気にならないようメインとなるLDKを2階にすることで自然光が入りとても明るい。そして1階に閉じた寝室や水回り、3階にオープンなロフトとバルコニーを配している。

中心となるLDKは限られた床面積を少しでも広げるべく階段を取り込み、壁と天井を押し出している。また立地の特性を活かし、その開口から視界が遠くに伸び、狭いながらも快適に過ごせるようになっている。

仕上げ素材の種類や色をできるだけ少なくすることで内・外ともに統一感を与え、かつローコストに繋がっている。
特に内観の壁・天井と家具は白で明るい空間とし、カラフルなオブジェやアート作品などを飾ったりできる。間仕切の代わりに透けたカーテンを用いることで奥を感じ、また窓も同じカーテンにすることで向こうにある空間の領域意識も曖昧になり、感覚的な広がりを得られるように工夫している。

■建築概要

作品名:駒込の角家
所在地:東京都豊島区
主用途:専用住宅
設計:UME architects 一級建築士事務所 / 梅原悟
CG製作協力:森本純平(アルバイト)
構造設計:株式会社ハシゴタカ建築設計事務所、ladderup architects
担当:高見澤孝志
施工:株式会社幹建設
担当:内田善文、吉田岳史(元)、馬場勝太(大工)
構造:木造
階数:地上3階
竣工:2021年1月
敷地面積:45.18㎡
建築面積:29.81㎡
延床面積:72.04㎡
写真:梅原悟

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外構・床外構

レンガタイル[二丁掛 ブラック](水野製陶園)

外装・壁外壁

ジョリパット[ホワイト](アイカ工業)

外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板[ブラックパール]

外装・屋根庇

アルフィン[アルミ ブラック]

内装・床床、階段

フローリング[オーク](IOCフローリング)

内装・壁壁

クロス[ホワイト](リリカラ)

内装・天井天井

クロス[ホワイト](リリカラ)

内装・その他カーテン

カーテン(サンゲツ)

内装・照明一般照明

Siphon(Only One)
メタルブラケット(フジワラ)

内装・照明キッチン照明

PH 5(Louis Poulsen)

内装・照明コーナー照明

Milk Bottle Lamp(Droog)

内装・照明水回り照明

照明(ODELIC)

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2023.01.23 Mon 13:23
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    studio36による、愛知・岡崎市の美容室「ie」。商業ビルの1室に計画。“場所に潜む豊かさ”を引き出す空間を目指し、機能を集約した円形什器を用いた“気配や環境の変化”が感じられる構成を考案。“ワンアクションの介入”で改修の在り方も問う photo©村山写真事務所

    畑克敏+足立拓哉+深澤愛佳+深澤創一 / studio36が設計した、愛知・岡崎市の改修美容室「ie」です。
    商業ビルの1室に計画されました。建築家は、“場所に潜む豊かさ”を引き出す空間を目指し、機能を集約した円形什器を用いた“気配や環境の変化”が感じられる構成を考案しました。また、“ワンアクションの介入”で改修の在り方も問う事が意図されました。店舗の公式サイトはこちら。

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    建築家によるテキストより

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    建築家によるテキストより
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    2023.01.23 Mon 07:18
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    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/1/16-1/22)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


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    7. トラフ建築設計事務所による、栃木の「ONIBUS COFFEE那須店」。“環境に配慮する”店舗が集まる施設内に計画。都外初の出店として“新たなプレゼン”の場を目指し、“珈琲の豆かす”を混ぜた左官床等を考案。お客と店員が円滑に交流でき気持ちよく働ける場を作る
    8. 内藤廣による、磯崎新への追悼文「時代を創った建築家 」
    9. 川上真誠+植村卓也 / クラウドアーキテクツによる、兵庫・神戸市の「京地H邸」。郊外住宅地に計画。自然と生活が連続的に繋がる在り方を目指し、“性格の異なる”ヴォリュームを“結合”させ周辺との関係に合わせ調整。デッキ等での住環境の“スケールダウン”も意図
    10. スティーブン・シェンク+服部大祐 / Schenk Hattoriによる、京都市の「Row House in Nishinotoin」。三軒長屋の両端二軒を改修。環境に建築を馴染ませ“より一層空間の拡がり”を生む為に、“何物とも結びつかない”存在としての“シルバー”の“広間”を挿入。“接続”と“断絶”を内包し関係性を変容させる
    11. 石川素樹建築設計事務所による、東京・小金井市の「中町の家」。人や車の往来はあるが自然が近い敷地。開くか閉じるかの“二項対立ではない”在り方を求め、光や影の変化と平面構成での“奥行きのある佇まい”を志向。“可動式ルーバー折戸”は外部と中庭の繋がりを調整
    12. 慶應SBCチームによる、神奈川・藤沢市の「慶應SFC SBCプロジェクト 滞在棟3」。大学敷地内の滞在型教育施設。“使い方を限定しない学びの場”を求め、空間に“微小な方向性や性格の変化”を生み出す“湾曲するグリッド”を考案。自立する建築システムで利用者の“拠り所”を作る
    13. スノヘッタとWERKによる、デンマークの海洋センター「The Lantern」。海洋活動と観光客の為の施設。全ての人に開かれた存在を目指して、様々な活動を集約した“円形劇場”の様なパブリックテラスを考案。訪問者を招き入れると共に水害等についても考慮
    14. ザハ・ハディド事務所による、中国の「成都SF博物館」。国のSFの盛んな都市に計画。“星雲”に見立てた湖畔の自然景観と一体化した意匠で、展示室・劇場・会議場等の機能を内包。詳細な分析で効率を最大化する形状を追求して自然換気や太陽光発電も取り入れる
    15. 中村竜治による、多摩美術大学での「展示室を展示」。“展示室自体を展示”する構想の展覧会。“能動的かつ具体的な観察”の促進を意図し、“ロープ”を用いて“観察を促すきっかけ”を設計。“形・風景・大きさ”を主題として3つの異なる状況を提示
    16. OMA / 重松象平による、東京都現代美術館でのディオール展の会場構成。70年以上のブランドの歴史や日本との関りを紹介する展覧会。13のテーマに沿った多様で没入感ある空間を求めて、日本の伝統建築要素等を参照し現代化した空間装置を用いた構成を考案
    17. ヘルツォーグ&ド・ムーロンのウェブサイトがリニューアル
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