SHARE テキスタイルデザイナー森山茜の作品制作に密着したドキュメンタリー動画。ヴェネチアビエンナーレ国際建築展2023の日本館での作品制作のプロセスやコメントを収録
テキスタイルデザイナー森山茜の作品制作に密着したドキュメンタリー動画です。
ヴェネチアビエンナーレ国際建築展2023の日本館での作品制作のプロセスやコメントを収録しています。動画の制作は岩本健太映像制作事務所。アーキテクチャーフォトでは、日本館の様子を特集記事として掲載しています。
テキスタイルデザイナー森山茜の作品制作に密着したドキュメンタリー動画です。
ヴェネチアビエンナーレ国際建築展2023の日本館での作品制作のプロセスやコメントを収録しています。動画の制作は岩本健太映像制作事務所。アーキテクチャーフォトでは、日本館の様子を特集記事として掲載しています。
湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」です。
東京都文京区の書店“Plateau books”で開催されます。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示する内容です。絵本には『かいじゅうたちのいるところ』等が選定されました。展覧会の開催期間は、2023年11月10日~11月26日(金・土・日・祝日のみ開店)。入場無料です。また、2023年11月23日(木・祝)にウルトラスタジオの笹田侑志をゲストに迎えた関連トークイベントも企画されています(詳細は末尾に掲載)。展覧会の公式ページはこちら。
Plateau booksの贄川さんから、ドローイングの展示をしてくれませんか?と声をかけていただいた。
そこから何度かどんな展示にするかを話し合い、最終的に、建築や空間を設計する今の自分に影響を与えた本をピックアップしてそれにまつわるドローイングを描き展示する、という本屋ならではの方向性でまとまった。
ただ、僕はイラストレーターや画家のようには絵を描けないし、普段描いているスケッチもあくまで何かを設計するためのツールとして描いている。もっと言えば、誰かが僕に設計をしてほしいと依頼をしてくれて、そこから僕はその人の話を聞いてどんな建築や空間が良いかを考えながら描いている。だから、やっぱり何かのために設計をしないでは描くことが難しかった。
最近人間についてよく考える。社会で起きている様々なこと、そこで生きている人、戦っている人、苦しんでいる人。多くのことは自分には関係ない、と思うから保てる精神があるが、優しい人、繊細な人ほど他者と自身を重ねて傷ついているように見える。みんなどこかしら自分の心にヴェールを被せて何かを見ないようにして生きている。そうしないでは社会の中に入ることは難しいし、大人になるということはそういうものなのかもしれないとさえ思わせられる。
本は子供の頃から好きでそれなりにいろいろと読み続けてはきたから、自分に影響を与えた本、と言えば最近読んだ本がすぐ思いついてしまうが、本にまつわる何かのためにスケッチを描くなら、随分前に手懐け仕舞い込んだ自分の中の野性、もう他人のように思えてしまうあの頃のかいじゅうのきみの居場所を作る気持ちで描こうと思い懐かしい3冊の絵本を取り上げた。
教育施設を主軸に、商業施設や住宅も手掛ける「ユニップデザイン」の、設計スタッフ(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
ユニップデザイン株式会社一級建築士事務所が設計スタッフ(経験者・正社員)を募集します。(急募)
渋谷からほど近い目黒区大橋を拠点とし、保育所をはじめとした教育施設を主軸に、商業施設、住宅など、幅広く設計活動を行っています。建物単体のデザインにとどまらず、建物をとりまく外構や造園、インテリアや家具・備品などに至るまで、 建物をとりまく「環境」を一貫してデザインすることをこころがけています。
弊社の手がけた案件は3年連続グッドデザイン賞を獲得しました。
現在、幼稚園、保育所や認定こども園、住宅等を複数進行中のため、設計スタッフを募集します。設計から現場監理まで一連の設計プロセスが経験できる良い時期でもあります。
弊社の設計スタンスとしては物件ごとに担当を設定し、最後まで一貫性をもって設計監理業務に携わっていただきます。図面や模型の確認だけでなく3Dで作成した空間の中でVRにて疑似体験することも可能です。
コミュニケーション能力があり、柔軟な発想で精力的に設計に参加してくださる方、大歓迎です。応募のご連絡を心よりお待ちしております。
光浦高史 / DABURA.mが設計した、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」です。
老舗造り酒屋が運営する体験型の施設です。建築家は豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築しました。また、素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものが選定されました。施設の公式サイトはこちら。
鷹来屋は明治22年創業の造り酒屋である。1979年以降17年間は委託醸造となり、自社の蔵での製造は完全に休止していたが、蔵から立ち上る白煙を見ながら育った現5代当主は、1996年に自らが杜氏として自社醸造を一から再開。
拠点とする地域は、日本ジオパークに登録されており、水の豊かな土地の恵みを受け、久住山系伏流水の軟水とその土壌が育んだ自家栽培の米を原料に、完全手作りにこだわって酒造りを行っている。
小規模ながらも種類豊富な商品を打ち出すことで酒蔵としての認知度を高めてきた鷹来屋は、新たな課題として、その歴史を次世代へ発展的に継承していくことを目指している。日本酒の醸造過程では、活用しなければ産業廃棄物になってしまう酒粕が生まれる。これまでも石鹸やプリンなどの商品を開発し、それを有効活用することで、酒以外の商品の可能性も拓いてきた。
その試みをさらに広げ、持続可能な食文化を推進するために、酒造り由来のノンアルコールメニューの提供や、料理教室、ジオパークの学習教室を開催する。そうした発信活動の拠点として、気軽に立ち寄ることができ、土地の豊かな自然を感じながらゆっくりと過ごせる集いの場が求められ、この新施設が誕生した。
井路や溶結凝灰岩の石垣、緑溢れる山々から成る集落の風景のなかにある新施設は、道路と水路を挟み、鷹来屋の酒蔵および直売店の真向かいに位置する。当初、建築物を道路沿いに配置して目立たせることも検討されたが、相対する新旧施設に挟まれた空間が豊かに繋がることを目指し、セットバックすることで庭を設けた。それは、新施設を既存の酒蔵や集落の環境へと繋ぐ緩衝地となり、酒蔵の、あるいは地域の余白となりうる。
メールマガジンでも最新の更新情報を配信中