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ファラによる、ポルトガル・ポルトの住宅「house of many faces」。事務所と倉庫だった二つの建物を家に改修する計画。ファサードの“黒い点のグリッド”で構造体を理解し易くして形状も定義。広大なリビングの中でキッチンとモニュメンタルな暖炉が“家庭的な性質”を示唆する
photo©matilde viegas

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architecture|feature
住宅ファラ・アトリエ図面ありリノベーションコンバージョンポルトガル
ファラによる、ポルトガル・ポルトの住宅「house of many faces」。事務所と倉庫だった二つの建物を家に改修する計画。ファサードの“黒い点のグリッド”で構造体を理解し易くして形状も定義。広大なリビングの中でキッチンとモニュメンタルな暖炉が“家庭的な性質”を示唆する photo©rory gardiner
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ファラによる、ポルトガル・ポルトの住宅「house of many faces」。事務所と倉庫だった二つの建物を家に改修する計画。ファサードの“黒い点のグリッド”で構造体を理解し易くして形状も定義。広大なリビングの中でキッチンとモニュメンタルな暖炉が“家庭的な性質”を示唆する photo©francisco ascensao

ファラが設計した、ポルトガル・ポルトの住宅「house of many faces」です。
事務所と倉庫だった二つの建物を家に改修する計画です。建築家は、ファサードの“黒い点のグリッド”で構造体を理解し易くして形状も定義しました。また、広大なリビングの中でキッチンとモニュメンタルな暖炉が“家庭的な性質”を示唆します。


こちらは建築家によるテキストの翻訳です

オーバーサイズの家は、かろうじて家です。非常に細長い敷地には、以前はみすぼらしいオフィスと広々とした倉庫がありました。恐れを知らぬクライアントは、この散らかった空間を家に変えることを目的としました。もうすぐリビングルームになる部屋には、簡単に数十台の車が駐車できます。

既存の建物のストラクチャーは、2つの部分に分かれていることを示唆しています。通りに面した従来の正面は、くすんだファサード、2階建て、バラバラの部屋という、それ自体がオブジェで、奥の部分は重い木の梁に支えられた切妻屋根の下の広大な空間となっています。

このプロジェクトは、長大な周縁部を横断する一連の切り込みとして構想されています。5つの面が再評価され、広大な空間を秩序づけるために導入されます。2つの部分は現在、中庭で隔てられています。正面の建物は、小さなアパートメントをいくつも取り込み、わずかなジェスチャーで空間を区切っています。適切なキッチンとモニュメンタルな暖炉だけが、不確かで家庭的な性質の唯一のヒントとなっています。

5つの面はエレベーションの一団として扱われます。それぞれに個性があるが、明らかな共通点を持っています。黒い点のグリッドはコンクリートのストラクチャーを理解しやすくする試みであり、ファサードの形状を定義しています。繰り返される窓のペア、黄色のドア、緑のシャッター、ガラスブロックの表面は、複雑な部屋に対応し、緊張感のある構成とカリスマ的な人格を生み出しています。かつての倉庫は、さまざまな顔を持つ家なのです。


以下の写真はクリックで拡大します

ファラによる、ポルトガル・ポルトの住宅「house of many faces」。事務所と倉庫だった二つの建物を家に改修する計画。ファサードの“黒い点のグリッド”で構造体を理解し易くして形状も定義。広大なリビングの中でキッチンとモニュメンタルな暖炉が“家庭的な性質”を示唆する photo©rory gardiner
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以下、建築家によるテキストです。


an oversized house is barely a house. the very long narrow plot used to accommodate shabby offices and a spacious warehouse. a fearless client aimed at transforming this clutter into a home. a soon to be living room could easily have a dozen of cars parked in there.
the structure of the existing building suggests two parts. a conventional front facing the street is an object on its own that has a dull facade, two levels and a disarray of rooms, while the back part is vast space under a gable roof supported by heavy wooden beams.
the project is conceived as a series of cuts across the lengthy perimeter. five facets are reassessed and introduced to order the extensive space. the two parts are now separated with an inner courtyard. the building in front takes in a series of small apartments, dividing the space with a number of slight gestures. the warehouse simply turns into a massive living room that is then interrupted by one curved wall. a proper kitchen and a monumental fireplace are the only hints of uncertain domesticity.
the five facets are addressed as a gang of elevations. each has a character of its own but they share apparent similarities. a grid of black dots attempts to make sense of the concrete structures and defines the figure of the facades. reoccurring pairs of windows, yellow doors, green shutters and surfaces of glass brick correspond to intricate rooms, devise tense compositions and charismatic personas. the former warehouse is a house of many faces.

■建築概要

project title: house of many faces
location: porto, portugal
dates: 2017-2022
design team: filipe magalhaes, ana luisa soares, ahmed belkhodja, lera samovich, ana lima, rute peixoto, joão carlos lopes
project team: paulo sousa (engineering), mp+pf (engineering), joao magalhães (landscape), civiflanco (contractor)
photography: francisco ascensao, giulietta margot, rory gardiner, ivo tavares, matilde viegas, fala

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    PERSIMMON HILLS architectsによる、埼玉・春日部市の「妙善寺本堂」。本堂を建替える計画。地域住民に“門戸を開く”存在を目指し、寺院の“閉鎖的な印象を払拭”して“機能的にも空間的にも連携”をとれる建築を志向。過去と連続させながらも現代の素材と構法で新しい使い方を喚起本堂から既存庫裏側を見る。 photo©田中克昌

    柿木佑介+廣岡周平+池谷浩樹 / PERSIMMON HILLS architectsが設計した、埼玉・春日部市の「妙善寺本堂」です。
    本堂を建替える計画です。建築家は、地域住民に“門戸を開く”存在を目指し、寺院の“閉鎖的な印象を払拭”して“機能的にも空間的にも連携”をとれる建築を志向しました。また、過去と連続させながらも現代の素材と構法で新しい使い方を喚起しています。

    埼玉県春日部市、妙善寺の本堂を建て直す計画です。

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