SHARE 長坂常 / スキーマ建築計画による、香川・小豆島の温泉施設「島湯」がオープン。既存ホテル内の温浴施設を“引き算”のデザインで改修。黄金湯と狛江湯に続く長坂が手掛ける温浴施設
長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、香川・小豆島の温泉施設「島湯(しまゆ)」が2024年4月1日にオープンしました。
長坂が手掛けた「島湯」は、小豆島オーキドホテルの中の温浴施設の改修として完成した。宿泊者はもちろん、一般外来の利用も可能とのこと。これまでに、長坂は、2020年に東京都墨田区の「黄金湯」、2023年に東京都狛江市の「狛江湯」の設計を手掛けてきた。そんな長坂が新たに小豆島に完成させたのが「島湯」だ。黄金湯と狛江湯は銭湯であるが、今回の島湯はホテル内の温浴施設という違いはあるものの、これまでの長坂の経験が生かされた空間であることは間違いないだろう。
その設計に関して、報道資料を読むと「究極の引き算」と書かれている。完成した空間の写真をみても、既存のタイル壁をはつることがデザインのポイントになっていることが分かる。また、一方で本格的フィンランド式サウナを導入するなど設備面での充実も図っているとのこと。
以下に掲載する施設の写真と概要で、旅行や訪問の参考して頂ければ幸いである。
施設の写真
以下の写真はクリックで拡大します
■施設概要
設備:男女別 温浴槽×2(うち1つ自家源泉「塩の湯」)、ロウリュウ・サウナ×1、水風呂×1、外気浴室×1
営業開始:2024年4月1日(月)
営業時間:14:00~23:00(最終入場22:00)
定休日:なし
入浴料金:おとな1,200円(税込|中学生以上) こども600円(税込|小学生)
※小学生未満は無料
※レンタルタオルセット300円(税込)
※宿泊者割引、島民割引あり(島民は身分証明書提示)
宿泊者および島民は、大人800円(税込) 、こども400円(税込)でご利用いただけます
運営:国際両備フェリー株式会社