展覧会レポート”建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳”(3)
サムネイル:展覧会レポート

展覧会レポート”建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳”(3)

aoki001.jpg

展覧会レポート”建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳“(3)です。
レポート(1)はこちら

aoki002.jpg
aoki003.jpg
aoki004.jpg
aoki005.jpg
aoki006.jpg
青木淳のスタディ模型
青木のスタディ模型は抽象的とも具象的ともとることができる。
一見するとオブジェのような彫刻のような形態という印象を受けるのだが、じっくり眺めているとパラペットの立ち上がりが表現されていたりするなど、常に現実を見据えたスタディが行われていることがわかる。
模型には時系列を示すナンバリングが施されており、思考過程を追ってみていくことができる。しかし全てを通してみると、プロジェクトが直線的に発展していくのではなく様々な可能性を探り行ったり来たりしながら答えを探している様子が感じられる。
また、クライアントからの要望がアイデアの出発点におかれる場合もあり、青木が要望から導き出されるデザインの可能性を探求する様子が見て取れる。展覧会の図録には模型が制作される前の青木のノートが収録されておりアイデアの発想を見るという意味ではこちらも合わせてみていくと青木の姿勢を理解しやすいだろう。
>>展覧会レポート(4)へ

あわせて読みたい

#ペーター・メルクリの関連記事

#青木淳の関連記事

この日更新したその他の記事

OMAによる複合ビル”coolsingel'”の画像 展覧会レポート”建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳”(5) 展覧会レポート”建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳”(4) 展覧会レポート”建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳”(2) 展覧会レポート”建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳”(1) カーサ・ブルータス最新号(No.100)

magazineworldのサイトにカーサ・ブルータスの最新号(No.100)の概要が掲載されています

magazineworldのウェブサイトにカーサ・ブルータスの最新号(No.100)の概要が掲載されています。特集”日本の美術館・世界の美術館100″です。

Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2008年 07月号 [雑誌]
B001A39WVE


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ドミニク・ペローによる”梨花女子大学”の写真

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。