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2025.7.09Wed
2025.7.08Tue
2025.7.10Thu
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現
photo©井上登

SHARE 保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現

architecture|feature
ぼんぼり光環境計画21世紀工務店建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・建具)建材(内装・照明)建材(内装・造作家具)井上登港区事務所東京保坂猛
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現オフィスが入居する建物の外観。夜景(建築家による解説:オフィス9Fが青く光る) photo©井上登
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現「地球の間」から「ブルーカウンター」を見る。夜景(建築家による解説:暗くなるにつれて地図の写像はくっきりと照射される。この空間の様相の変化は、水平横長窓から入る自然光の変化によるもので、1日の時間の流れを身体で感じながら仕事ができるワークプレイス。人類が地球について考えてきた時間と空間の延長の上に、この「地球の間」が今から地球について考える時間と空間となることを願い計画した) photo©井上登
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現「地球の間」から「ブルーカウンター」側を見る。 (建築家による解説:昼間自然光が強い時間は床面にうっすらと写像が照射される) photo©井上登
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現THE EARTH TABLE no.11 [ Brown’s Map of Asia] photo©井上登

保坂猛が設計した、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所 超環境配慮型内装工事」です。
環境配慮の徹底も意図した計画です。建築家は、企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案しました。また、既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現しました。

TBWA HAKUHODOが設立した新会社「ECD(地球中心デザイン研究所)」のオフィス内装計画。

設計から竣工まで環境配慮を徹底し、既存オフィスの建材や家具の再利用、再利用できないものは「産業廃棄物マニフェスト」を徹底管理し再利用100%を達成、超環境配慮型内装工事を行った。
この条件下で「地球中心」をコンセプトに地球のことを考えるための空間デザインを行った。

建築家によるテキストより

ECDの会社コンセプト「地球中心」を元に「地球について考えるための空間と時間をもつオフィス」を計画。
古代からの地図をガラスに印刷して製作した15台のガラステーブル「THE EARTH TABLE」が並ぶ「地球の間」は、ガラス天板の地図が床面に写像として浮かび上がる。
自然光の変化により写像の濃さが変化する地球を感じる空間である。

夕方になると45mの水平窓辺空間が青く点灯する「ブルーカウンター」は、宇宙空間から見た地球のサーフェイス(アースリム)を彷彿とさせ、毎日の決まった時刻に地球について考える時間を与えてくれることを願い計画した。
大人数のイベントに対応する「シロクマホール」にはTHE EARTH TABLE製作時の端材を用いて廃材再生士により製作されたシロクマが佇んでいる。

建築家によるテキストより

環境負荷を最小限とすべく、施主・設計・施工が三位一体で「解体時の廃棄物やCO2排出量をできる限り減らす、超環境配慮型の内装工事」に挑戦した。
まず、既存を全て拾い上げ「発生材数量調書」を作成(ガラス、自動ドアや引戸、タイルカーペット、ライダク、家具、家電など全て)、
この中で
[再利用1]:新オフィスで可能な限り再利用
[再利用2]:新オフィスで再利用できないものは、他の場所で再利用
[リサイクル]:再利用できないものは、資源としてリサイクル「産業廃棄物マニフェスト」を徹底管理
により、建材ほぼ100%、家具・設備100%再生/再利用することに成功した。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現「ECDエントランス」(建築家による解説:ECDロゴはシェルテックというホタテ貝殻再生材にて製作。この青色塗装は、塗装屋さんの持っている他の現場で余ったペンキを調色して塗られている。) photo©井上登
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現「シロクマホール」(建築家による解説:社外から毎週多数の人が訪れるワークショップスペースに、加治聖哉さんの廃材アート作品シロクマを置きシロクマホールを名付けた。実寸サイズのこのシロクマは、THE EARTH TABLE製作時に発生した端材を用いて製作されており、多くの訪問者の目に留まるシンボルとなる) photo©井上登
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現「シロクマホール」側から「地球の間」を見る。(建築家による解説:人類が地球を俯瞰してとらえ、叡智とセンスを集結して作成された「地図」太古の時代から現在に至る地図のデータを入手し [※著作権については各所に確認済]、透明強化ガラスのテーブル天板に印刷[フィルムプリント]、テーブル直上の照明の光が床に落ち、地図の写像が床に照射される空間デザインを構想した) photo©井上登
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現「地球の間」から「ブルーカウンター」側を見る。 (建築家による解説:昼間自然光が強い時間は床面にうっすらと写像が照射される) photo©井上登
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現「地球の間」から「ブルーカウンター」を見る。(建築家による解説:45mの水平横長間部空間。3枚に1枚が内開きで自然通風できる魅力を活かすため、窓が開いた際の恐怖感を低減し安心して使えるよう、窓の内側にカウンターを設け、窓に面して外の景色を見ながら仕事ができる空間をつくった)
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現「ブルーカウンター」(建築家による解説:窓を開けると開放的なデスク空間) photo©井上登
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現「地球の間」から「ワークスペース」側を見る。 photo©井上登
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現左:ワークスペース、正面:「地球の間」 photo©井上登
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現「ワークスペース」(建築家による解説:デスクスペース内の大部分は既存オフィスで使われていたものを再利用。床のタイルカーペット、照明ライダク、引戸、間仕切りガラス、モニターは既存のものを再利用している) photo©井上登
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現「ホールアースライブラリー」(建築家による解説:壁面にwhole earth catalogを展示したライブラリー。この本は地球を俯瞰してとらえ、有限な地球環境について人類が考えた痕跡として有名であり、この延長上にECDが地球のことをこれから新しく考える時間と空間があるという思いで、地球の間の一角の壁面にホールアースライブラリーをつくった) photo©井上登
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現THE EARTH TABLE no.11 [ Brown’s Map of Asia] photo©井上登
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現THE EARTH TABLE no.5[London Psalm World Map] photo©井上登
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現「地球の間」から「ブルーカウンター」を見る。夜景(建築家による解説:暗くなるにつれて地図の写像はくっきりと照射される。この空間の様相の変化は、水平横長窓から入る自然光の変化によるもので、1日の時間の流れを身体で感じながら仕事ができるワークプレイス。人類が地球について考えてきた時間と空間の延長の上に、この「地球の間」が今から地球について考える時間と空間となることを願い計画した) photo©井上登
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現「地球の間」と「ブルーカウンター」。夜景(建築家による解説:古代から現代の15枚の地図データを入手。強化ガラスのテーブル天板に印刷し、国産栗材フレームにのせTHE EARTH TABLE(no1-15)と名付けた) photo©井上登
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現「地球の間」から「ブルーカウンター」を見る。夜景(建築家による解説:日没前後の30分間、カウンターに仕込んだブルーのライトが点灯し、アースリム [宇宙から地球を見た表面の光] を想起させる空間となる。) photo©井上登
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現THE EARTH TABLE no.15 [the Blue Marble]、夜景 photo©井上登
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現オフィスが入居する建物の外観。夜景(建築家による解説:オフィス9Fが青く光る) photo©井上登
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現平面図 image©保坂猛建築都市設計事務所
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現断面図 image©保坂猛建築都市設計事務所
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現発生材数量調書(建築家による解説:施主・設計・施工が三位一体で「解体時の廃棄物やCO2排出量をできる限り減らす超環境配慮型の内装工事」に挑戦した。既存を全て拾い上げ「発生材数量調書」を作成し、廃棄物の行方の把握/管理を徹底したことにより建材ほぼ100%、家具・設備100%再生/再利用することに成功。) image©保坂猛建築都市設計事務所
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現THE EARTH TABLE no.1-15 image©保坂猛建築都市設計事務所
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現「THE EARTH TABLE」詳細図(建築家による解説:テーブル直上のLED照明で、ガラス天板に印刷された地図の写像を床に照射する空間デザインを試みた。 [図①から検討・改良を重ね⑤の方法に到達した]) image©保坂猛建築都市設計事務所
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現再利用計画図(建築家による解説:既存オフィスに存在した物の再利用の他、新しく導入するものも環境配慮を徹底した選択/決定を行った。) image©保坂猛建築都市設計事務所
保坂猛による、東京・港区のオフィス「ECD 地球中心デザイン研究所」。環境配慮の徹底も意図した計画。企業コンセプト“地球中心”の体現を求め、“古代からの地図”を印刷した15台のテーブルを中心とする空間を考案。既存部材の数量調査を行って“ほぼ全ての再利用/再生”も実現産業廃棄物マニフェストとフローチャート(建築家による解説:通常、最終的に埋立て/焼却してしまうところ、埋立て/焼却ではなく再生(リサイクル)する産廃処理場を発生材ごとに「産業廃棄物マニフェスト」と「フローチャート」を確認の上、指定した。) image©保坂猛建築都市設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


TBWA HAKUHODOが設立した新会社「ECD(地球中心デザイン研究所)」のオフィス内装計画。

設計から竣工まで環境配慮を徹底し、既存オフィスの建材や家具の再利用、再利用できないものは「産業廃棄物マニフェスト」を徹底管理し再利用100%を達成、超環境配慮型内装工事を行った。
この条件下で「地球中心」をコンセプトに地球のことを考えるための空間デザインを行った。

地球のことを考えるための空間をつくることを目指して

ECDの会社コンセプト「地球中心」を元に「地球について考えるための空間と時間をもつオフィス」を計画。
古代からの地図をガラスに印刷して製作した15台のガラステーブル「THE EARTH TABLE」が並ぶ「地球の間」は、ガラス天板の地図が床面に写像として浮かび上がる。
自然光の変化により写像の濃さが変化する地球を感じる空間である。

夕方になると45mの水平窓辺空間が青く点灯する「ブルーカウンター」は、宇宙空間から見た地球のサーフェイス(アースリム)を彷彿とさせ、毎日の決まった時刻に地球について考える時間を与えてくれることを願い計画した。
大人数のイベントに対応する「シロクマホール」にはTHE EARTH TABLE製作時の端材を用いて廃材再生士により製作されたシロクマが佇んでいる。

「ECDエントランス」の会社ロゴECDはホタテの廃貝殻を用いて製作されていたり、「Whole Earth Library」にはWhole Earth Catalogが並んでいたりと、それぞれの空間に地球について考えさせられる要素が散りばめられている。

発生材数量調書を作成し廃棄物を徹底管理、新たに導入するものも環境に配慮した選択を

環境負荷を最小限とすべく、施主・設計・施工が三位一体で「解体時の廃棄物やCO2排出量をできる限り減らす、超環境配慮型の内装工事」に挑戦した。
まず、既存を全て拾い上げ「発生材数量調書」を作成(ガラス、自動ドアや引戸、タイルカーペット、ライダク、家具、家電など全て)、
この中で
[再利用1]:新オフィスで可能な限り再利用
[再利用2]:新オフィスで再利用できないものは、他の場所で再利用
[リサイクル]:再利用できないものは、資源としてリサイクル「産業廃棄物マニフェスト」を徹底管理
により、建材ほぼ100%、家具・設備100%再生/再利用することに成功した。

また新たに導入する家具や建材も環境配慮を徹底した。
・椅子はインターオフィスのサブスクを利用、壊れても修理し再利用。
・THE EARTH TABLE作成時の端材でシロクマを製作(廃材再生師 加治聖哉)。
・廃塗料の再利用(塗装屋さんの使いかけ塗料)
以上により、新オフィス設立による環境負荷を最小限に抑えた。

産業廃棄物マニフェストとフローチャートの確認

環境配慮の作品は多く存在する中、本計画は環境配慮型の内装工事とは何かを考えた。「再利用による廃棄物量削減だけでなく、解体時発生材の行き先を把握すること」を徹底して行うこととした。

通常、最終的に埋立て/焼却してしまう所、埋立て/焼却ではなく再生(リサイクル)する産廃処理場を発生材ごとに「産業廃棄物マニフェスト」を確認の上、指定した。例えば紙片や木くず等埋立て焼却に回りがちな廃棄物でも再生チップや燃料に変える産廃処理場を指定した。

既存オフィスで使用していた家具はオフィスバスターズにて引き取り/再利用の他、引き取り不可のものは博報堂オフィスで再利用して家具の廃棄を0にした。設備機器は工事にかかるCO2排出量を抑えるため既存のまま再利用した。

既存オフィスに存在した物の再利用とともに、発生材の行き先をマニフェストとフローチャートで徹底把握/記録し、再利用率ほぼ100%を達成した点が新たな取り組みである。

オフィス改修工事に伴うCO2排出量を数値化

環境負荷への取り組みを「見える化」する為、CO2排出量と廃棄物の量を詳細に計測。
再利用可能な資材や備品を極力再活用する方針を取った結果、合計約7,700kgのCO2を削減することに成功した。
・合わせガラス再利用:約1,600kg
・テレビの再利用:約2,900kg
・ロッカーの再利用:約3,200kg
など
これは、一般家庭約3世帯分の年間CO₂排出量に相当するインパクトと言える。
(CO2排出量算定:K&ESG株式会社)

■建築概要

作品タイトル:ECD(地球中心デザイン研究所) 超環境配慮型内装工事
クライアント:ECD(地球中心デザイン研究所)
所在地:東京都港区
主用途:広告代理店のオフィス
意匠設計・総合:保坂猛建築都市設計事務所 担当/保坂猛、保坂恵、粕谷しま乃
照明計画:ぼんぼり光環境計画 担当/角舘政英、黒川祥穂
家具製作:「THE EARTH TABLE」デザイン/保坂猛、製作/idea wood craft 樽川満
建築施工:21世紀工務店 担当/古岡優典、中根央喜
木工事:やまひろ
左官工事:今城左官
木製建具工事:辰巳屋興行
硝子工事:前田硝子
内装工事:信気
塗装工事:樋口建装
家具工事:松本家具製作所
椅子設置:インターオフィス
電気・空調設備工事:ミドリ電工
廃材アート作品シロクマ、ペンギン:加治聖哉
植栽:グリーンロード
解体工事:三友建設
既存改修・内装工事
階数:9階建てのビルの9階部分
構造:RC造(既存躯体)
延床面積:527.7㎡(改修工事範囲)
仕様:「THE EARTH TABLE」フレーム:国産栗無垢材、天板:強化ガラスt=10mm、地図フィルム印刷、地図データ / 国土地理院や海外大学等に問い合わせ著作権確認・入手
設計:2024年8月~12月
工事:2024年12月(既存解体工事開始)~2025年3月
竣工:2025年3月28日
写真:井上登

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床シロクマホール 床

レベラー t=5mm、表面強化剤塗布

内装・床ワークスペース、会議室 床

既存タイルカーペット再利用

内装・壁壁

日塗工N-93でタッチアップ程度に汚れた箇所のみ再塗装

内装・壁ECDエントランス 壁

青色塗装:塗装屋さんが保管していたオーデコートGDIC19-183、エコフラットシャニンブルーを1:1.3の割合で調合して会社カラーを再現

内装・建具ワークスペース、会議室 建具

間仕切り・引戸:既存ガラス、引戸再利用

内装・造作家具ブルーカウンター

カウンター:ラワン合板 クリア塗装

内装・家具THE EARTH TABLE

テーブル脚:国産栗材 製作(idea wood craft)
地図データ:国土地理院や国外大学に問い合わせ著作権を確認した後入手・使用

内装・家具ワークスペース、会議室

机:ラワン合板 クリア塗装
椅子:サブスク2年契約 [壊れた際の修理・交換可能](インターオフィス)

照明ブルーカウンター 照明

Amazon RYE COBテープライト [45mのカウンターに青×1列、水色×2列の3列にテープライトを並べて地球の表面のような立体的な光を演出]

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    現在、住宅から集合住宅、商業建築、オフィス、インテリア、リノベーション等の計画に携わっており、スタッフにはそれらの計画を最初から最後迄担当する事で、建築を部分的な理解に止めず総合的に把握し活躍してもらう事としています。

    設計監理の経験者に加え新卒及び若手建築士を募集します。建築計画のスタートからゴールまで、すべてを経験することができます。設計以外にも、プロジェクトのマネジメントや、さまざまな企業との仕事を通して、コミュニケーションマナーも学べます。

    スタッフは自分の担当プロジェクトを持ち、設計・監理・デザインを行う中で、各個人の個性を発揮するチャンスを与えられます。

    オフィス環境は大きな森を望む景観の中で、とてもアットホームで、自分の仕事に責任を持つ限り、自由に仕事をするチャンスを与えられます。世界中の建築家の本がたくさんあり、知識を増やすために自由に使うこともできますので、前向きな姿勢と元気のあるチームを作りたいと考えています。
    (スタッフ:アンタラ・バス・パンデー記)

    代表:竹内 巌
    一級建築士。1960年・東京都生まれ。’83年・法政大学工学部建築学科卒業。’90年・リチャード・ロジャース・パートナーシップジャパン入所。’91年・アーキテクト・ファイブ入所。2000年・城戸崎建築研究室勤務を経て、ハル・アーキテクツ設立。

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    建築求人情報
    2025.07.09 Wed 18:00
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    OMA / クリス・ヴァン・ドゥインによる、中国の「JOMOO本社」。高層ビル群と森林に覆われた丘陵に挟まれた敷地。“二重性”のある環境の受容を意図し、基壇とタワーを融合させた“連続的で彫刻的な形態”の建築を考案。国の都市拡張を担ってきたタワーの類型の再解釈も意図
    photo by Chen Hao, courtesy of OMA

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    architecture|culture|feature
    クリス・ヴァン・ドゥイン事務所高層ビルOMA中国
    OMA / クリス・ヴァン・ドゥインによる、中国の「JOMOO本社」。高層ビル群と森林に覆われた丘陵に挟まれた敷地。“二重性”のある環境の受容を意図し、基壇とタワーを融合させた“連続的で彫刻的な形態”の建築を考案。国の都市拡張を担ってきたタワーの類型の再解釈も意図 photo by Xia Zhi, courtesy of OMA
    OMA / クリス・ヴァン・ドゥインによる、中国の「JOMOO本社」。高層ビル群と森林に覆われた丘陵に挟まれた敷地。“二重性”のある環境の受容を意図し、基壇とタワーを融合させた“連続的で彫刻的な形態”の建築を考案。国の都市拡張を担ってきたタワーの類型の再解釈も意図 photo by Chen Hao, courtesy of OMA
    OMA / クリス・ヴァン・ドゥインによる、中国の「JOMOO本社」。高層ビル群と森林に覆われた丘陵に挟まれた敷地。“二重性”のある環境の受容を意図し、基壇とタワーを融合させた“連続的で彫刻的な形態”の建築を考案。国の都市拡張を担ってきたタワーの類型の再解釈も意図 photo by Chen Hao, courtesy of OMA
    OMA / クリス・ヴァン・ドゥインによる、中国の「JOMOO本社」。高層ビル群と森林に覆われた丘陵に挟まれた敷地。“二重性”のある環境の受容を意図し、基壇とタワーを融合させた“連続的で彫刻的な形態”の建築を考案。国の都市拡張を担ってきたタワーの類型の再解釈も意図 photo by Xia Zhi, courtesy of OMA

    OMA / クリス・ヴァン・ドゥインによる、中国の「JOMOO本社」です。
    高層ビル群と森林に覆われた丘陵に挟まれた敷地での計画です。建築家は、“二重性”のある環境の受容を意図し、基壇とタワーを融合させた“連続的で彫刻的な形態”の建築を考案しました。また、国の都市拡張を担ってきたタワーの類型の再解釈も意図されました。


    こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

    OMAが設計したアモイのJOMOO本社が完成

    2025年7月8日、アモイ — OMAは、中国最大の衛生設備メーカーであるJOMOOの初のオフィスキャンパスであるアモイのJOMOO本社を完成させました。市の中心業務地区の端に位置するこの新本社は、すでに使用が開始されており、JOMOOがグローバルブランドへと変革を遂げる上での重要な節目となっています。

    この建物は、対照的な二つの環境の交差点に位置しています。一方には都市の高層ビルが密集し、もう一方には森林に覆われた丘陵があります。このデザインは、基壇とタワーを融合させた連続的で彫刻的な形態によって、この二重性を受け入れ、従来のオフィスのタイポロジーを再解釈しています。

    OMAのパートナーであるクリス・ヴァン・ドゥイン(Chris van Duijn)「JOMOOの新本社の完成は、私たちの事務所が過去10年間に中国で設計してきた一連の高層プロジェクトの第一弾です。杭州、アモイ、深センといった急速に成長する都市に位置するこれらのプロジェクトは、周囲の都市環境との新たな関係性を探求し、中国の近年の都市拡張を形作ってきた主流のタワータイポロジーを再解釈しています」

    白いセラミックのストライプで構成されたファサードと、公共機能と企業機能を統合したプログラムを持つJOMOO本社は、職人技とハイテク生産の両方を反映しており、それらはいずれも同社の使命の一部であり、アモイの過去と現在の文化の特徴でもあります。

    • 残り12枚の写真と建築家によるテキスト
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    クリス・ヴァン・ドゥイン事務所高層ビルOMA中国
    2025.07.09 Wed 15:28
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    2025.7.08Tue
    • 佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の「中山の家」。林縁の雛壇状に造成された敷地。擁壁を“副産物”ではなく“生活に寄り添う‘壁面’”と捉え、建築との“親密な関係”の構築を志向。擁壁を跨ぐように建築を配置して其々に暮らしに寄与する様々な役割を与える
    2025.7.10Thu
    • 【ap job更新】 建築設計を軸に不動産や宿泊運営まで手掛け、“のびやかな建築”を志す「株式会社Fuu」が、建築設計と不動産兼運営のスタッフ(経験者)を募集中
    • ピーター・ズントーとSOMによる、アメリカの「デイヴィッド・ゲフィン・ギャラリーズ」が完成。ロサンゼルス郡立美術館の新本館として計画。キャンパス全体の活動の中心として、ギャラリー空間を持ち上げて地上レベルを様々な屋外活動の場とする建築を考案。2026年4月のグランドオープンを予定
    • “デザインホテルの変遷と最近のトレンド”をテーマとしたセミナーが、パナソニックの主催で開催。国内外のデザインホテルに関する書籍も執筆する、寶田陵が講師を務める。参加費無料
    • ネリ&フーによる、中国・上海の飲食店「ザ・インプリント / ブルーボトルコーヒー コロンビア・サークル・カフェ」。既存建物を転用した活気ある複合施設内での計画。“暮らし”の本質を再考させる存在を目指し、“家庭らしさ”を暗示する空間を志向。家の“原型的な屋根”を“不在の形態”として表現した天井を考案

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