山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出す外観、北西側より見る。 photo©新良太
山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出すファブラボ photo©新良太
山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出すファブラボ、ガラス越しに西側を見る。 photo©新良太
山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出すファブラボ photo©新良太
山代悟+ビルディングランドスケープが設計した、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」です。
大学ロビーにあるファブラボのプロジェクトです。建築家は、“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案しました。そして、即物的でありながら“異化された風景”を生み出しました。
SITテクノプラザⅣは、芝浦工業大学豊洲キャンパスの1階ロビーにガラスとLVLブロックでつくりだした、レーザーカッターや3Dプリンターなどの機器が並ぶファブラボである。
建物内外から学生たちの製作の様子を見ることができる見通しの良さと、乱雑になりやすい作業中の場を魅力的に見せる効果を両立させたいと考えた。
この延床面積150㎡程の空間は、木造軸組構法のほか、佐藤淳氏の構造デザインによる「ガラスつづら折り構造」の東西耐震構造コアが中央の軽快な軸組構造を支える間仕切りによって、既存校舎のロビーから切り取られている。
この構造体は、幅1000mm高さ450mmほどの倍強度ガラスの上下3点を、溝彫したLVLのブロックにエポキシ樹脂で接合し、一段ごとにつづら折りの位相をずらすことで、壁の自重や地震力を各要素の中でやりとりしながら床まで伝えている。
既存躯体とは床のみで接合されており、中央の軸組木造部分を両側から挟み込む事によって、軸組部分に働く地震力を負担する形となっている。
これまで板ガラスは、主に風圧力によって面外方向に力を受けるのが一般的であったため、力を小口方向へ加える事によって構造体を成り立たせるというのが今回のチャレンジとなった。
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山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出す外観、北東のロビー側より見る。 photo©新良太

山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出す外観、西側より見る。 photo©新良太

山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出す外観、北西側より見る。 photo©新良太

山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出すファブラボ photo©新良太

山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出すファブラボ、ガラス越しに西側を見る。 photo©新良太

山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出す壁の詳細 photo©新良太

山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出す外観、北東のロビー側より見る。(機器類の入った状態) photo©新良太

山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出すファブラボ photo©新良太

山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出すファブラボ。夕景 photo©新良太

山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出すファブラボ。夕景 photo©新良太

山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出す外観、北西側より見る。夕景 photo©新良太

山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出す中庭より開口部越しに見る。夕景 photo©新良太

山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出す平面図 image©ビルディングランドスケープ

山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出すダイアグラム image©ビルディングランドスケープ

山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出すディテール image©ビルディングランドスケープ

山代悟+ビルディングランドスケープによる、東京・江東区の「SITテクノプラザⅣ」。大学ロビーにあるファブラボ。“見通しの良さ”と“魅力的に見せる効果”を求め、“ガラスつづら折り構造”の耐震構造コアで軽快な軸組構造を支える空間を考案。即物的でありながら“異化された風景”を生み出す加力試験 試験体(建築家による解説:施工前にモックアップを製作し、加力試験を実施した) photo©ビルディングランドスケープ
以下、建築家によるテキストです。
製作を魅力的に見せる
SITテクノプラザⅣは、芝浦工業大学豊洲キャンパスの1階ロビーにガラスとLVLブロックでつくりだした、レーザーカッターや3Dプリンターなどの機器が並ぶファブラボである。
建物内外から学生たちの製作の様子を見ることができる見通しの良さと、乱雑になりやすい作業中の場を魅力的に見せる効果を両立させたいと考えた。
この延床面積150㎡程の空間は、木造軸組構法のほか、佐藤淳氏の構造デザインによる「ガラスつづら折り構造」の東西耐震構造コアが中央の軽快な軸組構造を支える間仕切りによって、既存校舎のロビーから切り取られている。
この構造体は、幅1000mm高さ450mmほどの倍強度ガラスの上下3点を、溝彫したLVLのブロックにエポキシ樹脂で接合し、一段ごとにつづら折りの位相をずらすことで、壁の自重や地震力を各要素の中でやりとりしながら床まで伝えている。
既存躯体とは床のみで接合されており、中央の軸組木造部分を両側から挟み込む事によって、軸組部分に働く地震力を負担する形となっている。
これまで板ガラスは、主に風圧力によって面外方向に力を受けるのが一般的であったため、力を小口方向へ加える事によって構造体を成り立たせるというのが今回のチャレンジとなった。
つづら折りの屈曲するガラスの複雑な反射と存在感のあるLVLブロックの群れがファブラボの製作風景と重なり、即物的でありながら異化された風景を生み出す効果をつくりだすことができたと思う。
■建築概要
題名:SITテクノプラザⅣ
所在地:東京都江東区豊洲
主用途:工作室
建築:山代悟+ビルディングランドスケープ
構造:佐藤淳構造設計事務所
照明:LPA
施工:戸田建設
構造:ガラスつづら折り構造 一部木造
階数:地上1階 (改修部分)
延床面積:150㎡
設計:2021年9月~2023年2月
工事:2023年3月~2023年9月
竣工:2023年9月
写真:新良太、ビルディングランドスケープ