architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2016.2.10Wed
2016.2.09Tue
2016.2.12Fri
noiz architectsが展示デザインを手掛けた、兵庫県県立美術館での展覧会「山を出て-王懷慶展」の会場写真
サムネイル:noiz architectsが展示デザインを手掛けた、兵庫県県立美術館での展覧会「山を出て-王懷慶展」の会場写真

SHARE noiz architectsが展示デザインを手掛けた、兵庫県県立美術館での展覧会「山を出て-王懷慶展」の会場写真

architecture|art|feature
noiz会場構成兵庫

_C6A2346_2000

_C6A2361_2000
all photos©courtesy of the artist & Tina Keng Gallery

noiz architectsが展示デザインを手掛けた、兵庫県県立美術館での展覧会「山を出て-王懷慶展」の会場写真です。
※展覧会の会期は終了しています。

「山を出て-王懷慶展」が兵庫県立美術館で開催され、ノイズは会場構成を担当しました。中国を代表する現代画家のひとりである王懷慶の初の大規模な回顧展で、台湾のTina Keng Galleryが主催しました。王懷慶の独特な作品には、伝統的な中国文化の遺伝子と現代性とを併せ持つ抽象的なジオメトリーと日常にあるありふれた素材の質感とが融合されていて、大胆な手の痕跡やテクスチャー、そして抑制された色使いを用い、2次元と3次元の間を力強くかつ繊細に横断する表現が特徴です。

※以下の写真はクリックで拡大します

_C6A2365_2000

_C6A2377_2000

_C6A2388_2000

_C6A2403_2000

_C6A2405_2000

_C6A2406_2000

_C6A2408_2000

_C6A2416_2000

_C6A2438_2000

_C6A2441_2000

_C6A2466_2000

_C6A2481_2000

以下、建築家によるテキストです。


「山を出て-王懷慶展」が兵庫県立美術館で開催され、ノイズは会場構成を担当しました。中国を代表する現代画家のひとりである王懷慶の初の大規模な回顧展で、台湾のTina Keng Galleryが主催しました。王懷慶の独特な作品には、伝統的な中国文化の遺伝子と現代性とを併せ持つ抽象的なジオメトリーと日常にあるありふれた素材の質感とが融合されていて、大胆な手の痕跡やテクスチャー、そして抑制された色使いを用い、2次元と3次元の間を力強くかつ繊細に横断する表現が特徴です。

スケールが大きく、平面と立体を融合した王懷慶の作品を展示するため、同美術館の展示ギャラリーならではの大空間をできるだけそのまま使うことを意識しました。作品の強い存在感を受け止められる強さをつくるため、展示要素は平坦な壁ではなく、十分に人が入れそうな大きさのボックスとしました。様々な大きさやプロポーションのボックスをギャラリー内部に配置し、それらのの配置の密度や角度、ランダムであるかシンメトリーであるかなどの構成の質を変えることで展示空間に変化あるリズムをつくり、個別の場所の個性と個々の作品の個性との相性だけをルールに作品を年代や形式に関係なく配置しています。

本展示の主眼となる代表作品”Out of the Mountains” (山を出て)は、ギャラリーの中心に唯一シンメトリーに配置したひときわ大きなボックスに展示しています。このボックスだけには例外的に内部空間を設け、王懷慶のスケッチを展示しています。メインギャラリーの広さとボックス内の親密さとに明快なコントラストを出すため、このスペースだけは暖かみのある色合いや材料で仕上げました。

イタリアの町でドゥオモとその広場が持つ中心性が核としてあり、底から外れるにしたがって幾何学的整合性の強さやスケールが断片化されていくような、さまざまな体験が隠された一つの街を歩き回るような体験を構成することを意図しています 。

王懷慶の作品群は、目前の時間や空間といった概念にとらわれず、でも個別の具体性をないがしろにせず、大小のスケールの間をズームインとアウトを際限なく繰り返しながら連続するランドスケープのようです。圧倒的な現代性を保ちつつ、それでも中国固有の文化的ルーツにも真摯な王懷慶の作品群を展示するにあたり、中国伝統絵画に出てくるようなランドスケープを辿る旅人たちのように、来場者たちが山の間を自由に歩き回り、思い思いの順路をたどりながら体験できる展示空間をデザインしました。

■建築概要
題名:山を出て-王懷慶展
所在地: 兵庫県県立美術館 (兵庫県神戸市)
展示期間:2015年12月4日 – 2016年1月11日
種別:展示デザイン
床面積:589 ㎡
設計:noiz architects. / 豊田啓介(パートナー)、蔡 佳萱(パートナー)
担当チーム:noiz architects / 酒井康介,蔡宜儒
写真クレジット: courtesy of the artist & Tina Keng Gallery

あわせて読みたい

サムネイル:noizが会場構成を手掛けた、台湾の美術館・MoNTUEでの展覧会「L’ouvre 9」の写真
noizが会場構成を手掛けた、台湾の美術館・MoNTUEでの展覧会「L’ouvre 9」の写真
  • SHARE
noiz会場構成兵庫
2016.02.10 Wed 14:59
0
permalink

#noizの関連記事

  • 2024.2.16Fri
    NOIZによる、東京・渋谷区の「kitasando terrace」。共同住宅と事務所からなる都心の複合ビル。厳しい法規制の下で、空間の気積の確保と同時に“ヴォリュームの分節”等で周辺のスケールとの調和も志向。内外を繋ぐ“多様な中間領域”で都市の風景や自然の感受も意図
  • 2023.12.13Wed
    NOIZによる、京都市の宿泊施設「ABiz Hotel」。歴史的風情と現代の賑わいを併せ持つ地域に計画。新旧の性質の共存を求め、伝統建築の要素を抽象化して再構成したファサードを持つ建築を考案。縦格子等に“川面の揺らめき”を思い描いたデジタルパターンも用いる
  • 2023.2.13Mon
    noizのハードウェアデザインによる、東京・日本橋の、可動式立体LEDディスプレイ「The HEART」。再活性化計画の中心施設の玄関ホールに設置。金融街“兜町”の“象徴”を意図し、“歴史”や“情報”を伝える動的な“巨大なオブジェクト”を考案。ビルの玄関機能を超えた“公共空間としての演出”も意図
  • 2022.10.14Fri
    noizによる、東京・千代田区の「OPEN HUB Park」。事務所内のオープンスペース。柔軟な発想を促す事業創造の場として、新グリッドの導入と特殊曲線での床パターン等で複雑さと動きのある空間を構築。建築と最新技術の可能性が融合した場を作る
  • 2022.4.22Fri
    建築家が遊具等のデザインを手掛けた「PLAY EARTH PARK」の会場写真。中村竜治・noiz・大野友資・Sawada Hashimura・山田紗子・佐藤研吾・platが参加して東京ミッドタウンで開催
  • 2022.4.18Mon
    大阪・関西万博の「いのちの輝きプロジェクト」に、建築分野からSANAA・隈研吾・小堀哲夫・noiz・小野寺匠吾・橋本尚樹・遠藤治郎が参加。各界のプロデューサーとコラボしパヴィリオンをデザイン
  • 2021.10.02Sat
    noizが、解体再開発が発表された前川國男設計の超高層ビルを対象に、保存改修のヴィジョンを自主提案。文化財価値とビジネス価値の両面を満たす、腰巻外壁保存のオルタナティブを示す構想
  • 2020.12.17Thu
    noizによる、新潟市の、教育機関内のIoT活用研究やロボティクス演習の為の空間「KAISHI LAB」
  • 2020.11.24Tue
    noizによる、東京・渋谷の宿泊施設sequence MIYASHITA PARKの最上階のラウンジ&バー「SOAK」
  • 2020.10.28Wed
    原研哉とnoizによる、台湾・台南市の、台南市美術館でのアートインスタレーション「Shadow In Motion」
  • view all
view all

#兵庫の関連記事

  • 2025.5.08Thu
    川口裕人 / 1110建築設計事務所による、兵庫の「あわじ島のドッグヴィラ」。海と山があり建替えも進む地域に建つ貸別荘。周囲の視線等を防ぐと共に遠景の自然への接続も求め、中庭形式を採用しつつも“型を弱める”設計を志向。多様な規模の部屋が接続する“ネックレス”の様な構成を考案
  • 2025.1.07Tue
    MuFF・文化工学研究所・クラウドアーキテクツによる、兵庫・神戸市の「KITASUZUHAUS」。市営住宅の建替えの一環で計画された“暮らし賑わい施設”。地域活性化とコミュニティの創出を求め、施設に集う様子が外側にも滲み出ていく状況を志向。“風通しの良い”木架構の空間に切妻屋根が載る建築を考案
  • 2024.10.24Thu
    髙濱健嗣建築設計事務所による、兵庫の住戸改修「T Flat」。二面を外気に面した区画。開放的な家との要望に、水廻り等の機能を“木の箱”に集約して大きなワンルーム空間を確保する構成を考案。用途に応じてカーテンで間仕切れる仕様とし“家族の距離感”の調整も可能にする
  • 2024.10.02Wed
    森下修 / 森下建築総研による、兵庫・神戸市の、宿泊施設「ThinkStay Mt.」。設計者が事業主で運営も手掛ける山中のワーケーション施設。“心地よく創造的な活動”の場を目指し、5棟の高床式の“アトリエコテージ”を設計して森の中に配置。既存の修復は設計者の主導のもと平田建設も関わる
  • 2024.5.01Wed
    arbolとアシタカ建築設計室による、兵庫・西宮市の「夙川の家」。四方を隣家に囲まれた旗竿地での計画。外に開くことが難しい条件に対し、周囲から内部を切り離して“独立した世界”を構築する設計を志向。閉じた箱ながら中庭とドーム状空間で自然と四季の導入も可能にする
  • 2024.2.22Thu
    畑友洋建築設計事務所による、兵庫・西宮市の「甲陽園の家」。複雑な斜面地の建材運搬も困難な敷地。人力での運搬と組立の可能性を模索し、“LVL材”を重ねて“1つのアーチフレーム”とする“組木架構”の建築を考案。構成に“多軸性”を導入して周辺環境とも呼応させる
  • 2024.1.18Thu
    吉野優輔 / YYAによる、兵庫・神戸市の「西神中央の家」。家族を持った施主の為に幼少期から過ごした住宅を改修。施主固有の本質からの創造を目指し、既存外壁から着想して類似する色の“十和田石”を用いた空間を考案。未来への価値の担保の為に“普遍的な空間性”も意図
  • 2023.11.03Fri
    藤原・室 建築設計事務所による、兵庫・神戸市の「岡本の家」。閑静な住宅街の三角形の敷地。“容積の確保”と“街並みとの調和”の両立を求め、二層分の外壁を分割して間に開口部を設けた“圧迫感を緩和”する建築を考案。視線と風が抜ける空間は“街との繋がり”も感じさせる
  • 2023.11.02Thu
    二俣公一 / ケース・リアルによる、兵庫の店舗「イソップ 神戸BAL店」。歴史ある和洋折衷建築が残る都市での計画。街の“バランス感覚”を取込んだ空間を求め、“日本古来の素材”と“西洋的な構成”を融合する設計を志向。近隣産で伝統的な“淡路瓦”を主要素材に選び様々な箇所に使用
  • 2023.9.01Fri
    阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・神戸市の住戸改修「house N apartment renovation」。街中の集合住宅の55㎡の区画での計画。面積以上の可能性や柔軟性を求め、玄関からテラスまで繋がる“通り土間”を備えた空間を考案。其々の機能空間と土間空間が連携して多様な使い方にも応える
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    編集者の都築響一に、紙媒体の事や、最近出版した書籍『圏外編集者』について聞いているインタビュー
    サムネイル:編集者の都築響一に、紙媒体の事や、最近出版した書籍『圏外編集者』について聞いているインタビュー

    SHARE 編集者の都築響一に、紙媒体の事や、最近出版した書籍『圏外編集者』について聞いているインタビュー

    culture
    インタビュー都築響一

    編集者の都築響一に、紙媒体の事や、最近出版した書籍『圏外編集者』について聞いているインタビューが、東洋掲載ONLINEに掲載されています

    編集者の都築響一に、紙媒体の事や、最近出版した書籍『圏外編集者』について聞いているインタビューが、東洋掲載ONLINEに掲載されています。

    圏外編集者
    都築 響一
    4255008949

    • SHARE
    インタビュー都築響一
    2016.02.10 Wed 16:23
    0
    permalink
    「村上隆のスーパーフラット・コレクション」展の会場写真と動画

    SHARE 「村上隆のスーパーフラット・コレクション」展の会場写真と動画

    art|exhibition
    村上隆アート展

    「村上隆のスーパーフラット・コレクション」展の会場写真と動画がinternet museumに掲載されています

    横浜美術館で行われている「村上隆のスーパーフラット・コレクション」展の会場写真と動画がinternet museumに掲載されています。
    以下は、展覧会公式の概要です。

    アーティストとしての精力的な創作の一方で、村上隆はキュレーター、ギャラリスト、プロデューサーなど多岐にわたる活動も展開しています。特に、近年、独自の眼と美意識で国内外の様々な美術品を積極的に蒐集し続けており、その知られざるコレクションは、現代美術を中心に日本をはじめとするアジアの骨董やヨーロッパのアンティーク、現代陶芸や民俗資料にまで及んでいます。村上隆にとって「スーパーフラット」とは、平面性や装飾性といった造形的な意味のみに限定されるのではなく、時代やジャンル、既存のヒエラルキーから解放された個々の作品の並列性、枠組みを超えた活動そのものを示しており、「芸術とは何か?」という大命題に様々な角度から挑み続ける作家の活動全体(人生)を包括的に表す広範かつ動的な概念と捉えられるでしょう。

    圧倒的な物量と多様さを誇るこれら作品群を通して、村上隆の美意識の源泉、さらには芸術と欲望、現代社会における価値成立のメカニズムについて考えるとともに、既存の美術の文脈に問いを投げ掛ける、またとない機会となるでしょう。

    • SHARE
    村上隆アート展
    2016.02.10 Wed 15:29
    0
    permalink
    オフィス・アルヒテクティによる、スロベニヤの伝統的な納屋を改修したアパートメント「alpine barn apartment」の動画

    SHARE オフィス・アルヒテクティによる、スロベニヤの伝統的な納屋を改修したアパートメント「alpine barn apartment」の動画

    architecture|video
    集合住宅リノベーションコンバージョンスロベニヤオフィス・アルヒテクティ

    オフィス・アルヒテクティが設計した、スロベニヤの伝統的な納屋を改修したアパートメント「alpine barn apartment」の動画です。写真はこちらで見る事ができます。

    • SHARE
    集合住宅リノベーションコンバージョンスロベニヤオフィス・アルヒテクティ
    2016.02.10 Wed 15:20
    0
    permalink
    [ap job 更新] 株式会社KAPが、構造デザインのスタッフを募集中
    サムネイル:[ap job 更新] 株式会社KAPが、構造デザインのスタッフを募集中

    ap job [ap job 更新] 株式会社KAPが、構造デザインのスタッフを募集中

    architecture|job

    job-468px-mijikai

    kusamagi
    草薙総合運動場体育館

     
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

    株式会社KAPの、構造デザインのスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    KAPでは構造デザインをやりたい人を募集しています。
    ・計算だけでなく意匠を活かして建築全体が良くなるようなデザインをしたい。
    ・合理的で感性にも訴える作品を模型でスタディしながら設計したい。
    ・新しい構造を実験で検証しながら実現したい。
    ・建築だけでなく橋梁やランドスケープなど土木の構造設計もしたい。
    ・クライアントや私たちの社会にとって正しい建物を提供したい。
    そんな方のご応募を待っています。

    • ap job
    2016.02.10 Wed 11:25
    0
    permalink
    五十嵐淳建築設計事務所による、北海道江別市の住宅「大麻の勾り家」
    サムネイル:五十嵐淳建築設計事務所による、北海道江別市の住宅「大麻の勾り家」

    SHARE 五十嵐淳建築設計事務所による、北海道江別市の住宅「大麻の勾り家」

    architecture|feature
    住宅北海道五十嵐淳Sergio Pirrone

    oma00Sergio
    all photo©Sergio Pirrone

    五十嵐淳建築設計事務所が設計した、北海道江別市の住宅「大麻の勾り家」です。

    敷地は江別市中心部と札幌市のちょうど中間点に位置する大麻という街にある。札幌駅まで電車で20分という立地により1964年前後からベッドタウンとして開発が進み、札幌市などからの転入者が急増した典型的なニュータウンであるが、現在は高齢化も進み、今回の建物が竣工した直後にも、南側の住宅が壊され、おそらく来年の春から工事が始まり住宅が建つことが予想される。「House D」や「hat H」の敷地もそうであったが、設計の拠り所とはならない、周辺のコンテクストである「ささやかな状態」と、そのずっと向こう側に存在する「大きな状態」とをバランス良く思考しながら設計を進めた。

    • 続きを読む
    • SHARE
    住宅北海道五十嵐淳Sergio Pirrone
    2016.02.10 Wed 11:24
    0
    permalink
    川島範久+佐藤桂火 / ARTENVARCH が空間デザインを担当した、吉祥寺駅北口駅前広場でのインスタレーション「Kichijoji Aqua Illumination 2015」
    サムネイル:川島範久+佐藤桂火 / ARTENVARCH が空間デザインを担当した、吉祥寺駅北口駅前広場でのインスタレーション「Kichijoji Aqua Illumination 2015」

    SHARE 川島範久+佐藤桂火 / ARTENVARCH が空間デザインを担当した、吉祥寺駅北口駅前広場でのインスタレーション「Kichijoji Aqua Illumination 2015」

    architecture|feature
    ARTENVARCHインスタレーション東京佐藤桂火川島範久吉祥寺雨宮透貴

    000A_kichijoji_photo-(0)-by-Yukitaka-Amemiya
    photo©Yukitaka Amemiya

    001A_kichijoji_photo-(1)-by-Yukitaka-Amemiya-
    photo©Yukitaka Amemiya

    川島範久+佐藤桂火 / ARTENVARCH が空間デザインを担当した、吉祥寺駅北口駅前広場でのインスタレーション「Kichijoji Aqua Illumination 2015」です。
    この作品は2015年11月~2016年1月の期間設置されました。

    “吉祥寺の「包容力」を空間化する”

    「空き地」である北口駅前バスロータリーの中洲そのものを空間として立ち上げ、吉祥寺の「包容力」の象徴として、一時的に人々の前に出現させることを考えた。

    北口駅前バスロータリーの中洲は900㎡弱ある。その東側は通過動線・広場として日常的に利用されており、西側はフェンスで仕切られた空地となっている(緊急車両用スペースとして位置付けられている)。吉祥寺駅から電車やバスを利用する人々、吉祥寺で働く人たち、吉祥寺を拠点に活動するアーティスト、サンロード商店街や駅前商業施設で買い物をする人々、ハモニカ横丁で飲むひと、デートする高校生、特に何の用もないがボーッとする人たち、といった多種多様な人々で朝から夜遅くまで溢れている場所である。

    • 続きを読む
    • SHARE
    ARTENVARCHインスタレーション東京佐藤桂火川島範久吉祥寺雨宮透貴
    2016.02.10 Wed 10:44
    0
    permalink
    old book『谷口吉生他 新建築 2014年5月号』

    SHARE old book『谷口吉生他 新建築 2014年5月号』

    architecture|old book

    古書『谷口吉生他 新建築 2014年5月号』がアーキテクチャーフォトブックスで販売されています

    古書『谷口吉生他 新建築 2014年5月号』がアーキテクチャーフォトブックスで販売されています。

    • SHARE
    2016.02.10 Wed 10:28
    0
    permalink
    五十嵐淳建築設計事務所による、北海道遠軽町の住宅「hat H」
    サムネイル:五十嵐淳建築設計事務所による、北海道遠軽町の住宅「hat H」

    SHARE 五十嵐淳建築設計事務所による、北海道遠軽町の住宅「hat H」

    architecture|feature
    住宅北海道五十嵐淳Sergio Pirrone

    hatH-Sergio1
    all photo©Sergio Pirrone

    五十嵐淳建築設計事務所が設計した、北海道遠軽町の住宅「hat H」です。

    この主体ヴォリュームは凍結深度分、埋められている。凍結深度にはじめて気付いたプロジェクトが「風の輪」であった。凍結深度という地域特有のコンテクストに気付いたことで、断面がより多様になり、空間がより豊かになることを実体験した。その後も「トラス下の矩形」、「tea house」、「原野の回廊」、「光の矩形」、「間の門」などのプロジェクトで凍結深度を使い、例えば、ほんの少し床のレベルを下げるだけで程よい居場所と距離感を作り出せたり、平屋くらいの高さで三層の断面を作れたり、どんどんと床が下がって行くことで物理的な距離以上の感覚を作れてりと、さまざまな気付きと発見を繰り返してきた。

    • 続きを読む
    • SHARE
    住宅北海道五十嵐淳Sergio Pirrone
    2016.02.10 Wed 10:20
    0
    permalink
    ペーター・メルクリの洋書ドローイング作品集『Peter Maerkli: Drawings』
    サムネイル:ペーター・メルクリの洋書ドローイング作品集『Peter Maerkli: Drawings』

    SHARE ペーター・メルクリの洋書ドローイング作品集『Peter Maerkli: Drawings』

    architecture|book
    ペーター・メルクリ

    ペーター・メルクリの洋書ドローイング作品集『Peter Maerkli: Drawings』がamazonで発売されています

    スイス建築界の巨匠ペーター・メルクリの洋書ドローイング作品集『Peter Maerkli: Drawings』がamazonで発売されています。大きなサイズでメルクリのドローイングを見ることができる作品集です。出版社のサイトでプレビュー画像を3枚見ることができます。
    年代ごとに分けられて収録されているので、その変遷も知ることができます。論考も多数収録されており、ギャラリー間の「アジアの日常から」展のキュレーションを務めたエルウィン・ビライの論考も収録されています。

    Since his first projects in the 1980s, drawings have always accompanied the architectural work of Peter Markli. They are patiently recorded images and thoughts that occasionally have an associative relationship with the designs. Often however they are independent, free notes based on inner images. This volume compiles a large number of such drawings. Eight texts by various authors from different cultural fields and an overview of all drawings produced since the beginning complement this remarkable collection. Since the 1980s, Peter Markli has been one of the most important architects in Switzerland, where he enjoys a very special status.

    Peter Maerkli: Drawings
    Fabio Don Claudia Mion
    3037611235

    • SHARE
    ペーター・メルクリ
    2016.02.10 Wed 10:00
    0
    permalink
    2016.2.09Tue
    • シンガポールを拠点とする建築家リン・ハオの講演会が京都で開催[2016/2/19]
    • 伊東豊雄による、木造の架構が特徴的な、仙台の「宮城学院 森のこども園」の模型写真
    • old book『冨永譲 ル・コルビュジエ 建築は詩』
    • [ap job 更新] 相坂研介設計アトリエが、スタッフを募集中
    • ジャン・ヌーベルが設計して建設が進められている、カタール国立博物館の写真
    • ほか
    2016.2.12Fri
    • [ap job 更新] 有限会社ボックスクリエイトが、建築意匠設計・設計アシスタント・アルバイトを募集中
    • ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、ドイツ・ハンブルクの劇場「エルプフィルハーモニー」の完成が近付いた状態の写真
    • フェルナンド・メニスによる、ポーランドの、砕いたレンガを埋め込んだ表面と、彫刻的な造形がインパクトのあるコンサートホールの写真
    • アアルトが設計した二つの博物館を、増築して接続するコンペの勝利案の画像
    • 畑友洋建築設計事務所による、神戸の、傾斜地に建つ住宅「元斜面の家」の写真
    • ほか

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white