SHARE 隈研吾による、三重県伊賀市の家具メーカーのワークショップスペース「Sogokagu Design Lab」の写真など
隈研吾のウェブサイトに、三重県伊賀市の家具メーカーのワークショップスペース「Sogokagu Design Lab」の写真などが掲載されています
隈研吾のウェブサイトに、三重県伊賀市の家具メーカーのワークショップスペース「Sogokagu Design Lab」の写真などが12枚掲載されています。
新しいライフスタイルと先端的な技術の統合をめざす家具メーカーのための、ワークショップスペース。ウレタン成型を得意とするメーカーのアイデンティティに敬意を表して、ウレタンを主役とする、やわらかな建築を作った。
鉄骨構造をまず発砲ウレタンでくるみ、その両側を2枚の膜で覆い、生物の皮膚のような、やわらかくて重層的な外壁を生成した。外側には、耐熱性を考慮してETFEを用い、内側には、メッシュ入りの透明な塩ビの膜を用いた。
鉄骨の主構造においても、生物的なロバストさを追求し、小部材をアミダ状に組み合わせた、メッシュ状の構造システムを実現した。
インテリアでは、厚さ25mmの合板の断片を組み合わせて、雲のような曖昧な空間を実現した。