SHARE 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・丸の内の店舗「DESCENTE BLANC 丸の内」
all photos©長谷川健太
長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、東京・丸の内の店舗「DESCENTE BLANC 丸の内」です。
DESCENTE BLANCの第4号店となる丸の内店は、新丸ビル内での店舗計画であり、インショップとしては大阪エキスポ店に続いて2店舗目となる。大阪と異なるのは、ビル全体がフォーマルなつくりになっているところが特徴である。
DESCENTE BLANCの一連の店舗デザインでは、”ストックにスタッフが商品を取りに行く行為自体をデザインし直す”というコンセプトに基づき、天上部分に昇降式ストックディスプレイを設けている。それをこの新丸ビルでも実施するために天井をスケルトンにすると、スケルトン部分と既存部分との対照が特に際立つ。その特徴を生かし、天井裏にあたかも商品が格納されたかのように、仮想天井ラインに照明や商品の裾の位置が揃うように計画した。
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■建築概要
題名:DESCENTE BLANC 丸の内
設計:長坂 常/スキーマ建築計画
担当:山本 亮介+上野 黄+佐藤 駿/スキーマ建築計画
所在地:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル 4F
主用途:物販店(アパレル)
施工:株式会社TANK
階数:4
床面積:61.7㎡
構造:鉄骨造
竣工:2016年9月
写真:長谷川健太