SHARE NHKのテレビ番組「プロフェッショナル仕事の流儀」が、ブルースタジオ・大島芳彦を特集 [2017/1/16]
NHKのテレビ番組「プロフェッショナル仕事の流儀」が、ブルースタジオ・大島芳彦を特集します
NHKのテレビ番組「プロフェッショナル仕事の流儀」が、ブルースタジオ・大島芳彦を特集します。放送日は、2017年1月16日です。リンク先で予告動画も見る事ができます。
全国で空き家や空きマンションが増加する中、建築の力で解決に取り組み、注目されている男がいる。建築家・大島芳彦(46)。古い建物に手を加え、全く新しい価値を生み出す「リノベーション」の第一人者で、これまで、全国に捨て置かれてきた物件を数々再生させてきた。廃虚のようだった団地を大胆に改修、地元の交流も誘発して空室待ちの超人気物件に。古ビルの土地需要に注目して、シェアオフィスなどを入れて人気施設に。斬新なアイデアは業界注目の的となり、今や東京だけでなく全国からの依頼がひっきりなし。常時20以上のプロジェクトを抱えている。
人気の秘密は、大島が、建物のみならず“人と地域の関係性”までデザインすること。団地のリノベーションでは駐車場を農園にして市民に開放、その奥にカフェを開き、住民以外の人々がいつのまにか団地に入り込む仕掛けを作り、町に溶け込む団地に。高年齢世帯と若年層を巧みに取り合わせるなど、世代間断裂も解消した。
リノベーションの先駆者として大島が大切にしているのが「人を巻き込み、ともに創りあげる」こと。持て余した古い物件を単におしゃれにするだけでは、早晩「古い物件」に逆戻りする。場の本当の価値を徹底的に掘り起こし、オーナーと住人に、その価値を理解してもらうこと。そのために、幾度となく話し合いを繰り返す。
建築の力で社会問題に向き合う大島のリノベーションの流儀に迫る。