SHARE 柿澤高子+下門英治 / カキノミファームアーキテクツによる、山口・長門市の住宅「3つの内倉と8つの屋根」
柿澤高子+下門英治 / カキノミファームアーキテクツが設計した、山口・長門市の住宅「3つの内倉と8つの屋根」です。
敷地のある東深川、仙崎地域は、砂嘴(さし)と呼ばれる平坦な地形で、北西には深川湾、北東には仙崎湾があります。 自然豊かなこの敷地に、3つの内倉と8つの屋根を設けました。3つの内倉(クローゼット、パントリー、 エントランスクローク)を中心に、関連する振る舞いを行う場所をまわりに配置して、回遊性のある動線計画とすることで、住む人の生活に流れやリズムを生みます。また、8つの屋根をずらしながら 段々に掛け、屋根と屋根の間に隙間をつくることで、様々な光や風を室内に取り込むことを可能にしました。3つの内倉と8つの屋根が日々の生活に彩りを与え、暮らしを愉しむことができる住まいを目指しました。
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■建築概要
設計・監理:柿澤高子 下門英治 / カキノミファームアーキテクツ
構造:森永信行 / mono
写真:山内紀人
所在地:山口県長門市
用途:住宅
構造:木造
敷地面積:290.03㎡
建築面積:161.41㎡
延床面積:165.04㎡
竣工:2018年6月