SHARE 二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・目黒区のショップ兼ギャラリー「LICHT(リヒト)」
二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・目黒区のショップ兼ギャラリー「LICHT(リヒト)」です。お店の公式サイトはこちらです。
クライアントは1950年代を中心とした、ヨーロッパ・北欧の家具を扱うファニチャーショップのオーナー。古い雑居ビルにある一画を、彼らのショップ兼ギャラリーとして使えるような、ホワイトキューブにしたいというのがリクエストだった。しかし区画は開口部の多いハコであったことから、光の制御が重要となった。そこで窓廻りの一部は壁量を増やしつつ部分的にフロストのFIX窓とし、さらに光量を調整する機能として透け感のあるカーテンを組み合わせた。また空間自体は既存の柱や梁型を基準にすべてのラインを整えることで、連続的な4つのゾーンが生まれている。床の仕上は既存のコンクリート研ぎ出しをそのまま活かし、柔らかさや無骨さがありながら適度な緊張感のある空間を意識した。
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■建築概要
LICHT(リヒト)(2018年/東京)
クライアント:HIKE
計画種別:内装設計
用途:ファニチャーショップ(ギャラリー)
計画期間:2018年4月~2018年8月
計画面積:131.2平米
計画地:東京都目黒区青葉台
設計:ケース・リアル 二俣公一 大仁田雄輝
施工:ZERO
撮影:水崎浩志