SHARE 1932年に竣工し現存する「銀座 和光本館」の歴史と現在について、建築的視点で紹介する記事
1932年に竣工し現存する「銀座 和光本館」の歴史と現在について、建築的視点で紹介する記事がSEIKOのサイトに掲載されています
1932年に竣工し現存する「銀座 和光本館」の歴史と現在について、建築的視点で紹介する記事がSEIKOのサイトに掲載されています。建設当時の写真と現在の写真も多数掲載されています。リンク先は前編で、後編の記事はこちら。【ap・pr】
昭和7年(1932)6月10日。
昭和から平成の時代を通じて、多くのひとびとの記憶に残る名建築が銀座4丁目に誕生した。
服部時計店ビル。現在の和光本館である。
建築界において評価が高くても、いつの間にか姿を消してしまう名建築は数多い。
名の知られた博物館や美術館、公共の建築物でさえも、老朽化が進むと建て替え、もしくは大幅な改修工事によって、元の名建築としての見どころがほとんど失われ、建築そのものが一新されてしまうケースが珍しくない。
建設当時について調べていくと、施主側も、建築家側も、施工側も、決して妥協することなく、世界で唯一の建築を創り上げることに尽力した姿が浮き彫りになってくる。
それは建築家の独断でも、施主の独断でもなく、関係者がアイディアを出し合いつつ、より良き建築を求めて尽力した物語だった。