SHARE 杉下均建築工房による、三重の住宅「菰野の家」
杉下均建築工房が設計した、三重の住宅「菰野の家」です。杉下は岐阜を拠点とし第29回吉岡賞を受賞した建築家です。
敷地は鈴鹿山地の麓の平野に位置します。
周囲は広大な畑地で、その一部を農地転用して宅地にしています。近景に田園風景、遠景には御在所岳など雄大な山々を望む恵まれた景観である一方、周囲には風雨をさえぎるものは何もない過酷さも合わせ持っています。
囲われた安心感をもつ生活の場と、自然の恵みを内包することの両立をめざした家です。
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■建築概要
所在地:三重県三重郡菰野町
主要構造:木造、平屋建て
敷地面積:499.98㎡
建築面積:208.15㎡
延床面積:182.56㎡
規模:木造平屋
竣工:2018年10月
設計:杉下 均、出口 佳子/杉下均建築工房
施工:辻 康宏/リバティ
外部仕上:外壁・杉板 t=15張 押縁 キシラデコール塗装
屋根・ガルバリウム鋼板 立ハゼ葺き
内部仕上:壁・プラスター中塗り
天井・小屋組み現し
床・杉板 t=30 ソープフィニッシュ