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長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウル旧市街の店舗「ブルーボトルコーヒー三清カフェ」
photo©Kyungsub Shin

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architecture|feature
スキーマ建築計画Kyungsub Shin図面あり店舗長坂常ソウル韓国
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウル旧市街の店舗「ブルーボトルコーヒー三清カフェ」 photo©Kyungsub Shin
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウル旧市街の店舗「ブルーボトルコーヒー三清カフェ」 photo©Kyungsub Shin

長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、韓国・ソウル旧市街の店舗「ブルーボトルコーヒー三清カフェ」です。

ソウルの旧市街、皇居の脇にある現代美術館前にこの場所は位置し、HANOKという韓国の伝統的住居が多く建ち並ぶ地域である。
その中の一棟の平屋のHANOKに並んで三階建の商業ビルが建つ。その4つのフロアを使ったカフェの計画である。そこで、それぞれの場所のコンテクストを利用し個性あるフロア展開を計画した。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウル旧市街の店舗「ブルーボトルコーヒー三清カフェ」 photo©Kyungsub Shin
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウル旧市街の店舗「ブルーボトルコーヒー三清カフェ」 photo©Kyungsub Shin
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウル旧市街の店舗「ブルーボトルコーヒー三清カフェ」 photo©Kyungsub Shin
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウル旧市街の店舗「ブルーボトルコーヒー三清カフェ」 photo©Kyungsub Shin
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウル旧市街の店舗「ブルーボトルコーヒー三清カフェ」 photo©Kyungsub Shin
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウル旧市街の店舗「ブルーボトルコーヒー三清カフェ」 photo©Kyungsub Shin
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウル旧市街の店舗「ブルーボトルコーヒー三清カフェ」 photo©Kyungsub Shin
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウル旧市街の店舗「ブルーボトルコーヒー三清カフェ」 photo©Kyungsub Shin
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウル旧市街の店舗「ブルーボトルコーヒー三清カフェ」 photo©Kyungsub Shin
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウル旧市街の店舗「ブルーボトルコーヒー三清カフェ」 photo©Kyungsub Shin
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウル旧市街の店舗「ブルーボトルコーヒー三清カフェ」 image©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウル旧市街の店舗「ブルーボトルコーヒー三清カフェ」 image©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウル旧市街の店舗「ブルーボトルコーヒー三清カフェ」 image©スキーマ建築計画

以下、建築家によるテキストです。


ソウルの旧市街、皇居の脇にある現代美術館前にこの場所は位置し、HANOKという韓国の伝統的住居が多く建ち並ぶ地域である。
その中の一棟の平屋のHANOKに並んで三階建の商業ビルが建つ。その4つのフロアを使ったカフェの計画である。そこで、それぞれの場所のコンテクストを利用し個性あるフロア展開を計画した。そこで、本館1階を外構から階段状につながる空間を太目地文化の韓国からしたら真逆の目地なしで外構の床から、階段、室内の床、そして壁に至るまでシームレスに作ることによって内外の繋がりを作り、少し距離と段差のある道路までの隔たりをできるだ
け感じさせないように計画した。そして、室内の各所でそのレンガの塊は隆起しディスプレイ台とななったり、オーダーを受けるレジカウンターになる。
2階に上がるとちょうどHANOKの屋根が見える高さに来ることからそのダイナミックな屋根を鑑賞できるようにHANOK群側に大きな開口を作り、その反対側にカフェカウンターを設置し、エスプレッソからドリップなどメインのドリンクバーとして利用されるように計画した。そのため、席としても短時間滞留型のシッティングスペースを想定し、様々な大きさの円柱コルクを設置した。
次に3階まで上がるとちょうど皇居とその後ろの山が一望できる位置に来る。その眺望を生かし、その風景に向かって座るバーカウンターを設置し、その余ったところにラウンジチェアを設置し、2種類のゆったりとした時間を想定した。
そして、本館横のHANOKは中庭を真ん中に配したコの字状の造りとなっていて、そのコの字のところにLiving,Dining,Kitchenをコンセプトに家具を置き家具を介して場を作り各々個別に接客する今までのBLUE BOTTLE COFFEEにはないスペシャルなサービスを提供をすることにした。そして、ここのHANOKへのアプローチも特別で、HANOKが群がる東側からのアプローチでもともと知っていなければたどり着けないところに入口があります。
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■建築概要

題名:ブルーボトルコーヒー三清カフェ
設計:長坂 常/スキーマ建築計画
担当:松下有為
家具担当:上野黄
所在地:76 Bukchon-ro 5-gil Samcheong-dong Jongno-gu, Seoul 03053
主用途:カフェ
施工:DESIGN E-YEON
協力:
BAR & KITCHEN(厨房計画)
WHITELIGHT.Ltd(音響計画)
PADOSIKMUL(植栽計画)
階数:地上3階地下1階、地上1階
敷地面積:512.40m²
建築面積:136.28m²
延床面積:360.44m²
メイン棟延床面積:329.49m²
メイン棟1F:105.33m²
メイン棟2F:102.38m²
メイン棟3F:65.83m²
メイン棟B1F:55.95m²
韓屋延床面積:30.95m²
韓屋1F:30.95m² 
構造:S+RC混構造、木造
引渡日:2019年6月24日
OPEN:2019年7月5日
写真:Kyungsub Shin

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    増田信吾と大坪克亘が、ギャラリー間での自身の建築展「それは本当に必要か。」を解説している動画です。展覧会期は2020年3月22日まで。詳細な会場写真はこちらで閲覧可能です。

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    トラフによる、埼玉の店舗「Now on Cheese♪ エキュート大宮店」の写真

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    architecture
    店舗禿真哉埼玉鈴野浩一
    トラフのウェブサイトに、埼玉の店舗「Now on Cheese♪ エキュート大宮店」の写真が掲載されています
    torafu.com

    トラフのウェブサイトに、埼玉の店舗「Now on Cheese♪ エキュート大宮店」の写真が7枚掲載されています。

    厳選したチーズを使用したスイーツを製造・販売する「Now on Cheese♪」。ブランド一号店の新宿店に続く、二店舗目となる大宮店の内装計画を手掛けた。JR大宮駅構内、エキュート大宮の人通りの多い賑やかな売り場に、印象的で存在感のあるグラフィックとブランドイメージを体現したキャッチーな店舗が求められた。

    メインとなるカウンターには、パッケージに描かれているテーブルクロスのイラストから着想を得て、ロシアンバーチ合板に赤と白のチェック柄を印刷。また、背景には新宿店のデザインを継承し、メインビジュアルに描かれた女の子の、溶けたチーズのような髪で垂れ壁をつくり、その奥に厨房が見え隠れする。

    ブランドイメージのグラフィックを店舗空間のスケールに引き伸ばして、立体感や質感も付与することで、ブランドの世界に入り込むような感覚を持たせている。

    torafu.com
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    店舗禿真哉埼玉鈴野浩一
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    • 建築家と住宅リフォーム会社が組んで、設計施工費を面積に沿って定額で提供するマンションリノベサービス「MADE BY ARCHITECT」
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