SHARE 隈研吾による、懸造の手法で建てられた静岡のレストラン「ミクニ伊豆高原」
隈研吾のウェブサイトに、懸造の手法で建てられた静岡のレストラン「ミクニ伊豆高原」の写真が10枚掲載されています。店舗の公式サイトはこちら。
伊豆半島の崖に相模湾を望む「懸造」のレストランをデザインした。
日本の地形は複雑であり、地形と建築とを調停するために様々な手法が発明された。
「懸造」は急斜面の上に建築を浮かせるように建てる手法で、京都の清水寺がその代表である。
鉄骨を用いて透明感のある「懸造」を作り、その上に最長で11.4メートルのヒノキの無垢の板を組んで屋根を浮かせた。
崖の緑の上にヒノキでできた雲のような建築を浮かせることができた。
シェフの三國清三さんによる伊豆の自然素材を生かした料理と、ヒノキの香りのする建築とは、絶妙のハーモニーを奏でる。