SHARE 書籍『リノベーションからみる西洋建築史 歴史の継承と創造性』
書籍『リノベーションからみる西洋建築史 歴史の継承と創造性』がamazonで発売されています。著者は、伊藤喜彦・頴原澄子・岡北一孝・加藤耕一・黒田泰介・中島智章・松本裕・横手義洋。
こちらは出版社による概要。
西洋建築史を様式変遷史ではなくリノベーションの重層としてとらえ、リノベーションの創造性という視点から西洋建築史を再考する。ローマ神殿の円柱の入手に奔走した司祭、小城館に王統の継続性を託した王……。時間が積み重なった建築に人が介入するとき、そこには意味と意志がある。現代のリノベーションのコンセプトワークにも参考となる1冊。
[主な目次]
第1章:都市組織の中に生き続ける古代建築
第2章:再利用による創造、改変がもたらした保全
第3章:古代末期から中世へ
第4章:歴史的建築の再利用と建築家の創造性
第5章:近世ヨーロッパ宮殿建築のスクラップ・アンド・ビルドと建築再生
第6章:線的な開発と面的な継承の都市再生
第7章:「過修復」から「保全」・「保護」へ
第8章:建築が紡ぐ人々の意志