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2020.5.11Mon
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高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」
photo©山本育憲|TRANSPARENCY

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Takasu Gaku Design and Associates高須学建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・造作家具)図面あり店舗福岡山本育憲
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY

高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.が設計した、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」です。店舗の場所はこちら(Google Map)。

素材そのものを活かし、天然の素材のみでゆっくり手間をかけ、丁寧に仕込まれたシェフの料理たちは、その提供の手法も盛り付けも、和食のフルコースを食すように美しく静かに、次々に提供され、まさにこの場所この空間でしか味わえない、他とは比べようのない「シェフ武士・泥川の料理」そのものである。

その料理達に合わせた全体のデザインも、天然の素材と職人の技が最大限に生きた、伊と和の融合を目指した新鮮な素材と手の込んだディテールで構成されている。 エントランスアプローチはイタリアの*spoltedwood「truffle beech」を羽目板風に仕上げ、大きくRを描いた*越前手透和紙の天井に映える間接照明の灯と、客席入り口の躙口と相まり「伊和融合」の雰囲気を醸し出している。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
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高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 image©Takasu Gaku Design and Associates inc.
高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.による、福岡の飲食店「nishinakasu 泥川武士」 image©Takasu Gaku Design and Associates inc.

以下、デザイナーによるテキストです。


福岡市の中心地から車で10分程度、少し離れた中央区平尾にて8年間、予約の取れないイタリアンとして現在も人気のあるメルモーゾダ・ドロカワの2号店である。

今回の「nishinakasu泥川武士」は名前の通り、新たに選んだ土地の名前と本名のみ。
イタリアンという名前はあえて冠していない。 シェフの泥川武士氏の料理は丁寧な下処理と手間をかけ仕込まれた、イタリアンの調理法をベースに和食のエッセンスと地の食材が多く取り入れられた、唯一無二の「ドロカワスタイル」の料理である。

素材そのものを活かし、天然の素材のみでゆっくり手間をかけ、丁寧に仕込まれたシェフの料理たちは、その提供の手法も盛り付けも、和食のフルコースを食すように美しく静かに、次々に提供され、まさにこの場所この空間でしか味わえない、他とは比べようのない「シェフ武士・泥川の料理」そのものである。

その料理達に合わせた全体のデザインも、天然の素材と職人の技が最大限に生きた、伊と和の融合を目指した新鮮な素材と手の込んだディテールで構成されている。 エントランスアプローチはイタリアの*spoltedwood「truffle beech」を羽目板風に仕上げ、大きくRを描いた*越前手透和紙の天井に映える間接照明の灯と、客席入り口の躙口と相まり「伊和融合」の雰囲気を醸し出している。

エントランスの狭い露地から躙口をくぐり抜け広がる客席は、一転してゆったりとしたカウンタ-7席だけの特別な空間である。ベースとなる天板と背面化粧の木材は、エントランスの荒々しい印象のtruffle beechから一転し、主役となる料理を引き立てるため優しく美しい印象のイタリアンウォールナットで構成。ただしその目はあえて揃えず大きくランダムに。一見樹種がかわからないほど複雑に特別に仕上げていただいている。 さらにそのカウンターと一体となったChef’s counter topは、完璧に仕込まれた食材を美しく仕上げるシェフの手元全てがお客様全員から見えるよう客席カウンターのさらに5cm上。一枚板のDEKTON tileの上で、シェフの静かで美しい料理の全てが盛付けまで見える設計となっている。

全体のLighting designは中村達基氏。伊と和の融合というコンセプトをベースに、カウンター上にはどの箇所にフルコース料理の器があっても美しく均等に光が照らすようフラットな光とし、その他アプローチやベース照明は行灯と間接照明により、素材の質感と陰影を最大限に美しく魅せるプランとなっている。

「nishinakasu泥川武士」のGraphic designはニシダトシカズ氏。こちらも料理と空間とコンセプトと同じく、イタリアの伝統書体「Bodoni」と、日本の明朝と楷書を掛け合わせたオリジナル書体との間を刀で切った軌跡のような大胆なスラッシュが洒脱なデザインとなっている。
店内の音楽も、ビルの構造上無窓空間のここだけのために音楽家の寺岡真央女氏に依頼し、風や雨などの自然の音をレコーディングし、ピアノやチェロなどの柔らかな音とミキシングしたdorokawa original musicを作成し、気の利いた隠し味となっている。

*spoltedwood:天然の木材に菌や何かしらの外的要因によって木材の内部組織が変化した木材。特徴として木目の中に自然に黒い文様が入った、人工的ではない美しい文様が現れる。今回大阪の安多化粧合板株式会社さんに依頼し、天然のビーチ材にトリュフの菌が付着したことで自然に黒い文様が現れたビーチ材を使用している。椎茸が作られる工程のようでいて、それが自然が作ってしまった木。まさに今回のイタリアンと和の融合のようで面白い。

*越前手透和紙:今回和紙はシェフの生まれ故郷である福井県越前町の手漉き和紙を使用。1500年の歴史を持つ越前和紙の中でも特に古い歴史を持つ株式会社滝製紙所さんに依頼。雲肌の美しい和紙が間接照明により更に明確に表情が現れ空間を引き立てている。

■建築概要

題名:nishinakasu 泥川武士
所在地:福岡県福岡市中央区西中洲
工事種別:内装のみ 改修
床面積:52.95㎡(うち厨房15.05㎡)
設計:高須学|Takasu Gaku Design and Associates inc.
施工:長崎船舶装備(株)
協力:照明_BRANCH LIGHTING DESIGN|中村達基
協力:Graphic Design_24d|西田俊和
協力:Sound Design / Composer_寺岡真央
協力:厨房_北沢産業(株)
竣工年月:2019年9月
竣工写真:山本育憲|TRANSPARENCY

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床床1

既存土間の上 コンクリートステイン塗布(アシュフォードジャパン)

内装・床床2

木下地 還元焼成煉瓦貼り:ブリザード3(ニッタイ)

内装・壁壁1

PB12.5の上 手漉き和紙貼り:越前和紙(滝製紙所)

内装・壁壁2

PB12.5の上 天然木突板練付合板貼り:トリュフビーチ(安多化粧合板)

内装・壁壁3

PB12.5の上 天然木突板練付合板貼り:イタリアンウォールナット(安多化粧合板)

内装・天井天井1

FGボード6mmの上 手漉き和紙貼り:越前和紙(滝製紙所)

内装・天井天井2

PB12.5の上 天然木突板練付合板貼り:イタリアンウォールナット(安多化粧合板)

内装・造作家具造作家具1

PB12.5の上 天然木突板練付合板貼り:イタリアンウォールナット(安多化粧合板)

内装・造作家具造作家具2

PB12.5の上 天然木突板練付合板貼り:イタリアンウォールナット(安多化粧合板)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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Takasu Gaku Design and Associates高須学建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・造作家具)図面あり店舗福岡山本育憲
2020.05.11 Mon 12:56
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    カズ・ヨネダインタビュー
    2020.05.11 Mon 17:00
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    子浦 中 / シオ建築設計事務所による、千葉の集合住宅の住戸改修「handcraft house」
    photo©淺川敏

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    architecture|feature
    シオ建築設計事務所子浦中建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)住戸千葉淺川敏
    子浦 中 / シオ建築設計事務所による、千葉の集合住宅の住戸改修「handcraft house」 photo©淺川敏

    子浦 中 / シオ建築設計事務所が設計した、千葉の集合住宅の住戸改修「handcraft house」です。

    都市部近郊に建つマンションの改修計画である。

    戦後、高度成長期以降、日本の住宅やマンションは住宅需要に追いつくように早い、安いというコンセプトのもとに壁紙やビニルの床材などに代表される大量の工業製品で化粧された建物になった。
    殆どマンションは全ての住戸が同じプランで同じ方角を向き、住まい手の個性と日本の伝統産業、職人の仕事を奪ってしまった。その流れの見直しと個性を求める傾向からか、近年はそれとは違うマンションも少し見られるようになった気がする。

    今回の物件は、これまでのマンションの計画とは違う方向を目指した。

    プランは、南東の一番日当たりの良いところに寝室を配し、その隣のLDK が天井まで届かない独立壁と枠が家族の空気と気配をつなぎながら視線を遮っている。

    建築家によるテキストより
    • 残り25枚の写真と建築家によるテキスト
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    シオ建築設計事務所子浦中建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)住戸千葉淺川敏
    2020.05.11 Mon 16:01
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    高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.が設計した、熊本の店舗「BAKE CHEESE TART & ZAKUZAKU KUMAMOTO」
    photo©山本育憲|TRANSPARENCY

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    architecture|design|feature
    Takasu Gaku Design and Associates高須学建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・造作家具)店舗熊本山本育憲
    高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.が設計した、熊本の店舗「BAKE CHEESE TART & ZAKUZAKU KUMAMOTO」 photo©山本育憲|TRANSPARENCY

    高須学 / Takasu Gaku Design and Associates inc.が設計した、熊本の店舗「BAKE CHEESE TART & ZAKUZAKU KUMAMOTO」です。

    極細の無垢金属棒のみで構成され、極限まで削ぎ落とされたミニマムな什器の上に浮遊するタルトとブランドの象徴である黄色いボックスが並ぶBAKE。対してブランドカラーのライトブルーから透明へのグラデーションガラスに丸い開口部を持った柔らかい印象のZAKUZAKU。

    同区画内にある2つのブランドを、白鉄・ガラス・モルタルという共通した素材利用で統一しながらも、一方はシャープに、もう片方はキュートにデザインのディテールを作り込むことにより、互いに異なる2つの独立店舗として引き立たせ合いながらも、ある意味兄妹ブランドのようにシンクロしたイメージを来客者に持っていただくことで相乗効果を意識したデザインとしています。

    建築家によるテキストより
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    Takasu Gaku Design and Associates高須学建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・造作家具)店舗熊本山本育憲
    2020.05.11 Mon 14:06
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    眞柴一樹+河合美里 / アトリエウルルによる、大阪狭山市の住宅「2つのニワと大きなワンルーム」
    photo©小川重雄

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    architecture|feature
    fabricscape玉木建築設計事務所コイズミ照明E-DESIGNアトリエウルル眞柴一樹河合美里建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・浴室)住宅図面あり大阪小川重雄
    眞柴一樹+河合美里 / アトリエウルルによる、大阪狭山市の住宅「2つのニワと大きなワンルーム」 photo©小川重雄
    眞柴一樹+河合美里 / アトリエウルルによる、大阪狭山市の住宅「2つのニワと大きなワンルーム」 photo©小川重雄

    眞柴一樹+河合美里 / アトリエウルル一級建築士事務所が設計した、大阪狭山市の住宅「2つのニワと大きなワンルーム」です。

    本敷地は大阪府南東部に位置する。

    日本最古のため池である狭山池に代表されるように敷地周辺には大小さまざまなため池がある。
    その中でもとりわけ小さなため池が本敷地東側に面している。

    古い町並みだが、近年、世代交代が進み土地が細分化され、新たなコミュニティが形成されてきている。そこで、地域に溶け込むようにまちに開いた2つのニワを設け、また道路側を全体的に低く抑えることで圧迫感のないファサードを実現した。

    また、敷地北側にニワを、南側に向かって片流れの勾配をとることなどにより、近隣住民に対しても日照等に配慮した。

    建築家によるテキストより

    夫婦は元々他人である。

    個人を確立した上で初めてコミュニティを築いていける。

    2つのニワは個人それぞれから発信することでコミュニティを形成し、まちと密接に関わり続ける。
    住まいの中だけでなく外にも居場所を作ることがこれから歳を重ねていくご夫婦にとって‘まち’と‘近隣住民’とコミュニケートできる場ではないかと思う。

    建築家によるテキストより
    • 残り14枚の写真と建築家によるテキスト
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    fabricscape玉木建築設計事務所コイズミ照明E-DESIGNアトリエウルル眞柴一樹河合美里建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・浴室)住宅図面あり大阪小川重雄
    2020.05.11 Mon 12:24
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    「緊急事態解除後のオフィスはどう変わる?」(ナショナルジオグラフィック)

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    architecture|culture
    事務所復興支援
    「緊急事態解除後のオフィスはどう変わる?」という記事が、ナショナルジオグラフィックに掲載されています
    natgeo.nikkeibp.co.jp

    「緊急事態解除後のオフィスはどう変わる?」という記事が、ナショナルジオグラフィックに掲載されています。

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    事務所復興支援
    2020.05.11 Mon 09:49
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    最も注目を集めたトピックス [期間:2020/5/4-5/10]

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    architecture|feature
    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス [期間:2020/5/4-5/10]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/5/4-5/10)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。

    ※現在、トップページのランキングが不調の為、大元のアクセス解析からデータを抽出しています


    1. SNSで発信した手描きのスケッチが大きな反響を呼び出版に至った、建築家・瀬野和広による書籍『瀬野式 住宅設計エスキス帖』のプレビュー
    2. 赤塚健+井上岳+棗田久美子 / BORDによる、東京・江東区の「東雲幼稚園」
    3. 辻琢磨による連載エッセイ “川の向こう側で建築を学ぶ日々” 第3回「設計事務所の公共性のつくりかた」
    4. 隈研吾が、新型コロナウイルスと建築・都市について関して語っている動画(20/4/23放送分)
    5. フランスと日本を拠点とする2M26が、京都の築100年の長屋を改修した、生活の機能を筒状のスペースに収納することで、空間の多目的な使用を可能にした住宅「2m26 Kyoto House」の写真と図面
    6. 隈研吾の建築が6つある高知・梼原町に「隈研吾の小さなミュージアム」が設立。公式サイトではインタビュー動画なども閲覧可能
    7. 武田清明建築設計事務所による、長野・茅野市の「6つの小さな離れの家」
    8. noizの豊田啓介が、デザイン評論家の藤崎圭一郎のツイートを契機に語った、二項対立の注意点と学生が経験と実践すべきこと
    9. プラダが、OMAのデザインによるロゴを配したシャツを、24時間限定でネット販売
    10. 中島弘陽による、富山・魚津市の、既存長屋を改修した事務所・店舗・住居「明るさの家」
    11. 建築家・山﨑健太郎が、北欧建築を独自の視点と経験で捉え、それを手書きスケッチと共に綴った連載「心のこもった居場所を探る旅」が開始。第一回目は「ストックホルム図書館の本棚」を紹介。
    12. 中村竜治のサイトがリニューアルされていて、未公開近作も掲載
    13. 塚田裕之建築設計事務所による、東京・大田区の社員寮「Dora’s House」
    14. 武田清明建築設計事務所による、東京・世田谷区の住宅「5つの小さな擁壁」
    15. ザハ・ハディド事務所が、ハッカーにデータを盗まれ脅されるも、身代金を支払わないと表明
    16. ツバメアーキテクツによる、東京の「NHK Media Design Studio」
    17. 奥田晃輔+堀井達也 / OHArchitectureによる、滋賀の「坂本の住宅」
    18. 山家明 / マウンテンハウスアーキテクツによる、東京・目黒の住宅「HOUSE in HIMONYA」
    19. 増田信吾と大坪克亘に、建築を学び始めた頃のエピソードを通して、現在の設計に対する「本当に必要か?」というスタンスを解明しようするインタビュー
    20. スミルハン・ラディックによる、チリ・ビルチェスの森の中に建つ、筒状の二本のトップライトの外観が印象的な住宅の写真

    • 過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ
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    最も注目を集めたトピックス
    2020.05.11 Mon 06:46
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    2020.5.10Sun
    • MVRDVが、ロックダウン中のオフィスの様子を伝える動画を自身のyoutubeアカウントで公開
    • イタリア・ミラノで、行政が、都市封鎖の解除に向けて、建築家・デザイナーに社会的な距離を保つ装置の考案を呼び掛け
    • ズントー事務所プロジェクトリーダーの杉山幸一郎が、ズントー事務所の新型コロナウイルスへの対応や、その変化による建築への影響を綴った連載エッセイの最新回「働き方が変わる時 / 建築が変わる時」
    • サポーズ・荒木信雄・後藤周平らが手掛けた先進的な企業のオフィス事例を特集した雑誌『confort 174号 特集:オフィスデザインが働き方を変える』
    • 隈研吾とブランディングデザイナー西澤明洋による、オンライントークイベント「アフターコロナの建築とデザイン」が開催
    • ほか
    2020.5.12Tue
    • 吉田昌弘 / KAMITOPENによる、大阪の店舗「nana’s green teaグランフロント大阪店」
    • 下川徹 / TORU SHIMOKAWA architectsによる、大分・日田市の「大原参道ビル」
    • 齋藤慶和+中尾彰宏 / STUDIO MOVEによる、香川・高松市の、自動車の非対面式価格査定施設「ドライブスルー査定 ガリバー高松中央通り店」

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