SHARE 渡辺ガク / g_FACTORY建築設計事務所による、長野・諏訪市の、専用住宅・診察室「Bonheur(諏訪のhouse & Clinic)」
渡辺ガク / g_FACTORY建築設計事務所が設計した、長野・諏訪市の、専用住宅・診察室「Bonheur(諏訪のhouse & Clinic)」です。
街に対して開いている治療院と、プライバシーを確保した住宅を両立させるためにコの字型の配置計画としています。
治療院は平屋として圧迫感を抑えながら全面レッドシダーの板張りとし、街に対して視覚的柔らかさを感じてもらえるように素材を配慮しています。
また窓枠にはスチールの化粧窓枠を取付け、経年変化と共に風化という時の経過を楽しめるのもこのファサードの特徴です。
1.8m張り出したキャンティレバーの2階部分がこの建築のアイコンとなりながらこの治療院のサインになるように計画しています。
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以下、建築家によるテキストです。
諏訪湖畔にほど近い、田園風景の広がる場所に建つ、治療院併設住宅の計画です。
建物名の「Bonheur/ボヌール」とはフランス語で「幸福・喜び」という意があります。
3世代が共に住まうこの家は、核家族にはない喜びがあります。世代で住まう事の大切さを子供達が学ぶ事ができます。
光と風が溢れる家で日々の小さな喜びを発見して欲しいと思ってこの名をつけました。また治療に来られる患者さん達に、家の様な温かさや安らぎを感じてもらえるように自然素材を積極的に使用しています。
そこでカラダだけではなく、ココロも治癒される喜びをこの建築から感じてもらいたいと思い設計しました。
街に対して開いている治療院と、プライバシーを確保した住宅を両立させるためにコの字型の配置計画としています。
治療院は平屋として圧迫感を抑えながら全面レッドシダーの板張りとし、街に対して視覚的柔らかさを感じてもらえるように素材を配慮しています。
また窓枠にはスチールの化粧窓枠を取付け、経年変化と共に風化という時の経過を楽しめるのもこのファサードの特徴です。
1.8m張り出したキャンティレバーの2階部分がこの建築のアイコンとなりながらこの治療院のサインになるように計画しています。
■建築概要
設計:g_FACTORY 建築設計事務所 / 渡辺 ガク
構造:木造在来2階建て
敷地面積:344㎡ (104坪)
建築面積:148.42㎡ (44.89坪)
延べ床面積:194.59㎡ (58.86坪)
家族構成:親 + 夫婦 + 子供
所在地:長野県諏訪市
用途:専用住宅+診察室
竣工:2019年05月
施工: ㈲橋詰建設
写真:上田 宏
種別 | 使用箇所 | 商品名(メーカー名) |
---|---|---|
外装・屋根 | 屋根 | ガルバリウム鋼板 葺き |
外装・壁 | 外壁 | 樹脂系左官材吹付け:フォルテ 外断熱システム工法(オーパス)、レッドシダーt18張り(チャネルオリジナル) |
内装・床 | 床 | |
内装・壁 | 壁 | |
内装・天井 | 住宅天井 | |
内装・天井 | 治療院天井 | 垂木+野地板表し仕上げ |
内装・照明 | 照明 | (ダイコー電機) |
内装・設備 | 設備 |
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