SHARE 隈研吾の建築展をオンライン上に再構築された架空のギャラリーで体験可能にする、クリエイションの未来展「Multiplication」が開催(ファイルダウンロードで閲覧可)
- 日程
- 2020年8月8日(土)–9月30日(水)
上の動画は展覧会の様子を収録したもの。アプリケーションをダウンロードすれば自由に行動可能です。
隈研吾の建築展を、今年9月末に閉廊する LIXILギャラリー(東京)を3Dモデル化しオンライン上に再構築された架空のギャラリーで体験可能にする、クリエイションの未来展 第23回 隈研吾監修「Multiplication」Powered by historia Enterprise、が開催されています。上記リンク先からアプリケーションをダウンロードすることで体験可能です。会期は2020年9月30日まで。
本展について
新型コロナウイルスの感染拡大により、公共空間での人やものとのかかわり方に変化が求められています。「クリエイションの未来展」第23回隈研吾監修企画では、このような状況において、場所や時間にとらわれず多くの人に届けられるオンライン展「Multiplication」を開催いたします。
本展では、今年9月末に閉廊する LIXILギャラリー(東京)を3Dモデル化し、オンライン上に再構築された架空のギャラリーにて隈研吾展を開催します。展示では、ゲームの企画・開発・販売などを行う株式会社ヒストリアのエンタープライズブランドである「ヒストリア・エンタープライズ」と協力し、ゲームエンジンによる新しい3Dの表現を用いて、抽象化された隈氏の建築作品などを体験いただきます。バーチャル空間での建築作品との出会いは、私たちに実際の建築では得られない体感と新しい視座を与えてくれるでしょう。
2014年より各監修者の現在進行形の考えを具現化し提示してきた「クリエイションの未来展」のフィナーレを飾るにふさわしい、隈研吾氏による現在と未来を見据えた建築の新しいデジタル表現にご期待ください。
監修者からのメッセージ
LIXILギャラリーの第23回クリエイションの未来展のプロジェクト。KKAAとしては6回目の作品となる。今秋で閉廊となるギャラリーを3DCGで再構築、過去6回のKKAAの作品のアーカイブ展示とKKAA建築の新しいデジタル表現を試みた。
リアルタイムでレンダリングされるギャラリー内を歩き回る体験から、抽象化され分解されたKKAAの建築が目の前で再構築されるインタラクティブな経験ができることを目指した。
場所と人、過去と現在、虚と実、さまざまな事象が掛け合わされた展示である。隈 研吾