トラフ建築設計事務所による、愛知の、名古屋駅隣接百貨店内のラムネ専門店「THE RAMUNE LOVERS」
photo©小川真輝

トラフ建築設計事務所による、愛知の、名古屋駅隣接百貨店内のラムネ専門店「THE RAMUNE LOVERS」

トラフ建築設計事務所による、愛知の、名古屋駅隣接百貨店内のラムネ専門店「THE RAMUNE LOVERS」 photo©小川真輝
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トラフ建築設計事務所が設計した、愛知の、名古屋駅隣接百貨店内のラムネ専門店「THE RAMUNE LOVERS(ザ・ラムネラバーズ)」です。店舗の公式サイトはこちら

名古屋駅前・ジェイアール名古屋タカシマヤ1Fにオープンした、クッピーラムネで知られる名古屋の老舗お菓子メーカーが手がける、大人が楽しめる新感覚ラムネの専門店『THE RAMUNE LOVERS(ザ・ラムネラバーズ)』の店舗内装計画。駅構内一階の主要コンコースに沿った、オープンなスペースの一角という立地条件から、だれの目にも留まる移動屋台のような形態のアイコニックな存在の店舗とした。

建築家によるテキストより

パッケージデザインから飛び出してきたような愛嬌のある顔を持つラバーズ号が、大きな目玉をきょろきょろ動かし、コンコースを行きかう人々の注目を集める。限られたスペースで効果的に全商品を見せるために店頭に並べた在庫品が、電飾、カーテン、古時計、地球儀を改造した看板といった装飾品と共に華やかさを演出している。

スタッフが二名立てるほどのコンパクトなオペレーションエリアは一段高くなっており、横方向の移動だけで来客対応できる構成になっている。

建築家によるテキストより

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トラフ建築設計事務所による、愛知の、名古屋駅隣接百貨店内のラムネ専門店「THE RAMUNE LOVERS」 photo©小川真輝
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トラフ建築設計事務所による、愛知の、名古屋駅隣接百貨店内のラムネ専門店「THE RAMUNE LOVERS」 photo©小川真輝

以下、建築家によるテキストです。


名古屋駅前・ジェイアール名古屋タカシマヤ1Fにオープンした、クッピーラムネで知られる名古屋の老舗お菓子メーカーが手がける、大人が楽しめる新感覚ラムネの専門店『THE RAMUNE LOVERS(ザ・ラムネラバーズ)』の店舗内装計画。駅構内一階の主要コンコースに沿った、オープンなスペースの一角という立地条件から、だれの目にも留まる移動屋台のような形態のアイコニックな存在の店舗とした。

ラムネラバーズ号と名付けられた同店舗は、「ラムネの美味しさ・楽しさを伝えるために世界中を旅するように巡る」というストーリーから、街にやってきたサーカス団の賑やかさをイメージした。

パッケージデザインから飛び出してきたような愛嬌のある顔を持つラバーズ号が、大きな目玉をきょろきょろ動かし、コンコースを行きかう人々の注目を集める。限られたスペースで効果的に全商品を見せるために店頭に並べた在庫品が、電飾、カーテン、古時計、地球儀を改造した看板といった装飾品と共に華やかさを演出している。

スタッフが二名立てるほどのコンパクトなオペレーションエリアは一段高くなっており、横方向の移動だけで来客対応できる構成になっている。

誰もが一度は目にしたことのあるラムネを製造する老舗メーカーの新たな試みを体現するように、レトロ感と未来感の融合した店舗を目指した。

■建築概要

主要用途:物販店舗
施工:イシマル
所在・会場:愛知 ジェイアール名古屋タカシマヤ1階
延床面積:13m2
設計期間:2020年7月-2021年2月
施工期間:2021年3月
写真:小川真輝
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クレジット:ブランディング・グラフィック:chi-chi
イラスレーター:さぶ
カーテン:オンデルデリンデ


Interior design for “THE RAMUNE LOVERS”, a new sense shop that specializes in Ramune Soda Candy on the 1st floor of JR Nagoya Takashimaya in front of Nagoya Station. The Ramune specialty store is for the new brand run by the long-established confectionery maker in Nagoya known for Kuppy Ramune. Due to its location, as the corner of open space along the main concourse on the first floor of the station, we planned to design the store that looks like a mobile stall that attracts everyone’s attention with an iconic presence.

The store which named the Ramune Lovers was designed with the image of the vibrant circus troupe coming to the city, following the concept story of “they travel around the world to convey the deliciousness and enjoyment of Ramune Soda Candy.”
The Lovers, with the charming face that seems to have jumped out from the package design, rolls up its big eyeballs around and attracts the attention of people who go and come to the concourse. All of the inventories are displayed in the storefront to show all products in a limited space effectively. This display plan contributes to the fun and gorgeous atmosphere with ornaments such as illuminations, curtains, old clocks, and a signboard custom-made with a terrestrial globe. The small, raised operation area, which can accommodate two shop staffs enables the staffs to deal visitors simply by moving laterally.

We aimed to create a store that combines senses of retro and the future to embody the new attempt of the long-established manufacturer that makes Ramune Soda Candy that everyone knows.

THE RAMUNE LOVERS
Principal use: SHOP
Production: ISHIMARU
Credit: Branding, Graphics: chi-chi / Illustrator: Sabu / Curtain: Onder de Linde
Total floor area: 21.3m2
Design period: 2020.07-2021.02
Construction period: 2021.03
Photo: Masaki Ogawa

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藤原徹平が設計した、東京・渋谷区のパヴィリオン「ストリート ガーデン シアター」のレポート。木組みと植物が絡み合い都市に必要な人の居場所を提供しています。“パビリオン・トウキョウ2021”の一環として制作された作品です。作品の設置場所はこちら(Google Map)。開催期間は2021年9月5日(日)まで。

こちらはアーキテクチャーフォトによるレポート

藤原徹平が設計したパヴィリオン「ストリート ガーデン シアター」の敷地は、東京・渋谷区の旧こどもの城前である。
前面道路と敷地内の建物に挟まれたコンパクトなスペースに設置されている。前面道路の歩道は歩行者の往来も多く、東京の都心部と言ってよい場所だ。歩いていればこのパヴィリオンは必ず目に入るだろう。

実際に、このパヴィリオンを訪問した時に、この場所でのあり方が非常に熟慮されているように感じた。
藤原は、パビリオン・クリエイターとして人が集まるような作品を作ると同時に、実際にこの場所に貢献できる建築であることや、今の東京の都心部に必要な施設としての提案も、このパヴィリオンに込めたのではないだろうか。

実際にパヴィリオンの内部に入ると、ひんやりとした涼しさを感じる。それは直前に雨が降っていたこともあるが、植栽が十分に配置されていることも効果を発揮しているのだろう。そしていたる所に休憩できるベンチが設けられている。ご存知のように都心部の公共空間に実際に座ることができるベンチは少ない。不足する休憩場所であるベンチをこのパヴィリオンで提供することも試みられている。それは期間限定のものではあるがこの地域で働く人や訪問する人の日常に貢献するはずだ。ベンチに座ってみると、木組みと「植木梁」が歩道からの視線をほどよく遮り、公共空間の中にいるが包まれているような安心感を感じる。この距離感もこの建築で意識されていることだろう。

そのような日常に貢献する側面と同時に、このパヴィリオンを目的として訪問した人達へのパヴィリオン内を散策する楽しさも考慮され設計がなされている。パヴィリオン内には高低差があり、階段を上っていくことで、最も高い場所へを上り進むことができる。またそこに至るまでの時間はそれほど長くないが、空間体験としての面白さがある。
階段を上っていくと、建物の2階程の高さにまで上がることができるだろうか。そこからは都市の風景が少し変わった視点から眺められると共に、同じ敷地内にある岡本太郎のアート作品も新鮮な角度から見ることが可能になっている。

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1935年に創業した北欧モダンを代表するフィンランドのインテリアブランド、アルテックは、日本の玩具メーカー、株式会社タカラトミーアーツとともに開発したガチャ(カプセル玩具)を発売します。フィンランドの国民的な建築家 アルヴァ・アアルトの名作家具をミニチュアで再現した「アルテック 北欧家具 ミニチュアコレクション〈アルヴァ・アアルト〉シリーズ」は、2021年7月7日(水)より表参道のアルテック旗艦店 Artek Tokyo Storeにて先行発売、7月26日(月)より全国発売を開始します。

リリーステキストより

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