SHARE 宮川清志 / SESNによる、東京・港区芝の美容クリニック「RENATUS CLINIC」
宮川清志 / SESNが設計した、東京・港区芝の美容クリニック「RENATUS CLINIC」です。
宮川は、本作の入居するビルの別階にて同じ条件の下クリニックのデザインしていて、そちらもアーキテクチャーフォトで特集記事として紹介しています。
港区田町にある美容クリニック、RENATUS CLINICのデザイン。
以前同じビルの別階にて設計、デザインしており、区画形状や外部環境との繋がりなど含め、全く同じ条件となり、一度答え合わせをした場所でもある為、前回にも似た手がかりがある様で無い状態からの設計となった。
クリニックのプログラム上、通路と所室からなる閉塞感が出てしまう構成と空間ボリュームの中において、美しさや、美しくなる様、それらのあり方を表現し、以前とは異なるアプローチ、デザインを用いる事で開放的な心地良さを感じる事のできる空間を目指した。
美しさを表現する為に壁は天井までとはせず、遺跡が残され立っている様な表現とし、上部には実際には無い梁型をあえて作り遺跡の上に乗っている用な違和感を与え、素材には異なる色味と質感の左官材を使用し、磨きから掻き落とした状態まで場所毎に異なる質感を与える事で映り込みや繊細な陰影からなる、美しくなる様を表現できる特徴的な仕上げとしています。
以下の写真はクリックで拡大します
以下、建築家によるテキストです。
港区田町にある美容クリニック、RENATUS CLINICのデザイン。
以前同じビルの別階にて設計、デザインしており、区画形状や外部環境との繋がりなど含め、全く同じ条件となり、一度答え合わせをした場所でもある為、前回にも似た手がかりがある様で無い状態からの設計となった。
クリニックのプログラム上、通路と所室からなる閉塞感が出てしまう構成と空間ボリュームの中において、美しさや、美しくなる様、それらのあり方を表現し、以前とは異なるアプローチ、デザインを用いる事で開放的な心地良さを感じる事のできる空間を目指した。
美しさを表現する為に壁は天井までとはせず、遺跡が残され立っている様な表現とし、上部には実際には無い梁型をあえて作り遺跡の上に乗っている用な違和感を与え、素材には異なる色味と質感の左官材を使用し、磨きから掻き落とした状態まで場所毎に異なる質感を与える事で映り込みや繊細な陰影からなる、美しくなる様を表現できる特徴的な仕上げとしています。
重力感をあえて創出した梁型の様に特徴的な擬似柱を通路のコーナー部分に設置し、全体の作りや柱など、随所のあり方に違和感を与えるなど、時代を超越した美しさを散りばめた空間とする事で医療を主とした美容クリニックの美しくなる事への想いを空間として表現しています。
■建築概要
RENATUS CLINIC
設計デザイン:SESN / 宮川清志
照明計画:hmmm / 松浦瑞起
所在地:東京都港区芝
用途:美容クリニック
竣工年月:2021年4月
撮影:志摩大輔
種別 | 使用箇所 | 商品名(メーカー名) |
---|---|---|
内装・床 | 床 | 特注サイズ タイル貼(平田タイル) |
内装・壁 | 壁 | |
内装・天井 | 天井 | |
内装・柱 | 造作柱 |
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