SHARE 最も注目を集めたトピックス [期間:2022/1/17-/1/23]
アーキテクチャーフォトで、先週(期間:【集計期間】)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
- 藤本壮介による、岐阜・飛騨市の共創拠点施設。2024年竣工を目指す建築で、商業・教育・住居等の機能を都市景観を参照した路地空間で繋ぎ、緑化された大屋根広場が多様な活動が会する舞台となる計画
- 大島碧+小松大祐 / 風景研究所による、静岡・富士宮市のオフィス「富士の裾庭」。職人達の休憩所兼事務所で身体と心を緩める場所として構想、敷地内の溶岩の断面を転写したパターンでスクリーンを作成し、採光しつつ周辺環境から切り離し空間と富士の空気をつなぎ直す
- 玉田誠+脇本夏子 / 玉田脇本建築設計事務所による、長野・佐久市の住宅「SAKU HOUSE」。将来の住まい方の変化も受容可能な住宅との要望に、ガラス張リビング・機能的諸室ヴォリューム・屋根下ロフトの3つの空間を設計、それぞれに特徴を与えることで多様な使い方に応える
- マット仕上げ・シンプルなデザイン・静音設計を特長とした“設計者の意図に沿う”パナソニックの配線器具「SO-STYLE」
- 木村日出夫+木村淳子 / STUDIO RAKKORA ARCHITECTSによる、大阪・堺市の、三住戸の改修「茶山台団地のリノベーション」。既存躯体と両面採光という環境の再解釈が重要だと捉え、躯体に対して挿入する要素の素材感やスケール感を操作、新要素を通し眺める団地環境がより肯定的に感じられる空間を構想
- 本橋良介+三木達郎 / MMAAAによる、東京・渋谷区の「エクシオグループ本社ビル エントランス改修」。既存のオーセンティックな空間を改修、床壁に触れず約800灯の照明と直径7mの人造大理石の円盤を設置、レフ板のように作用させフラットな光環境を生み出し今迄には無い“おおらかさ”の獲得を目指す
- 高田博章建築設計による、福島・いわき市の「小名浜のカフェ」。震災被害にあった建物に出店される店舗で、解体工事での廃棄物を建材の一部として再利用するデザインを考案、限られた予算での改修・環境に配慮した資源活用・記憶を継承する意匠の同時実現を試みる
- 古森弘一建築設計事務所による、福岡・飯塚市の納骨堂「無量光 明圓寺納骨堂清淨殿」。地域に根差すお寺の明るく立ち寄りやすい施設を構想し、天窓からの採光により明るさを確保し目的を具現化、同時に詳細な設計で空調設備と照明に頼らないエネルギーを使わない建築も実現
- 牛田英作+キャサリン・フィンドレイが1993年に完成させた町田の住宅「TRUSS WALL HOUSE」が約6千万円で販売中
- 隈研吾事務所が特定された、東京・小平市の「中央公民館、健康福祉事務センター及び福祉会館の更新等」設計プロポの技術提案書が公開
- 隈研吾による建築をミニチュアフィギュア化したカプセルトイが2022年1月下旬に発売。「浅草文化観光センター」など4作品がラインナップ
- プランツアソシエイツ+香取建築デザイン事務所+小笠原設計横浜事務所による、神奈川・大磯町の、海の駅「OISO CONNECT」。漁協建物をエリアの中核施設として再整備、既存と新設を一体的に利用可能な計画とし港を臨む景観を活かす構成により、施設と港湾の両利用者の積極的な交流の場となることを目指す
- 奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、京都市の、町家を改修した宿泊施設「松原町のホテル」。既存解体時に京町家の特徴とされる“火袋”を発見、この炊事の煙等を逃がす為の空間を現代生活の視点で解釈し活動の場として再生、過去を受け入れることによる歴史的継承も意図
- 中村拓志&NAP建築設計事務所による、神奈川・箱根町の「火の山のツリーハット/Tree Hut on Volcano」。自然を愛する施主が販売する家の第一号として計画、建物を約5mの高さに浮遊させ世俗から離れた空間を実現、内部では神殿を参照して自然との繋がりと地域の人々の山への想いを反映
- 今津康夫 / ninkipen!による、大阪市の菓子店「PHILO & CO.」。格式ではなく気軽な買い物をとの要望に、隣接公園との連続性を意識し花壇を設置しつつ明るく開放的な出入口をデザイン、奥に向かい床レベルを上げ劇場的な構成でライブ感を生み出す
- 北山恒が主宰する「architectureWORKSHOP」が組織改編し名称を「awn」に変更し、同時にネットワーク組織としての「AWN」を設立。それに合わせてウェブサイトもリニューアル
- 杉山幸一郎の建築展「スイスのかたち、日本のかたち」が開催。ピーター・ズントー事務所出身でスイスを拠点とする建築家で、ドローイングやオブジェが公開される
- 辻琢磨による連載エッセイ “川の向こう側で建築を学ぶ日々” 第9回「ボスが独りで下す決断の切れ味」
- TAB / 河合啓吾による、岐阜・各務原市の住宅「SLBH6」。設計者が継続的に取り組む低費用で大空間をつくる作品群として計画、住人も施工に関わる方式で総工費税別1600万で建設が可能になると共に、“建築の当事者”になることで“つくり上げる喜び”も生み出す
- 白井晟一が1959年に完成させた世田谷の住宅「アトリエNo.7(旧増田夫妻のアトリエ)」をレポート。白井の孫で建築家の白井原太の修復・改修によって、原形を保ったまま現代の居住性も獲得した建築は、新しい住まい手を待つ