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下川徹 / TORU SHIMOKAWA architectsによる、福岡市の住戸改修「六本松の家」。山を望み南と東に開けた状況下で“光”を主題とし設計、逆光の中に輪郭が浮かぶような印象的な光をつくる為に各種素材を選定、光の満ち引きを通じ季節や時間の移ろいを感じさせる
photo©藤井浩司

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architecture|feature
住宅リノベーション福岡下川徹藤井浩司建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・造作家具)TORU SHIMOKAWA architects
下川徹 / TORU SHIMOKAWA architectsによる、福岡市の住戸改修「六本松の家」。山を望み南と東に開けた状況下で“光”を主題とし設計、逆光の中に輪郭が浮かぶような印象的な光をつくる為に各種素材を選定、光の満ち引きを通じ季節や時間の移ろいを感じさせる photo©藤井浩司
下川徹 / TORU SHIMOKAWA architectsによる、福岡市の住戸改修「六本松の家」。山を望み南と東に開けた状況下で“光”を主題とし設計、逆光の中に輪郭が浮かぶような印象的な光をつくる為に各種素材を選定、光の満ち引きを通じ季節や時間の移ろいを感じさせる photo©藤井浩司
下川徹 / TORU SHIMOKAWA architectsによる、福岡市の住戸改修「六本松の家」。山を望み南と東に開けた状況下で“光”を主題とし設計、逆光の中に輪郭が浮かぶような印象的な光をつくる為に各種素材を選定、光の満ち引きを通じ季節や時間の移ろいを感じさせる photo©藤井浩司
下川徹 / TORU SHIMOKAWA architectsによる、福岡市の住戸改修「六本松の家」。山を望み南と東に開けた状況下で“光”を主題とし設計、逆光の中に輪郭が浮かぶような印象的な光をつくる為に各種素材を選定、光の満ち引きを通じ季節や時間の移ろいを感じさせる photo©藤井浩司

下川徹 / TORU SHIMOKAWA architectsによる、福岡市の、住戸改修「六本松の家」です。山を望み南と東に開けた状況下で“光”を主題とし設計、逆光の中に輪郭が浮かぶような印象的な光をつくる為に各種素材を選定、光の満ち引きを通じ季節や時間の移ろいを感じさせることが意図されました。

照葉樹林が自生する大休山(おおやすみやま)を望むマンション一室の改修計画。
南と東に開けた場所で、光を主題とした空間である。

建築家によるテキストより

黄昏時のひとときに街並みがはっきりと姿を現すように、或いは真っ白な光のなかにそのシルエットをおぼろげに見せる影絵のように、逆光の中で輪郭が浮かび上がるような印象的な光をつくりたいと考えた。

建築家によるテキストより

床に敷き詰められた陶板は全て本計画のためにひとつの登窯でつくられたものだが、偶発的な窯変で焼き締められたもの、灰が溶けて自然釉薬となったもの、藁の跡が残ったもの、それぞれに特徴をまとい、質感も色も一枚として同じものはなく表情を違えている。

板中央を柔らかくむくらせた陶板は、南からの光を受け、そのフォルムを浮かび上がらせる。
差し込む光に対して四半敷きとすることで、光を留めることなく室の奥へ奥へと柔らかく繋いでいる。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

下川徹 / TORU SHIMOKAWA architectsによる、福岡市の住戸改修「六本松の家」。山を望み南と東に開けた状況下で“光”を主題とし設計、逆光の中に輪郭が浮かぶような印象的な光をつくる為に各種素材を選定、光の満ち引きを通じ季節や時間の移ろいを感じさせる photo©藤井浩司
下川徹 / TORU SHIMOKAWA architectsによる、福岡市の住戸改修「六本松の家」。山を望み南と東に開けた状況下で“光”を主題とし設計、逆光の中に輪郭が浮かぶような印象的な光をつくる為に各種素材を選定、光の満ち引きを通じ季節や時間の移ろいを感じさせる photo©藤井浩司
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以下、建築家によるテキストです。


照葉樹林が自生する大休山(おおやすみやま)を望むマンション一室の改修計画。
南と東に開けた場所で、光を主題とした空間である。

黄昏時のひとときに街並みがはっきりと姿を現すように、或いは真っ白な光のなかにそのシルエットをおぼろげに見せる影絵のように、逆光の中で輪郭が浮かび上がるような印象的な光をつくりたいと考えた。

障子は、日差しのコントラストを弱め、均一的な発光面となる。
この柔らかい光は一日の太陽の動きで光の強弱を変化させながら、各々の素材を順々に浮かび上がらせる。

床に敷き詰められた陶板は全て本計画のためにひとつの登窯でつくられたものだが、偶発的な窯変で焼き締められたもの、灰が溶けて自然釉薬となったもの、藁の跡が残ったもの、それぞれに特徴をまとい、質感も色も一枚として同じものはなく表情を違えている。

板中央を柔らかくむくらせた陶板は、南からの光を受け、そのフォルムを浮かび上がらせる。
差し込む光に対して四半敷きとすることで、光を留めることなく室の奥へ奥へと柔らかく繋いでいる。

南の明るみと北に溜まる闇というひと続きの方向性に対し、周囲を縁取るように配した掛込天井は、各室を緩やかに繋ぎ、光の絞られていく室の奥に次の室からの光が差し、光の抑揚を齎している。

ホールの中央には東の寝室からも光を取り込んだ。
南側とは異なる、静かな光がホールの暗がりにぼんやりと浮かぶ。

素材が光を、光が素材を浮かび上がらせる。
光の満ち引きを通じて、季節や時間の移ろいを感じるだろう。

■建築概要

設計:下川徹 / TORU SHIMOKAWA architects
所在地:福岡県福岡市
計画種別:改修
用途:専用住宅
計画面積:87.12㎡
写真:藤井浩司

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床床

陶板四半敷き

内装・壁壁

土中塗仕上

内装・天井天井

掛込天井

内装・造作家具造作

ブラックチェリー・ニヤトー

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    カーシフ・チョウドリ / URBANAによる、バングラデシュの病院「フレンドシップ・ホスピタル」が2021年の王立英国建築家協会国際賞を受賞。サイクロン被害を受けた地域に医療を提供する施設で、持続可能で低コストで建てられ、海面上昇の影響を受けた環境条件にも対応
    photo©Asif Salman Courtesy of URBANA

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    architecture|competition|video|feature
    医療施設図面ありカーシフ・チョウドリURBANAバングラデシュ
    カーシフ・チョウドリ / URBANAによる、バングラデシュの病院「フレンドシップ・ホスピタル」が2021年の王立英国建築家協会国際賞を受賞。サイクロン被害を受けた地域に医療を提供する施設で、持続可能で低コストで建てられ、海面上昇の影響を受けた環境条件にも対応 photo©Asif Salman Courtesy of URBANA
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    カーシフ・チョウドリ / URBANAによる、バングラデシュの病院「フレンドシップ・ホスピタル」が2021年の王立英国建築家協会国際賞を受賞。サイクロン被害を受けた地域に医療を提供する施設で、持続可能で低コストで建てられ、海面上昇の影響を受けた環境条件にも対応 photo©Asif Salman Courtesy of URBANA

    カーシフ・チョウドリ / URBANAが設計した、バングラデシュの病院「フレンドシップ・ホスピタル」が2021年の王立英国建築家協会国際賞(RIBA International Prize 2021)を受賞しています。サイクロン被害を受けた地域に医療を提供する施設で、持続可能で低コストで建てられ、海面上昇の影響を受けた環境条件にも対応しました。

    こちらはリリーステキストの翻訳

    バングラデシュの病院が、世界で最も優れた新しい建築物に贈られる「2021年RIBA国際賞」を受賞

    バングラデシュ南西部のベンガル地方の水を湛えた風景の中に建つ、カーシフ・チョウドリ(Kashef Chowdhury / URBANA)が設計した遠隔地コミュニティ病院が、優れたデザインと社会的影響に与えられる建築界の世界最高賞「RIBA国際賞2021」を受賞しました。

    持続可能で低コストのこの病院は、バングラデシュ南部地域のサトキラの地域コミュニティに不可欠な医療サービスを提供し、2007年の大型サイクロンで大きな被害を受けた沿岸部の数千人の人々に医療ライフラインを提供しています。この建物は、海面上昇の影響を直接受け、壊れやすくダイナミックな環境であるベンガル地方の厳しい環境条件に革新的に対応するもので、設計の中心にある配慮と人間性が評価されました。

    この病院は、長年のNGO・フレンドシップの協力のもと、遠隔地の農村地域を強化し、力を与えるという組織の使命の一環として建設されました。かつては穀物畑に囲まれていた農地は、海水面の上昇によりエビ漁に転用されています。そのため、この病院では水が設計の中心となっています。敷地内には運河が縦横に走り、入院患者と外来患者を分離しています。施設内のあらゆる場所で降った雨水を排水し、新設のタンクに貯めています。塩分を含んだ地下水は実用的な用途にはほとんど使用できず、絶え間なく降る雨で排水する必要があるため、不可欠な資源でありツールです。この水路は、耐え難い暑さの夏の微気候冷却にも役立ち、エネルギー消費の高いエアコンの必要性を回避することができます。

    NGOの永続的な社会変革への取り組みを反映し、カーシフ・チョウドリのデザインは、訪問者や患者、医療従事者に高揚感と心地よい体験をもたらし、健康や癒しと一致する穏やかな環境を作り出しています。親密な中庭は、病棟に光と自然換気をもたらし、患者や訪問者が自然を眺めながら休息できる空間を提供しています。病院内の繊細なエリアは、遮蔽された廊下や二重のアーチによって熱帯の直射日光から保護されています。病院内は、耐久性とコストに優れた地元の煉瓦を使用し、煉瓦の開口部には日陰を作り、自然冷房を導入しています。

    RIBA国際賞の審査委員長であるオディール・デックは、次のように述べています。
    「フレンドシップ・ホスピタルは、社会的革新を通じてコミュニティに尊厳と希望を与えるというNGO・フレンドシップの慈善的使命を反映し、人間性と保護に満ちた建築を体現しています。カーシフ・チョウドリは、周囲の環境と巧みに融合し、地元の伝統的な工芸品を用いた人間味あふれるデザインの建物を実現しました。この病院は、医療への不平等なアクセスや、気候変動が脆弱なコミュニティに与える深刻な影響など、世界的に重要な課題に関連しています。この病院は、比較的低予算で、困難な状況下で、優れたデザインによって美しい建築を実現できることを証明しています。この病院は、人間に捧げられた建築物の祝典なのです。」

    RIBA会長のサイモン・オールフォードは、次のように述べています。
    「フレンドシップ・ホスピタルは、重要で大規模な建物を控えめな予算で建設し、地域社会や自然環境に配慮した、思慮深く創造的な設計の模範となるものです。カーシフ・チョウドリは、革新的で明快、洗練され、経済的で楽しい、社会的インパクトのある建築を創り出しました。地方に不可欠な医療サービスを提供し、増大する気候変動の緊急事態に対処しています。この作品が2021年の国際賞受賞者として祝われることを嬉しく思います。」

    カーシフ・チョウドリは述べています。
    「RIBAと審査員は、世界の周辺地域から、建築談義の中心へと導き、世界で最も重要な賞の対象となるプロジェクトを特定したのです。私は、このことが、資源や手段が限られているにもかかわらず、あるいは限られているからこそ、人類と自然の両方に配慮した建築に取り組み、今日我々が直面している惑星規模の緊急事態に集団で立ち向かおうとする、より多くの人々を鼓舞することになると確信しています。クライアントであるフレンドシップとその創設者であるルナ・カーン(Runa Khan)氏の絶え間ない支援と理解、そして、私たちの社会、文化、そして最も愛する自然へのコミットメントという厳しい四半世紀を共に過ごした多くの建築家、エンジニア、コンサルタントに、私は心から感謝しています。」

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    2022.01.28 Fri 09:20
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    玉井洋一による連載コラム “建築 みる・よむ・とく” 第4回「タイヤ花壇」

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    論考玉井洋一建築 みる・よむ・とく
    玉井洋一による連載コラム “建築 みる・よむ・とく” 第4回「タイヤ花壇」

    建築家でありアトリエ・ワンのパートナーを務める玉井洋一は、日常の中にひっそりと存在する建築物に注目しSNSに投稿してきた。それは、誰に頼まれたわけでもなく、半ばライフワーク的に続けられてきた。一見すると写真と短い文章が掲載される何気ない投稿であるが、そこには、観察し、解釈し、文章化し他者に伝える、という建築家に求められる技術が凝縮されている。本連載ではそのアーカイブの中から、アーキテクチャーフォトがセレクトした投稿を玉井がリライトしたものを掲載する。何気ない風景から気づきを引き出し意味づける玉井の姿勢は、建築に関わる誰にとっても学びとなるはずだ。
    (アーキテクチャーフォト編集部)


    タイヤ花壇

    玉井洋一による連載コラム “建築 みる・よむ・とく” 第4回「タイヤ花壇」 photo©玉井洋一
    text:玉井洋一

     
     
    娘のお迎えで保育園に行った時に見つけた花壇。

    まだ家に帰りたくない園児たちが無造作に置かれた花壇の間を走り抜けるのを眺めていて、不意にそれがタイヤを鉢に見立てた花壇であることに気づいた。花壇に対してどことなく違和感をもっていたのだが、横にあった同じくタイヤでつくられた遊具がその気づきを促してくれたのかもしれない。

    花壇の黒い表面は、元々タイヤであったことを隠すように色鮮やかなペンキで塗装されていたが、独特のひび割れ模様が古い絵画のような趣で何とも言えない味わいがあった。

    一旦目の前にある花壇がタイヤであると認識されるとこれまであった違和感は消える。
    そして、タイヤが持っている特性が花壇としてどのように引き出されて利用されたのか?といった異なるモノ同士の見えなかった関係性に対する興味へと繋がる。

    タイヤは中空の輪っかだから切れ目を入れてひっくり返せば鉢植えのような形になる。
    タイヤは角がなく柔らかいので、ぶつかっても痛くないし割れることはない。
    タイヤは真ん中が空洞だから雨が降ったり花に水やりをしても排水は問題ない。
    タイヤは人が運べる重さだからイベント時の移動も簡単そうだ。
    などなど。

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    論考玉井洋一建築 みる・よむ・とく
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    • MVRDVによる、台湾・彰化県の、政府系電力会社のオペレーション施設「サン・ロック」。台湾のグリーンエネルギーへの移行を見越して計画、建物全体を太陽光パネルで覆い形状や角度を最適化すべく解析で決定、その存在が企業のマニフェストを伝える役割も担う

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