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2022.3.31Thu
2022.3.30Wed
2022.4.01Fri
佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の住宅「双葉ヶ丘の家」。住宅性能の底上げを図るプロトタイプと適正価格を目指し計画、道路との高低差のある狭小地に施工工程から逆算した平断面を考案、林の中を分け入るような空間体験をつくる
photo©中山保寛

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architecture|feature
中山保寛共栄ハウジングSATO+ARCHITECTS建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)住宅図面あり宮城佐藤充仙台
佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の住宅「双葉ヶ丘の家」。住宅性能の底上げを図るプロトタイプと適正価格を目指し計画、道路との高低差のある狭小地に施工工程から逆算した平断面を考案、林の中を分け入るような空間体験をつくる photo©中山保寛
佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の住宅「双葉ヶ丘の家」。住宅性能の底上げを図るプロトタイプと適正価格を目指し計画、道路との高低差のある狭小地に施工工程から逆算した平断面を考案、林の中を分け入るような空間体験をつくる photo©中山保寛
佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の住宅「双葉ヶ丘の家」。住宅性能の底上げを図るプロトタイプと適正価格を目指し計画、道路との高低差のある狭小地に施工工程から逆算した平断面を考案、林の中を分け入るような空間体験をつくる photo©中山保寛

佐藤充 / SATO+ARCHITECTSが設計した、宮城・仙台市の住宅「双葉ヶ丘の家」です。住宅性能の底上げを図るプロトタイプと適正価格を目指し計画、道路との高低差のある狭小地に施工工程から逆算した平断面を考案、林の中を分け入るような空間体験がつくられました。

私にとってローコスト住宅とは、単なる「安普請」の住まいではなく、脱炭素社会に求められる躯体性能を有し、心地よく生活するための「適正」価格の住まいであり、異常に高いコストが必ずしも快適性を担保しているとは限らないということの批判としての住居である。

建築家によるテキストより

敷地は、仙台市中心部から車で15分ほどの場所にある。
土地所有者の高齢化により、あちこちで敷地の再分譲が進み、不動産的観点における健全な新陳代謝が進む地域にありながら、それから取り残されるように、今にも倒壊しそうな朽ち果てた古家が建っていた。

建築家によるテキストより

敷地の間口一杯に工事中の作業ヤードとなる車1台分の鉄骨造の駐車架台を設け、さらに壁面後退1mによる残地から間口2間、奥行き6間のフットプリントを機械的に導き出している。

12坪の限られたフットプリントに加え、厳しい高度斜線制限内で最大限の気積を確保し、内部仕上げに採用した木毛セメント板3*6版のサイズをもとに、基礎上端から2階床の梁下までを1,820mm、2階の床から天井までを3,640mmとし、材料ロスが少なく施工性の良い2層+ロフトの断面寸法を決定した。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の住宅「双葉ヶ丘の家」。住宅性能の底上げを図るプロトタイプと適正価格を目指し計画、道路との高低差のある狭小地に施工工程から逆算した平断面を考案、林の中を分け入るような空間体験をつくる photo©中山保寛
佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の住宅「双葉ヶ丘の家」。住宅性能の底上げを図るプロトタイプと適正価格を目指し計画、道路との高低差のある狭小地に施工工程から逆算した平断面を考案、林の中を分け入るような空間体験をつくる photo©中山保寛
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佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の住宅「双葉ヶ丘の家」。住宅性能の底上げを図るプロトタイプと適正価格を目指し計画、道路との高低差のある狭小地に施工工程から逆算した平断面を考案、林の中を分け入るような空間体験をつくる photo©中山保寛
佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の住宅「双葉ヶ丘の家」。住宅性能の底上げを図るプロトタイプと適正価格を目指し計画、道路との高低差のある狭小地に施工工程から逆算した平断面を考案、林の中を分け入るような空間体験をつくる photo©中山保寛
佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の住宅「双葉ヶ丘の家」。住宅性能の底上げを図るプロトタイプと適正価格を目指し計画、道路との高低差のある狭小地に施工工程から逆算した平断面を考案、林の中を分け入るような空間体験をつくる image©サトウプラスアーキテクツ
佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の住宅「双葉ヶ丘の家」。住宅性能の底上げを図るプロトタイプと適正価格を目指し計画、道路との高低差のある狭小地に施工工程から逆算した平断面を考案、林の中を分け入るような空間体験をつくる image©サトウプラスアーキテクツ

以下、建築家によるテキストです。


ローコスト・高機密高断熱・プロトタイプ

私にとってローコスト住宅とは、単なる「安普請」の住まいではなく、脱炭素社会に求められる躯体性能を有し、心地よく生活するための「適正」価格の住まいであり、異常に高いコストが必ずしも快適性を担保しているとは限らないということの批判としての住居である。

COP26が開催され世界は脱炭素社会の実現に向けて様々な取り組みがなされるなか、日本は、断熱基準の義務化が定められた「建築物省エネ法改正案」の国会提出が見送られようとしている。

合理的で確かな技術であるはずの断熱気密工法が受け入れられず、現在の「断熱する派」と「しない派」に二分される建築界や、建築家による異常に高額な高性能住宅が、一部の高所得層にのみ供給され、一般ユーザーに高性能住宅が浸透しない状況に問題を感じ、住まい性能のボトムアップを図る切っ掛けとなることを願い計画されたプロトタイプ住宅である。

敷地は、仙台市中心部から車で15分ほどの場所にある。
土地所有者の高齢化により、あちこちで敷地の再分譲が進み、不動産的観点における健全な新陳代謝が進む地域にありながら、それから取り残されるように、今にも倒壊しそうな朽ち果てた古家が建っていた。

間口6.5m奥行16mと細長い敷地形状に加え、道路から約2m下がっているという状況と販売価格が軽自動車1台程度という破格の安値は、土地所有者の安くても売却したいという思惑とは裏腹に、不動産市場から取り残されていたデッドストックとなっていた。

狭小でありながら南に向かってひな壇状に造成されているため、道路レベルからの眺望と北側上部への視線の抜けが心地よい。

敷地の間口一杯に工事中の作業ヤードとなる車1台分の鉄骨造の駐車架台を設け、さらに壁面後退1mによる残地から間口2間、奥行き6間のフットプリントを機械的に導き出している。

12坪の限られたフットプリントに加え、厳しい高度斜線制限内で最大限の気積を確保し、内部仕上げに採用した木毛セメント板3*6版のサイズをもとに、基礎上端から2階床の梁下までを1,820mm、2階の床から天井までを3,640mmとし、材料ロスが少なく施工性の良い2層+ロフトの断面寸法を決定した。

1階は、1間グリッドの構造フレーム内に、寝室、衣装部屋、ユーティリティを、耐力壁を適宜配置しながら計画し、2階は、2間グリッドの構造フレームに、高さ3,640mmのV字の筋交を配置し、リビング、ダイニング、キッチンを緩やかに分節している。

V字の筋交や柱、上下階を繋ぐ階段は、林の中を分け入るような奥行感をもたらし、木々が折り重なるように、隣地の開口部や隣り合う空間を適度に遮り、柱や筋交といった空間エレメントに振る舞いが纏わりつくようなワンルーム空間となっている。

■建築概要

名称:双葉ヶ丘の家
計画地:宮城県仙台市青葉区
用途:住宅
設計:SATO+ARCHITECTS 佐藤充
施工:共栄ハウジング
敷地面積:104.34m2
建築面積:39.84m2
延床面積:79.48m2
竣工年月:2020年11月
撮影:中山保寛

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板t0.35 縦ハゼ葺き

外装・壁外壁

ガルバリウム鋼板t0.35 大波(ヨドコウ)

外装・建具アルミ樹脂複合サッシ

サーモスX ダブルLow-Eトリプルガラス(LIXIL)

内装・床床

無垢フローリング ナラt15.0 OS塗装(チャネルオリジナル)

内装・壁壁

木毛セメント板 t15

内装・天井天井

木毛セメント板 t15

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    角大輔 / 角建築研究室が設計した、福岡・飯塚市の「楽市のアパートメント」です。木造二階建て賃貸で一般的施工費と豊かな空間性の両立を目指し計画、外部空間の在り方を見直し住戸を細分化して路地を作る様に配置、専有共用な緩やかな重なりが集まり住む豊かさをつくる事が意図されました。

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    10世帯の賃貸住戸をローコストの条件のもとで設計することを求められた。

    建築家によるテキストより

    不特定な入居者の入れ替わりを考慮し、造作でディテールを積み上げていくのではなく、既製品(標準ディテール)を多用しコストを抑えた。地方都市における一般的な木造アパートと同等の建設コストにしながらも、いかに豊かな空間性を与えることができるかをテーマとした。

    建築家によるテキストより

    細分化した住戸ボリュームを変形敷地に沿うように配置し、建物のあいだに生じる外部空間を路地、中庭、ポーチ(上部バルコニー)として扱う。路地は角度が与えられた住戸に挟まれることで、視線の方向性がぼかされながら幅の伸縮を繰り返す。歩みを進めることで現れるスペースに路地が接続され、変化していく奥行は歩く豊かさを与える。

    建築家によるテキストより
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    石上純也による、山口の、洞窟のようなレストラン「maison owl」のほぼ完成した状態の写真

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    architecture|culture|remarkable
    店舗兼住宅石上純也山口
    石上純也による、山口の、洞窟のようなレストラン「maison owl」のほぼ完成した状態の写真が、instagramの林信行のアカウントに掲載されています
    www.instagram.com

    石上純也が設計した、山口のレストラン「maison owl」のほぼ完成した状態の写真が10枚、instagramの林信行のアカウントに掲載されています。

    以下は、twitterに投稿された内容。

    Une soirée a la Maison Owl

    another masterpiece by Junya Ishigami for Motonori Hirata is almost complete.
    They are looking forward to complete the garden and to welcome the first customers.https://t.co/yGspJ0owjc pic.twitter.com/xuHm5aAjCR

    — Nobi Hayashi 林信行 (@nobi) March 27, 2022

    谷田さん @hiroelight 的に気になりそうな石上純也さんがこのレストランのために開発したLED照明。ロウソクと同じ色温度になるように調整したそうです。
    注)撮影時にiPhoneが色調整するので写真での色味は参考になりません。 pic.twitter.com/AodSXQZ9tJ

    — Nobi Hayashi 林信行 (@nobi) March 27, 2022

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    店舗兼住宅石上純也山口
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    • 鈴木崇真建築設計事務所による、愛知・名古屋市の「千種の住宅」。中低層住居が密集し微地形のある敷地に、風景の奥行が生む豊かさを求め“視線の飛距離”を意識して見通し良い空間を設計、地形の高低差に呼応した床レベル差が繋がりある空間に変化をつくる
    • ほか
    2022.4.01Fri
    • ナノメートルアーキテクチャーによる、大阪・堺市の、三住戸の改修「2020年度 茶山台団地のリノベーション」。若年層向けの働く場を持つ住まいで、使い方への想像を引き出す為に中央空間と周囲の小割空間からなる“ロの字プラン”を考案、寸法設定でも想像し易さを意識し生活変化の受容も目指す
    • 【ap job更新】 学研グループで、保育園・高齢者向け施設等を手掛ける「株式会社シスケア」が、建築意匠設計監理スタッフ(経験者)を募集中
    • AKINAI GARDEN STUDIOによる、神奈川・横浜市の住戸改修「洞窟のある家」。“現状回復なし”での賃貸住戸の改修計画、コロナ禍以降の住まいの在り方を再考して小さな感動を発見する感性を育む空間体験を目指し設計、機能で呼ぶ部屋でなく光の強弱ある複数の空間をつくる

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